総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

怒らなくてもすむ人になるぞ!

2022年04月30日 | エッセー
それ、相談ではありません。
他人を思いどおりにしたいだけ。

 の本を読んでから、自分の心に発生するざわざわとかもやもやという感情を吟味するようになれた。
 今までは、ざわざわとかもやもやとした違和感は直行で、自分と違う意見で敵対感情が湧いて来ていた。もちろん、顔の表情には出ないように抑えていたけれど・・・。
 これって、実は、自分が正しく相手が間違っているという構図のグラディエーション。純粋に相手は自分と違う意見であるというとらえ方は全然していない。
 私は桔梗(私の好きな花です)で相手は薔薇という認識ではなく、私は桔梗で相手は名もなき雑草の花というような認識だった。ごめんなさい。
 おそらく、私は、そんなオーラをどこかで醸し出して生きてきたかもしれない・・・と今、猛反省中。
 処世術なのかどうかはわからないけれど、私は、薔薇の花のように自分(桔梗)より強いパワーで訴えてくる人の意見に対しては、よほどのことがない限り、百歩譲るというスタンスで生きてきた。そうすると、怒りの感情がそんなに醸造されないような気がしたから。
 そして、ここ最近、ちょっといい感じになってきた。
 冒頭の小林正観さんの言葉は、心がざわざわした時に、非常に有効な呪文になりつつある。
 今の私のざわざわは、相手は自分と同じ意見、あるいは価値観ではないと認識し、なんだか自分自身を否定されたようなネガティブな気分になったのだととらえられるようになれた。徐々にではあるが、ざわざわの感情の明確化に成功しつつある。
 自分を全否定されたような気持ちは、最も自分を傷つける。
 全否定されて傷つくのを避けるために、相手が自分の期待通りの答えを返してくれない時に、野の花扱いしてしまうのかもしれない。
 自分を全否定されて傷つかないために、相手を自分の思い通りにしたいのだ。きっと・・。
 最近は、ざわざわした時に、深呼吸して、『それ、相談ではありません。相手を自分の思い通りにしたいだけです。』と呪文を唱えるように意識している。
 そんな意識で1日を過ごしていくと、いやはや、他者との関係で発生するマイナスな感情の全てが、相手が自分の意に添わない場合で、実は、もう、笑っちゃうくらい意に添わないことだらけだと気づいた。
 これは、もしかしたら、ひょっとして、無意識レベルではかなりなストレスを蓄積しているのかも・・・とぞっとした。
 何ごとも、我慢はいけません。
 最近は、結構、イヤなことはイヤと言えるようになり、我慢しない生活を選択できるようになってきたと自負していたけれど、なんのなんの他人を思いどおりにできないという負の感情は、私の地下心の世界ではめちゃくちゃ蠢いているのだと自覚できた。
 小林正観さん、ありがとう。

 おめでとう。

 根本的な発想の転換の時期が、ついに、やっと、私に訪れた。
 今まで、頭ではわかっていた。
 でも、心ではわかっていなかった。

 金子みすずさんの 

 みんな違ってみんないい。

 への道は、まだ遠い。






























 












 











 
 











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花粉に罪はない

2022年04月29日 | エッセー
 作家の下重さんの記事より
 隣に座っている私の上司(と言っても20歳年下の男性だけど)は、花粉症だそう。いろんな花粉に反応するらしく、彼曰く、今は、ヒノキだ。
 ヒノキ?ヒノキってどんな木だっけ?杉の木はすぐわかるけれど、ヒノキがイメージできない。
 まわりの同僚たちも同様に、ヒノキが浮かんでこないようだった。その中の一人の女性が、ヒノキじゃないんじゃない?イタリアンだと思うよ。私がそうだから。今、私も鼻がぐじゅぐじゅ目がくしゅくしゅして大変って。
 上司は、いつも元気で、仕事もちゃっちゃかサクサク進めていくし、頼まれごとも嫌な顔一つせず、とっとと引き受けるし・・・で、花粉症の症状によるしんどさなんて微塵も感じていなかったから、意外だった。
 実は、鼻づまりがひどくて、蓄膿症が悪化して頭も重いのだそう。忙しいので耳鼻科にも行けず、市販薬で凌いでいるという。
 私も、少しだけ、花粉症がありそうだ。3月初旬の日曜日、目を覚ますと、突然、瞼が一重になっていた。腫れぼったい瞼と目尻がきれて炎症っぽかった。
 翌日の月曜日、職場に行くと、私よりももっとひどかったという人がいた。

 犯人は杉の花粉かな?

