Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●永六輔さん『職人』…「〈出世したか〉〈しないか〉ではありません。〈いやしいか〉〈いやしくないか〉」

2017年06月28日 00時00分12秒 | Weblog

[※ 日刊ゲンダイ(2017年3月4日)↑]



沖縄タイムスの稲嶺幸弘記者のコラム【[大弦小弦]「職業に貴賎はないと思うけど、生き方には…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/104597)。

 《▼(ゆが)んだ行政をただそうと、勇気を持って告発した名も知らぬあなたへ。もし、自身の正義感を悔やんでいるなら、永さんの著書から次の言葉を贈る。「人間、〈出世したか〉〈しないか〉ではありません。〈いやしいか〉〈いやしくないか〉ですね」》。

   『●アベ様の秋と『官僚たちの夏』: 「「総理のご意向」を
         理由に行政が歪められたことは紛れもない事実」
   『●「森友、加計、準強姦事件の3つ…諸悪の根源である
           “主犯”は目の前にいるのだ」=アベ様御夫妻

 「官僚たちの夏」とアベ様の秋
 愚かにも、アベ様の壊憲草案には「20日以内の開催」と明記してあるそうですが、憲法53条に反して、国会の開催を拒否する「裸の王様」と酷い取巻き連中。デンデン王国「裸の王様」を守ることに必死な義家弘介文科副大臣山本幸三地方創生担当相は、《守るべき部下をスパイ扱いし、保身のためなら平気で切り捨てる。陰で言うならまだしも、国会という公の場で恥じらいもなく口にするその神経にはあきれるばかり》、御尤も。

 ようやく今ごろになって、官邸がざわついているそうです。アベ様と「最低の官房長官」「沖縄基地負担軽減相」の間に隙間風が。その「最低の官房長官」の後釜候補の笑えるリスト。ブログ主は、「裸の王様」の酷いトリマキの中でも最悪な部類・萩生田光一氏を推薦します。
 日刊ゲンダイの記事【安倍首相も激怒 加計火消し失敗の菅官房長官に「更迭」説】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/207862)によると、《いよいよ「官邸崩壊」か――。菅義偉官房長官の更迭説が流れている。安倍1強の象徴だった首相官邸が一気にガタつきはじめている…後任として下村博文加藤勝信、さらに甘利明氏らの名前まで》…って、酷いな。

 〈いやしいか〉、〈いやしくないか〉で言うと、どう見ても前者

   『●「S」で「D」なアベ様と麻生副首相は「政治資金」で
        夜な夜な一体何をしているのか? それでも支持??

   『●政治献金という名の「賄賂」:
       アベ様達は原発産業と「ズブズブ」の関係

   『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
   『●闇勢力問題だけでなく、アベ様はオカネ(マネー)にもダークだっという話
   『●「統一協会、暴力団、日本会議に
      神道議員連盟・・・どうするの」?、とアベ様をヤジり返してみては?


   『●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの? 
        「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??
   『●「不正文科相が子どもに「道徳心」を説き得る」
        「大臣を辞めながら反省どころか、威張る」・・・「珍芸」

   『●文科省道徳教育教材『わたしたちの道徳』・・・
      コドモタチの道徳教育のための好例として記載を可能か?
   『●「詐欺や脱税」に総務相や法相がお墨付き…
      自民党では白紙領収書に「(法的に)問題はない…」!?
   『●脳内回路は大丈夫?? 自民党若手の脳内では、 
          「憲法学者達<<百田尚樹氏」という訳だ!?
   『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?:
       「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…
   『●「外交音痴、政治音痴、もう政治家とは呼べない領域」な
            失言王・萩生田光一氏…成果無しなアベ様外交
   『●「菅官房長官と麻生財務相以外のほぼ全員を代える大幅改造」って、
                        ご冗談を…アベ様オトモダチの総退陣を

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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/104597

[大弦小弦]「職業に貴賎はないと思うけど、生き方には…
2017年6月22日 08:37 稲嶺幸弘 加計学園 安倍政権 名言・金言

 「職業に貴賎はないと思うけど、生き方には貴賎がありますねぇ」。作家の永六輔さんの『職人』(岩波新書)に出てくる言葉である

▼同書は永さんが出会った職人たちが口にした珠玉の言葉のコレクションである。職人とは職業ではなく「生き方」だと永さんは言い、収められた言葉は人生訓そのものである

▼冒頭の言葉をかみしめたのは、通常国会の終了で疑惑が残ったまま幕引きされた加計(かけ)学園問題で、獣医学部新設計画に関する文書をめぐる安倍政権の閣僚らの見苦しい言動を見たからである

