赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

中国の罠にハマる日本の現状

2024-05-06 00:00:00 | 政治見解



中国の罠にハマる日本の現状:240506情報


台湾独立運動家の目から見た、中国のいいなりになる日本の現状です。


いきなりですが、冒頭の写真を見てください。

これは、世界最大級のカルデラを持つと言われている熊本県の阿蘇山です。その阿蘇山が今とんでもないことになっています。山のふもとまで真っ直ぐ続いている、この黒いものは全部大量に敷かれたソーラーパネルです。

このパネルは約20万枚分ほどあり、その大きさは福岡ドーム17個分とまで言われています。熊本県は今、環境にいいと言われる太陽光発電を増やすためにこのように大量のソーラーパネルを阿蘇山付近に設置しているのです。

この状況に地元住民からは,「景観を損なう」「お金の無駄だ」と問題視する声も上がっています。しかも、このソーラーパネルは日本製のものではなく、ほとんどが中国製です。太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの強化に力を入れている中国は、日本に売りつけて、利益を拡大しようとしているのです。そのため、日本の国内メーカーに利益はほとんどありません。

また、熊本だけではありません。大阪にある咲洲(みさき)太陽光発電所も中国の上海電力が運営しています。日本は今、国がお金を出して中国の政策の後押しをしていると言っても過言ではないのです。


一方、脱炭素を目指そう!と世界で広がった「EVブーム」も、このブーム終わりを迎えようとしています。

――「中国が日本を抜き世界1位へ」—— 2023年、このような見出しでついに中国の自動車輸出量が世界1位になったと発表されました。中国の自動車産業をここまで拡大させたのは、今中国が力を入れているEVの影響です。その生産量は世界1位になり、大量に外国に輸出しています。

中国のEV産業は、好調のように見えますが、世界は今、中国のEVから撤退しようとしているのです、実際にアメリカでは、中国のEVの輸入関税を引き上げ、規制をかけようと動き出しています。欧州も、中国のEVが中国政府から不当な補助金を受けているのではないか? と調査を始めました。

もう既に中国のEVブームは終わりを迎えようとしているのです。しかし、この撤退の動きに乗り遅れている国があります。それは、、、日本。日本では、未だに補助金を出して、中国のEVを輸入しています。岸田首相も、「国をあげてEVを盛り上げていく」と公言しているほどです。この補助金にはあなたの税金が使われているのです。

また、中国自動車メーカー大手のBYDも、現在日本で51店舗にまで拡大していて、25年末までに販売店100店を展開する予定です。今、日本は「国がお金を出して、中国のEVの普及を後押ししている」状態なのです。

一体なぜ日本だけ撤退しようとしないのでしょうか?



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