たまに見る番組。
深夜なので。ゴールデンでやってほしい。
先日もたまたま見ていたら、すごい女性が登場。
新宿歌舞伎町という不夜城で、ホテルの支配人を任された50代?の女性・・・が凄かった。
リスペクトの極みとしか言いようがない。
なんとそのホテル、全国の組長が50人集うという会合が催されるというホテル。もちろん、泊まる客は極道の方たちばかり。
それを何とかしようと任されたのが、その女性。
極道関係の方は宿泊できませんという旗を振って、支配人になられた。
もう、それだけで、恐ろしい。
夜もおちおち眠れないんじゃないだろうか。
極道に対して一切怯まないその心意気に衝撃を受けた。
ある日、極道さんがフロントで、『泊まらせろ!なんで泊まらせないのだ!』と吠えまくっていた。
そこへ、支配人であるその女性が対応することになる。
『このホテルには、極道の方は泊まらせないということになっておりますので、お引き取りください。』
さぁ、どうなった?
その極道は、怒りが沸騰し始める。
『なにを~。泊まらせないとは何ごとだ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!!』と一発。
支配人の女性は、うずくまる。
それでも、『このホテルのは泊まらせられません。』
さらに、その極道の怒りの沸騰は頂点へと昇り詰める。ば~~~~ん!!!!と一発。
また、倒れこむ。
それでも、支配人、やっとの思いで立ち上がり『このホテルには泊まらせることはできません。』と。
『何をーーーーーーー!!!!!!!!』と怒りの頂点に達した極道さんは、さらに、一発!
ついに、支配人、吹っ飛んだ。
それでも、やっとの思いではいつくばって立ち上がり『お客様をこのホテルに泊めることはできません。』と。
そして、ついに、その極道さんはあきらめて、帰っていった・・・。
きっと ではなく、絶対に私はできない。
というか、まず、そんなホテルの支配人なんて引き受けない。
というか、ホテルの支配人というようなリーダーになる器がない。残念ながら・・・。
後日談として、この事件の後、病院に行ったら、肋骨が折れていたという。
しかも、
全部。
とある日、
男性の宿泊客が、チェックアウトの時間を過ぎてもなかなかフロントに来られない。
そこで、支配人が客室に伺うと、日本刀を手にした男性が、何を~~~~という感じで、帰ろうとしてくれない。お話にならない。日本刀は振り回す。
しまいには、廊下に出て 「お帰りください。」とお願いする支配人と「何くそ~~!」とキレまくる日本刀を振りかざした男が、まさに一触即発な物々しい雰囲気に。
それでも、頑として引き下がらない女支配人。
逃げない。
怯まない。
動じない。
ありえない。
だって、日本刀を振り回されるって状況は、半端ない緊張感。
真剣勝負っていうくらいだから。
というか、女支配人は、真剣を持っていないし、使いこなせないし・・・。
そこで、
「お前は、どうして、引き下がらない!おかしいぞ!!」とまくしたてる日本刀男に対して、
女支配人は
「私は、人間を信じています。」
と男の眼に直球を投げる。
何秒が過ぎただろうか。
その男、ついに降参。
チェックアウトをしてすたすたと帰路に就いたという。
日本刀を持ち歩くような輩なのだから、キレキャラが半端ないはず。いったん怒りのスイッチが入ったら、このような人は犯罪レベルまで行動が急上昇してしまう可能性がめっちゃある。そして、何よりも、スイッチが入ったら、冷静になれないし、感情のコントロールも不可能の域に達するはず。相手の言い分なんてどこ吹く風だ。
この世で一番怖いのは、キレた人間が武器を持っているという状況。
キレキャラ × キレナイフ
そんな、しかも、切れ味が半端ない日本刀を持ってる極道の男を目の前にして、どこに逃げない人がいるだろうか。
100人中100人が、逃げる。
ありえない。
怯まないなんて。
こんな状況で、「私は、人間を信じています。」と言い切れるこの女性って、何者?
