ＮＨＫラジオの『すっぴん』という女性向バラエティ番組の天気予報はちょっと形が変っている。「あなたのいる場所の朝の風景を写真に撮って送ってください」とあるように、聴取者からのメモ付きの写真投稿を素材にして女性の気象予報士が毎日の日本列島の天気概況やら注意事項を伝えてくれる。
今はやりのスマホで撮った写真を送るとＮＨＫの番組ＷＥＢにそれがアップロードされる仕組みだ。見ていると投稿者には結構常連がいるようだから、こういう人は、毎日の写真撮影がすでに朝のルーチン化しているということだろう。ラジオとは云え、なにせＮＨＫだから全国にリスナーはいるわけで、自分の投稿が話題になれば朝からアドレナリンが出ること間違いなしだ。
そんな『朝パチッ！』（あまり巧いネーミングだとは思わないが）の今朝の投稿数は６２件だった。そのうち４１件が身の回りにある花や木の映像だ。出演者達もコメントしていたが、梅雨の定番の『紫陽花』が少ないのは『差別化狙い』だろうか。
結構若作りの番組のはずだが、このコーナーへの投稿は４０代以上が殆どだ。８時１５分くらいからコーナーが始まるのだからそれまでに素材を探して写真に撮り、ベストショットを選んで気の利いた一言を添えてメールを完了しなくてはならない。普通のサラリーマンなら通勤途中ということになるから、自ずと早起きで時間と閑のある中高年の投稿が多くなるというわけだ。
花や草木についての投稿分だけをすべて拾ってみた。北海道から九州まで全国に亘るが、首都圏や関西圏からの投稿がほとんどないのは、住人達の朝の余裕度のあり無しを示しているのだともいえる。北海道６件、東北４件、関東４件、甲信越６件、東海１０件、北陸３件、関西２件、四国２件、南九州４件。男女はほぼ半々で５０代６０代が多い。
全コメントはこうなる。北海道は、気温１１度のチシマザクラ（北海道５０代男）、芽を出したイヌエンジュ（北海道６０代男）、ハクウンボクの枝（北海道６０代男）、芽を出した櫻島大根（北海道５０代女）、サクランボの白い開花（北海道６０代男）、元気のないオキザリス（北海道６０代男）。
東北は、芽が出たミョウガ（青森４０代女）、白いブルーベリーの花（岩手４０代女）、薄紫のインク花（秋田６０代女）、白いツツジ（秋田７０代男）。関東は、ドクダミの白い花（群馬５０代女）、こんにゃくの花（群馬４０代男）、白いドクダミと赤いバラ（茨城年代不詳女）、大きくなったブルーベリー（千葉７０代男）。
甲信越は、さつまいもの苗植え（新潟５０代女）、赤いハマナス（新潟７０代男）、葡萄の花満開（山梨６０代男）、黄色のあやめ（長野６０代女）、明るいピンクのアザミ（長野５０代男）、ヘチマのつる（長野５０代女）。 東海は、野生原種の小さな紫陽花（静岡５０代女）、黄色のキンシバイ（静岡４０代女）、白いカラーの花（愛知６０代男）、長いおしべの未央柳（愛知６０代女）、フウリンソウ（カンパヌラ）、西洋ホタルブクロとも（愛知６０代男）、白いコバンソウとヒメコバンソウ（愛知５０代女）、白い花が咲いたテイカカズラ（愛知５０代女）、ハルジオンの白い小花（愛知県年代不詳男）、ハルジオンに花アブ（三重５０代女）、ワインカラーのゼラニューム（三重５０代女）。
北陸は、雨に濡れた若竹（福井５０代女）、サクランボの実がなる（石川５０代男）、山法師の白（富山７０代男）。 関西は、紫のホタルブクロ（京都６０代女）、オキザリス・トライアングラリス、別名紫の舞（奈良６０代女）。四国は、スダチの小さな実（徳島３０代男）、白いじゃがいもの花（高知年代不詳女）。 南九州はアケビの緑のカーテン（宮崎６０代男）、カラフルな五色ドクダミ（宮崎７０代男）、たわわに稔ったビワ（宮崎６０代男）、クマタケランの白い花（鹿児島６０代男）。
写真だから全国的に雨模様だというのが一目でわかる。北海道はサムソウだし南九州はウマソウだ。今日は野草の写真は多くはなく、殆どが庭木のようである。園芸好きは何処にもたくさんいるわけだ。
特徴的で面白いなと思ったのは知らぬ間に「白い花」が増えてきているということ。冬の寒い時期には赤い花が多かったし、春がくれば黄色の花が増えだし、５月になると紫色が幅を利かせた。白い花が増えてきたということは、夏がどんどん近くなっているという証拠だろう。