▼国会審議で文書の信憑(しんぴょう)性を追及された地方創生担当相は「(文書を作成したのは)文科省からの出向者で、陰に隠れて本省にご注進したものだ」と発言。また文科副大臣も、文書流出は国家公務員法違反との可能性を指摘し、真相究明とは真逆の恫喝(どうかつ)の言葉を放った

▼守るべき部下をスパイ扱いし、保身のためなら平気で切り捨てる。陰で言うならまだしも、国会という公の場で恥じらいもなく口にするその神経にはあきれるばかりである

(ゆが)んだ行政をただそうと、勇気を持って告発した名も知らぬあなたへ。もし、自身の正義感を悔やんでいるなら、永さんの著書から次の言葉を贈る。「人間、〈出世したか〉〈しないか〉ではありません。〈いやしいか〉〈いやしくないか〉ですね」(稲嶺幸弘
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●「有権者はすぐに忘れてしまうとたかをくくって」いるアベ様ら…第三の森友問題を前に御優しい有権者

2017年06月18日 00時00分18秒 | Weblog

[※ 日刊ゲンダイ(2017年3月4日)↑]



沖縄タイムスの稲嶺幸弘記者によるコラム【[大弦小弦]「この惑星の住人は…」とのフレーズで始まる缶コーヒーの…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/101197)。

 《▼最近の事象をCM風につぶやくならば、「この惑星の政府は不思議だ。疑惑を厳しく追及されても涼しい顔で知らぬ存ぜぬを通す」だろうか。獣医学部新設をめぐる決定過程に疑惑が深まる「加計(かけ)学園」問題の政府対応である》。


 ズブズブなアベ様のオトモダチ大優遇。
 《それでも「再調査はしない」と突っぱねるなら、宇宙人ならずとも理解不能》だった訳ですが、ようやく、アベ様のご指導の下、文科省で再調査をするそうです。既に後手に、後手に回っている訳で、「「総理のご意向」を理由に行政が歪められたことは紛れもない事実」であることを示す、次々にソノ文章の存在が各報道機関によ報じられています。

   『●アベ様のオトモダチのオトモダチを最高裁判事に任命?  
      「政治判断」乱発の最「低」裁からも忖度?
   『●「ミスター通産省」と「ミスター文科省」:
       「総理のご意向」に沿う形で、「行政が歪められた」
   『●「自分を窮地に追い込む言論機関への批判投稿を
       見つけだし、「いいね!」と賛同するのは異常…不気味」
   『●アベ様の秋と『官僚たちの夏』: 「「総理のご意向」を
         理由に行政が歪められたことは紛れもない事実」

 底なしなズブズブ、巨額血税がジャブジャブ。で、《有権者はすぐに忘れてしまうとたかをくくって》いるアベ様ら、そして、第三の森友問題を前に、御優しい有権者です。
 山岡俊介さんの『アクセスジャーナル』の記事【「ポスト加計疑惑」――同じ構造の「国際医療福祉大学」医学部新設認可】(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=8085)によると、《そんななか、さらに出て来そうな「ポスト加計疑惑」がある。ズバリいえば、それは今年4月、「国際医療福祉大学」(高木邦格理事長…)の医学部が千葉県成田市に開設された件だ…こちらも加計同様、官邸(総理)の意向がもろに反映できる「国家戦略特区」として認可されたもの…23億円…80億円…20億円…30億円…10億円…》。

 《「この惑星の有権者は不思議だ。政府の不誠実な対応にも極めて寛容である」…「ろくでもない世界」である》。ホント、同感。

   『●「そういう政権を選んだ国民にも危険な兆候」の
        行きついた先…「平成の治安維持法」が衆院を突破
   『●「本当の権力の恣意的運用という
      ルビコン川を渡った」自公お維…「平成の治安維持法」参議院突破

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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/101197