日本刀男を目の前にして、そのセリフは死をも覚悟しての、ある種、賭けに出た発言なのか?はたまた、本当に、人間を信じているというある種、神の領域まで達した心眼の持ち主なのか・・・。彼女の人生遍歴を知ごまかさないりたい。
心の健康度をみるにあたって、
例えば、子どもが病気になった時、でも、自分にどうしてもはずせない用事があった場合、気軽に頼める友人はいますか?という問いに「はい」があるかないか。
ないなぁ~ってがっくり。
もう、そこから、「私は人間を信じています。」の世界から遠ざかる。
女支配人の人生を知りたい。
激レアさんの番組ではそこまで追求してくれなかった。
おそらく、彼女は一ミリたりとも、日本刀男の刀を恐れる気持ちはなかったのだと想像する。もし、ほんのわずかでも、怖いという気持ちが存在すれば、日本刀男はその不安を見逃すわけがない。彼女の言葉とハートが一致していると、ごまかしていないと察知したからこそ、刀をひっこめた。
女支配人のぶれない精神はどのように培われていったのだろう。
わたしなんて、ぶれてばかり。
子どもを4人育てさせていただいて、夫にも父親にもなる気のない夫の存在により、自分の気持ちをごまかさないことこそ、愛に近づくということに、最近、やっと、気づき始めた私にとって、女支配人のごまかさないレベルは富士山クラスで、否、宇宙クラスで衝撃的だった。
そう。自分の気持ちを偽って、イエスマンしていた。
しかし、女支配人は、全く違う生きざまを見せてくれた。
ごまかさないという愛が溢れる家庭で育ったのだろうか。
今日、TSUTAYAで、ライヤーライヤーというDVDを借りてきた。あのイエスマンでも主役だったジム・キャリーが主演の映画。真実だけを語っていったらとんでもないことになっていくというコメディ。楽しみ。
私は、極道と言われる方とのお付き合いがないので、何も言えない。
ただ、おそらく、極道という場所で、やっと、自分の居場所を見つけた人というような人達は、人の発するマイナスのオーラに敏感なのではないだろうか。不信感を抱くような負の感情・・・・攻撃的だとか差別的とか嘘をついているとか偽善的とか・・・。
きっと、この女支配人の「私は、人間を信じています。」という言葉には、嘘はないと見抜いた。
「あなたを信じています。」とウソ偽りのない言葉をぶつけられてごらん。
きっと、愛しか感じないだろう。
日本刀男は、今まで体験したことのないような『愛』で一瞬に癒され、刀を鞘に納めた。
日本刀と愛の真剣勝負で、愛が勝った。愛が本物だったから。
ありえないから。
怒りが沸点に達した人は、普通、人の意見に耳を傾けるような理性なんてない。
でも、その言葉が正真正銘の真実であれば、我に返れるのだろうか。
ずっと、自分の気持ちをごまかして生きてきたと気づいたのが、30代。もはや、生活習慣病の域にあった偽善者病という病に気づいてから27年。ごまかさないを意識して実践してきた私だけれど、上っ面のきれいごとの言葉を並べているなぁって、思うことがよくある。例えば、『人はそれぞれ、自分なりには正しいと思って行動している。その人にとっては正義。でも、別の人にとってはそうではない。だから、自分が正しくて、相手が間違っているというようなスタンスはとらない。』と口では言っている。でも、実際、自分は正しいというスタンスで、私の意見を間違っていると否定してくる人がいると、その人と距離をとろうとする自分がいる。
自分は正しく、あなたは間違っているという表現をする人に嫌悪感を抱いてしまう。
『私は、こう思う。こう考える。』という表現をする人のそばにいたい。
そういえば、『自分は正しく、あなたは間違っている』というスタンスで物言ってくる人は、怒っている。もしくは、優しい表情ではない。険しい顔をしている。
人が怒るのは、相手が自分の期待通りにならなかった時。
怒りたいときに、何か怒るきっかけを探していて、ちょうどいい怒る対象がその人の怒る導火線に発火するというシステムらしいので、もしかしたら、自分は正しく相手は間違っているというタイプの人は、怒りが溜ままりやすいしんどい人、八つ当たりをせずにはいられない人なのかもしれない。
そこまで、こみでわかっていても、そんな八つ当たり人間を包み込むほどの人間性は私にはない。傷つき萎える。
だから、
私の言葉は、女支配人さんに比べたら、随分、うすっぺらい。
そうなんだ。
今、気づいた。
私は、うすっぺらい人間なんだ。
心の奥底から溢れ出てくる言葉に遭遇する頻度の少ない人間。
だから、神様は、しんどい試練を性懲りもなくプレゼント攻撃してくださるのだろうか。
女支配人さんの生い立ちがますます知りたい。
深夜なので。ゴールデンでやってほしい。
先日もたまたま見ていたら、すごい女性が登場。
新宿歌舞伎町という不夜城で、ホテルの支配人を任された50代?の女性・・・が凄かった。
リスペクトの極みとしか言いようがない。
なんとそのホテル、全国の組長が50人集うという会合が催されるというホテル。もちろん、泊まる客は極道の方たちばかり。
それを何とかしようと任されたのが、その女性。
極道関係の方は宿泊できませんという旗を振って、支配人になられた。
もう、それだけで、恐ろしい。
夜もおちおち眠れないんじゃないだろうか。
極道に対して一切怯まないその心意気に衝撃を受けた。
ある日、極道さんがフロントで、『泊まらせろ!なんで泊まらせないのだ!』と吠えまくっていた。
そこへ、支配人であるその女性が対応することになる。
『このホテルには、極道の方は泊まらせないということになっておりますので、お引き取りください。』
さぁ、どうなった?