『朝パチッ！』の投稿写真について一度書いておきたかったが、やっと果たせた。
今はやりのスマホで撮った写真を送るとＮＨＫの番組ＷＥＢにそれがアップロードされる仕組みだ。見ていると投稿者には結構常連がいるようだから、こういう人は、毎日の写真撮影がすでに朝のルーチン化しているということだろう。ラジオとは云え、なにせＮＨＫだから全国にリスナーはいるわけで、自分の投稿が話題になれば朝からアドレナリンが出ること間違いなしだ。
そんな『朝パチッ！』（あまり巧いネーミングだとは思わないが）の今朝の投稿数は６２件だった。そのうち４１件が身の回りにある花や木の映像だ。出演者達もコメントしていたが、梅雨の定番の『紫陽花』が少ないのは『差別化狙い』だろうか。
結構若作りの番組のはずだが、このコーナーへの投稿は４０代以上が殆どだ。８時１５分くらいからコーナーが始まるのだからそれまでに素材を探して写真に撮り、ベストショットを選んで気の利いた一言を添えてメールを完了しなくてはならない。普通のサラリーマンなら通勤途中ということになるから、自ずと早起きで時間と閑のある中高年の投稿が多くなるというわけだ。
花や草木についての投稿分だけをすべて拾ってみた。北海道から九州まで全国に亘るが、首都圏や関西圏からの投稿がほとんどないのは、住人達の朝の余裕度のあり無しを示しているのだともいえる。北海道６件、東北４件、関東４件、甲信越６件、東海１０件、北陸３件、関西２件、四国２件、南九州４件。男女はほぼ半々で５０代６０代が多い。
全コメントはこうなる。北海道は、気温１１度のチシマザクラ（北海道５０代男）、芽を出したイヌエンジュ（北海道６０代男）、ハクウンボクの枝（北海道６０代男）、芽を出した櫻島大根（北海道５０代女）、サクランボの白い開花（北海道６０代男）、元気のないオキザリス（北海道６０代男）。
東北は、芽が出たミョウガ（青森４０代女）、白いブルーベリーの花（岩手４０代女）、薄紫のインク花（秋田６０代女）、白いツツジ（秋田７０代男）。関東は、ドクダミの白い花（群馬５０代女）、こんにゃくの花（群馬４０代男）、白いドクダミと赤いバラ（茨城年代不詳女）、大きくなったブルーベリー（千葉７０代男）。
甲信越は、さつまいもの苗植え（新潟５０代女）、赤いハマナス（新潟７０代男）、葡萄の花満開（山梨６０代男）、黄色のあやめ（長野６０代女）、明るいピンクのアザミ（長野５０代男）、ヘチマのつる（長野５０代女）。 東海は、野生原種の小さな紫陽花（静岡５０代女）、黄色のキンシバイ（静岡４０代女）、白いカラーの花（愛知６０代男）、長いおしべの未央柳（愛知６０代女）、フウリンソウ（カンパヌラ）、西洋ホタルブクロとも（愛知６０代男）、白いコバンソウとヒメコバンソウ（愛知５０代女）、白い花が咲いたテイカカズラ（愛知５０代女）、ハルジオンの白い小花（愛知県年代不詳男）、ハルジオンに花アブ（三重５０代女）、ワインカラーのゼラニューム（三重５０代女）。
北陸は、雨に濡れた若竹（福井５０代女）、サクランボの実がなる（石川５０代男）、山法師の白（富山７０代男）。 関西は、紫のホタルブクロ（京都６０代女）、オキザリス・トライアングラリス、別名紫の舞（奈良６０代女）。四国は、スダチの小さな実（徳島３０代男）、白いじゃがいもの花（高知年代不詳女）。 南九州はアケビの緑のカーテン（宮崎６０代男）、カラフルな五色ドクダミ（宮崎７０代男）、たわわに稔ったビワ（宮崎６０代男）、クマタケランの白い花（鹿児島６０代男）。
写真だから全国的に雨模様だというのが一目でわかる。北海道はサムソウだし南九州はウマソウだ。今日は野草の写真は多くはなく、殆どが庭木のようである。園芸好きは何処にもたくさんいるわけだ。
特徴的で面白いなと思ったのは知らぬ間に「白い花」が増えてきているということ。冬の寒い時期には赤い花が多かったし、春がくれば黄色の花が増えだし、５月になると紫色が幅を利かせた。白い花が増えてきたということは、夏がどんどん近くなっているという証拠だろう。
『朝パチッ！』の投稿写真について一度書いておきたかったが、やっと果たせた。
