連休明けの今日からは、リサ・ベズノシウクによるフルート・ソナタをきいていきます。リサは、1956年生まれのイギリスのフルート奏者。ヴァイオリン奏者のパヴロ・ベズノシウクは弟(1960年生)で、これからきくBWV1034で共演している、チェロ奏者のリチャード・タニクリフは夫です。録音は2000年と2001年におこなわれており、独奏での録音はかなりめずらしいと思います。
BWV1034は、ホ短調のフルートと通奏低音のためのソナタ。このブログでは2度目で(もっときいていると思っていましたが)、1度目はバルトルド・クイケンの旧録音でした。リサの演奏は、アーティキュレーションなどはあまり凝ったものではありませんが、経験豊かな奏者らしく堅実にきかせます。共演は、前記のタニクリフ(チェロ)とポール・ニコルソン(チェンバロ)です。
CD : CDA67264/5(Hyperion)