その極道は、怒りが沸騰し始める。
『なにを~。泊まらせないとは何ごとだ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!!』と一発。
支配人の女性は、うずくまる。
それでも、『このホテルのは泊まらせられません。』
さらに、その極道の怒りの沸騰は頂点へと昇り詰める。ば~~~~ん!!!!と一発。
また、倒れこむ。
それでも、支配人、やっとの思いで立ち上がり『このホテルには泊まらせることはできません。』と。
『何をーーーーーーー!!!!!!!!』と怒りの頂点に達した極道さんは、さらに、一発!
ついに、支配人、吹っ飛んだ。
それでも、やっとの思いではいつくばって立ち上がり『お客様をこのホテルに泊めることはできません。』と。
そして、ついに、その極道さんはあきらめて、帰っていった・・・。
きっと ではなく、絶対に私はできない。
というか、まず、そんなホテルの支配人なんて引き受けない。
というか、ホテルの支配人というようなリーダーになる器がない。残念ながら・・・。
後日談として、この事件の後、病院に行ったら、肋骨が折れていたという。
しかも、
全部。
とある日、
男性の宿泊客が、チェックアウトの時間を過ぎてもなかなかフロントに来られない。
そこで、支配人が客室に伺うと、日本刀を手にした男性が、何を~~~~という感じで、帰ろうとしてくれない。お話にならない。日本刀は振り回す。
しまいには、廊下に出て 「お帰りください。」とお願いする支配人と「何くそ~~!」とキレまくる日本刀を振りかざした男が、まさに一触即発な物々しい雰囲気に。
それでも、頑として引き下がらない女支配人。
逃げない。
怯まない。
動じない。
ありえない。
だって、日本刀を振り回されるって状況は、半端ない緊張感。
真剣勝負っていうくらいだから。
というか、女支配人は、真剣を持っていないし、使いこなせないし・・・。
そこで、
「お前は、どうして、引き下がらない!おかしいぞ!!」とまくしたてる日本刀男に対して、
女支配人は
「私は、人間を信じています。」
と男の眼に直球を投げる。
何秒が過ぎただろうか。
その男、ついに降参。
チェックアウトをしてすたすたと帰路に就いたという。
日本刀を持ち歩くような輩なのだから、キレキャラが半端ないはず。いったん怒りのスイッチが入ったら、このような人は犯罪レベルまで行動が急上昇してしまう可能性がめっちゃある。そして、何よりも、スイッチが入ったら、冷静になれないし、感情のコントロールも不可能の域に達するはず。相手の言い分なんてどこ吹く風だ。
この世で一番怖いのは、キレた人間が武器を持っているという状況。
キレキャラ × キレナイフ
そんな、しかも、切れ味が半端ない日本刀を持ってる極道の男を目の前にして、どこに逃げない人がいるだろうか。
100人中100人が、逃げる。
ありえない。
怯まないなんて。
こんな状況で、「私は、人間を信じています。」と言い切れるこの女性って、何者?
