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寝る前、あなたはどっち派?

2024年03月03日 | エッセー
 すぐ寝つく人となかなか寝つけない人の差ってなんだろう?
 生まれ変わったら、いつでもどこでもすぐに眠れる人になりたい・・・と1年前までの私は、真剣に思っていた。
 だから、睡眠に関する記事は目に付きやすい。
 先日、こんな記事があった。

 すぐ寝付く人は、寝る前に、妄想してニンマリする。逆に、なかなか寝付けない人は、問題解決の方法をあれこれ考えているのだそう。

 なるほど。
 不思議だった。昼間に、落ち込むような事件があっても、すぐ眠れるっていう人って、どうなっているの?って。
 チガウノダ。
 どうやら、小さい時から、寝る前に楽しいことを妄想しながら寝つくという習慣が、沁み込んでいるらしいのだ。
 反対に、なかなか寝付けないタイプの人は、小さい頃から、こうなったらどうしようという不安を追い払うために、解決策をあれこれ考えてしまって、交感神経が高ぶって、眠れない。
 元々の生まれ持った性質とセロトニンの量と環境などが相まって、妄想派か問題解決派に分かれていく。

 言われてみれば、私に大きく欠けているなって感じることがあって、それは、ワクワク感。
 ワクワク感って、何かを楽しみにして過ごす時に感じる。
 待ちわびる気持ちだ。

 妄想する時って、ワクワクしてる。
 
 元々の性質もあると思う。でも、ワクワクさせてくれる環境であったかというと、なかったかな~~。
 例えば、給料日には、家族で外食という習慣だけでも、かなり違うと思う。
 私たちの育った時代は、みな貧乏だったから、外食なんてしたことがなかった。クリスマスプレゼントも、母が靴下にリンゴやらポッキーやらを詰め込んでいるって、知っていたし・・・。誕生日プレゼントもなかった。お年玉は500円。年中無休の売れないお店だったから、遊びに連れて行ってもらうってこともあまりなかった。
 
 貧乏であろうがなかろうが、妄想遺伝子を持たない子どもには、特に、敢て、ワクワク定期便を届けることって、重要なことなのかもしれない。

 あともう少しで、本格的な春がやってくる。
 春がもうすぐやってくるっていう時に感じる、あの感覚。私は、子どもたちに、あの春を待ちわびるような気持ちを子ども時代から刷り込ませてあげられなかったかなぁ。
 大反省。
 給料日くらい。

 私の今のワクワクは、朝のコーヒーと美味しい食パンのトーストにバターをたっぷり・・・くらいか。
 もっと、増やしたい。

 ちなみに、妹は、すぐ眠れる。
 だから、ワクワク定期便があってもなくても、やはり、父の遺伝か。
 そう、母は不眠気味であった。父は、すぐいびきが聞こえてきた。誰の遺伝かにもよる。

 
 
 
 
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