5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

終活のメモ

2020-06-30 21:13:43 | くらし
超高齢家族の我が家だ。皆が比較的元気なのはいいが、寄る年波には抗することはできず、お互い少しずつフレイルの度合いが加わって来るのを確認する場面が増えた。ピンピンコロリで逝けるとなれば結構だが、こればかりはそうともゆくまい。そろそろお互いの「終活」を始めねばなるまいと思っている。 そこで頭を痛めるのがどう「遺言」を残すかということになる。毎日読むツイートのタイムラインには「ラインで遺言書を」という . . . 本文を読む

金沢の雪氷

2020-06-30 21:13:43 |  旅行・地域
久しぶりにコンビニコーヒーを飲んだ。大手チェーンのL。ここは店員がマシンを操作するカタチ。店員側の面倒は増えるが完全セルフより環境管理はしやすいのかもしれない。 彼女から受け取ったアイスコーヒーの紙カップ。海辺の砂浜でバケツをのぞき込む男の子が二人。引き潮の入り江に残った小魚でも掬ったのだろう。二人の背景には入道雲の湧いた青い夏空と大きく寄せる波も描かれている。冷えたコーヒーを飲みながら、しばら . . . 本文を読む

運命の黴

2020-06-30 21:13:43 | 天候・気候
湿度が高い。梅雨前線に刺激された雨が間歇的に続いている。東海地方は降雨量が多いから気を付けるようにとTVが告げる。昨日は韓国の東海岸で大雨だったようだ。一日後にその影響が日本列島にもたらされる。 強い雨雲の進み方を見ようと気象庁の雨レーダーを眺めていて気が付いた。大雨に注意だという南九州と四国。時間当降雨量20~30ミリを表す黄色の雲、30~50ミリを表すオレンジの雲は、鹿児島と宮崎の間、高知と . . . 本文を読む

草刈りロボット

2020-06-29 21:30:40 | くらし
陋屋の建坪に比べて我屋の庭は結構広い。周辺は住宅地だがどこからか野草の種が運ばれてくる。梅雨時の鬱陶しさはこれらの野草がちょっとした間に繁茂してしまうことだ。雨後の筍ではないが、茎の伸びや葉の広がりはあれよあれよという間。家の周りがすぐにジャングルと化す。生命力は若い彼らの方が老人グループのこちらに勝る。草刈りをなんとかせねばなるまいが、途方に暮れる。 無人で動き回って草刈りし、バッテリーの残量 . . . 本文を読む

二千年前のハス

2020-06-28 20:57:08 | 自然
「信濃国分寺のハスがぼつぼつ咲き始めたようだ」「荒神谷遺跡のハスが見ごろなので見に行ってきました」「高松栗林公園の芙蓉沼でみつけたキメラ咲きのハスがきれい」「南越前の花ハス公園に行きたい」「夜型人間にはこの光景は見られないね」 「ハス」をキーワードに検索すると、日本各地から、ソフトな桃色のハスの花をアップにしたインスタツイートが現れる。季節の花々に敏感な日本人たちがそこにいる。各地の夏の人間イベ . . . 本文を読む

雨降り小僧

2020-06-27 21:16:38 |  書籍・雑誌
昨晩、寝床でタブレットのYoutubeを覗いていて、タモリと赤塚不二夫のTV対談のワンカットに当たった。二人の交友には深いものがあったとWIKIに書かれていたが、見るからに仲の良いやりとりで楽しめた。 この天才漫画家が暮らした伝説のアパート「トキワ荘」が漫画の博物館として復元され、今日はマスコミへのお披露目があったとニュースになっている。トキワ荘の先輩住人に大御所の手塚治虫がいる。 雨が続いて . . . 本文を読む

顎マスクで万歩を

2020-06-26 21:36:38 | 健康
雷鳴一発、横殴りの風と滝のような雨が降り出した。買い物途中だった店舗の中で雨宿り。ものの10分ほどで頭上の雷雲は東に去り、うっすらと日ざしも出てきた。この驟雨で気温が下がるだろうと思ったがさにあらず、気温も湿度も高いまま。マスクを続ければ息苦しく脈の上がるのがわかる。結局、顎マスクにして今日の万歩を終えた。街中はすでにノンマスクの老人や若者も多いが、女性を中心にした律義なマスク着用組が過半数のよう . . . 本文を読む