日本刀男を目の前にして、そのセリフは死をも覚悟しての、ある種、賭けに出た発言なのか?はたまた、本当に、人間を信じているというある種、神の領域まで達した心眼の持ち主なのか・・・。彼女の人生遍歴を知ごまかさないりたい。
心の健康度をみるにあたって、
例えば、子どもが病気になった時、でも、自分にどうしてもはずせない用事があった場合、気軽に頼める友人はいますか?という問いに「はい」があるかないか。
ないなぁ~ってがっくり。
もう、そこから、「私は人間を信じています。」の世界から遠ざかる。
女支配人の人生を知りたい。
激レアさんの番組ではそこまで追求してくれなかった。
おそらく、彼女は一ミリたりとも、日本刀男の刀を恐れる気持ちはなかったのだと想像する。もし、ほんのわずかでも、怖いという気持ちが存在すれば、日本刀男はその不安を見逃すわけがない。彼女の言葉とハートが一致していると、ごまかしていないと察知したからこそ、刀をひっこめた。
女支配人のぶれない精神はどのように培われていったのだろう。
わたしなんて、ぶれてばかり。
子どもを4人育てさせていただいて、夫にも父親にもなる気のない夫の存在により、自分の気持ちをごまかさないことこそ、愛に近づくということに、最近、やっと、気づき始めた私にとって、女支配人のごまかさないレベルは富士山クラスで、否、宇宙クラスで衝撃的だった。
そう。自分の気持ちを偽って、イエスマンしていた。
しかし、女支配人は、全く違う生きざまを見せてくれた。
ごまかさないという愛が溢れる家庭で育ったのだろうか。
今日、TSUTAYAで、ライヤーライヤーというDVDを借りてきた。あのイエスマンでも主役だったジム・キャリーが主演の映画。真実だけを語っていったらとんでもないことになっていくというコメディ。楽しみ。
私は、極道と言われる方とのお付き合いがないので、何も言えない。
ただ、おそらく、極道という場所で、やっと、自分の居場所を見つけた人というような人達は、人の発するマイナスのオーラに敏感なのではないだろうか。不信感を抱くような負の感情・・・・攻撃的だとか差別的とか嘘をついているとか偽善的とか・・・。
きっと、この女支配人の「私は、人間を信じています。」という言葉には、嘘はないと見抜いた。
「あなたを信じています。」とウソ偽りのない言葉をぶつけられてごらん。
きっと、愛しか感じないだろう。
日本刀男は、今まで体験したことのないような『愛』で一瞬に癒され、刀を鞘に納めた。
日本刀と愛の真剣勝負で、愛が勝った。愛が本物だったから。
ありえないから。
怒りが沸点に達した人は、普通、人の意見に耳を傾けるような理性なんてない。
でも、その言葉が正真正銘の真実であれば、我に返れるのだろうか。
ずっと、自分の気持ちをごまかして生きてきたと気づいたのが、30代。もはや、生活習慣病の域にあった偽善者病という病に気づいてから27年。ごまかさないを意識して実践してきた私だけれど、上っ面のきれいごとの言葉を並べているなぁって、思うことがよくある。例えば、『人はそれぞれ、自分なりには正しいと思って行動している。その人にとっては正義。でも、別の人にとってはそうではない。だから、自分が正しくて、相手が間違っているというようなスタンスはとらない。』と口では言っている。でも、実際、自分は正しいというスタンスで、私の意見を間違っていると否定してくる人がいると、その人と距離をとろうとする自分がいる。
自分は正しく、あなたは間違っているという表現をする人に嫌悪感を抱いてしまう。
『私は、こう思う。こう考える。』という表現をする人のそばにいたい。
そういえば、『自分は正しく、あなたは間違っている』というスタンスで物言ってくる人は、怒っている。もしくは、優しい表情ではない。険しい顔をしている。
人が怒るのは、相手が自分の期待通りにならなかった時。
怒りたいときに、何か怒るきっかけを探していて、ちょうどいい怒る対象がその人の怒る導火線に発火するというシステムらしいので、もしかしたら、自分は正しく相手は間違っているというタイプの人は、怒りが溜ままりやすいしんどい人、八つ当たりをせずにはいられない人なのかもしれない。
そこまで、こみでわかっていても、そんな八つ当たり人間を包み込むほどの人間性は私にはない。傷つき萎える。
だから、
私の言葉は、女支配人さんに比べたら、随分、うすっぺらい。
そうなんだ。
今、気づいた。
私は、うすっぺらい人間なんだ。
心の奥底から溢れ出てくる言葉に遭遇する頻度の少ない人間。
だから、神様は、しんどい試練を性懲りもなくプレゼント攻撃してくださるのだろうか。
女支配人さんの生い立ちがますます知りたい。