毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




先週からきいている、アレーナ・チェルニーオーケスター・ル・フェニックスの「Bach / Keyboard Concertos」(SONY CLASSICAL 19075948772)。2019年に録音されたアルバムには、1台用チェンバロ協奏曲の8曲が収録されており、順番に楽しんできました。これからきくのは第7番(原曲はヴァイオリン協奏曲第1番)。チェルニーがピアノ、オーケスター・ル・フェニックスがバロック弓という演奏スタイルはこれまでと同じです。方向性としては「historically informed performance practice」(HIP、歴史的情報にもとづいた演奏実践)で、ピリオド楽器による演奏かと思わせるほど。ピアノとオーケストラが、じつによく親和しています。なお、第7番に続いて第8番も収録されていますが、伝承通り第1楽章冒頭9小節のみの録音。したがって、ここでは第8番は割愛します。

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三位一体節後第8日曜日にきくのは、エルネスト・アンセルメたちによる「人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるか」(DECCA 480 0027)です。このカンタータは1726年8月11日に初演(第1部3曲、第2部4曲)。全7曲中、終曲のコラールは、ヨーハン・ヘールマンの「おお神よ、汝義なる神よ」の第2節が歌われます。アンセルメの録音は1966年。すでに録音から半世紀以上が経過しており時代は感じさせますが、音質も演奏もわるくありません。独唱者はヘレン・ワッツ、イアン・パートリッジ、トム・クラウゼ。管弦楽と合唱は、スイス・ロマンド管弦楽団とローザンヌ・プロ・アルテ合唱団です。

480 0027

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アレーナ・チェルニーオーケスター・ル・フェニックスの演奏できいているチェンバロ(ピアノ)協奏曲。これから楽しむのはヘ長調の第6番です。チェルニーは解説書のインタビューで、第6番を「もっとも美しい協奏曲」と語っており、お気に入りのチェンバロ協奏曲ということ。この協奏曲の原曲はブランデンブルク協奏曲第4番で、2本のリコーダーが参加します。録音は2019年です。

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これから楽しむのはチェンバロ協奏曲第5番。演奏はピアノ協奏曲としてで、アレーナ・チェルニーオーケスター・ル・フェニックスが、2019年に録音(SONY CLASSICAL 19075948772)したものです。ヘ短調の第5番は第2楽章のラルゴが有名で、オーボエやヴァイオリンを独奏楽器として再構成(復元)した協奏曲としてもよくきかれます。チェンバロにくらべ、ピアノはそうした独奏楽器による旋律も、じゅうぶんなレガートで演奏可能。チェルニーの弾くラルゴも美しく、とても楽しめます。

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今週きいているのは、アレーナ・チェルニーオーケスター・ル・フェニックスの「Bach / Keyboard Concertos」(SONY CLASSICAL 19075948772)です。2019年に録音されたアルバムは、チェルニーのピアノとバロック弓による弦楽アンサンブルによるチェンバロ協奏曲を収録。第8番は9小節のみですが、ほかの7曲を第1番からは番号順に楽しんでいます。これからきくのはイ長調の第4番。原曲はオーボエ・ダモーレ協奏曲として再構成(復元)されることの多い、とてもすがすがしい協奏曲です。

19075948772

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すでに暑い朝にきくのは、アレーナ・チェルニーオーケスター・ル・フェニックスの「Bach / Keyboard Concertos」(SONY CLASSICAL 19075948772)から、チェンバロ協奏曲(ピアノ協奏曲)第3番です。これをチェルニーはピアノで、オーケスター・ル・フェニックス(増減はあるかもしれませんが、解説書写真では10名)はバロック弓で演奏しています。録音は2019年です。

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今夜しばしのあいだ楽しむのは、ミシェル・コレットの協奏曲「ル・フェニックス」です。ここでコレットをひさしぶりにきくのは、いまきいている、アレーナ・チェルニーによるピアノ協奏曲で共演している、オーケスター・ル・フェニックスの「ル・フェニックス」か、コレットの協奏曲から採られているため。オーケスター・ル・フェニックスにもコレットのアルバムはあるのですが、協奏曲集作品26で、「ル・フェニックス」は収録されていません。そのためここではオペラ・ルリマ・アンサンブルのソナタ集作品20を収録したアルバム(Brilliant Classics 95265)を楽しみます。作品20は「Les délices de la solitude」(孤独の愉しみ)のソナタ集と題されており、「ル・フェニックス」は低音楽器と通奏低音の柔軟な編成による室内協奏曲。オペラ・ルリマ・アンサンブルはチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ファゴット、オルガン、チェンバロという編成で演奏しています。録音は2015年です。

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昨日からききはじめた、アレーナ・チェルニーオーケスター・ル・フェニックスの「Bach / Keyboard Concertos」(SONY CLASSICAL 19075948772)。第1番から順にきいていくので、今日これからきくのはチェンバロ協奏曲第2番です。といってもチェルニーはピアノ奏者なので、じっさいはピアノ協奏曲ということになります。第2番は既存の協奏曲からの編曲とされますが、原曲での独奏楽器は、ヴァイオリン、オーボエ、リコーダーが想定されています。

