毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




これからきくのは、セリメーヌ・ドーデによる「プレリュードとフーガ 第4番 嬰ハ短調」(「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」)です。ドーデは、1977年、エクサンプロヴァンス生まれのフランスのピアノ奏者。「A Tribute to Bach」と題されたCD(2010年録音)には、バッハをはじめ、フェリックス・メンデルスゾーン、セザール・フランク、フランツ・リストの音楽が収録されています。バッハだと、これからきくプレリュードとフーガ第4番のほかに、「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」(ブゾーニ編)も収録。公式サイトやYoutubeの公式チャンネルでは、このコラールやコントラプンクトゥス第1番(「フーガの技法」)を視聴することができます。

ARN68820

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これからきくのは、ティボー・ノアリによる無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番(BWV1004)です。ノアリのバッハは10日ほどまえにもヴァイオリン協奏曲をききましたが、こんどはソロを楽しみます。ノアリは1982年生まれのフランスのヴァイオリン奏者。森悠子、リディア・モルドコヴィチに学んだようで、オルフェオ55やレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブルなどで、リーダーを務めています。

パルティータ第2番の収録されているのは、「à violino solo」(ヴァイオリン独奏のための)と題されたCD(2013年録音)。バロック時代のいろいろな作曲家の無伴奏ヴァイオリン曲が収録されたもので、バッハの曲はそのうちの1曲です。ノアリのヴァイオリンはジェンナロ・ヴィナッチャ(1719年)。録音は残響をよくとらえており、たとえてみれば、ケーテン城の鏡の間でひとりぜいたくに、奏者からやや離れたところできいている気分が味わえます。

CD : AP068(Aparte Music)

AP068

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三位一体節後第13日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「汝の主なる神を愛すべし」(Hanssler CLASSIC CD 92.025)です。このBWV77は、ライプツィヒので初年にあたる1723年8月22日の初演。合唱、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、アリア、コラールという6曲からなる構成で、第1曲の合唱ではトランペットの奏でるコラール「これぞ聖なる十戒」が引用されます。リリングたちの録音は、ほぼ半世紀まえの1972年。管弦楽と合唱は、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、シュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライ。独唱は、ヘレン・ドーナト、ユリア・ハマリ、アーダルベルト・クラウス、ヴォルフガング・シェーネです。独唱者の名前をみているだけで、歴史を感じさせます。

CD 92.025

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今日これから楽しむのは、バンジャマン・アラールによるパルティータ第6番(BWV830)です。この第6番、昨日の第5番とは対照的な、緊迫感のあるトッカータにはじまります。アラールはさりげなく装飾を入れるなど、いつもの自然体での演奏。アルマンド以下も音楽をこねまわすことなく、奇をてらうこともなく弾いています。録音(2009年)も、アンソニー・サイデイによるジャーマン・タイプのチェンバロの美しさをよくとらえていてます。

CD : Alpha 157(Alpha)

Alpha 157

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今週きいているのは、若き日のバンジャマン・アラールによる、6曲のパルティータ(「クラヴィーア練習曲集 第1部」)です。これからきくのは順番通り第5番(BWV829)。このパルティータはくつろいだ、家庭的な雰囲気を感じさせるもので、かわいらしい曲が並んでいます。アラールが弾くのは、アンソニー・サイデイによるジャーマン・タイプのチェンバロ。録音は2009年です。

CD : Alpha 157(Alpha)

Alpha 157

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今宵きくのは、アンナ・プロハスカたちによる「Serpent & Fire」(Alpha Classics Alpha 250)です。先日、同じプロハスカの「Bach Redemption」で、まちがって「この録音には松永綾子(ヴァイオリン)が参加しています」としたのですが、その松永綾子が参加しているのは2015年録音の、この「Serpent & Fire」(蛇と炎)のほうでした。こちらの共演はジョヴァンニ・アントニーニとイル・ジャルディーノ・アルモニコで、松永綾子が参加しているのはこのグループです。「Serpent & Fire」のテーマは、副題に「Arias for Dido & Cleopatra」とあるように、ともにアフリカの女王であるディドとクレオパトラで、2人のアリア(とレチタティーヴォ)が集められています。

