広島県被爆二世・三世の会活動日記

広島県被爆二世・三世の会の日々の活動状況を報告します。

寒くなりました

2018-10-31 12:52:40 | 日記

広島も、朝晩が寒くなりました。

今日は日中の気温が19度を超えないようです。

先週の土、日に働く女性の全国集会がありました。

詩人のアーサービナードさんの講演で「ピカドン」の話が出ました。

私もお話をする場合、被爆者は原爆のことを「ピカ・ドン」といいますが、直径400Mの火の玉の下の人は「ドン」を聞いていません。ぴかっと光り、空気の固まりが「ドン」と落ちてきたときは潰されています。そしてその回りの500M~2Kmに居た人は爆風で飛ばされるか、家の下敷きになるので聞いていません。「ドン」を聞いた人は2Km以上離れている人です。

即ち、「ドン」は距離が解ります。

私の父は、1.8Kmで被爆しましたが「ドン}は聞いていません。

土曜日の集会では、被爆体験を15分間で話されましたが、短い時間で良くまとめられ驚きました。

日曜日には矢野さんの被爆体験を聞き、どうしても「伝承」として語りで残さなければならないと決心しました。

被爆者の高齢化を、最近特に感じています。手記もDVDも良いのですが、語り継ぐ事の重要性をつくづく感じています。

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小学生に話をしました

2018-10-24 15:24:19 | 日記

広島市が伝承事業を始めて、一期生が活動し始めて三年目になるのかな?

今年から、広島県外に出るときの費用は国の予算になり、派遣先は無料で喚べることになりました。

先週、先々週と2周続いて大阪に行ってきました。

小学校5・6年生の学校と、6年生の学校でしたが、先生の誘導が良かったのか、質問が沢山出てビックリしました。

① 「どうして水を飲むとショック死するのですか?」

② 「放射能って何ですか?」

③ 「黒い雨って何ですか?」

④ 「水の中に潜っていたら被爆しなかったのですか?」

その他沢山ありましたが、中々答えにくい質問として記憶に残っている質問です。

どう答えるか・・・・こう答えました

①私たちもお医者さんに聞きましたが、本当のことが解りません。「水を飲んでホッとしたから」「やけどで血液や、体液が出て塩分などの大切な成分が出ているところに水が入り急速に血液が薄まり心臓が止まるのではないか」とも言われています。

②物理学者ではないので難しい質問です。後で理科の先生に聞いてください。ただし放射線は自然界に微量ですが存在します。それが大量になると原爆のような威力を持ちます。

③キノコ雲が上がるときに地上の塵や埃も巻き上げられ急速に雲が出来て雨になるときに塵や埃が混じって雨が黒くなって降りましたが、福島で降った白い雪にも放射性物質が含まれて居ました。広島でも雨が降らなくても巻き上げられた塵や埃についた放射性物質を吸い込んで内部被爆をしたのは、ヒロシマ市内から離れた場所の人も大勢いました。

④はだしのゲンを読みましたか?水に潜っていた子どもは熱線は浴びませんでした。広島の町がペッシャンコになるのは、たったの10秒です。10秒くらいはもぐれるでしょう?潜っていて息が続かなくなって上がって見るとあたりが一変していたそうです。爆心近くの、満員電車の中で人の間に挟まれていた子どもが熱線にやられなかった。人間は水分が多いから助かったのです。

小学生に話すのは大変ですが、勉強になりそして楽しいですね。

保育園児に話したときはあまり怖くないように、擬人化して動物で話しますが。先生は20分しか持ちません。と言われますが45分間きいてくれます。

今度は高校生です。

 

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被爆2世に次々出会いました

2018-10-11 12:32:07 | 日記

16日まで、四国五郎とガタロ展を見に行きました。

四国五郎さんは市役所に勤めながら広島の町角や橋、そして平和運動のポスターなどを描き続けられました。

同じくガタロさんも市役所に勤めながら四国さんを師として心の中の思いを絵で表し、描き続けました。

そして、私が見に行ったところ先客2人が居て、平和美術展の話で盛り上がり、ガタロさんとその2人、私とでみんな被爆2世だと解り、盛り上がりました。

みんながそれぞれの立場で反核の活動をしており連絡を取り合う事にしました。

そして、被爆者である「平山郁夫」さんの絵について話し合いました。

被爆者が描いた絵の稚拙でも訴える力の強さ、基町高校生が描いた、被爆者の話を聞いてその時の様子を描いた絵については、聞いては描き聞いては直し・・・苦労し苦しかっただろうね~と共に絵を描く者同士、その苦労をねぎらいました。

そして、広島の外に出たとき差別されたことがあるとの話では「今でも子ども達にありますよ」と言うとみんなウーンと唸っていました。

何とか一緒にやりたいと思っています。

更に、9日の署名活動の日には、お父さんが市役所で被爆し、奇跡的に生き延びて生まれた被爆2世に会いました。

両親が被爆者で、ズーッと元気だったが70歳過ぎて次々癌になり、父親が71歳で死亡、母親がその5年後に癌で死亡した。

父の被爆直後の写真が資料館に展示してあるそうです。

そして、被爆2世の医療費のことも話題になり、「頑張りましょう」と言って分かれました。

最近良く出会います。本当に頑張らなければと決意新たにした週になりました。

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良かった~沖縄の知事選挙~

2018-10-01 14:12:07 | 日記

ものすごい台風でしたね~広島は雨がひどかったけれど風はさほどではありませんでした。

沖縄もものすごい嵐の中、期日前投票が多くて動員力のある相手が有力ではないかと心配していました。

しかし、結果は圧勝!ホッとしました。

デニーさんの事を知った時、さまざまな差別の事例の中で、沖縄返還の時「お前は日の丸を振るな」と言われた。そうです

胸がつかえ、苦しくなりました。『悲しい、どんな人も地球人ではないか。外見がどうかでの差別は本人に責任はない。悲しい』

こんな思いでした。

なんでも話し合いで解決する。これが人間同士でしょう。犬猿の仲だと言うのはハナから話し合うつもりがないということ。猿と犬とでは言葉が違うからです。

これから、辺野古の闘いは政府との真剣勝負。

私たちも、「核兵器禁止条約」に署名、批准しない政府と真剣勝負です。

幸いにも立民が「本気の野党共闘」と言っていますので一緒に戦えます。

沖縄の平和の礎です

 

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