広島県被爆二世・三世の会活動日記

広島県被爆二世・三世の会の日々の活動状況を報告します。

核兵器禁止条約発効3周年

2024-01-22 10:45:08 | 日記

今日は核兵器禁止条約が50か国が批准して、国際法として発効して3周年です。最近では15日にアフリカのサントメ・プリンシペが批准し70ヶ国になりました。

先週の土曜日ICANの新しい事務局長が広島の平和公園内の資料館で講演・市民との交流会があり、参加しました。「核兵器のない世界へと被爆者たちは自らの体験を繰り返し語ることで、核と人類は共存できないというシンプルだが深いメッセージを勇気をもって発信してきた」さらに若者からの質問にも答えて「多くの国で核兵器に関する教育がほとんど存在しない。被爆者の声を中心に据えたカリキュラムが必要だ。広島の伝承者たちの活動は大きな意味を持つ」と述べ、かてて加えて「日本は今こそ〝核の傘”から脱却し、批准すべきだ」と断じました。

私たちは日本政府が「禁止条約は出口」といいながら入口であるオブザーバー参加さえしない。

締約国会議でギニアが「被爆者を治療したノウハウを持つ日本政府は何故参加しない?」との意見に、広島県知事が応えざるを得ない事態も生まれました。

広島では「旧陸軍被服支廠」の重要文化財指定を受けてやっと「全棟保存」を打ち出しました。

本当に様々な事に敏感にならないと何時足をすくわれるかわかりません。

5000万円かけて6年だけの「広島サミット展示室」を作ろうとしています。

映画「ドライブマイカー」の中で語られた「平和の軸線」上にある中央公園の、中央図書館、青少年センター、ファミリープール」などを移転廃止などを計画していますがファミリープールは現地で改修することになり、中央図書館は今現地で改修か立て替えの運動をしています。また、ハワイのパールハーバーと平和公園の姉妹都市協定にも撤回要求を出して居ます。

さらに、広島市長が新入職員研修に「教育勅語の一部を使う」などが発覚して、抗議が殺到しています。

広島では「河井買収事件」で選挙が汚され、その流れからか「自民党のパーティー売上げキックバック隠し」が発覚しました。

本当にこの国をどこに持っていこうとするのか?私たちはしっかり監視し「戦争の準備より平和の準備を」と声をあげ続けます。

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