AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

東京ブレイド

2019年01月31日 | 名所ガイド、巡礼記
今回はVOIVOD以外に、東京遠征目的はとくになかった。
行きたい所も思い浮かばなかったし。

まぁいつものようにライブ前はディスクユニオンを巡って盤漁りしてたワケだが、とくに掘り出し物もなく別に買わんでもええようなCDを数枚買ってしまった。




VOIVODライブ後は、東西問わずこの手のバンドのライブ会場で必ずといっていいほど遭遇するメタラーさんと、今回珍しく一緒にメシでも食おうかという展開になった。
の前に、その人に渋谷のOIOI(オイオイ?)のあるところまで案内してもらった。

電気~グル~ヴ~♪30周ね~ん♪
前髪たらした 知らない動物がどこかにいないかしら?



そして代々木で降りてPAZZさん経営の御天ラーメンへ。

いつもの自分でポークソテー定食。


PAZZさんとは最初キング・クリムゾンの来日公演の話で大いに盛り上がってたが、実は今回PAZZさんに会って確かめたいことがあって、それはPAZZさんがCoccoが好きかどうかということ。
というのは、PAZZさんのツイッターのプロフ写真がなぜかCoccoの『エメラルド』のジャケ画で以前からずっと気になって仕方なかったのだ。
で、訊いたらやっぱりPAZZさんはCoccoが相当好きらしくって、エメラルドツアーん時のライブも見にいったそうだ。
もっと語り合いたかったが(Coccoネタならめっちゃ持ってるので)、時間も時間だったので昨年リリースされたDOOMのミニアルバム『No/Re:MORSE』を購入して店を後にした。




その日の宿は歌舞伎町ゴジラロードにある寝カフェにした。確かにゴジラはいた。


寝不足でライブで疲れてて御天ラーメンでチューハイ飲んだせいか、部屋に入ったとたん痛烈な睡魔が襲ってきてゴロンと横になって「はっ!!」と目覚めたら朝の7時半・・・
寝カフェ放題アイテムを全然利用できなかった上に1時間半もの超過料金を支払うハメとなった。
まぁ寝カフェ出てからバスの時間までモーニングを食う余裕だけはあった。


普段とは1日ズレた移動だったからだろう、今回は行きも帰りも隣座席に誰もいないとても快適な高速バスの旅でかなりゴキゲンだった。
厳密に言うと、行きは隣に人がおったんやけど、こやつのイビキが尋常でないくらいうるさかって前の座席がガラ空きやったから即そっちに移動した。

帰りは昼の便でせっかくいい天気だったのに、富士のよく見えるSAには停車してくれなかった。

フジウルクォイグムンズハー。



海老名SAでちょっと高価なカレーパンを食す。確かにうまかった。



そういえば、Perfume米コーチェラフェス出演決定したんやってねぇ。



今日の1曲:『honey bunny』/ Vincent Gallo
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結局ヴォイヴォド。

2019年01月27日 | コンサート
VOIVODの3度目の来日公演が渋谷TSUTAYA O-WESTで敢行された。
前回も言った通り、今回初単独ライブ。全国のVOIVODフリークスは狂喜乱舞したことであろう。
そして、一も二もなく渋谷に駆け付けたに違いない。
もちろん私もそのひとりだ。


ただ、今回は仕事終わってから何の準備もしてなくて慌ただしく夜行バスに飛び乗って来たもんだから、場所も調べてなくて、渋谷についてからO-WESTまでものすごく道に迷った。なんせこちとらまだガラケーなもんで、へえ。
10年くらい前かなぁ、O-EASTには行ったことがある。IT BITES観に。
ただ、その時は友人と一緒に車で行ったもんだから、どうやって会場に辿りついたか全然覚えてない。
坂道を登った記憶だけがあった。

まぁだいぶ時間に余裕をもってきてたので、渋谷ディスクユニオンのスタッフの曖昧な説明を受け(ありがとうございました!)、テキトーに歩いて行ったらワリとすんなり辿りつくことができた。




やはり会場に集った人らはスラドミなんかとはまた違っていて、なんともディープそうな方たちばかりだ。
まぁVOIVODのライブに来てるってだけでかなりレアだしそう見てしまうだけかもしれんが。
各々着てはるVOIVODTシャツからしてよっぽど好きなんだろうなということが窺い知れる。どこで手に入れたんだ?
にしても小さなハコとはいえ、かなり集まったもんだ。




会場入りしてまずはVOIVODグッズだ。
今回はアーティスト側の調達品ということで、かなり期待が持てた。
ただ、物販ブースは想定以上に長蛇の列。進みも遅くかなりヤキモキした。

ようやく順番がまわってきて、VOIVODグッズがズラリと並べられた物販のテーブルの前に立った時、私は迷うことも忘れ「This One、This One・・・・」と、まるで日本の家電店に訪れたマイケルのような状態であった。

云千円もするスコアブックまで購入してしまっていた・・・いやこれ、珍品すぎるやろ!



