tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

fight 22

2017-09-01 08:10:21 | fight

和やかな雰囲気に笑み会う……
「カフェの噂は?」
「なに?」
「バイト…」
「(笑)真実、だけど私のお小遣いだったわ…バイト代は貰ってない。
ちなみに屋台は手伝い(笑)私の夕食と夜食がほとんどよ…
確実に(笑)大丈夫になってから、バイト代はくれたわ…」

「あの……見合いパーティー」
生徒に言われ笑うアリスだ…
「真実(笑)、アレは誰が漏らしたかな……」
「したんですか?」

「騙されて行ったわ(笑)、ガラの現会長が仕組んでた。
繋がれば他社は潤うからね…息子持参で来てた(笑)

皆は行ける?(笑)同じ歳で相手が用意されるのよ?」

「いやだ………」
「ね……見事に同級生ばっかり(笑)、中には大学生とか社会人も居たかな(笑)」
「ガラに交ざりたくて?」
「(笑)そうね、だけどムカついて抜け出した(笑)」
「無事に?」
「もちろん(笑)」

「後継者って大変ですね……会社を継ぐって…」
「(笑)好きならすればいい。貴方達は、出来る今を頑張ればいい。
やりたい事がないなら、(笑)勉強しとく。
大人になって気づく(笑)勉強しとけばって……全ての基本が交ざってる事を知らない。
だから、やっといて損はないのよ(笑)」

「も一つ……いいですか?」
「(笑)なに?」
「ネットで……同級生達は先生を利用しそうだと書いてました」
「へぇ(笑)、読んでないから分からないけど……半分は真実(笑)
でも、私も皆を利用してるわ(笑)」
生徒達が驚き見つめた。

「言い方が悪いか(笑)、綺麗な言い方なら……協力……助け合い……かな(笑)。
後ろを見て……彼らが同級生」
いつの間にかズラリと並ぶ人達に驚いた。

「君たちの先輩だな(笑)……久しぶりだ…」
理事長が声をかける
「ご無沙汰してました(笑)」
と挨拶をかわす……


「で(笑)、同級生の中の弁護士を利用して助けて貰ってる。私の秘書に利用… 会社経営してる警備会社からSPを雇って利用……私が一番利用してるかもね(笑)」

「じゃ……先輩達は?」
「(笑)ガラの名を利用してる…繋がりはあるとね…」
一人が言う……
「自分の会社名は知れわたる(笑)、売上が伸びるからな…」

「腕が上がる(笑)、上がれば他社から利用され俺は助かる」
「私もよ(笑)服飾関係だけど、彼女についてパーティーに出る。
(笑)ガラ繋がりで顔は知れ、仕事に繋がる」

「先生を利用……」
「(笑)そっ!トラブって彼を利用。中身を整理したくて、端の彼の会社を利用…代わりに私の会社から制服を利用してもらう(笑)」
「考えずに話せ(笑)賄えてる」

「皆さんの会社……どこで儲けてますか?」
「同級生以外……」
数人の重なる声に笑うアリス……

「だから半分は真実…」
「今、騒がれてるのって…ガラの後継者だからって……
先生……やめるの?」
「(笑)大丈夫よ。一番大事な時にごめんね……」
「……先生…先生自身が辞めないように会長と戦ってるの?」

「(笑)正解、隠しきれなくなったから。ガラが騒いでるだけ…治める為に出ると決めたら(笑)会長が根回しを始めたの」
「凄いね……」
「ね(笑)…ある意味、いろんな勉強を始めるわ。
人の動き、考え、相手の読み…仕事に使える(笑)、探りあい…誰と知り合えば仕事に繋がる…とかね(笑)」

「それパーティーじゃん(笑)」
「出た事は?」
「少し…つまんないし…」
「そ(笑)関係ないとつまらない。見方を変えて、端で眺めたら楽しい…。
何を言いたいか(笑)聞いてると分かってくるものよ。

彼女は服飾関係が好きで、どこのドレスとか(笑)アクセサリーは何を使ってるかと、近づいて聞いてた(笑)だから今はブランドを立ち上げてる…
親を利用して先を学んでた…」

「し、知ってた?」
「(笑)パーティーにメモ帳…不思議だった」
「やだぁ(笑)」
「端の彼は、スタッフを見てた(笑)、誰がSPで…どう動くか観察…不審者扱いされたけど…」

「アリス……」
「一回だけだった(笑)それを見られてたんだ…」
「お前も知ってた?」
呟きながら笑っていた。

「今、やるべき事は?」
「大学受験…」
「そ(笑)私に構う余裕はないわ…だから頑張って…」

「アリス~貴女もね(笑)パーティーに行く……
憶測はこれ以上 ムカつくし、お爺さんを止めるには今日から出よ…」
「ナナ……」

「ごめんね(笑)頑張って伸ばしたんだけど、次の見合い込みのパーティーより先手を打ちたかった(笑)」
「増えた?…」
「たぶん(笑)今日のは濁したから集まらないはず…と願う(笑)」

「だから今日(笑)…」
「じゃ(笑)私も行く…」
「乗り込む?」
「主催は?」
「あ…ん?…俺んち?」

「正解(笑)ガラの会長が出ると集まってる。だから集団は有難い」
「じゃ(笑)ドレス出すよぉ」
「新作?」
「当たり前(笑)…」
と言いながら電話をかける人に生徒達は驚いて見ていた…。