 って、その女性と合点した。

 しかし、下重さんの記事を見て、スギ花粉さんごめんなさいってペコリ。
 杉の木だらけの山の中に住んでいると、杉花粉がわんさか飛んでも花粉症の症状は出ないけれど、街中に出ると出るらしい。
 その違いは、何か?
 どうやら、花粉に排気ガスなどがくっついて、それを吸い込んでアレルギー反応が出るらしい。
 つまり、空気がきれいだといくら花粉を浴びても症状は出ないけれど、空気が汚れているとその汚れが花粉にくっついて悪さをしてしまう。
 花粉に罪はない。


 田舎は空気がきれいそうに見える。
 しかし、公共交通機関がゼロに近いから、一人に車一台は必須だ。工場などはあまりないから、排気ガスが空気を汚染する原因か?
 電気自動車とか水素自動車が主流になると、花粉症も減るだろうか?いや待て。電気自動車の大元の電気は、火力発電か原子力発電。火力発電だと空気は汚れそう。原子力は事故と使用済み核燃料の処理という大きな課題がある。
 空気を汚すという視点でみると、水素エンジンはどうなんだろう?
 
 花粉症って、しんどそう。
 いつも、常に不快な頭部の症状に覆われて生きるって、すっきりしない頭で集中しないといけないなんて、ストレスだ。
 便利な生活を捨てられないなら花粉症になることを諦めるしかない。
便利な生活も捨てず、花粉症にもなりたくないなら、自分の自己免疫力(強い免疫力ではなく、バランスの取れた免疫力)を豊かにするしかない。
 食べ過ぎない
 加工食品や添加物、農薬などの化学物質をできるだけ減らす
 油と砂糖は楽しみ程度に
 温かい食べ物と食物繊維で腸内細菌を豊かに
 ほどよく運動で血流アップ
 ぐっすり睡眠スッキリ目覚め
 ストレスとはさよならしたい(我慢しないで怒らない思考を手にする)

 あ、忘れていた。
 まず、鼻呼吸か。
 息子は、口呼吸による長年の鼻づまり不快症状をなんと1か月で鼻呼吸に転換させ、スッキリ副鼻腔にさせることができた。例の鼻テープを毎晩口に貼って。
 今、まさに、花粉症の症状がひどいという人には不向きだけれど、症状が軽くなった時にお試しを。息子は、アレルギーによる副鼻腔炎ではなかったので、改善したと思う。アレルギーのある人は、そう簡単には改善しないかもしれない。でも、悪循環にはならないはず。きっと・・・・。

 花粉に罪はない。










 


























































































 







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それ、相談ではありません。

2022年04月23日 | エッセー
 まわりの人をどうしたい   という話は、相談ごとではありません。ただ『自分の思いどおりにしたい』だけですから。

 何?
 どういうこと?

 小林正観さんの『100%幸せな1%の人々』という本にそう書かれてあった。
 正観さんいわく、

 ほとんどの人は『自分がどう生きるか』ではなくて『自分以外の人をいかに自分の思いどおりにするか』ということが、自分の『悩み』だと思っています。
 『自分以外のものを自分の思いどおりにする』という考え方を全部やめる。
そして、目の前の人が、自分の考え、価値観、生き方と違うことを認めて、まるごと受け入れてしまう。
 他人のことよりも、『自分がどう生きるか』だけをまず考える。

 というのはどうでしょうか。


 めちゃくちゃ刺さった。
 目が覚めた。

 もう、本当にほんとうに本当に、マジ、私の結婚生活は、夫が〇〇しさえしてくれたらのオンパレード。
 
 夫がキレなくなりさえすれば・・・。
 夫がたしなむレベルの飲酒でありさえすれば・・・。
 夫が、問題が発生すると犯人捜しに始終するのではなく、一緒に解決策を考えて妥協しながらもクリアしていこうとするような思慮深さがあれば・・・。

 などなど、夫を自分の思いどおりに全然できないのに、割り切ることができずに、諦めてはいるものの、それは、表面だけ諦めているだけだった。思いどおりにしようなんてちっとも思っていないけれど、そうなってくれたらいいなという願望が、ずっと、くすぶり続けている。

 他人のことよりも、自分がどう生きるかだけをまず考えよう!
 ひたすら、自分の意識を自分はどう生きるかに向ける心の癖をつけんとせん。
 自分の心の中に、批判的なネガティブな感情が芽生えた時こそ、あえて意識して、自問自答する。『今、相手が自分と同じ価値観ではないと感じたでしょう?相手は変かもしれない。でも、相手を責めないぞ。私は、ここでどうすれば、私の誠実さがこの問題を解決に向かわせることができるだろうか?』と問う訓練をしていこうと、今、決めた。