会場はほぼ満員御礼。
延々とピンクフロイドの楽曲が流れる中、固唾をのんで待機してると、ほどなくしてメンバーが登場。
ブラッキーに替わり加入した新顔ベーシスト、ロッキーのモタヘのようなガリガリベースで始まる「Post Society」でライブがスタート。



そして2曲目、早くも出た!「Ravenous Medicine」。
ヴォイヴォドの一番の代表曲ってのはいまいちわからないが(「Voivod」?)、この時のオーディエンスの盛り上がりが尋常ではなかった。
みんなちゃんと「Electric Shock Through You!!」のところコールするもんな。

予想以上のオーディエンスの反応と、曲が終わるごとに沸き起こるヴォイヴォコールに、スネイクさんこの表情。



アウェイはやっぱりカッコいい!!白髪になってさらに燻し銀のカッコよさが出てる。



チューウィーの技術的な巧さは言うまでもがな。
やっぱ彼はVOIVODの救世主だ。
ピギーの異次元のエッセンスを見事に受け継ぎ、ヴォイヴォドのさらなる躍進に貢献した彼の功績はデカすぎる!

チューウィーのドラえもんストラップが気になってしかたがなかったのは、私だけではなかったはずだ。



どうやらチューウィーは前回の来日公演からの数年間ですごく日本通になったらしく、それというのも最近までずっと日本に滞在してたそうだ(なんでかは想像におまかせします)。
だからけっこう日本語上手かった。たぶんこの人は頭が良いのだろう。



今回はさすが単独ライブだけあって、まさかなレア曲がバンバン飛び出した。
前半から「Technocratic Manipulators」、続けて「Into My Hypercube」と、なかなか攻めてくるじゃないかと。
新作からはわりと控えめだった。たった3曲。
新作は変幻自在のいい曲いっぱいあったのでもっと演ってくれてもよかったのだが、滅多にない単独公演なのでVOIVOD側も私たちファンのことを考えてくれてたのだろう。

中盤で「Order Of The Blackguards」がきたときは歓喜した。まさかこの曲がきけるとは!!
スネイク猪木コール「ダーーっ!!ダーーっ!!ダーーっ!!ダーーっ!!」を一緒に叫べて幸せだった。




待ってましたの「Psychic Vacuum」、「The Unknown Knows」などの定番曲ももちろん演奏された。
ただ今回「Tribal Convictions」なかったなぁ・・・・

チューウィーが「ナクシタ洗濯機・・・・」と、ちょっとトンチンカンな日本語訳で紹介して演奏された「Lost Machine」がきけたのは貴重だった。
この曲で喜んだファンは多かったろう。
隣の外人も「オオオオオオ・・・」という感嘆の声を漏らしながら信じられないという表情で喜んでた。


そして、ラスト(アンコール2回目)はやはりピンクフロイドのカヴァー「天の支配」。
外人含めて「タツマキーー!!」という要望の声も多かったが、この曲を演って亡きピギーを追悼するってのが、もうVOIVODライブの締めの伝統行事となっているのだ。
スネイクがMCで哀悼の意をこめピギーの名を口にすると、毎回目頭が熱くなってしまう。みなもそうだと思う。
アウェイのこの曲でのタムさばきはホント神がかっている。




アウェイ書体セトリ。


エリック・フォレストやジェイソン・ニューステッド期を除き、かなり万遍なく。
ファンのこともの凄く考えてくれてるのがわかる。
てゆーか元々ファンのチューウィーが組んだセトリかも。彼もおそらく我々と同じ目線持ってると思うし。

まぁ個人的にはVOIVODライブを存分に楽しむには、O-Westは狭すぎた。
ギュウギュウで好きな場面でモッシュで走りまわれないのがかなりもどかしかった。
そういう点では前回のスラドミがほんと最高に快適すぎた。


今回もレア曲バンバンやってくれたけど、VOIVODは全く違うセトリで2日間は見たいと思った。


大丈夫、また来てくれるだろう。

今度はもっとデカいハコで!!