[大弦小弦]「この惑星の住人は…」とのフレーズで始まる缶コーヒーの・・・
2017年6月8日 08:09 稲嶺幸弘

 「この惑星の住人は…」とのフレーズで始まる缶コーヒーの人気CMがある。日本にやってきた米国人俳優扮(ふん)する宇宙人が日常の光景を皮肉を込めてつぶやく

▼事象の本質を鋭く突くセリフには、毎回苦笑いする。一方的に切り捨てるのではなく、「このろくでもない素晴らしき世界」とお決まりの言葉でやんわりと締めてほっとさせる

▼最近の事象をCM風につぶやくならば、「この惑星の政府は不思議だ。疑惑を厳しく追及されても涼しい顔で知らぬ存ぜぬを通す」だろうか。獣医学部新設をめぐる決定過程に疑惑が深まる「加計(かけ)学園」問題の政府対応である

▼安倍晋三首相の「意向」があったとする文部科学省の文書の存在を前事務次官に続いて複数の現役職員が証言した。それでも「再調査はしない」と突っぱねるなら、宇宙人ならずとも理解不能である

▼疑惑が事実誤認なら、速やかに調査をして自ら「潔白」を証明する方が近道である。まさか、真偽をうやむやにして、国会会期末まで逃げ切れば、有権者はすぐに忘れてしまうとたかをくくっていまいか

▼ここまでくると宇宙人のつぶやきは嘆きに変わる。「この惑星の有権者は不思議だ。政府の不誠実な対応にも極めて寛容である」と。前例を許してしまえば待ち受けているのは、「ろくでもない世界」である

稲嶺幸弘
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●Leaderでなく、狂気なDictator…しかも、壊憲に向け、使う話法はドアホウワホウ

2017年06月15日 00時00分13秒 | Weblog


沖縄タイムスの稲嶺幸弘氏によるコラム【[大弦小弦]「40、50人も人数が集まれば1人ぐらい】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/100106)。

 《▼この組織はどうか。異論家は皆無で、リーダーに気を使い組織防衛に終始している姿が目立つ。学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐる問題への自民党の対応を見て思う…スターリンの死後、…フルシチョフ…「そう、今のあなたのように黙っていた」…リーダーを「暴君」に育てるのは沈黙である》。

 《「そう、今のあなたのように黙っていた」…》、自公議員は誰も逆らえず。《リーダーを「暴君」に育てるのは沈黙である》…そうだ。いまや、デンデン王国「裸の王様」アベ様は、Leaderでなく、狂気なDictator…しかもドアホウワホウで壊憲を目論む狂気・凶器ブリ。このままでは、確実にニッポン破滅へ。

   『●「我が軍」的自衛隊の「違憲」状態を「合憲」へと改めず、
                憲法を「壊憲」して「違憲」を解消する!?

   『●戦争で唯一得た平和憲法を壊憲…「日本は自由と民主主義を
                   失うだけで、代わりに得るものは何もない」

   『●立憲主義も理解できず…「行政の長である総理大臣が
       具体的な改憲日程を口にするのは完全に憲法違反」

    《小池 それと、安倍首相は2020年に新憲法施行するという宣言を
     したでしょう。改憲は国会が発議するもので行政の長である
     総理大臣が具体的な改憲日程を口にするのは完全に憲法違反
     そんなことまでわからなくなってるのか、と思いました》

   『●「好戦国…日本に対する大なる疑惑」(吉田茂元首相)
          …「だから、九条を定め、この誤解を正さねば…」

   『●「安倍話法の極北」=トンチンカンなドアホウワホウ?、
            …による「憲法を矛盾の泥沼に叩き込む」壊憲

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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/100106

[大弦小弦]「40、50人も人数が集まれば1人ぐらい・・・
2017年6月1日 07:30  加計学園 安倍晋三首相 安倍政権 稲嶺幸弘

 「40、50人も人数が集まれば1人ぐらいは異論家はいる。いるのが当然でもある。その1人ぐらいの異論を同化できぬ己を恥じろ」。幕末の志士、坂本龍馬の言葉だ

▼組織を束ねるリーダーへの警句だろう。異論に耳を傾け、説明責任を果たすことで相手を説得し信頼関係を高める周囲の異論はリーダーを育てる上で不可欠といえる

▼この組織はどうか。異論家は皆無で、リーダーに気を使い組織防衛に終始している姿が目立つ。学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐる問題への自民党の対応を見て思う

