こずくな生活

写真付きで山暮らし

ナラの木

2017年09月20日 | 家と家の近くで

  

 寝ている間にタツノオトシゴのような列島に畏怖を感じさせる台風が通り過ぎ去った。お気に入り場所から望む東稜線は何もなかったよう。我は声もなく唯々に見つめるだけであります。今秋最初の二つばかりの山栗を拾っただけなのに嬉しくも不思議とニコッとしてしまう。手に握りしめ持ち帰り一つづつ分け合い童心に戻り懐かしく自歯で皮を剥き爪で渋をとりカリッと音をたて生かじりした。二年前の3月に切ったナラの木の切り株にナラタケが!これから数年は恵みをいただけそうだ。何と心の広いことだろう!こちらの一方的なわがままを受け入れてくれたばかりか薪ストーブで燃え暖めてくれたりキノコまで提供してくれるとは!感謝・・ナラの木よ!