ニューヨークの「食」のシーンはそのマルチエスニックの具合をどんどん深めていっているようだ。
今日のBBCグローバルニュースの息抜きニュースでは、「Yack or Yummy」(オエッかウメェか)というキャッチで、ガストロノーツ(Gastronauts)という「寄食クラブ」(美食ではない)の活動を紹介していた。
アメリカの定番料理に飽きだしたニューヨーカーを募って、NY市内を中心にしたエスニック . . . 本文を読む
5月29日には今年最初の暴風雨がグアテマラの太平洋岸を襲い、グアテマラ・シティではそれ以前から続く豪雨がおこした地すべりで12人の死者がでているという今日のUSAトゥディのニュースである。
風速40マイル(毎秒18m)の暴風雨の名前はアガサだと聞くと、すぐにアガサ・クリスティを考えてしまう。彼女には「カリブ海の秘密」という長編があったと思うが、、、
アメリカの暴風雨シーズンとは6月1日から11 . . . 本文を読む
金山の南広場を抜けようとして歩くと、雑誌スタンドの正面にぶつかった。「邪魔な!」と思って回り込んだところで気がついた。ホームレスの自活支援用の小冊子《Big Issue》のスタンドなのだ。
名古屋駅前で買って以来久しぶりだなと考えて、陽に焼けて元気そうな店主から1部を買い求める。300円の売価のうち160円が店主の収入になるわけだ。万歩途中のマクドナルドで早速読んでみる。30ページだからコーヒー . . . 本文を読む
今日はやっぱり、《IPadの販売開始》という話題にしよう。
モーニングコーヒーを飲みながら《IPad》をキーワードにしてツイッターを読んでみると、出るわ出るわ。大量のツイートが画面をどんどん埋めてゆく。忙しいタイムラインの流れに目が追いつかない。
日本のほか、オーストラリア、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイスの8ヶ国で一斉に発売が開始されたということだからか、ツイー . . . 本文を読む
「個性と創造力に溢れ、敢えて違いに拘る。そんな鳩山首相に敬意を払い、ファッションヒーローとしての彼を応援します!」
これは、コンピュータ注文シャツの《Shirts My Way》がただいま売り出し中の《Hatoyama Shirt》に使うキャッチコピーである。「首相のファッションで一儲け」というCNNのニュースで見つけた愉快な話題だ。
CNNは首相のファッションが気になるようで、5月12日には . . . 本文を読む
「人は今、いよいよ自分たち人間を貶めつつあるのではないか。せめて人を「モノ」としないモラルが企業人には欲しい」とは、今日(5月26日)の朝日新聞《天声人語》に書かれたことば。
〈リストラに幾人を切り捨てしのち彫像のごと我はひび割る〉
〈解雇せむ社員四名を決めかねて秋の休日笑うなく過ぐ〉
朝日歌壇に投稿された歌詠み営業部長の10年前の《職場歌》を引用して、ちかごろの職場上司による内 . . . 本文を読む
先月、名古屋を訪問した異業種交流会の韓国人メンバーJさん。彼自身のブログにその時のことを「徳川家康の生地を訪ねて」として書いている。今年の花見は岡崎城だったようだ。つきものの酒のハナシが出てこないと笑ったら、今週の最新コラムは「八丁味噌のふるさと」。やはり「金剛山も食後の見物(花より団子)」である。城見学だけで済むわけがなかった。
「テンジャン(朝鮮味噌)とチョングクチャン(清麹醤)は韓国固有の . . . 本文を読む
「アメリカ 一番から脱落」というタイムの《ワールド》コラムのニュースが注目される。
スイス、ローザンヌのIMD(国際経営開発研究所)が毎年発表している《国際競争力イヤーブック》の2010年版が発表され、16年間1位を続けてきたアメリカを3位に蹴り落としたシンガポールと香港が、それぞれ1位と2位に就いたというのである。
このイヤーブック、対象各国が「その政府機関、民間企業国民、インフラをいかに巧 . . . 本文を読む
中日新聞の一面、ショッキングピンクの風景写真はいやでも目に入る。
「茶臼山高原で芝桜が見ごろ」という記事である。「天空の花回廊」という名前がついた標高約1300メートルの豊根村の芝桜の丘は1万6000平方メートルにピンク・白・青の6種、約30万株が咲いて、ちょうど見ごろだという。最近はあちこちでこの「芝桜」が観光客誘致の材料として流行のように使われているが、豊根の場合もご同様なのだ。今日が雨でな . . . 本文を読む
「今、世界中で起きていることを知ろう!」というのはツイッターのキャッチフレーズだ。
そのツイッターのHPにある《トレンド》のキーワードをチェックしていていて、ニューヨークもロンドンもサンパウロも《Pac-man》があるのに気がついた。元来がPCゲーム好きではないのだが、「ナムコのパックマンのことだろうか。何で今頃?」と不思議に思ってツイートを読んでみた。
「ハマッた!」とか「キーの反応がイマイ . . . 本文を読む
気温が31.5度まで上がり、今年最初の真夏日になった。調べると去年は5月20日がやはり31.5度になっているから、この辺りが気候のターニングポイントなのかもしれない。暑いというより気だるい体感。通勤電車内は早くも空調を効かせて利用客サービスにこれ努めている。体調の管理にしばらく苦労しそうだ。
夕方、気温が少し下がったあとの万歩。暮れた春霞の西空には、宵の明星がぽつんと一つだけ明るく輝いている。
. . . 本文を読む
VOAの《アメリカの歴史》プログラムで、珍しく日系人の話題が放送された。
『我慢の技法』(The Art of Gaman)と題された展覧会が、スミソニアン博物館内のレンウィック美術館で開催されていることについて解説するものだ。『日系人強制収容所のアートとクラフト、1942~46』という展覧会の副題が示すように、第二次大戦時、北米10箇所の収容所に強制収監された日系アメリカ人が収容所内で自ら作っ . . . 本文を読む
宮崎牛の口蹄疫が想定外の広がりを見せて、さまざまなトラブルを生んでいる。
鳩山政府も「口蹄疫の発生農場から半径10キロ圏内でのワクチン接種と全頭処分を決めた」というが、各方面から「また後手に回った」などと厳しく指摘されることを怖れた政治的判断ということだったのかもしれない。口蹄疫は広い地域を急速に拡がるウイルス性の病気だというから、時間との勝負になるわけで、人的物的のコストも膨大になるのだろうが . . . 本文を読む
ルイジアナ州のヴェニスは、別名を「世界の終わり」というのだと昨日のコラムに書いたが、今日のテーマも「世界の終わり」。
BBCワールドニュースが「カリフォルニアのモハヴェ砂漠に造った地下シェルターが人気を呼んでいる」という短い話題を伝えているのだ。
アイスランドの火山噴火や世界各地での大地震など「地球が怒っているのではないか」と思える自然災害が連続して発生し、政治・宗教的紛争による各地のテロや核 . . . 本文を読む
メキシコ湾にある石油掘削基地の爆発事故は、4月20日の発生から間もなく1カ月である。
今日のニュースは少し明るいムードのものだった。BPの発表によると、破裂した掘削管にチューブを繋ぎ、海上の船に原油を吸い上げることに成功したというのである。「これで一歩前進」だというから、やっと流出ストップへの目星がついたということなのだろう。
だが、海上に浮かぶ石油皮膜ではなく、海中を漂う巨大な油層の存在が新 . . . 本文を読む