広島も、朝晩が寒くなりました。
今日は日中の気温が19度を超えないようです。
先週の土、日に働く女性の全国集会がありました。
詩人のアーサービナードさんの講演で「ピカドン」の話が出ました。
私もお話をする場合、被爆者は原爆のことを「ピカ・ドン」といいますが、直径400Mの火の玉の下の人は「ドン」を聞いていません。ぴかっと光り、空気の固まりが「ドン」と落ちてきたときは潰されています。そしてその回りの500M~2Kmに居た人は爆風で飛ばされるか、家の下敷きになるので聞いていません。「ドン」を聞いた人は2Km以上離れている人です。
即ち、「ドン」は距離が解ります。
私の父は、1.8Kmで被爆しましたが「ドン}は聞いていません。
土曜日の集会では、被爆体験を15分間で話されましたが、短い時間で良くまとめられ驚きました。
日曜日には矢野さんの被爆体験を聞き、どうしても「伝承」として語りで残さなければならないと決心しました。
被爆者の高齢化を、最近特に感じています。手記もDVDも良いのですが、語り継ぐ事の重要性をつくづく感じています。