今日の1曲:『Technocratic Manipulators』/ VOIVOD
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絶対ヴォイヴォド。

2019年01月14日 | やっぱりメタル!!
今週いよいよVOIVOD初の単独来日公演。

みなさん、心の準備はできてますか?
気持ちをサイバーパンクモードに切り替えられてますか?

こちとら正月休み明けてから、職場でいろいろあって、ヴォイヴォド休暇取るのに若干のてんやわんやがございましてねぇ。
ライブ日に勝手に講習の予定を入れられてたりと「何さらしてくれとんじゃ!」という感じでした。
まぁなんとか金曜の休暇は確保できたんですが、今週土曜出勤だったことに気づかず、誤魔化しを塗り重ねてかなり気まずい雰囲気となりました。
でもヴォイヴォドのライブを観ることを考えると、そんなこたぁ気にしてられんワケでございます。
VOIVODが最優先!VOIVOD第一!VOIVOD OR DIE!当たり前のことです。


さて、VOIVOD初単独来日に向けて、何か語ろうかと思ったんですが、まぁ当ブログでヴォイヴォドのことは散々書いてきておりますので、今更語ることは何もないんですよね。

ヴォイヴォド最高!それだけです。

なのでトップ写真にもすでにだいぶ滲み出ておりますが、私の自慢のVOIVOD思い出アイテムを見せびかしながら、是非押さえておきたいマスト作品群でも紹介していこうかと。


まずは、私が中坊の頃初めて入手したVOIVODのアルバム『KILLING TECHNOLOGY』



当時MTVでこの奇抜でパンキッシュなPVとの運命的な出会いをしてからはもうVOIVODにゾッコン。
さっそく自転車こいで近場のワルツ堂に行って、上のVOIVODの3rdアルバムを取り寄せたのでした。



3rd『Killing Technology』と、個人的最高傑作の4th『Dimention Hatross』は、2年前にリマスター音源が各々ライブCD+ライブDVD付きの3枚組で再発している。
この2枚から演奏される曲は多いと思うので、要チェケラッチョ。



これは中学生の時にダビングしたアナログ音源のテープ。
ラベルにアウェイの考案したオリジナル書体を一生懸命コピーして曲名を書いた。
学校に行っては毎日のようにクラスのスラッシュ友達とヴォイヴォドのPVなどについて語り合っていた。
この頃はとにかく毎日が充実していた。



あと、廃盤になって久しかったあの90年代VOIVODプログレ三部作も、昨年ユニバーサルの「入手困難復活HR/HM1000」という企画で1000円という廉価盤で再発している。
最新作『THE WAKE』のプログレッシヴ感が気に入った方は、是非入手することをオススメしておきます。
テクニカル云々とかではなく、革新的(=プログレッシヴ)っていうのはこういうことなんだぞ!っていうのをこの3作が教えてくれています。



さぁ、いよいよ人肉喰戦士集団の日本襲来だ。

ガスマスクを装着して待て!




今日の1曲:『Warriors of Ice』/ VOIVOD
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テラゾーン

2019年01月06日 | 名所ガイド、巡礼記
先日さすがに家族にだまってひとりでこっそり初詣に出かけたことに気が咎め、いい天気だったので母だけ連れ出し(オヤジは外出する気力がないみたいだったので置いてきた)、三重からの帰り道、加茂あたりで見かけて目をつけてた神社へとお参りに。


茶畑に囲まれた、なかなかいい雰囲気の所。



しかし、行ってみるとそこは神社ではなく、ちょっとした仏閣だった。
銭司聖天という寺院らしかった。




初詣は神社にいくのが常識だと思っていたが、別に寺にお参りするのも全然アリなんだということを今回初めて知った。
まぁウチも一応仏教だし。




寺の名前が示す通り、お金に縁のあるお寺として金運向上の御利益で有名なんだとか。
じゃあ、「楽して金が儲かりますように。楽して金が儲かりますように・・・」って、こんな煩悩すぎる願いをたてていいのか?
バチが当たるんじゃないか?




エ、エンマ様だぁ~・・・・
こないだは家族にだまって初詣に行ってゴメンナサイ!
でも、誰にもウソはついてません!ゴメンナサイ!



