酔狂な夫婦

雨日なので畑仕事のないSさんが来客、贅沢にも焚いた薪ストーブ前で昼まで取り留めなき会話、
午後は録りためた番組を観る予定だったが、若き頃に志賀高原のホテルで同じ釜の飯を食べた
友人が、二夫婦で来訪するので山の幸でもてなそうと、ポンチョを着てセリ採りに出かけた。
こんな雨の中を山菜取りをする、何て酔狂な夫婦なんだろうなんて他人は思うことだろう。
けれど一旦、雨に打たれながら歩くと心地よさを覚えてしまうから不思議なもんです。
薪ストーブを焚き続けていたので、少々濡れても外の寒さを知り家の中に入ると、暖かさをが
一際感じられた。