岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

U-15ジュニアラグビー競技規則

2017年07月19日 | 中学生・保護者への連絡
7月12日付けの競技規則に関する通知です。
選手は、土曜日の練習までに読んでおくこと。

(公財)日本ラグビーフットボール協会(以下「JFRU」)という)では、U-15の中学生プレーヤーについて以下の事項について再度確認し、その適用と運用の周知徹底をお願いいたします。
中でも、3.ラインアウト(その2) 【7 人制共通】 “ラインアウト時において、飛び上がったプレーヤーに対して…”の事項は、=特別措置=として実施いたします。
(本事項は、JRFU主催のU-15中学生プレーヤー対象大会の大会規定としても明記されます。)

なお、下記を含む、全ての各事項についても同様に「本U-15ジュニアラグビー競技規則2015」等を確認の上、厳格履行をお願いいたします。

「基本原則」の確認
13 歳- 15 歳時期(以下総称で使用する場合は「U-15」という。)の中学生プレーヤーについては、WR が定める「WR競技規則(含む『19 歳未満標準競技規則』を、7 人制競技においては含む『7 人制標準競技規則』)に準拠し、同時に(公財)日本ラグビーフットボール協会の定める高専、高校以下のための国内特別競技規則に関してはその趣旨を認識し準拠しています。

その中で、“U-15” に適用する独自の競技規則は、「本U-15 ジュニアラグビー競技規則2015」で規定し、それと同時に「U-15ジュニアラグビー中学生安全競技基準」、「U-15ジュニアラグビー・中学生選手服装規程」の徹底運用をお願いしています。本事項は男女性別を問いません。

「通知事項」

1.「ローヘッド:【7 人制共通】」
第10条 不正なプレー、10.4危険なプレー、不行跡として、 “いずれのプレーヤーもモールへの参加を含む全ての局面において頭を肩や腰より低く(ローヘッド)した状態でプレーすることはできない”として禁止しています。 罰:ペナルティキック

☆ 全ての局面において、ローヘッドを禁止していますので、当然、ラインアウト時も適用されます。

2.「ラインアウト」
第19 条 タッチおよびラインアウト 19.10 ラインアウトにおける制限【7 人制共通】(g)プレーヤーを地上におろす: では“飛び上がったプレーヤーの両足が完全に着地するまで続けなければならない”と規定しております。罰:15 mライン上でフリーキック

☆ これは選手の安全を担保する為の措置ですので、相手方のプレーヤーは、飛び上がったプレーヤーが完全に着地するのを待って、タックルすることとなります。

3.「ラインアウト(その2) 【7 人制共通】」=特別措置=
前述の1.及び2.に鑑みて、プレーヤーの安全を最優先し、特別措置として、ラインアウト時において、飛び上がったプレーヤーに対して、そのプレーヤーが完全に着地した後に、相手方プレーヤーがタックルする場合、臀部(デンブ)よりも上部とし、それよりも下のタックルは禁止いたします。 罰:ペナルティキック

☆ この場合、タックルするプレーヤーは、ローヘッドにならないよう正しいタックルの履行が不可欠です。 

 ※ <参考>「U-15 ジュニアラグビー中学生安全競技基準」で規定している 2.「体力強化及び技術的指導による安全確保」 (4) タックルするプレーヤー(以下タックラーという。含むセカンドタックラー) ⑥以下のタックルは巌に慎む…を履行して下さい。

4.「スクラム(その1)」
第20条 スクラム 20.1 スクラムの形成(k)【Original ⑧】 安全でしっかりとしたスクラムの形成:【7 人制共通】では、各カテゴリーのプレーヤーのスキルの習熟度に応じて安全でしっかりとしたスクラムを形成しなければならないとしています。U-15については、(1)“U-15 カテゴリーでのスクラムは安全を確認した上で、しっかりと組合い、かつ体重をかけあう”と記載し、同年代では、安全を確認した上で、しっかりと組合い、かつ体重をかけあうことを原則としています。罰:フリーキック 

☆ この為、故意、或いは正当な理由がなく、しっかりと組み合わない、或いは体重をかけない等の行為はできません。

5.「スクラム(その2)」
第20条 スクラム 20.3 スクラムのバインディング(f)他のすべてのプレーヤー(ロックのバインド)(g)ロック(その他の禁止行為)、では、スクラム時のロックについて以下の通りに規定しています。 罰:ペナルティキック

☆ 本規定(下記)の厳格履行をお願いいたします。

(f)他のすべてのプレーヤー(ロックのバインド):ロックは、スクラムが組まれる前に、一方の腕を味方ロックに必ずバインドし、かつ外側の腕は必ず前にいるプロップの腰をまくようにバインドしなければならない。同時に膝を上げて、頭を落とさないようにフロントローの間に確実に入れて組まなければならない。プロップ以外のプレーヤーは、相手側のプレーヤーをつかんではならない。

(g)ロックは、規定どおりバインドしていたとしても、腰や膝を落としたり、外側に開いたり、あるいはスクラムの角度を変えることはできない。当然に相手側のスクラムハーフのプレーを妨害してはならない。

※<実施時期> 上記の実施時期は以下の通りです。
1) 1.2.4.5.「競技規則の厳格履行」(ガイドライン)は、即日実施いたします。
2) ※ 3.の=特別措置=については、2017年8月1日から実施といたします。
以上