まぁでも神社と違って、偶像崇拝が盛んな寺院は仏像のちょっとしたテーマパークみたいで色々おもしろい。



なんか鏡のトリック的現代アートみたいな石造モニュメントなんかもあった。



かきのき。



グレート・ギグ・イン・ザ・スカイ。



今日の1曲:『Money』/ Pink Floyd
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猿田彦パラノイア

2019年01月04日 | 名所ガイド、巡礼記
あけましておめでとうございます。

年末は家族を連れてどっか行こうかとあれこれ模索してたんですが、目ぼしい宿泊先はどこも満室で、どーしたもんかと考えあぐねている内に年が明けてしまいましてゴメンナサイという新年を迎えました。

で、さらに薄情なことに、実は個人的に行きたい神社がありまして、ここにほとんど歩けなくなった老父母を連れていくのは酷なんじゃないかと思いまして、3日の日に朝から家族の者にだまってコッソリ家を抜け出し、三重県は鈴鹿くんだりまで車で赴いた次第にございます。

ヒドイでしょ?まぁそーいうヤツなんですよ。


椿大神社というけっこうデカい神社で、最初読み方がわからんかった。
つばきおおじんじゃ??

パンフをみると、「つばきおおかみやしろ」と読むらしく、なんか言いにくい神社やなと。地元民もそう呼んでるのだろうか?


いつものようにナビがないゆえ道順を前日に頭の中にインプットして、有料道路はいっさい乗らずに目的地に向かったんだが、鈴鹿までは意外とスンナリ行けて2時間もかからなかった。

椿大神社の入り口の鳥居。



ただ、鳥居をくぐってちょっと走った地点で詣で客ラッシュに直面。
そこでようやくこの神社がなかなかの人気初詣スポットであったことに気づく。
確かにまだ三が日やしな。

途中、臨時駐車場が何地点かあって、もう辛抱たまらず「ここから徒歩15分」てところの臨時駐車場で折り合いをつけた。
いや、この渋滞は1時間くらいの待ち時間じゃすまないだろう。


20分くらい歩いてやっと椿大神社境内に到着。クソっ汗ダクダクやがな。



椿大神社の主神は猿田彦大神で、配祀には天之鈿女命(アメノウズメノミコト)を祀っている。



拝む親子。どうかこの家族が一年平穏無事で暮らせますように・・・・



て、メチャメチャ並んどるやないかい!!こいつらアホか!!
しかも周りリア充ばっかりやんけ!そうか、しまった。
こういう所は独り身のオッサンがノコノコひとりで来るような場所ではなかったんだ。
みぞれ混じりの雨もポツリポツリ降ってきとるし・・・・・
クソ、はよ進まんかい!欲張っていつまでも拝んでんなや!
さっきの汗が冷めてきて寒くて風邪ひきそうじゃ!



フフフ・・・・
だが、私にはこの神社に来る確固たる目的があったのだ!
その目的のためなら、こんな寒さもリア充だらけの混雑のただ中にもまれても平常心を保ちつづけることができた。


そう!信仰心なしなしの私がこんな三重県鈴鹿くんだりにあるリア充神社に赴いたのは、以下の神社限定御朱印帳を入手するためだったからにほかならない!(「やれやれ」とはなんや!)

ご存知手塚治虫作の『火の鳥』に登場する猿田彦の御朱印帳。



そしてウズメヴァージョン。



定説によると、天鈿女命(アメノウズメノミコト)は、天照大神が天岩戸に引きこもったとき、岩戸の前で不埒な踊りを披露したんだとか。
周りの神々がそれを見て大笑いし、その様子が気になった天照大神にちょっとだけ岩戸を開かせた。
その後、天手力男神がその岩戸をこじ開け、天照大神が出てきたという。これがいわゆる岩戸開き。

また、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が高天原から降りる際、迎えに出た猿田彦と最初に対面したのが天鈿女命。
それがキッカケで天鈿女命は猿田彦に仕えるようになり、「猿女(サルメ)君」と呼ばれるようになった。
そしてその後、ふたりはめでたくゴールインしたといわれている。




このことは、手塚治虫の『火の鳥 ~黎明編~』に詳しく描かれているので、是非本作品を手にとって読まれたし・・・・

ウ~ン、原作とちょっと話が違うかなぁ・・・・・





もちろんこんなんしてもらって何が嬉しいねんみたいな御朱印集めなどのアホくさい趣味は、ビタ一文持ち合わせてはいない。

でもせっかくなので書いてもらっちゃっいました。人生初御朱印。



目的のブツが手に入れば、さっさと引き上げるつもりだったが、ま、なんだ、正月だしせっかくなんでクジくらいは引いて帰ろうかなと。

小吉・・・・ひくんじゃなかった。



かなえ滝。「今年もキングクリムゾンが来日しますように」



そういえば、家出てから何も食べてなかったことに気付いた。

とりめし&伊勢うどんセットを召す。



17時くらいに車をとめてある臨時駐車場に向かったんだが、今から詣でる客の車がまだズラーーーっと並んでいた。


今日の1曲:『Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey』/ The Beatles
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