作曲家は、ヘンリー・パーセル、クリストフ・グラウプナー、アントニオ・サルトリオ、ダニエレ・ダ・カストロヴィッラリ、ジョージ・フレデリック・ヘンデル、ヨーハン・アードルフ・ハッセ、フランチェスコ・カヴァッリ、ルイージ・ロッシ(器楽のみの作曲家は省略)。なかでもパーセルはCDの劈頭と掉尾を飾っており、曲は「ディドとエネアス」から採られています。プロハスカのディドもきかせます。アリアの選曲で個人的に気に入ったのは、ヘンデルの「わたしに憐れみを感じないなら」。「ジュリオ・チェーザレ」からのクレオパトラのアリアというと、ふつう「涙はあふれ」とか「麗しの瞳よ」なのですが、好きなアリアだけにこれはうれしいですね。

Alpha 250

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これからきくのは、バンジャマン・アラールのチェンバロによるパルティータ第4番(BWV828)です。このBWV828、序曲のはじめの部分は太陽が昇ってくるような眩さががあり、これほど光輝に満ちている音楽はあまりないかと。これがほかの鍵盤楽器や管弦楽だとそうは思わないかもしれないので、やはり、これはチェンバロの威力なのでしょう。アラールの録音のおもしろさは、序曲後半のいきいきした演奏と、つぎのゆったりしたアルマンドの対比。強烈な朝日で目覚めたあと、またまどろみたくなるような穏やかな音楽となり、これが10分ちょっと続きます。録音は2009年。チェンバロはアンソニー・サイデイによるジャーマン・モデルです。

CD : Alpha 157(Alpha)

Alpha 157

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今週きいているのは、バンジャマン・アラールによる「クラヴィーア練習曲集 第1部」(6曲のパルティータ)。2009年に録音されたCDには、6曲のパルティータがやや変則的な順で収録されていますが、これはCDの収録時間のつごうとみられます。収録順どおりだと、今日は第4番となるわけですが、ここでは番号順どおり、パルティータ第3番(BWV827)を楽しみます。録音時、アラールはまだ20代前半だったのですが、気負ったところや尖った感はなく、音楽や楽器とごく自然に向きあっています。使用楽器はアンソニー・サイデイによるジャーマン・モデルです。

CD : Alpha 157(Alpha)

Alpha 157

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バンジャマン・アラールのチェンバロできいている「クラヴィーア練習曲集 第1部」(6曲のパルティータ)。これから楽しむのはパルティータ第2番(BWV826)です。使用楽器はアンソニー・サイデイによるジャーマン・モデルで、録音(2009年)ではその響きがじつに美しくとらえられています。演奏をきいていてちょっとびっきりしたのがロンドーのテンポ。このロンドー、小粋で軽快なイメージがあるのですが、慈しむようにていねいな弾きぶりです。

CD : Alpha 157(Alpha)

Alpha 157

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今週きいていくのは、バンジャマン・アラールによる「クラヴィーア練習曲集 第1部」(6曲のパルティータ)です。アラールは1985年生まれのフランスのチェンバロ、オルガン奏者。録音を活発におこなっており、このブログでも、オルガンのためのソナタ(トリオ・ソナタ)などをきいています。「クラヴィーア練習曲集 第1部」はもちろんチェンバロでの演奏。2009年に録音されたCDには、6曲のパルティータが、第1番、第2番、第4番、第3番、第5番、第6番という順で収録されています。収録順が変則的なのは収録時間の問題とみられますので、ここでは第1番(BWV825)から番号順に楽しむことにします。アラールが録音で弾いているのは、アンソニー・サイデイによるジャーマン・モデルのチェンバロです。

