5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

晩夏

2018-08-31 21:29:40 |  文化・芸術
秋雨前線の影響で北陸から東北の各地には豪雨が降っているというが、この地方でも夕方には局地的な雷雨が通って電車の駅で雷をやり過ごした。やがて雷雨は過ぎていったが、蒸し暑さがそのまま戻ってきた。それでも雷雨のもたらしたマイナスイオンのせいか、「雨に歩けば」の気分で家路についた。ただ暑いだけの猛暑日続きから、少し気候が変わってきたのだろうか。坪内稔典先生の「季語集」には「晩夏」という夏の季語も載っている . . . 本文を読む

新しい猿股

2018-08-30 21:25:43 | 歴史
連日の猛暑つづきで庭の木々に元気がない。サルスベリも同じだ。例の特徴ある樹皮が干上がったようで、花のつき方も例年にくらべて少ない。ウイキによると、サルスベリは、ミソハギ科の落葉中高木。 花は紅の濃淡色または白色で、8月頃に咲く。原産地の中国では、長い間紅色の花が咲いていることから、百日紅ともいう。徐州、や襄陽、台湾の基隆などの市花とされているとあるが、現地での咲き具合、今年はどうなのだろうか。坪内 . . . 本文を読む

生きる権利

2018-08-29 21:11:16 | 社会
このところ「人権」とか「虐め」とかが世界中のあらゆるところで普遍的な社会問題として注目されている。生きる権利とか虐待とかは人間世界に限ったことではなく、動物世界でも同様の認識がされるようになって、貴重な野生動物の捕獲や殺戮、ペット動物の遺棄や養育拒否などという問題も、さまざまな形で報道されるようになってきた。今日のNBCのポッドキャストでも「イルカとペンギンの保護を訴える日本人たち」というリードで . . . 本文を読む

蚊の来ない夏

2018-08-28 22:00:02 | 自然
今年の夏、名古屋で記録した猛暑日が延33日になったというニュースが昨日の夕刊に出た。1910年以降最多だそうだ。最高気温が30度を超えた真夏日を記録しだした6月の下旬以降、しばらくの間は寝る前に蚊取り線香を焚いておかないとどこかから蚊の侵入があって間違いなく刺されていたのだが、なぜか猛暑日が連日続くようになるといつしか蚊の来訪が止まっている。8月は蚊取り線香を買い足す必要がなかった。今日は「猛暑に . . . 本文を読む

天津飯と北京飯

2018-08-27 21:16:06 | たべもの
中華料理の定番のひとつ「天津飯」の味の記憶は、小学校の時、保健所の保健婦をしていた姉の奢りで連れて行ってもらった岡崎の中華料理屋のものから始まっている。芙蓉蟹(かに玉)をとろ味をつけた出汁で煮て丼飯に掛けたもの。土台の白飯が麺になれば「天津麺」ということになる。ところが、実はこの天津飯、天津市や中国全土にも相当する中華料理がない、いわば和式中華だということがウイキに載っている。さもありなんである。 . . . 本文を読む

河川環境の改善

2018-08-26 21:21:23 | 社会
今日も猛暑だ。車窓からは、はやくも黄色く実った稲の刈り取りを行う人々の姿が陽に輝いて見える。直射日光が皮膚を刺して痛かろうと気の毒に思いながら、こちらはクーラーの効いた車内でダラリ。少し前には「環境にやさしい」とか「エコフレンドリー」とかいう言い方が流行したこともあったが、今日訳したお仲間の韓国人Jさんのブログは、コルクを使った道路舗装のアイデアについて。子供や年寄が転倒しても怪我をしない「ひとに . . . 本文を読む

クリ(キ)ントン

2018-08-25 21:21:43 | たべもの
2016年の米大統領選で現トランプ大統領の対抗馬だったヒラリー・クリントン。トランプの迷走ぶりを見ながら今は何を考えているのだろうかとふと思った。「中津川の栗きんとん作りが始まった」というNHKのローカルニュースを観た途端、クリキントンが頭の中で脈絡もなしにクリントンと繋がったからだ。岐阜県の役人の誰かが、アメリカ訪問の途中でヒラリーに逢うなんてことはないのだろうか。そんなタイミングには手土産に「 . . . 本文を読む

アメンフララー

2018-08-24 21:20:59 | ことば
昨深夜、四国に上陸して瀬戸内を横切り日本海に出た台風20号は、今朝は北進しながら熱帯低気圧になった。先を行った19号を追い越して引き付けようとしている。 暴風と高波で伊勢二見の夫婦岩のしめ縄が五本すべて切れてしまったという。やはり海の神様は腹をたてておられるのではないのか。さらなる天災につながるオーメンでなければいいのだが。太平洋のミクロネシア近海で発生した今回のダブル台風は、小笠原諸島と伊豆諸 . . . 本文を読む