毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日からきいていくのは、ダヴィット・モロニーたちによるチェンバロ協奏曲です。2007年に録音されたCDには、断簡をのぞいた、1台、2台、3台、4台用の協奏曲が14曲収録されており、これを収録順にきいていく予定。これからきくのは、4台のチェンバロのための協奏曲(BWV1065)で、オーケストラなしの、4人の独奏者のみでの演奏です。独奏者は、カレン・フリント(ニコラ・デュモン)、アーサー・ハース(ヨハネス・ルッカース)、モロニー(スペインの無銘楽器)、キム・ジョンヘ(ドメニクス・ピサウリエンシス)。かっこ内は楽器製作者でいずれもオリジナル楽器です。

CD : PL20901(Plectra Music)

PL20901

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三位一体節後第12日曜日にきくのは、ルーカス・ポーレたちによる「霊と心は驚き惑う」です。このBWV35は、1726年9月8日に初演された、アルト独唱のためのカンタータ。オーケストラのシンフォニア(「コンチェルト」と「シンフォニア・プレスト」)と、アルトの独唱曲(レチタティーヴォとアリア)のみからなるカンタータで、2部全7曲からなる力作です。指揮のポーレはオルガン独奏も担当。弾くのは、ゴットフリート・ジルバーマンが、1732年、クロスタウの教区教会に建造したオルガン(ヘルマン・オイレ・オルガン工房が修復)です。アルト独唱はブリッタ・シュヴァルツ。オーケストラはドレスデン・パロック管弦楽団で、録音は2018年です。

CD : ROP6160(Rondeau Production)

ROP6160

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今週きいてきたのは、アルナウ・トマスによる6曲の無伴奏チェロ組曲(Aglae Música AMC 106.7)。2013年に録音されたCDには、6曲の組曲が番号順に収録されており、これからきく第6番までその順で楽しんできました。トマスの演奏、この第6番では、アルマンドでの抒情美が印象的です。トリノ派の製作家、アンセルモ・クルレットが1909年に製作したチェロを、慈しむように鳴らしてします。テンポはゆっくりで、なんと8分ほど。前回きいたセルゲイ・マーロフの同曲が3分ほどなので、2倍以上ちがいます。

AMC 106.7

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これからきくのはスペインのチェロ奏者、アルナウ・トマスによる無伴奏チェロ組曲第5番(Aglae Música AMC 106.7)です。録音はトマスの生地のバルセロナで、2013年におこなわれています。なお、このハ短調の第5番は、のちにバッハの手によってト短調のリュート組曲に編曲されており、オリジナルのチェロもいいのですが、リュートのほうが個人的にはより好みです。

AMC 106.7

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「音楽家の伝記 はじめに読む1冊」シリーズ『バッハ』は、「10歳から読めるクラシック音楽入門書」。購入したのはQRコードを読むことで、じっさいの音楽をきくことができる、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(YMM)から2019年に発刊された伝記本です。もともとは、リブリオ出版の作曲家物語シリーズ『バッハ』として発刊されたもの。YMMからの発刊は、その増補改訂版というべきもので、伝記というより、「作曲家物語」というほうがしっくりきます。リブリオ出版で発刊されてから、40年近くを経ての増補改訂ということですが、近年の定説からすると、古い研究をもとに記述している部分があります。それを補うのが、著者ひのまどかの強い思い。偏ったバッハ観という批判もできるかと思いますが、「物語」として読むぶんには、けっこう楽しめます。

『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バッハ』

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今週きいているのは、アルナウ・トマスによる6曲の無伴奏チェロ組曲。2013年録音のCD(Aglae Música AMC 106.7)には6曲が番号順に収録されており、その順で楽しんでいます。今日からは2枚目のCDに入り、きくのは第4番。スタッカート気味で発音の美しいプレリュードなど、トマスのチェロがここでも堪能できます。

AMC 106.7

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これからきくのは、アルナウ・トマスによる無伴奏チェロ組曲第3番。2013年に録音されたCD(Aglae Música AMC 106.7)に収録されており、これを今週は番号順=収録順にきいています。トマスの演奏は、チェロらしい低音をじゅうぶん鳴らしながらも、軽快さもあわせもったもので、とても楽しめます。

AMC 106.7

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昨日からききはじめた、アルナウ・トマスによる無伴奏チェロ組曲集(Aglae Música AMC 106.7)。収録順どおり番号順できいていくので、今日これから楽しむのは第2番ということになります。第1番にくらべ、こちらはぐっと重厚感が増した演奏。録音は2013年です。

