毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




宗教改革記念日(10月31日)にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによるカンタータ「主なる神は日なり、盾なり」(ERATO 2564 61402-2)です。宗教改革記念日は、マルティン・ルターがヴィッテンベルク城教会の扉に「95ヶ条の論題」を貼りだした、1517年10月31日にちなむもので、このBWV79は3曲が伝承された宗教改革記念日用のカンタータのひとつです。初演は1725年の10月31日で、ホルンが編成された第1曲は牧歌的な響きではありながらも、じつに堅固で剛毅な合唱曲となっています。ヴェルナーの録音は1964年で、合唱と管弦楽は、ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団とプフォルツハイム室内管弦楽団です。

2564 61402-2

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今夜きくのは、マリアンヌ・ミュレルとフランソワーズ・ランジュレによるオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第2番(BWV1028)です。その日のおわりというより、はじめのほうがふさわしく思える第2番ですが、第1楽章のアダージョ、そしてロ短調に転じる第3楽章のアンダンテはとくに、夜が更けてからきくにもぴったりな雰囲気があります。ところで、このCDには3曲のガンバ・ソナタのほかに、ヴァイオリン・ソナタ第6番のガンバ用編曲も収録されていますが、明日は宗教改革記念日のためのカンタータをきき、明後日にそのヴァイオリン・ソナタを楽しむことにします。

CD : ZZT340(Zig Zag Territoires)

ZZT340

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昨日に続き今日これからきくのは、マリアンヌ・ミュレル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とフランソワーズ・ランジュレ(チェンバロ)によるガンバ・ソナタで、収録順どおり、きくのはソナタ第1番(BWV1027)です。使用楽器は、ミュレルがピエール・ジャキエのガンバにクレイグ・ライダーの弓、ランジュレがデイヴィッド・レイのチェンバロ(ヨハン・ハインリヒ・グレープナー)。録音は2013年です。なお、ランジュレのチェンバロは、曽根麻矢子が「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」の録音で使用したチェンバロと同じだと思われます。

CD : ZZT340(Zig Zag Territoires)

ZZT340

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今日からきいていくのは、マリアンヌ・ミュレル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)とフランソワーズ・ランジュレ(チェンバロ)によるガンバ・ソナタです。CDの録音は2013年で、収録は第3番、第1番、第2番という順。ほかにヴァイオリン・ソナタ第6番のガンバ用編曲も収録されています。これからきくのは収録順どおりト短調の第3番(BWV1029)です。今日はとてもすがすがしい天気。秋の空を満喫しながら楽しむことにします。

CD : ZZT340(Zig Zag Territoires)

ZZT340

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三位一体節後第19日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「われ悩める人、われをこの死の体より」です。このBWV48は、1723年10月3日に初演された全7曲からなるカンタータ。第1曲ではコラール(作者不詳の第7曲と同一)をトランペットとオーボエで引用し、第3曲(マルティーン・ルティーリウス)と第7曲は合唱によるコラールとしており、「コラール重用の試み」(『バッハ事典』)がなされています。ここでの鈴木たちは、独唱者をふくむ12名の合唱と、17名の管弦楽で録音(2000年)にのぞんでいます。

CD : BIS-CD-1081(BIS Records)

BIS-CD-1081

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今週きいてきた、ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンによる6曲の無伴奏チェロ組曲。2018年に録音されたアルバムから番号順にきいてきて、今日は最後の第6番(BWV1012)です。この組曲の舞曲は昨日の第5番と同じで、プレリュードのあと、アルマンド、クーラント、サラバンド、ガヴォット、ジーグと続きます。ここでのヤマヒロ・ブリンクマンは、マルチェロ・ヴィエナ・クルーズによる5弦のヴィオロンチェロ・ピッコロをひいており、弓はこれまでと同じ、ルイス・エミリオ・ロドリゲス・カリントンのそれです。

アポロズ・ファイア(クリーブランド・バロック・オーケストラ)と共演したアントニオ・・ヴィヴァルディの協奏曲(Youtubeのチャンネル「apollosfirebaroque」)でみるヤマヒロ・ブリンクマンは、表情から音が推測できるような、とにかく豊かな表情で、なんだかチェロと一体化してみえてしまいます。Youtubeには、この無伴奏チェロ組曲のPVもあって、「Take5 Music Production」で視聴できます。こちらでは、音楽ほどには表情は豊かではありません。

CD : arc 19014(Arcantus)

arc 19014

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これからきくのは、ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンによる無伴奏チェロ組曲の第5番(BWV1011)。この第5番の舞曲は、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの4曲に、当世風舞曲としてのガヴォット(サラバンドのあとに挿入)。プレリュードは、それだけでプレリュードとフーガという体をなしており、ヤマヒロ・ブリンクマンはその二部分を対照的に演奏しています。ゆったりと、低音で吟じるような前半はとてもおもしろく、またフーガは推進力に満ちています。録音は2018年。楽器は、製作者不明の17世紀イタリアのチェロに、ルイス・エミリオ・ロドリゲス・カリントンの弓です。

CD : arc 19014(Arcantus)

arc 19014

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今週きいているのは、ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンによる6曲の無伴奏チェロ組曲。2018年録音のアルバムには6曲が番号順に収録されており、ここではその順番できいています。今日これからきくのは第4番(BWV1010)。プレリュードに続く舞曲は、昨日の第3番と同じく、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの基本4舞曲と、サラバンドのあとに挿入された当世風舞曲のブーレーです。ヤマヒロ・ブリンクマンの楽器は、製作者不明の17世紀イタリアのチェロで、それをルイス・エミリオ・ロドリゲス・カリントンの弓での駆っています。

