広島県被爆二世・三世の会活動日記

広島県被爆二世・三世の会の日々の活動状況を報告します。

サーロ節子さんはすごい!

2018-11-29 11:10:56 | 日記

昨夜サーロ節子さんがヒロシマの平和資料館地下のメモリアルホール312席を一杯にして講演されました。

2010年にはアメリカの公園で被爆者が体験を語る催しをしましたが、その時車いすで来られ、話し始めると車いすから立ちあがって、すごくパワフルに体験を語られる姿を見て感動しました。

昨夜も車いすから立ちあがって歩いて話されました。

一番怒っていられたことは日本政府が、核兵器禁止条約に反対し、更に妨害すること。

広島出身の当時の外務大臣・岸田さんが日本政府に従ってしまっていること。

広島市長が、長崎の市長がはっきり日本政府に抗議するのに、抗議しない。

何故、ヒロシマ市民が怒らないのか。

みんなで松井市長、安倍を、政府を変えよう。

一人一人が立ちあがり、行動しよう!

と堂々と訴えられました。

本当に胸の熱くなる訴えでした。

サーロさん体を大切に、核兵器禁止条約が発効し、核兵器廃絶の日まで一緒に行動しましょう。

ありがとうございます。

 

 

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ある会議で議論になりました

2018-11-28 12:56:17 | 日記

最近、何かと話題になり、オリンピックに向けても課題になるであろう問題「トイレ」が、ある会議で議題になりました。

女子トイレは日本では個室だから問題ないが、男子トイレは個室が少ないから入りにくい人が居る。

フランスは男子も全部個室らしい。日本では今から要求しなければならない。

今みんなに知らせ、表示を変えるよう要望することが先決だ。

身障者用トイレを「多目的トイレ」に変えると、性的マイノリティーの人も使えるし、足の悪い人も使いやすい。

こんな事が話し合われました。

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署名行動をしました

2018-11-22 10:25:46 | 日記

20日、元安橋で「署名連絡会」で署名しました。いつもなら、市長も県知事も参加する署名ですが、今回は不参加でした。

30名の参加で30分、なんと300筆を超えました。

強者は80筆以上で、その人の名前は箕牧さんで~す。

それにしても「被爆者」のインパクトは強い!私は28筆ですが30分にしては多いですよ~

私は毎週土曜日に署名に出かけています。しかし、11月一杯です。

修学旅行の生徒が、時間を気にしながら署名をしてくれることが多くなりました。

自分たちの将来のことだと言う生徒が増えたことに、とても力強いものを感じます。

その前の17日(土)の夕方5時~6時 修学旅行に来た高校生170名に「伝承」として「被爆体験」を話しました。

事前に資料館を見学していたり、江田島にも行ったと聞いていたので「戦争」「加害」「被害」も話すことが出来、「今、私たちがしなければならないこと」を話しました。

疲れて寝てしまっている子も3人居ましたが、途中起きてからはみな真剣に聞いてくれました。

今年からは、平和公園外の市内、市外、県外の派遣旅費・宿泊費、講師料などが国の費用になりました。そして、申し込みは修学旅行や学校だけではなく、町内会などの団体や小さなサークルでも出来ます。

一度聞いてみてください。何処へでも出かけます。

申し込みは国立祈念館のホームページで申し込めます。

何だか、広島市の宣伝になってしまいましたね~

夕日の原爆ドームです。

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まだまだ波紋が

2018-11-16 14:35:27 | 日記

原爆Tシャツを着たとして問題になった韓国のアイドルグループがバッシングを受けていますが、私どもの事務所にも次々電話が掛かってきます。

昨日は「被爆者団体には謝罪したが日本人には謝罪していない。普通の日本人として抗議すべきだ」と言います。

「個人としての答えはしません」と言うと「団体として抗議をしろ」と言ってきました。

「団体がどうするかは、会議をして決めることで、私個人がこの場で答えることは出来ない」と言っても「普通の日本人として」「普通の日本人として」普通の日本人として」と繰り返すので、思わず「普通の日本人とは」と聞き返すと、「普通に学校へ行って普通に暮らしていることだ」と言うので「あなたが言う普通と私の中の普通は違うと思いますよ、日本人としてと何度も繰り返されますが、私が日本人でなかったらどうするんですか?日本で教育を受け、日本で税金を払って暮らしているけど?」というとあわてていました。

考えさせられました「普通の」を繰り返されると相手も同じ「普通」ではないかと思わされてきます。

この言葉は憲法27条の「個人として尊重されなければならない」を消そうとする言葉だと思いました。

様々対話する中で、顔を知っているのではないかと、知っている場面を聞いていく内、相手があわてだしたので「貴方がこの電話を長い間独占されていることで、被爆者が相談の電話が通じなくて困っているかも知れませんよどうされますか?」と言うとやっと電話を切りました。

昨日も書き込みましたが、日本政府としてはっきりとした「戦後処理」をしていないヒズミが出ていると強く感じました。

 

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hirosima ヒロシマ ひろしま について考える

2018-11-15 10:43:47 | 日記

最近、平和公園での落書き、原爆Tシャツ、大リーガー選手の投稿など「ヒロシマ」について考えさせられる事が相次ぎました。

「ヒロシマ」については、詩人・絵本作家のアーサー・ビナードさんも講演などでよく話されますが、「原爆とその後の廣島」を表す言葉で「ヒロシマ・フクシマ」と続けば「放射能被害」を表します。

しかし外国語では、一つの訳になってしまいます。日本語でなければ表現できないのではないでしょうか。

落書きやツイッターをした人は「広島に観光に来た事を記念して・・」と言っていたようです。

Tシャツ事件は、日本が朝鮮でしたことに対して今でもきっちり反省していない謝罪していない事もあって、原爆を落とされて日本が負けた、朝鮮は解放された、万歳。なのだと、韓国に行ったときに言われました。

そして外国に行くと「日本は福島であんな大変な事故が起こったのに原発ゼロにしない、汚染水が世界中を回っているのに反省がない」と言われているのです。

話が本題から外れてしまいましたが、日本政府の「ヒロシマ」の扱い、広島市の「ヒロシマ」の扱いが軽くなっている、特に今、広島市は「かきぶね」の設置認可に現れているように「観光」に力を入れ「ヒロシマ・平和」をないがしろにしている結果だと思います。

今のおもてなし課が「かきぶね」に説明に来たときには「平和推進課」が入っていませんでした。

「かきぶね」の設置場所は「原爆ドーム」を世界遺産に申請するときに県、市、国をあげて元安川の川面もバッファゾーンにすることを約束しました。

そんなことを無視しようとする広島市や国土交通省の態度が、今回のような事件を引き起こす温床になっているように考えます。

私たちはもっと怒り、もっと抗議しなければならないと気持ちを新たにしました。

これは、平和都市記念碑(通称慰霊碑)の横の、旗の掲揚ポールの横にある木に何かで彫った落書きです。

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