『七番のクローゼットを全開(笑)そっ全部、フルセットで準備。
一時間よ急いで…』
『リムジンを三台(笑)、ガーリィに回せ』
『(笑)上、空いてる?なら使う』
それぞれが電話をしながら出ていった……。

『アリス…2台目で…』
『あ、ありがと(笑)』
『君たちは何台で?』
『(笑)理事長…張りつくヤツを巻くんですよ…』
『そっ!一人一台で来ましたよ(笑)』

『運転手つきの黒塗り(笑)』
『も!あり(笑)』
『誰の?(笑)』
『各自(笑)後は後輩を使いました。さて楽しみはモニターで』
『先生は何台目に乗るでしょう』
『宿題~(笑)』
と一斉に駆け出していった。


『以外な宿題だな(笑)』
『…2台目でって言ってた』
『でも出る車って言ってない(笑)、誰が2か分からないから』
『あっ記者が動いた…』
モニターは2画面になり、予測をする……

『分かった(笑)』
と笑い出す女生徒……
『言ってくれ……』
『門の前に停まる車も二台(笑)、だから前を向いてる車から二番目…』
『記者がいるじゃない…』

『あー学生がいた(笑)。誰?』
カメラが向いた瞬間、上着がかけられ記者らは慌て…反対の門へ走り出した。

『(笑)間違った……』
『あの車…最後かな…つめてるし』
『あの子大丈夫だったかな…間違われたから…』
『アレが今回は正解だろうな……君らを利用した訳だな…』
理事長が言いながら笑って見ていた。

『推測(笑)、後継者は学園の先生をしているとネットに流れた。
だから記者は集まった、勉強会もあるから今日はココに居ると…

勉強会がカフェで開かれていた頃は(笑)他の学生まで群がった。
有名大学まで飛び級した後継者、勉強会に参加出来れば確実に大学へ入れると(笑)

ガラの会長まで来てたからな…大変だった(笑)
記者らは入り口で警護する人達が止めていた。
噂が大きくなり…ガラの揉め事に巻き込まれ、仕方なく海外へいった(笑)』

『先生は 悪くないのに…』
『可哀想…』
『その時も同級生達が助け、同級生が親の会社に巻き込まれないようにと、出ていった…』
『互いに助けあった……』

『(笑)守りあった。親の会社と彼女と自分たち…互いに挟まれないように(笑)
大丈夫なように彼らは自分たちの力で先を決めて歩いた(笑)

君たちは将来を見ているか?…ちゃんと進めているか?
(笑)迷わず勉強しなさい……

君たちの入学した頃より(笑)勉強は楽しいはずだ…残り少ないが、自分たちで歩く手本は見れたな。

彼らは大学の先輩だ、有名大学3校に(笑)通い、首席で出た者もいた。
今いた中に特待生は揃っていた、アリス先生もその一人だ(笑)
目標があれば容易い…

さぁ(笑)宿題は持ち帰りなさい』

『解きましたよ?』
『(笑)渡してないが?』
と一人一人名前を呼び分厚い封筒を渡した。

『すまないが…居ない者へ渡してくれ(笑)』
『あ(笑)行きます、ライバルで…クラスメイトで……』
『いまから同じ苦しみを味わう同士かな…』
笑いながら受けとる彼……

『その子のバイト先、知ってる(笑)こっちのは…』
『それは俺が行く(笑)ノート借りっぱだった…』
『ついでに、やって行こう(笑)ヤツは得意だ』

『交ざりたい(笑)』
『お前(笑)数学得意だったな』
『よし行こう……理事長先生…また、聞いていいですか?』
『なにをだ(笑)』
『アーちゃん先生の秘密…』
『そうそう(笑)彼氏とか…』

『許可を貰いなさい。ちなみに、ほとんどペアで居たな…』
と言いながら出ていった…


密談が始まる……
『無理だよ…絶対隣どうしじゃなかったかも…』
『そういえば…最近…』
『あー似てた(笑)同じ人かな』
『歩きながら…』

『駄目だよ外は……私達も口は閉じなきゃ曲がって伝わる…』
『言ってない事を言ったと言われるのは嫌だわ(笑)…』
『同じ……私達の負担って先生辞めたら嫌だ…』
互いに見合うと、生徒らは帰っていった……


記者の待つ門が見えた……
見知らぬ警備員が記者らに睨みをきかせ、生徒を行かせた…


『先生かな…』
『学園じゃないって言ってた、朝の警備員さんとは違ってた』
『聞いた?』
『顔が違ったから(笑)』

『大丈夫かなぁ……先生…』
『良かったぁ(笑)お金持ちじゃなくて…』
『お前んち…なに?』
『普通の会社員(笑)、頑張って有名大学に行きたくてココを選んだわ』

『同じ(笑)だけど成績ランクと親レベルの差別は嫌だった…
姉貴の時は無かったって聞いてたのに……』
『(笑)俺んちも、そう聞いて入った。カフェの話も…だけど無くなってた…』

『そりゃそうだった(笑)、先生達がいないんだもの…』
『今(笑)いるじゃん…助かった、頑張って狙える位置にいく』

思い思いに話ながら、彼らは歩いていった。