CD : arc 19014(Arcantus)

arc 19014

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これからきくのは、ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマンによる無伴奏チェロ組曲第3番(2018年録音)。このBWV1009もほかの組曲と同じく、プレリュードにはじまり、舞曲のアルマンド、クーラント、サラバンドと続きます。ことなるのはつぎの当世風舞曲で、この第3番、そして第4番は二つのブーレーとなっています(舞曲の最後はジーグ)。第1番と第2番は二つのメヌエットでしたし、第5番と第6番は二つのガヴォットなので、バッハは計画的に当世風舞曲を採用したものと思われます。ヤマヒロ・ブリンクマンのブーレーは、軽快さとともに低音の深みもあり、第1のキレのよさと第2のレガートさが対照的で、とても楽しめます。楽器は、製作者不明の17世紀イタリアのチェロ。弓はルイス・エミリオ・ロドリゲス・カリントン製作のそれです。

CD : arc 19014(Arcantus)

arc 19014

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昨日からききはじめた、ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマン(山廣美芽)による6曲の無伴奏チェロ組曲。今日これからきくのは組曲第2番(BWV1008)で、プレリュードにはじまり、舞曲のアルマンド、クーラント、サラバンド、二つのメヌエット、ジーグと続きます(これは昨日の第1番と同じ構成)。ヤマヒロ・ブリンクマンの楽器は、製作者不明の17世紀イタリアのチェロで、弓はルイス・エミリオ・ロドリゲス・カリントン製作のそれ。録音は2018年です。

CD : arc 19014(Arcantus)

arc 19014

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今週きいていくのは、ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマン(山廣美芽)による6曲の無伴奏チェロ組曲。今日から収録順でもある番号順どおり、組曲第1番(BWV1007)から楽しみます。ヤマヒロ・ブリンクマンは、桐朋学園大学卒業後、ハーグの王立音楽院でチェロとヴィオラ・ダ・ガンバを学んだ奏者。使用楽器は第1番から第5番までが、製作者不明の17世紀イタリアのチェロで、第6番のみマルチェロ・ヴィエナ・クルーズによる1999年製のヴィオロンチェロ・ピッコロ(5弦)です。弓はルイス・エミリオ・ロドリゲス・カリントン(1か月まえにきいたルシア・スワルツの弓と同じ製作者)の1990年製と2002年製。録音は2018年です。

CD : arc 19014(Arcantus)

arc 19014

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三位一体節後第18日曜日にきくのは、ロバート・キングたちによる「神のみにわが心を捧げん」(1988年録音)です。このBWV169の初演は1726年10月20日。独奏オルガンのオブリガートをもつ、アルト独唱のためのカンタータ(終曲は4声体コラール)で、ここで歌うのは往年の名カウンタータナー、ジェイムズ・ボウマン。これにキングス・コンソートがあわせ、独奏オルガンはジェイムズ・オドンネルです。ちなみに、近年の映像でみるキングは白髪で、あたりまえながら、来日時の若々しさはありません。容姿と同じく音楽もずいぶんかわった気がします。

CD : CDA66326(hyperion)

CDA66326

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今週きいてきたのは、レイチェル・バートン・パインジョリー・ヴィニクールによる、6曲のオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ(2017年録音)。収録順でもある番号順にきいてきたので、これからきくのはト長調の第6番(BWV1019)です。この第6番には異稿もありますが、収録されているのは最終稿で、第3楽章のアレグロはチェンバロ独奏曲となっています。CDにはこれに続き、異稿の1曲のカンタービレが収録されています。これはレイチェルのお気に入りだそうで、解説書では「天使の音楽」と評しているほど。なお、二人の使用楽器は、レイチェルがオリジナル仕様のニコラ・ガリアーノ(1770年)のヴァイオリンに、ルイ・ベガンの18世紀モデルの弓。ヴィニクールは、トニー・チネリー(2012年)のチェンバロで、パスカル・タスカン(1769年)モデルです。

CD : CDR 90000 177(Cedille Records)

CDR 90000 177

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今日これからきくのは、レイチェル・バートン・パインジョリー・ヴィニクールによる、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ第5番(BWV1018)。このヘ短調のソナタは、(ラルゴ)、アレグロ、アダージョ、ヴィヴァーチェと、第4番までのソナタと同じく4楽章からなりますが、ほかの短調のソナタ(第1番と第4番)のように第3楽章も長調に転じることはなく、ハ短調となっています。ヨーハン・マッテゾンはヘ短調を、「暗く救いようのないメランコリーをみごとに表現」(山下道子訳「マッテゾンの調性格論」)すると述べていますが、第5番はまさにそのとおりかと。

CD : CDR 90000 177(Cedille Records)

CDR 90000 177

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これからきくのは、レイチェル・バートン・パインジョリー・ヴィニクールによる、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ第4番(BWV1017)です。このハ短調のソナタは、「深い悲しみの表現と和声によって、第5番と双璧をなす傑作」(『バッハ事典』)で、ラルゴ、アレグロ、アダージョ、アレグロという構成。変ホ長調に転じるアダージョは、ヴァイオリンが低域で歌うこともあり、とても情趣深い楽章です。

CD : CDR 90000 177(Cedille Records)

CDR 90000 177

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