土曜日の大雨の中、被服支廠利活用ワーキンググループの一員として、内部の見学をすることが出来ました。
集合は正門から入ってすぐの棟でしたが、前室があり奥はずーっと広い部屋、300㎡の部屋が3個あります。明かりがないので、しかも雨の日で真っ暗に近く、懐中電灯で照らしながら見ました。
あちこち雨漏りがしていましたが、しっかり立っていました。
見学は3棟目で、窓の鉄扉がぐにゃりと曲がっている棟です。
ヘルメットを被り懐中電灯で照らして天井の梁を見ると、倉庫として建てられたのにあちこちにちょこっと飾りというかこだわりが見える美しさがありました。
暗い一階から二階に上がるとまだ暗い。でも、ところどころ窓から明かりが入り広い空間が見えます。それぞれの部屋の入り口も四角く切り取った無機質なものではなく、アーチ形になっています。
三階に上がりびっくりしました。天井の梁がむき出しで、コンクリートの梁が斜めに何本も屋根型に三角形で支えあっています。
雨なのに天窓から明かりが入り、支えあった何本もの梁が浮かび上がり、まるで協会のステンドグラスからの明かりのように見え、その荘厳さに感動しました。
絶対残し、みんなにみてもらいたい。
100年以上たっており、ほったらかしだったにもかかわらずきれいでした。