昨日は、この季節にしては暖かい一日でしたが、今日は一転、冷たい雨が降っています。
募金活動、見舞金をキーワードにして様々な事を思い出しました。
毎年、8月6日のヒロシマ、8月9日のナガサキに合わせて北海道の礼文から、全国から、「平和行進」で歩いて来ます。
私たちもヒロシマで、全国から歩いてきた人を迎えて広島市内の周辺何カ所から平和公園に向かって行進します。途中で外国人や若者等が飛び入り参加するなどありますが。
行進がすすむ途中では、商店や道行く人に署名とカンパを訴えて「貴方が今できる事を平和のためにしてください」「少しでも一緒に歩きませんか?署名・カンパで参加してください、手を振って歓迎してください、クラクションで賛同してください」などと訴えて歩きます。
こんな中、毎年「あのマンションの窓からハンケチを振ってくれた人が居たな!あのお店の人は毎年カンパをくれたな!この路地の奥で手を振ってくれていたな!この家の前では袋に入れてカンパを渡してくれたな・・・」という事が、段々思い出になってしまっています。
被爆者が施設に入ったり、亡くなったりして居るんです・・・
それでも被爆者の「こんな思いをもう誰にもさせたくない」という決意を私たちは継いでいかなければなりません。