ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

炎天下、激坂に負けず、つながりを確かめ…(前編)~2023たいない高原マラソン~

2023-09-10 21:41:52 | RUN

たいない高原マラソン。

非常に暑い中での開催だったが、8.9㎞と距離が短いせいもあり、ゴールにたどり着くことができた。

走り終わった後、汗が止まらなくてすごかった。

 

さて、未だかつてこれほど練習をせずに大会に参加したことはない。

それは、8月の連日の猛暑のためだった。

8月の練習ゼロ、9月になって走ったのは、やっと1回だけ。

近ごろは暑さは少し落ち着いたものの、昨日今日また暑さがぶり返してきた。

今日も、快晴。

走る前から陽射しが強い。

これは厳しいレースになるぞ、との予感。

だけど、16.2㎞の長い種目を選ばずに、8.9㎞の種目を選んでいて正解だったな、と思った。

 

16.2㎞のレースは、胎内市長のあいさつとスタートの号砲で出発。

同学年で知りあいのSIさんは、そちらに出場。がんばっているなあ。

その15分後、胎内市の教育長のあいさつとスタートの号砲で、私の出場する8.9㎞は始まる。

いざ、出走!

最初の1㎞から上りが始まるが、これがまたきつい。

出鼻をくじかれる感じだが、あせらない、あせらない。

ゆっくり行くのが今回の私なのだから。

 

そう言いながらも、非常にきついのは、やはり練習不足と分かっている。

ロイヤル胎内パークホテル前を通過してから、あとは上りばっかり。

「昆虫の家」の前を通り、胎内平につながると、すぐに急坂になる。

これはキツイ!

さっそく歩くことにした。

目の前、何人も歩き出していた。

そのことで、仲間がいるような気がしてホッとする。

ヘアピンカーブを何回か繰り返しながら、上って行く。

何度か歩くと、そのたびに意志の強い走るランナーに抜かれるが、そこは悔しいけど気にしない。

その後少し楽になると走り出す。

そんなことを繰り返して、胎内平まで到達。

そこでは、「平」の名があるように比較的平坦だが、細かいアップダウンはある。

 

待望の給水所。

ミネラルウオーターとスポーツドリンク。

今日は暑い。ちゃんと飲んでおかなくては。

 

さあ、今度はさっき上ってきた急坂を駆け下る。

われわれの15分後にスタートした5.4㎞の種目の選手たちが上ってきた。

意外なことに、上位は中学生ばかり。たくましいこと!

急坂の下りは、足が勝手に動く。

背の高い私には、ほかの人より楽なはず、と何人か抜くことができた。

(脚が長いからと言いたいところだが、胴の方が長いので胸が張れない)

 

この戻り道は、太陽に向かう方向なものだから、正面から陽射しを浴びて胸が熱くなってたまらなかった。

 

下りが終わるのは、スタート地点のそばまで来たとき。

胎内スキー場の斜面がずいぶん高く見える。

 

この橋を渡り終えると、今度は向こうの、奥胎内に向かう橋を渡ることになる。

下ってきて、残り3km余り。

陽射しはつらいが、一番厳しい胎内平へのアップダウンは終わったから、あとは少しは楽になるかと思ったのだが…。

(つづく)

 

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