CD : Alpha 157(Alpha)

Alpha 157

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三位一体節後第12日曜日にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによる「主を頌めまつれ、力つよき栄光の王をば」(ERATO 2564 61402-2)です。このBWV137は、1725年8月19日に初演されたカンタータ。全5曲(レチタティーヴォなし)すべてが「主を頌めまつれ Lobe den Herren」という歌詞にはじまり、どの曲もその歌詞どおり、直截的な賛美の気分で満ちています。ヴェルナーの録音は、半世紀近くまえの1973年。管弦楽と合唱は、ヴュルテンブルク室内管弦楽団とハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団で、独唱者はインゲボルグ・ラインハルト(ソプラノ)、バーバラ・シェーラー(アルト)、フリードリヒ・メルツァー(テノール)、ブルース・アベル(バス)です。

2564 61402-2

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昨日に続き今日もきくのは、ティボー・ノアリとレ・ザクサンによるヴァイオリン協奏曲第1番(BWV1041)。昨日のBWV1056Rとはちがい、こちらはオリジナルのヴァイオリン協奏曲(のちにチェンバロ協奏曲第7番に編曲)です。2017年録音の「Bach & Co」には「バッハとなかまたち」の協奏曲が収録されており、その「なかまたち」とは、ヨーハン・ダーヴィト・ハイニヒェン(ヴァイオリンとオーボエ)、ゲオルク・フィーリップ・テーレマン(ヴァイオリンとフルートおよび2つのヴァイオリン)、ヨーハン・ゴットリープ・グラウン(ヴァイオリンとリコーダー)、クリストフ・フェルスター(ヴァイオリン)、ヨーハン・フリードリヒ・ファッシュ(ヴァイオリンとオーボエ)です。この中でフェルスターのト短調の協奏曲は世界初録音といこと。これをふくめて、どの協奏曲もみな楽しめます。

CD : AP206(Aparte Music)

AP206

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今日と明日きくのは、ティボー・ノアリとレ・ザクサンによる2曲のヴァイオリン協奏曲。2曲が収録されているのは「Bach & Co」(バッハとなかまたち)と題されたCD(2017年)で、収録順に今日はBWV1056Rを、明日はBWV1041を楽しみます。今日これからきくヴァイオリン協奏曲は、チェンバロ協奏曲第5番を再構成したもので、再構成にあたりヘ短調をト短調に移調しています。ノアリは1982年生まれのフランスのヴァイオリン奏者。オルフェオ55やレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブルなどで、リーダーを務めています。レ・ザクサンは12名編成。ノアリと同年代の依田幸司が録音に参加(第1ヴァイオリン)しています。

CD : AP206(Aparte Music)

AP206

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ラルス・ウルリク・モルテンセンと、コンチェルト・コペンハーゲンの演奏できいてきた4曲の管弦楽組曲(序曲)。CD(2019年)は番号順に収録されており、これからきくのは第4番(BWV1069)です。ここでの演奏は、一般にきかれるものから、トランペットとティンパニをのぞいた「Original Version」。第3番と同じようにこの第4番も、トランペット抜きということで祝典的な華麗さはさほどではありません。しかし、モルテンセンたちのみごとな演奏が、それをじゅうぶんすぎるぐらい補っています。しなやかで、品がよく、音楽がいきいきしており、きいていてとても楽しくなります。

CD : 555 346-2(cpo)

555 346-2

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これから楽しむのは、ラルス・ウルリク・モルテンセンとコンチェルト・コペンハーゲンによる管弦楽組曲第3番(BWV1068)。CDの趣旨どおり、ここでの演奏はトランペットとオーボエ、そしてティンパニ抜きでの演奏です。祝典的な華麗さでは一般的に演奏される管楽器ありの稿に劣りますが、序曲などではヴァイオリン協奏曲的な、華麗さ、親密さもあって、これはこれで楽しめます。録音は2019年です。

CD : 555 346-2(cpo)

555 346-2

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