▼安倍晋三首相の「意向」があったとする文書の存在を証言した前文科事務次官の証人喚問を拒み、火消しに奔走している。首相自身にも真相を究明しようとの姿勢は見られない

▼こんなロシアジョークがある。恐怖政治で知られたソ連の独裁者・スターリンの死後、1956年の党大会で彼を批判するフルシチョフ第1書記に会場から「その時、あなたは何をしていたのか」との声が飛んだ。「今発言したのは誰か」と問うが返答がないのでこう答えた。「そう、今のあなたのように黙っていた」と

▼安倍1強の政治状況下では、「沈黙は金」ということか。野党の追及に迫力がない中では有権者が声を上げるしかない。リーダーを「暴君」に育てるのは沈黙である。(稲嶺幸弘
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●「環境権」を「お試し壊憲」に悪用しつつ、一方で、畏敬の念も無く、何の躊躇もなく「海を殺す」人達の愚

2017年05月09日 00時00分47秒 | Weblog

[※ 東京新聞(2016年12月22日)↑]



沖縄タイムスの稲嶺幸弘記者のコラム【[大弦小弦]海の声が知りたくて 君の声を…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/95092)。

 《▼通信手段がなかった遠い昔、人は好きな人に会いたい時、風や波の音に耳を澄ませて相手の声を探し、自分の声を届けようとしたのかもしれない。恵みの海は、たくさんの記憶が残る場でもあった ▼そんな「海」が、目の前で殺されていく》。

   『●「菅官房長官は徹底抗戦の姿勢を崩さない
     翁長知事を念頭に、「わが国は法治国家だ」と牽制」だって!?

 松下竜一さんらの提起した「海は誰のものか?」「環境権」。いまや「環境権」は、アベ様ら自公の「お試し壊憲に悪用されようとしており、その一方で《海を殺す》愚行。「海」はアベ様やその取り巻き連中のものなのか?、番犬様・米軍のものなのなのか?
 畏敬の念も無く、何の躊躇もなく《海を殺す》人達。《悲痛な海の声》は聞こえないらしい。あまりに愚か。

   『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(5/8)
    《国民はすべて健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」
     (憲法二十五条)を有し、「幸福を追求する権利は尊重される」
     (憲法十三条)のであってみれば、それを充足するための
     よりよい環境に住む権利は基本的人権であり、それはだれからも
     侵害されない―――〈環境権〉とは、端的にいえばこのような法理であり、
     まこと私たちしろうとに理解されやすく、共感は濃い。/もっといえば、
     海の問題でこの法律はきわ立って来る。従来、海を埋め立てるには
     当該海域の漁業者が漁業権放棄をすませれば全手続きは完了した。
     背後地住民に海への権利はなく、一片の発言も認められない。だが
     〈環境権〉は、海に対する住民の権利を鋭く主張する。なぜなら、
     海は万人共有のものであり環境の主要因子だからである》

   『●海は誰のもの? ~繰り返される過ち~
   『●上関町長選での非常に残念な結果
   『●「「アイドル」を守れ!」 『週刊金曜日』
      (2014年6月6日、994号)についてのつぶやき
    「取材班【漁業補償に5年間で約36億円か 政府、「辺野古
     移設強行へ】、「民意を無視する新基地建設の強硬は、
     新たな「島ぐるみ闘争」への始まりになる」。松下竜一さんは
     「海は誰のものか?」を問うた。そして、今、沖縄と各地の原発問題で」

   『●「岩礁破砕許可」というルールを曲げてでも辺野古破壊…
            ルール無用の無「法治国家」デンデン王国の実態

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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/95092

[大弦小弦]海の声が知りたくて 君の声を・・・
2017年4月27日 07:25 稲嶺幸弘

 〈海の声が知りたくて 君の声を探してる…〉。携帯電話のCMソングにもなってヒットした県出身グループ・ビギンの「海の声」の印象的なフレーズである。海に足を運べば自然に口ずさんでしまうだろう

▼通信手段がなかった遠い昔、人は好きな人に会いたい時、風や波の音に耳を澄ませて相手の声を探し、自分の声を届けようとしたのかもしれない恵みの海は、たくさんの記憶が残る場でもあった

