二言瓦版

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酷い賞1

2017年02月28日 04時16分59秒 | ニ言瓦版
NHKの記事みていると、そうだろう。
でも、面白いのは、この記事の後の記事。


「アメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞の発表が行われ、外国語映画賞を受賞したイラン人監督が、トランプ大統領が署名した7か国の人の入国を一時的に禁止する大統領令に抗議するために授賞式を欠席し、「人々を敵と味方に分けるのは恐怖を生み出す」とメッセージを寄せてトランプ大統領の政策を批判するなど異例の授賞式となりました。
ことしで89回目となるアカデミー賞は、ロサンゼルスのハリウッドで各賞の発表と授賞式が行われました。

このうち長編アニメーション賞では、スタジオジブリが初めて海外の監督と一緒に製作した「レッドタートルある島の物語」が、撮影賞では遠藤周作の小説を映画化した「沈黙ーサイレンスー」がノミネートされましたが、いずれも受賞を逃しました。

最も注目される作品賞には、フロリダ州の貧困地域で暮らす黒人の少年の、心の成長を描いた「ムーンライト」が選ばれ、13部門で、史上最多に並ぶ14のノミネートを果たしたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」は主演女優賞や監督賞など6部門を受賞しました。

作品賞の発表の際には、受賞作品が誤って発表される一幕もあり、異例の事態に一時、会場は騒然としました。


また、外国語映画賞はトランプ大統領が署名した中東など7か国の人の入国を一時的に禁止した大統領令に抗議して授賞式を欠席したイラン人のアスガル・ファルハディ監督の作品「セールスマン」が受賞しました。ファルハディ監督の代理人はステージ上で、「ボイコットは不当に扱われた7つの国の人々への敬意の表れだ。世界を『私たち』と『私たちの敵』で分けることは恐怖を生み、侵略と戦争を正当化するだけだ。映画の作り手は、カメラを向けることで、誰もが持つ人間性を捉え、国籍や宗教をめぐる偏見を打ち破ることができる」と大統領令を批判するメッセージを読み上げました。

授賞式では司会者が「ハリウッドでは国籍で差別をしない」とあいさつしたり、受賞作品の発表者でメキシコ人の俳優が「メキシコ人として、ラテンアメリカの出身者として、移民労働者として、そして、ひとりの人間として、私たちを分かついかなる形の壁の建設にも反対する」と述べたりして、トランプ大統領の政策を批判する発言が相次ぐなど、異例づくめの授賞式となりました。
大統領への皮肉交え授賞式進行
今回のアカデミー賞の授賞式では、トランプ大統領を批判したりやゆしたりする発言が相次ぎました。

司会を務めたコメディアンの男性は、冒頭で「ハリウッドはどこの国の出身かということで人を差別しない」と述べ、中東やアフリカの7か国からの入国を一時的に禁止したトランプ大統領の政策を批判しました。そのうえで「CNNやニューヨーク・タイムズなどの人が会場にいたら出て行ってくれ。フェイクニュースは我慢ならない」とか「受賞者のスピーチに、いつも早朝にツイッターで発信する大統領が反応するだろう。光栄なことだ」などと、大手メディアを偽ニュース、フェイクニュースと呼んだり連日ツイッターで発言を繰り返したりするトランプ大統領への皮肉を交えながら授賞式を進行しました。

また、司会の男性は、「今、この国は分断されている。この授賞式を見ているすべての人たちが、異なる意見を持つ人に声をかけて、リベラルとか保守とかではなく、アメリカ人として、前向きに丁寧に対話をする。そうすれば、本当にアメリカを再び偉大にすることができるだろう」と呼びかけました。

授賞式にはトランプ大統領を批判して、大統領から「ハリウッドで最も過大評価された女優だ」などとツイッターで反撃された女優のメリル・ストリープさんも出席しました。司会者がストリープさんについて、アカデミー賞に20回もノミネートされていると称賛したうえで、トランプ大統領の発言を引用しながら、「『過大評価された』メリルの業績に喝采を」と呼びかけると、出席していた映画関係者たちはスタンディングオベーションで応じていました。
イラン外相が祝意のツイート
アカデミー賞の外国語映画賞をイラン映画の「セールスマン」が受賞したことについて、イランのザリーフ外相は27日、ツイッターに「出演者や制作スタッフを誇りに思う」などと投稿し、受賞に祝意を示すとともに、作品の監督や主演女優が、イランなどイスラム教徒が多く住む7か国の人たちのアメリカへの入国を一時的に禁止した大統領令に抗議するため、授賞式を欠席したことをたたえました。入国禁止の大統領令について、イラン政府は先月、「差別的で容認できない」などと厳しく非難し、アメリカに抗議しています。」


政治のことは、いいが、問題は、ある。
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