AMC 106.7

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今週きいていくのは、アルナウ・トマスによる6曲の無伴奏チェロ組曲です。組曲集のCD(Aglae Música AMC 106.7)は2013年に録音されたもので、収録順は番号順となっています。ここではその収録順どおり、今日の第1番から順に楽しみます。奏者のトマスはバルセロナ生まれで、カザルス弦楽四重奏団員。「パブロ・カザルス」の名を冠した四重奏団に所属してはいても、カザルスの名演とはちがって、演奏は思いの外軽快です。

AMC 106.7

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三位一体節後第11日曜日にきくのは、ひさしぶりのカンタータで、ミリアム・フォイアージンガーたちによる「わが心は血の海に漂う」です。このBWV199は、1713年8月27日に初演されたとされる、ソプラノ独唱のためのカンタータ。歌詞はゲオルク・クリスティアン・レームスの詩によっており、同詩にはバッハと同世代(で交流があったとみられる)のクリストフ・グラウプナーも音楽をつけています(グラウプナーのカンタータもフォイアージンガーのCDに収録)。フォイアージンガーは、1978年生まれのオーストリアの歌手。ザンクト・ガレンのバッハ財団やオランダ・バッハ協会のカンタータ上演にも参加しており、お気に入りの歌手のひとりです。2月に紹介した「ヴァーツラフ・ルクスたちによる『ザルツブルク・ミサ曲』」でも歌っていました。共演はペーテル・バルシ(ヴァイオリンと指揮)とカプリコルヌス・コンソート・バーゼルで、録音は2015年です。

CD : CHR 77399(CHRISTOPHORUS)

CHR 77399

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今日もきくのはアンジェラ・ヒューイットのバッハ。1985年録音のCD(Deutsche Grammophon 419 218-2)には、「イタリア変奏曲」、ハ短調のトッカータ、4曲のデュエット(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)、イギリス組曲第6番が収録されており、昨日は「イタリア変奏曲」を楽しみました。今日はのこる3曲からイギリス組曲第6番を選び、ヒューイットのバッハとはひとまずお別れしようと思います。弾いているピアノは近年愛用のファツィオーリではなく、スタインウェイのようですね。

419 218-2

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昨日の投稿「バッハ・メダル、2020年の受賞者はアンジェラ・ヒューイット」にちなみ、今日きくのはアンジェラ・ヒューイットのピアノで「イタリア変奏曲」です。ヒューイットの「イタリア変奏曲」には、2000年録音のハイペリオン盤もありますが、ここできくは1985年録音のドイツ・グラモフォン盤(Deutsche Grammophon 419 218-2)です。録音年の1985年は、トロント国際バッハ・ピアノ・コンクールで優勝した年であり、解説書表紙にもその旨が記載されています。2020年5月の来日演奏会では、この「イタリア変奏曲」もプログラムに構成されていたのですが、演奏会は2021年1月に延期されています。

419 218-2

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2020年のバッハ・メダルは、カナダのピアノ奏者アンジェラ・ヒューイット(1958年生)が授与されることになっていました。「授与されることになっていました」とはいっても、受賞は2019年11月には発表されており、ライプツィヒ・バッハ音楽祭での「ゴルトベルク変奏曲」(2020年6月20日)の演奏会のさいに授与される予定が、コロナ禍で中止となったというだけです。バッハ・メダル(2020年をふくめ18回)はじめての女性受賞者で、バッハ・メダルの大きな転換点になるかもしれません。



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今日もきくのは、ヴィーラント・クイケンとピート・クイケンによるガンバ・ソナタでその第3番(BWV1029)です。親子共演の録音は2002年におこなわれており、グスタフ・レオンハルトとの録音は1973年だったので、ほぼ30年の時をへだてていることになります。

そのあいだにピリオド・アプローチも熟成し、そしてもちろんヴィーラントも熟成したことによって、新旧録音の印象はかなりことなっているように感じます。新録でのヴィーラントはじつにまったりとしており、尖ったところがありません。テンポも中庸(というか急速楽章ではやや遅め)で、近年の若手の演奏のように突っ込んだところもなく、きき疲れのしない演奏だといえるでしょう。

なお、ヴィーラントの弾くのはニコラ・ベルトランの1705年ごろ製作のヴィオラ・ダ・ガンバ、ピートが弾くのはアンソニー・サイデイとフレデリック・バルの1995年製(1740年ごろのジャーマン・モデル)のチェンバロです。

CD : A 383(ARCANA)

A 383

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これから楽しむのは、ヴィーラント・クイケンとピート・クイケンによるガンバ・ソナタ第2番(BWV1028)です。奏者二人は親子で、ヴィーラントは1938年、ピートは1972年生まれ。録音は2002年で、使用楽器は、ヴィーラントがニコラ・ベルトランの1705年ごろ製作のヴィオラ・ダ・ガンバ、ピートがアンソニー・サイデイとフレデリック・バルの1995年製(1740年ごろのジャーマン・モデル)のチェンバロです。

CD : A 383(ARCANA)

A 383

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