そんな「海」が、目の前で殺されていく。名護市辺野古での新基地建設に向け、袋に詰められた石材がクレーンにつるされ、大浦湾に次々と沈められていく光景をテレビで見ながら息を飲んだ

▼目を疑ったのは、日米の関係者が石材を投入する前のセレモニーで、工事開始を告げるスイッチを笑顔で押していたことだ。「海を殺すことに心が痛まないのだろうか。いや痛むまい。所詮(しょせん)彼らにとって目の前の海は、工事現場でしかないのだから

▼今後工事が進めば、護岸で埋め立て予定地の周りを囲み、年度内にも大量の土砂が投入される。貴重なサンゴの生態系は脅かされ、絶滅危惧種のジュゴンにも致命的な影響を与えるだろう

壊されるのは自然だけではない人々の記憶もそうだろう。「さようなら」「助けて」。静かな海に耳を澄ませば、そんな悲痛な声が聞こえてくる。(稲嶺幸弘
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●「安倍晋三の発言は全て真実」と閣議決定!?…「本当に閣議決定しかねない勢いだ。政治が劣化している」

2017年04月12日 00時00分37秒 | Weblog

[※ 東京新聞(2017年4月4日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/冗談で済まぬ「安倍晋三の発言は全て真実」】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1802777.html)。
沖縄タイムスの稲嶺幸弘氏のコラム【[大弦小弦]〈鏡は己惚(うぬぼれ)の醸造器である如く、同時に自慢の消毒器・・・〉】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/91978)。

 《しかし政権がこの疑惑をかわした最大の理由は本来あるべき、また出すべき役所の公文書やメモがことごとく紛失、破棄、黒塗りで覆われ、役所がそれで逃げ切ろうとしたことが挙げられる ★今までも役所を挙げてごまかそうとしてきたことは幾多もあるが、ここまで財務省がいかがわしい国有地払い下げに手を染め、それを隠し通そうとする様は哀れにさえ見える…今の内閣は本当に閣議決定しかねない勢いだ。政治が劣化している》
 《▼最近、同じセリフが口をつきそうになる。相手は、内閣支持率という「鏡」の前でいまだ余裕の安倍政権である。森友学園問題の影響で下落気味ながら、3月下旬の世論調査の数字も52%と5割台を維持している…鏡の前で浮かれ、国民の声を慢心の「消毒器」にできなければ、待っているのは神話と同じ末路である

   『●「相手が権力者となると事情は異なる。
    忖度はおもねる姿勢につながり、権力暴走の歯止めを失わせる」


 森友「教育破壊」問題一つとっても、ダークすぎる。何でも「閣議決定」すれば問題が解決できる、不正を隠蔽できると思っている、デンデン王国の「裸の王様」とその取り巻き連中に哀れさを感じる。《安倍晋三の発言は全て真実》と閣議決定!?…いまの取り巻き連中、公明も含めて、「今の内閣は本当に閣議決定しかねない勢いだ。政治が劣化している」。《エープリルフール》ならぬ、自公馬。《慢心》は身を滅ぼす。自公の「自らを滅ぼす」か、ニッポンが壊れるか…。
 この酷いアベ様の「政」の連続…、でも、まだ「内閣支持率は52・4%」!? オメデタき、壊れゆくニッポン。

   『●アベ様の「政」とニッポン社会: タカのガナリ声が
       大きくなるばかりで、少数派のハトも「都会のハト」化
    「さらに驚いたことに、悲惨なアベ様の「政」にもかかわらず、
     内閣支持率が《前回二月より6・0ポイント減って55・7%》の
     オメデタサ。デンデン王国の「裸の王様」がニッポンを破壊、
     自公・「癒(着)」党に座して従う「眠りネコ」の皆さん。
     ハトの皆さんの《しつこさ》に頼る以外に無し」

   『●「忖度」「おもねり」「保身」? 「何の瑕疵もない」?
         いえいえ「首相と私人と言い張る夫人は罪深い」
    《★権力を持つ者は極めて慎重にならざるを得ない立場であることを
     理解しなかっただけで、首相と私人と言い張る夫人は罪深いといえる》
    「東京新聞の記事【森友問題 首相説明に納得せず62% 
     「昭恵氏招致を」52%】…によると、未だに「内閣支持率は
     52・4%で前回の十一、十二両日調査に比べ3・3ポイント減った。
     不支持率は32・5%」。
      加えて、何のジャーナリズムの本質も果たせず、このアベ様の「政」
     支持している「本土」マスコミも同罪」