19075948772

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今週きいていくのは、アレーナ・チェルニーオーケスター・ル・フェニックスの「Bach / Keyboard Concertos」(SONY CLASSICAL 19075948772)です。チェルニーは、1967年、ウクライナ生まれのピアノ奏者。現在はスイス在住で、アルバムの録音(2019年)も同国にておこなわれています。アルバムには1台用のチェンバロ協奏曲8曲を収録(第8番はは9小節のみ)。今日の第1番から順に楽しむことにします。共演のオーケスター・ル・フェニックスは、メンバー全員がモダンとピリオド両楽器の奏法を学んだということで、「historically informed performance practice」(HIP、歴史的情報にもとづいた演奏実践)を共通の目標にしているとのことです。アルバムではバロック弓をもちいて演奏しています。

19075948772

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三位一体節後第7日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「汝なんぞ悲しみうなだるるや」(Hänssler CLASSIC 92.034)です。このカンタータは1724年7月23日の初演。歌詞はヨーハン・ヘールマンの同名コラール全節によっており、いわゆる全詩節コラール・カンタータです。リリングたちの録音は1979年。独唱者はアーリーン・オジェー、アーダルベルト・クラウス、ヨーン・ブレッヘラーで、管弦楽と合唱はいつものように、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、シュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライです。

92.034

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今週きいてきたのは、ピーテル・ヤン・ベルダーの「J.S. Bach / French Suites」で、これから楽しむのはのこる1曲、フランス組曲第6番(BWV817)です。このホ長調の組曲の舞曲は、アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、ポロネーズ、ブーレー、ジーグ、メヌエットというのが一般的ですが、ベルダーは、アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、メヌエット・ポロネーズ、ブーレー、ジーグ、プティ・メヌエット、という筆写稿で演奏しています。なお、ベルダーの使用楽器は、コルネリス・ボムの1999年製(リュッカース・モデル)のチェンバロです。

CD : 93322(Brilliant Classics)

93322

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今宵しばし楽しむのは、「The Di Martinelli Manuscript」(GLOSSA GCD 922521)です。このアルバムは、ヴァイオリンのエヴァ・サラディンを中心に、バーゼル・スコラ・カンタールムの同窓によって録音されたもの。「Violin sonatas of the late 17th century」と副題にあるように、17世紀後期のヴァイオリン・ソナタを収録したものです。ソナタは音楽家一族のディ・マルティネッリ家(イタリアからオランダに移住)が収集したもので、アルバムには比較的めずらしいソナタが収録されています。

これからきくのはヨハン・クリストフ・ペツのト短調のソナタ第30番。アダージョ、アレグロ、アダージョ、(チャッコーナ)、アダージョ、グラーヴェ(ジーグ) という構成で、10分ほどの曲です。ペツはアルカンジェロ・コレッリに学んだのドイツの音楽家。ゲオルク・フィリップ・テレマンが称賛したというだけあり、ここできくソナタは変化にとんで楽しめます。サラディンと共演しているのは、チェンバロのヨハネス・ケラー、同じくゼバスティアン・ヴィーナント、チェロのダニエル・ロシン。録音は2020年です。

GCD 922521

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1cmほど開けた窓から、盛大なセミの合唱がきこえています。早朝から鳴きはじめていますが、いまがピークのようです。さすがにうるさく感じられるので、まずは窓を閉めてからバッハを楽しむことにします。これからきくのはピーテル・ヤン・ベルダーの「J.S. Bach / French Suites」から、フランス組曲第5番(BWV816)。舞曲は、アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、ブーレー、ルール、ジーグの7曲です。使用楽器は、コルネリス・ボムの1999年製(リュッカース・モデル)。録音は2006年です。

CD : 93322(Brilliant Classics)

93322

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ピーテル・ヤン・ベルダーのチェンバロできいている、6曲のフランス組曲。6曲は「J.S. Bach / French Suites」に収録されており、今週はこのアルバムから番号順に楽しんでいます。これからきくのは変ホ長調の第4番(BWV815)。舞曲は、アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、エール、メヌエット、ジーグの7曲です。ベルダーの弾くのは、コルネリス・ボムが1999年に製作したリュッカース・モデルのチェンバロ。録音は2006年です。

CD : 93322(Brilliant Classics)

93322

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今週のバッハは、オランダの鍵盤楽器奏者、ピーテル・ヤン・ベルダーの「J.S. Bach / French Suites」から、フランス組曲を楽しんでいます。アルバムには、6曲のフランス組曲と、ここではききませんが、2曲の組曲(BWV818と819)が収録。フランス組曲は2006年、組曲は1999年の録音です。これからきくのはフランス組曲第3番(BWV814)で、舞曲はアルマンド、クーラント、サラバンド、アングレーズ、メヌエットとトリオ、ジーグ。使用楽器は、コルネリス・ボムの1999年製チェンバロ(リュッカース・モデル)です。

CD : 93322(Brilliant Classics)

93322

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