今朝の広島の空は青く、まさに紺碧の青です。しかし、沖縄では台風で大変な事になっていることでしょう。
広島では原爆が落とされた9月に「枕崎台風」が来て川土手に作られていた仮の救護所も流され、大野という宮島の対岸にあった陸軍病院は土砂崩れで流され、大勢の患者や医師が流されました。特に京都大学から救援に来ていた医学生が犠牲になりました。
その犠牲者の数は未だにはっきりしていません。年末までに14万人±1万人と言われます。
福島で原発が爆発した時に福島県庁から問い合わせがありました。
「広島では除染はどうやられたのですか?」。
答えました。
『広島では放射能の影響は知らされていなかったので、汚染された土地を耕し出来た作物を食べ。川や海で牡蠣やあさりを採って食べました。
特に貝類は放射能を濃縮しています。食べるものがないので、知らないので食べました。
除染といえるのは「枕崎台風」が洗い流したのでしょうか?そして、平和公園は5つの町があり3000人以上が住んでいました。外に出ていた人は熱線で焼かれ。家にいた人は潰され生きたまま火事で焼き殺された土地の上にも家を建てて人々が暮らし始めていましたが、7年後「平和公園」にするとき立ち退かされ、その上に土を盛って作ったのが「平和公園」です。これも除染でしょうか。削るより土をかぶせる方が早いかも知れません。しかし、田や畑は削らないといけないでしょうね。』県庁の人は唸っていました。
そして、川に流された放射能は瀬戸内海の島々に到着し、島の住人は被爆者と同じような病気になりました。四国の愛媛県にも同じような病気の人が出ました。
原爆も原発も放射能を出します。
なくすことが最善の防御ではないでしょうか。
今日の青い空を見ながら決意を新たにしました。