 夫に愛想が尽きて、私の夫への対応は、カラダ全身で責めているネガティブオーラを出していると思う。
 
 自分がどう生きるかだけを考えるぞ。

 醜いオーラなんて出したくない。
 いかなる場面でも。

  しかし、この道もかなり険しい。
 今は、仕方ない。しかし、こうなったら、あるいはこうしてくれたらいいなぁという願望すらも抱かず、ただただ、自分のことだけに専念するという強靭な精神力を手に入れるには、日々、何をして鍛えていけばいいのだろう?
 筋トレみたいにメニューがあればいい。
 やはり、いいこと探し日記・・・か。
 他人を自分の思いどおりにしたいという心の癖は、つまり、人の長所より欠点に目が行きやすいというか、自分と違う価値観や行動を目にすると自分の中にマイナスな感情が芽生えやすいということ、つまりつまり、自分の感覚が正しくて相手がおかしいと感じてしまうということである。
 今は、その自分の中から湧き上がってくる批判的な感情が浮上してきたら、『いかんいかん、人それぞれ、そういう考え方もあるよ。』と意識して、その浮上してきた感情を洗い流すように努力している感じ。
 でも、努力して封印しようとしても、くすぶってしまうので、最近は、では、どうしたら、封印せずに、まず、最初に感じる違和感の段階で『ふ~~ん、この人はこの出来事をこんな風に解釈する人なんだ』と思うように頑張って意識するようにしている。
 そして、それでも、自分の感情が、この案件に対して誠実さを欠くと判断した場合は意見するように頑張っている。そう、頑張っている。筋トレと同じだ。今の私の緩んだ脳みそに持続可能な程度の負荷をかけるっていう頑張り。
 何にしても、継続は力なり。

 30年。
 夫が〇〇さえしてくれたら・・・というような願望に侵されてしまった年月だ。
 長すぎた。
 欠点に目が行きやすくなってしまった脳をどうにかして、いいところが目に付くような脳に仕立て直していかないと・・・。
 いいこと探し日記とあわせて、違和感日記もつけてみようか。
 まずは、ふと浮上する違和感を明確化してみよう。そして、その違和感は、自分が正しく相手がおかしいという感覚なのか、あるいは、自分の思いどおりにならないはがゆさからくる違和感なのかを意識化し、『それ、相談ではありません』と言葉にして、上書き保存の癖をつけてみよう。

























いいことに目を向ける訓練が
 今までは、残業による家事育児の時短生活を送っていたので、そこに30分のスロージョギングを入れ込むだけでも至難の業だた。でも、退職して、子の4月から4時に帰れるようになった。
 





 








 
































    





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弁当階級

2022年04月16日 | エッセー
最近、25歳の三男が、高校生男子のあるあるを語ってくれる。
 へぇ~、そうだったの。男子社会も大変なんだと今さらながら、10代男子の男社会で彼を立ててあげようとしなかった自分を少し責めた。
 そう言ってくれれば、少し意識してお弁当作りに励んだのに・・・・。
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
10代から脱皮したからこそ、10代男子が男子社会のリアルを教えてくれたのであって、その当時は、母親が大嫌いで殺してしまいたいくらいだったというくらいだから、自分の心模様を話してくれるはずもなく、なので、私も女だし、わかるはずもなかった。
 夫も過去は高校男子だったけれど、呼び出されて、金属バットで殴られて、生きるか死ぬかの瀬戸際だった体験系だったので、今どきの階級男子の世界観は想像できなかった。
 性教育を語る女性は、大学受験まっしぐらでよそ見をしていられない系以外の10代男子のしょうもない男社会を知るべし。そして、そんなしょうもない男子に命を懸けるなんてしょうもない、私はまず、自分の人生の基盤をしっかり作ってみせるぞというような女子を育てるべし。
 25歳になった三男が語る高校男子の世界を知って、ますます、その思いを強くした。
 息子たちのお弁当を作るにあたって、母心として、どうにかして野菜を使ったものをお弁当に投入せんと日々、悪戦苦闘していた。母心として、見栄えと野菜を天秤にかけて、野菜を選ぶ日々であった。
 しかし、三男いわく、『高校男子社会では、弁当もランク付けでおおきなウエイトを占めていた。なのに、お母さんの弁当は野菜が多いもんだから見栄えが悪くって弁当を開けるのが辛かった。』
 三男は、ある時、『今からは自分で弁当を詰めるから、お母さん、冷凍食品をストックしていて。』
 と言われた記憶が蘇ってきた。
 私が、『野菜がないじゃん。』って言うと、『いいんだ。全部冷凍食品でいいんだ。野菜なんてなくていいんだ。』って。
 で、彼の詰めたお弁当をチラッと見た。
 そしたら、一面茶色だった。
 え?茶色だけで見栄えする?って、思ったけれど、言わなかった。
 おそらく、私の作った野菜多め弁当よりも、茶色弁当の方が、階級男子の世界ではランクが上だったのだろう。