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http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1802777.html

政界地獄耳
2017年4月5日8時39分
冗談で済まぬ「安倍晋三の発言は全て真実」

 ★森友学園疑惑は、野党の予算委員会での追及が予算成立とともに終了したことを受け、幕引きの様相だが、これだけの材料があって、野党は政権を追い込めなかったのだから、話にならない。しかし政権がこの疑惑をかわした最大の理由は本来あるべき、また出すべき役所の公文書やメモがことごとく紛失、破棄、黒塗りで覆われ、役所がそれで逃げ切ろうとしたことが挙げられる

 ★今までも役所を挙げてごまかそうとしてきたことは幾多もあるが、ここまで財務省がいかがわしい国有地払い下げに手を染め、それを隠し通そうとする様は哀れにさえ見える。もう高級財務官僚としてのプライドもあったものではない。「All the President’s Men」とは、米ニクソン大統領のウォーターゲート事件を掘り起こして辞任にまで追い込んだ米ワシントン・ポスト紙記者の手記の原題だが、「すべて王様の臣」という意味だ。今の財務官僚はその類いだ

 ★もう1つ特徴的なのは、質問主意書で問われたものに答えるという形で閣議決定してしまうというやり方。首相・安倍晋三の昭恵夫人は私人か公人かとの問いに「私人」と閣議決定し、今度は昭恵夫人付の政府職員が森友学園前理事長・籠池泰典に送ったファクスを「行政文書に該当しない」と閣議決定した。なんでも閣議決定して、議論を更地にしてしまうやり方も相当強引だ。

 ★ネットに「安倍内閣は、1日までに安倍晋三の発言は全て真実と閣議決定した。自由党の山本太郎参院議員の質問主意書への答弁書。答弁書は安倍晋三の言うことは全て正しい。なぜなら安倍晋三は総理なのだからとした上で安倍晋三を批判することだけでなく、安倍晋三の発言に疑問をもつこと自体、安倍晋三を罪人扱いすることであり、安倍晋三への印象操作である」と、記事が出た。驚いたかと思うが、エープリルフールの冗談記事。今の内閣は本当に閣議決定しかねない勢いだ政治が劣化している。(K)※敬称略
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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/91978

[大弦小弦]〈鏡は己惚(うぬぼれ)の醸造器である如く、同時に自慢の消毒器・・・〉
2017年4月6日 07:46稲嶺幸弘 安倍政権

 〈鏡は己惚(うぬぼれ)の醸造器である如く、同時に自慢の消毒器である〉。夏目漱石の名作「吾輩は猫である」で、鏡に見入る主人の姿に猫がつぶやくセリフである

▼最近、同じセリフが口をつきそうになる。相手は、内閣支持率という「鏡」の前でいまだ余裕の安倍政権である。森友学園問題の影響で下落気味ながら、3月下旬の世論調査の数字も52%と5割台を維持している

▼安倍政権は発足以来、安定した「鏡」をうぬぼれの醸造器としてきた。安倍晋三首相らが野党の質問に真剣に向き合わず、時折小ばかにした国会での対応に色濃くにじむ

▼森友学園問題で国民が求める疑惑解明の核心は、国有地を格安で払い下げた財務省などの意図や政治家の関与の有無である。だがそこには目をつぶり、学園理事長だけを「悪者」にして幕引きを図る政府与党のシナリオも見えてきた

▼また、今村雅弘復興相が4日の会見で、原発事故に伴う福島県内の自主避難者を本人の責任切り捨て政府の責任を追及した記者に「うるさい」と怒鳴った。発言の根っこにあるのは政権内に広がる慢心だろう

▼ギリシャ神話に登場する美少年ナルシスは、水面に映る自らの姿に恋し、やつれ衰え、絶命する鏡の前で浮かれ、国民の声を慢心の「消毒器」にできなければ、待っているのは神話と同じ末路である。(稲嶺幸弘
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●「オスプレイ墜落事故が「看板」の偽りを証明」…最「低」裁裁判長に感想を聞いてみたい!