6月はアオイの香り

2020-06-25 21:21:42 | 自然
咲いてしずかなハンゲショウ胸張って咲くタチアオイ去る人来る人過ぎる人命は花のよう百観音の百菩薩遠く蛍の舞う如く庭に舞い降りた天の川あなたにしあわせ降るように さだまさしが書いた〈献灯会〉という歌の歌詞だ。ハンゲショウもタチアオイも今の季節の花である。 お仲間の張さんの最新ブログも〈アオイの香りに深まり行く6月〉というタイトルで、近くの公園で見たきれいなタチアオイについて書いている。 アオイは . . . 本文を読む

リスを守れば

2020-06-24 21:20:55 | 自然
今日のタイムラインで面白かったのは、スェーデンの動物学者で写真家だという若い女性による〈サウンド〉ツイート。被写体は彼女が研究対象にしているらしい野生リスの食事風景だ。 「生後7週目のアカリスの子にマイクを近づけてみました」と英語のテキストがあって、リスの動画とともに懸命に餌を食べるその鳴き声と咀嚼音が捉えられている。喧しいほど賑やかな食べっぷりだ。 あるHPも、世界でいちばん「騒々しいリス」 . . . 本文を読む

沖縄慰霊の日

2020-06-23 20:54:30 | 歴史
太平洋戦争終局の沖縄戦、6月23日は旧日本軍が戦うことを止めた日。今から75年も前のことだ。昼のTVニュースを観ていて今日が20万人を超える戦闘の犠牲者を悼む「慰霊の日」だったことを思い出した。今年はコロナ禍の最中。追悼式は縮小され、首相の招待も見送られた。首相のビデオメッセージを見ながら、戦闘を経験した大人たちの多くはすでに世を去り、現世を生きる者たち、老人も若者も、そのほとんどが「戦争を知らな . . . 本文を読む

正対は回避せよ

2020-06-21 21:40:29 |  ニュース
時間調整で電車をひとつ見送ろうと途中駅の待合スペースに入った。先客はおらず一人だけだ。端っこの席にかけて一息していると、若者がひとり入ってきて自分の直前の席に座った。正対するかたちになる。相手はマスクをしているがなんとなく気持ちが落ち着かない。 ベンチシートの余裕はたんとあるのに、よりにもよって、なんでこっちの眼前に来るんだ。 睨むのも気の毒だと思ったから、これみよがしに二席横へずれてやった。 . . . 本文を読む

素戔嗚のブレスレット

2020-06-21 21:40:29 | 歴史
NHK金沢局の「気多大社で茅の輪くぐり」というローカルニュースに目がいった。 能登半島羽咋の気多大社は能登巡行をする役人の大伴家持が参詣したことがあると万葉集に詠んだというほどの古い神社らしい。気多はけたと読ませる。 この気多大社では6月30日に半分過ごした今年前半の穢れを落とし、後半の無病息災を祈る神事「大祓式」が行われるのだが、そのメインイベントが、茅で作った大きな輪をくぐって無病息災を願 . . . 本文を読む

大治の赤シソ

2020-06-20 21:30:24 | たべもの
鳥取産のらっきょうを買った。ついでに米酢も。前回漬けた1kgを食いつくしそうだからである。明日は夏至だ。梅雨の晴れ間だが気温は真夏日レベルに上がった。さっぱりしたらっきょうの酢漬けが美味いのである。 らっきょうのとなりには梅漬け用のセットも売っている。梅はもちろん、酢や焼酎や砂糖や色付けのシソもある。らっきょうにしろ、梅にしろ自宅で漬ける家庭はさてどれくらいあるのだろう。専ら出来あいの花らっきょ . . . 本文を読む

第三の波

2020-06-19 21:48:47 | 環境
アルヴィン・トフラーが「第三の波」を書いたのは1980年だった。情報革命による脱産業社会の到来が第三の波だと彼は言ったわけで、その言のとおり、21世紀の世界は情報化社会を迎えているのだが、今日のツイートで読んだ「第三の波」はまるで別の社会的問題のことである。 昨年の後期から東アフリカ周辺で猛威を振るっている蝗の爆発的大発生。春に生んだ卵が孵るのがこれからで、それを第三の波と呼んでいるわけだ。 . . . 本文を読む

琵琶湖の梅雨

2020-06-18 21:27:15 |  文化・芸術
俳句は対象をとらえて客観的に詠うのがよいのか、こころの感じたものを作者の主観で詠うべきものなのか。 もっぱら、古今の俳人本職たちの秀句を読んでたのしむだけの門外漢としてはよくわからないというか、どちらでも良いようなものだが、苦吟を続ける俳人それぞれには思い悩むところは多いのだろう。 今日は梅雨前線が近づき雨が一日中降り続いた。気温も上がらない。いわゆる梅雨寒である。これに関連した名句でもなかろ . . . 本文を読む