創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

日本伝統工芸展

2018年09月20日 | 日記

日本伝統工芸展の初日、会場に出かけてきました。
いつのころからか、会場が二つになり、
陶芸作品は新館に。

三越で行われる伝統工芸展には、あまり来たことが無く、
何十年ぶりに見に来たことでしょうか。
何となく会場が狭く感じました。
作品も少なくなったような?

何点か青磁作品はありましたが、
無垢の青磁は私の作品だけでした。

ずいぶん前から貫入、かんにゅうに墨を入れる手法が流行り、
青磁作家の多くがそれを始めています。

言い方は悪いかもしれないが、
青く美しい青磁であれば墨など入れる必要は無い、
そう考え、あくまでも青磁本来の青さを焼き上げています。

青く、濃い水色の青磁鉢、遠目からでも確認できます。
ぜひご覧ください。

せっかくの東京、上野の美術館に出かけてきました。

何度か取材で訪れたイタリア、特にフィレンツェは美術の宝庫、
殆ど見たはずなのに、今回の展示品の一部は初めて目にしました。
見落としたはずがないのに、そう思いつつ拝観しましたが、
やはり見たことが無い美術品が多々。

次に東洋館、そして平成館も見てきました。
特に目新しいものはありませんでしたが、
大好きなギリシアの考古物もあり、
興味を魅かれました。

若い時、45年前に初めて訪れた国がギリシア、
彫刻に興味があり、作品に彫刻の要素を取り入れようと
模索していたころがギリシアを訪れるきっかけになり、
その思いが今もなお続いているのです。

発掘された美術品の数々、じっくり、ゆっくり観ていると、
またまたギリシアに出かけたくなりました。
そのうちに、機会があれば、と。

駆け足の東京、19日の最終便で帰って来ました。

 

コメント
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