ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

早い復興を祈る

2016-04-21 20:26:25 | お出かけ

大きな地震が頻発している九州、熊本地方の惨状には、目を覆いたくなる。
ほとんどつぶれた家屋や、土砂に埋まった家屋などからは、生きている人の営みがしてこない。
こんな風景は、近年では2度見たことがある。
10年余り前の新潟・中越地震の後、専門学校の寮に娘を連れて行った時、ぺシャンとつぶれてしまった木造家屋の数々を見たことがある。
また、東日本大震災の翌月に福島に行った際には、壊れたり津波で傾いたりしている家を見たこともある。

それにしても、悲しいのは、熊本城の姿だ。
あんなにりりしく立っていた城。

そして、城壁の曲線のすばらしさ。

それが、今は、なんと悲惨な姿になっていることか。

今から8年前、私たち夫婦は、九州へ旅行に行ったことがあった。
行き先の一つが、熊本だった。
熊本城と阿蘇山を目的地にしていたのだった。
熊本城は、まさに市のシンボルだった。

街のあちこちから、その姿を見ることができた。
このようなすばらしい城をシンボルにできる街がうらやましく思えたものだった。
それが今は、…絶句である。

今の悲惨な姿は、ここには載せたくない。
かつて行った時の美しい城の姿を載せておきたい。
早く余震がおさまり、復興へと向かってほしいと思う。



ばかなことをしていると思いながらも、この1週間は、復興を願い、くまモンのネクタイを着用している。



これで世の人の関心が熊本をはじめとする九州地方にだけ向いてしまうのではいけない、とも思う。
東日本大震災で被災した地方の復興も、福島を中心に、まだまだのところが多い。
東北も、九州も、大変な状況が続く。
私たちは、自分の暮らしが大丈夫なことに安堵するだけでなく、同じ日本人としてそれらの地方の人々の苦悩を感じ、分け合って生きていかなくてはいけない、と改めて思う。
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