2016年12月19日 00時00分39秒 | Weblog


沖縄タイムスの稲嶺幸弘氏によるコラム【[大弦小弦]中国の故事「羊頭狗肉(ようとうくにく)」は…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/75787)。

   『●「理」も「正義」も無し…「自衛」のためどころか
       高江「破壊」のために自衛隊機が工事用重機を輸送
    《ヘリパッド建設は、日米両政府が一九九六年に交わした合意の
     一つ。国内最大の北部訓練場の半分にあたる約四千ヘクタールを
     日本側に返す条件として、米側が既存ヘリパッドの移設を求めた。
     日本政府は沖縄の基地負担軽減策と強調するが
     県民には米軍基地の再配置であり、機能強化だと映る》

   『●「沖縄の未来」のためのアベ様の「基地負担軽減」という強弁
                      =「短絡的過ぎる」「まやかしである」
    《これが沖縄の「基地負担軽減」になるというのだ。短絡的過ぎる

 《▼日米両政府が「復帰後、最大規模の返還」と大々的にアピールする北部訓練場の過半返還は巧みな「羊頭狗肉」だろう。おととい発生した名護市東海岸でのオスプレイ墜落事故が看板の偽りを証明した》。

   『●最「低」裁(鬼丸かおる裁判長)、沖縄に弁論もさせずに「政治判断」
                          …「司法判断」出来ない死んだ司法

 最「低」裁鬼丸かおる裁判長に、是非、感想を聞いてみたい。《着水》《不時着》?、それとも、《墜落》? 《負担軽減》《危険性除去》か?、それとも、《羊頭狗肉》《美辞麗句》《看板に偽りあり》か?

   『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件
   『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
            ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散
   『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
        「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中
   『●12年経っても「米軍機は沖国大墜落など
     「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる」
   『●沖縄出身脚本家上原正三さん、「民意を顧みず、
     基地を押し付け…沖縄を植民地としてしか見ていない証拠」
   『●「植民地意識丸出し」(安慶田光男副知事)な番犬様に
         尻尾をフル「言葉の偽装に長け」た政権(琉球新報)
   『●言論の府として死んでいる国会議事堂や、
     責任者である首相官邸の上空で「空飛ぶ棺桶」の訓練したらどう?
    「「空飛ぶ棺桶」《ウイドーメーカー》…そんなに安全なら、
     「言論の府」として死んでいる国会議事堂や、
     「責任者」である首相官邸の上空で訓練したらどう?
      《着水》は無理でしょうが、《不時着》するので大丈夫。決して、
     《墜落》などしません。「美しい国」の「言葉の偽装」」

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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/75787

[大弦小弦]中国の故事「羊頭狗肉(ようとうくにく)」は…
2016年12月15日 07:35稲嶺幸弘

 中国の故事「羊頭狗肉(ようとうくにく)」は、店頭の看板に「羊頭」を掲げて実際は「狗肉(犬の肉)」を売るという意味で、看板と実態が異なるごまかしの例えとして使われる

 ▼日米両政府が「復帰後、最大規模の返還」と大々的にアピールする北部訓練場の過半返還は巧みな羊頭狗肉」だろう。おととい発生した名護市東海岸でのオスプレイ墜落事故が看板の偽りを証明した

 ▼約4千ヘクタールの返還には東村高江などに新たに六つのヘリ発着場を建設するのが条件だった。返還はすなわち集落近くでオスプレイ訓練がさらに増え、今回のような墜落の恐怖と隣り合わせの生活が続くことを意味する

 ▼事故を受け、安倍晋三首相が官邸でコメントを出し、米側が「当面の飛行停止」を表明するなど、両政府の素早い対応が目につく。「負担軽減看板とは裏腹の危険な内実から県民の目をそらそうとの意図が透けて見える

 ▼「羊頭狗肉」と言うなら米軍普天間飛行場の辺野古移設もしかり。「危険性除去」の看板を掲げて「唯一の選択肢」と主張するが、内実は使い勝手のいい新基地を日本国民の税金で造り、半永久的に使うのが本音である

 ▼「遺憾の意再発防止」など、日米両政府の関係者の口からはお決まりのフレーズが語られるが、美辞麗句にはご用心。目を凝らし、「看板に偽りあり」を見抜きたい。(稲嶺幸弘)
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