 先日、高校男子にとって、自分が高校男子社会で、どの階級にいられるかが最大の関心事なのだと聞かされて、改めて、みな、生きるのって大変だなぁととしみじみした。
 あの頃、その理由を明確に伝えてもらえたら、私なりにもう少し、弁当階級を上げるための努力をしたと思う。でも、見場が悪いからという説明だけでは、行動変容できなかった。
 今さらながら、高校生をお持ちのお母さん、高校男子社会もなかなか大変そうなので、見場のいいお弁当づくりも愛情だと思い、家事育児仕事の嵐でヘロヘロでも、見場だけには力を入れてお弁当を作ってあげるべし。
 というか、高校男子の最大の愛情は見場のいい弁当と言っても過言ではない。みんなで囲んで弁当を食べるという文化のある高校生の場合ですが・・・。
 ちなみに、男脳がらみで、男性脳の優位な男は制服が好きなのだそう。
 制服のある仕事と言えば、警察とか自衛隊とか・・・。なぜ、好むかというと階級社会だからだそう。権威ではなく権力に気持ちが持っていかれやすいのかな?
 三男の話を聞いていて、どうしようもない壁を見てしまった。
 男女共同参画って言うけれど、女子のイメージするものと男子のイメージするものは、ズレていそう。それも踏まえないとね。
 だとすると、職場で妻の作ったお弁当っていうのも、きっと、その延長線にある。
 見場よく作れない時は、お弁当屋さんを活用した方がよさそう。

























































 














し。





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幸せ探し

2022年04月10日 | エッセー
 『お子さんが、将来,幸せになるか、不幸になるかは、あなたが、今、幸せかどうかにかかっている。』
 菜花俊さんの『不登校から抜け出すたった一つの方法』の冒頭にそう書かれてあった。

 その幸せってやつが、よくわかんなくて、この年まで人生を生きてきてしまった。
 だって、ワクワクするようなことがないんだもの。
 
 最近の私は、私を苛めてきた人たちから空間的に離れることができ、夫も全然キレなくなって、凪という穏やかな時を過ごせるようになって、不幸せではなくなってきた。でも、だからといって、幸せかというと、それもまた?である。
 うすうすわかっている。
 おそらく、誰かのために今、私の持っている経験を生かしたいのに、どうしたら生かせるのかを見いだせていないと。
 
 満ち足りた気分こそ、幸せの状態だと思う。
 何かを手に入れた幸せではなく、自分の状態が満ち足りていることが幸せのような気がする。

 
 















 



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プーチンプチ予備群に立ち向かおう。

2022年04月09日 | エッセー
 プーチンの生い立ちが気になる。
 ソ連崩壊による経済の悪化を立て直した立役者として脚光を浴び、独裁という欲にとりつかれてしまったプーチン。
 人を殺すことに罪悪感を感じないって心境にまで陥るには、幼少期の素因がないとできないんじゃないかと想像する。
 いじめて快感を感じるタイプだったかもしれない。
 正義の名のもとに正々堂々と苛めるのが、いじめっ子の常とう手段だ。
 
 ウクライナへの支援とともに、私たちにできることは、自分の周りにいる正義の名のもとに堂々と苛めるような人達に、当事者として立ち向かわんとすることなのかもしれないと、ふと、思った。
 だって、プーチンのことをいくら非難しても、庶民にできることはない。情報操作に操られたロシア国民たちの集合意識を超えるようなエネルギーをプーチンプチ予備群に当事者として多くのいじめられっ子が意を決していじめっ子に挑む時に、福音がもたらされるような気がする。
 実は、今、プーチンに世界がどう立ち向かうかという姿は、次世代の子どもたちへの壮大なプレゼントになれるかどうかの瀬戸際かもしれない。
 そういう意味で、ゼレンスキー大統領はカッコイイ。

















 
 
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