創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

精製粘土の再生

2018年01月30日 | 日記

あさ、ほんの一瞬、朝日が顔を出した。
気温はマイナス2度。寒いけれど外に出てみた。

夜中、妙に静かと思ったら、案の定、雪が積もっていた。
雪が積もると、すべての音を吸収して音が途絶える。
少し消え又積もる、その繰り返しの毎日。

朝日に照らされた新雪は何故か神々しく思える。
キラキラと輝く雪の上を歩いてみた。
見る分には美しい新雪。
西の方角を見やれば、

あっという間に黒い雲におおわれ、
また雪が降り出してきた。寒い、冷たい。
雪が降らなければ良いがと思いつつ家の中に。

この頃と言うか、暮れに東京から帰ってから、
何故か急に親近感を持ち始めたトラばあちゃん、
今朝も勝手口の扉を開けたら、急いで部屋に飛び込んできた。
私の横にぴったりとくっついて眠るようになった。

いつものようにコーヒーを淹れ、
今日の一日が始まった。

早く粘土を作らねば、作品を創らねばと思いつつも、
なかなか実行できなかった粘土作りの作業、
今日は冷え切った工房の中に入った。

雪のない時に作り置きしてあった粘土、
乾燥しないように、幾重にも包んでいたが、
水分が抜けて硬くカチカチに乾燥していた。

さて、この精製した粘土、
これ等をやわらかくする必要がある。
洋服タンスに寝ている服やジーンズの布を切って、
水分を含ませて乾いた粘土を包んで再び寝かす作業開始。

カチカチに乾燥していて、中々はかどらづ。
時間かけて行おう、と思っていたら、あっという間に夕方、
また今度、そう思い家の中へ。

冷えた体を温めようとこの部屋に入ると、
ずっと寝ていたトラばあちゃんが、くっついてきた。

トラばあちゃんの体温が伝わってきて、
安心している寝姿を見るたび、
暖かい気分になる、この頃。

 

 

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心臓カテーテル検査

2018年01月25日 | 日記

あれは去年だったか、おととしだったか。
前庭の畑に植えたキャベツ、何者かに食べられていた。

虫?冬の時季に野菜を食べる虫がいるとは思えない。
丹精込めて育てたキャベツ、ほとんどかじられた。

             白菜

先日来の大雪、太平洋側は慣れない大雪に見舞われた。
石川も確かに雪は降ったが、そうたいしたことは無かった。

雪が消え始めた先日、庭の畑を見てみた。
なんと、白菜の殆どが何者かに食べられ、無残な姿。
キャベツが食べられた時と同じ現象。

60数センチ積もった雪も消え始めたころ、
庭木には大柄のヒヨドリの群れが来ていた。

我が家の庭には、大木となったモチノキがある。
そのモチノキの赤い実をついばんでいた。
そう思っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私には、健康を気遣って下さる医師の友人がいる。
今回もまた、検査入院を勧められ、思い切って入院した。

月曜22日朝9時前に入院、検査準備などを行って、
午後1番に検査が始まった。

心臓カテーテル検査、正直受けたくない検査でもある。
しかし、私の健康を心配下さり、色々と手配もいただいた。

手首の動脈付近に局部麻酔をかけての検査、
カテーテルが血管内に入っていく感覚は分かる。
「痛くないですか? 大丈夫ですか?」と声を掛けて頂いた。

全身麻酔ではないので、私もモニターを見ることが出来た。
造影剤が心臓血管に注入される様子や、
カテーテルの動きも分かった。

          6階の病室から

少しばかりの痛みと精神的な苦痛を感じた検査も無事終わり、
異常ナシで、その晩、22日、月曜夜は6階の病室で休んだ。

23日あさ、動脈に刺し込んだ太い針の穴が埋まるようにと、
手首を圧迫してあったバンドが外され、
無事、退院できた。

今回で2回目となった、心臓カテーテル検査。
精神的、肉体的、その他、色々とストレスがかかった検査。
結果、心臓には異常なし.....ヤレヤレ。

退院して、庭の畑には再びの雪。
白菜は?と雪の中の白菜を見やると、
またヒヨドリ達が食べて行った痕跡が。

仕方ないなあ、また食べられた。
自分は異常なしで退院できたし、他にも野菜があるから、
キャベツに続いて今年も白菜はあきらめよう。

来年は、食べられないようにしよう、
そう思った今週のできごと。

 

 

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小さな旅、丸岡城、東尋坊。

2018年01月20日 | 日記

昨日19日、朝刊の天気図に目をやると、晴れマーク。
こんな日は滅多にない、そう思って東尋坊に出かけた。

どのルートを通るかと迷ったが、
天気もいいことだし、久しぶりに福井・丸岡に行ってみた。

丸岡城近辺は何回も通ったことがあるけれど、
天守閣には登ったことが一度もない、ならばと寄った。

入場料を払って天守閣の入口まで。
先日来の大雪がまだ残っていて、足元に注意して入場。

天守閣と言っても、かなりこじんまりとした天守閣。
問題は、この急な階段、角度は67度。
手すりはあるけれど、ちょっと怖い。
すべらないようにとロープもあった。

階層は多くなく、二階層?だったか。
中の作りもとても狭く感じた。
あっという間に見学終了。

行きはよいよい、帰りはコワイ、ではないけれど、
とにかく急な階段、足を踏ん張って降りた。
なんと、太ももがつってしまった。

丸岡から少し福井市方面に向かい、
目的地の東尋坊へ。約30分で到着。

去年は1月7日に訪れていた東尋坊。
今年は大雪などで出かけられず、やっと来れた、の感。

あぶなかっしい断崖の上にポツンと人が。
なんで危険なところに、としばし注意を払っていたら、
立ち上がって、安全なところまで来た。若い男性だった。
なにか考え事でもあったのだろう、と安堵。

やはり東尋坊と言えばイカ焼き

手際よくイカを焼いてくれて、食べやすい大きさに切って下さった。
東尋坊で食べるイカ焼きは、野趣あふれた方がいいかも。
出来るならかぶりつきたかった、ちょっと上品過ぎた。

んー、それにしても、一人で食べるには少しさみしいかも。
先ほどの崖の上にいた青年ではないけれど、
気の置けない人と一緒なら尚いいが。

天気は珍しく良く、強い北風も渡って来なかった。
でも真冬、凛とした空気が非常に冷たく感じた。4~5度。

イカ焼きを食べている直ぐ近く、頭の上あたりに、
あま~いぜんざいと甘酒のさそい。食べたい気持ちをグッと抑え、
反対側の喫茶に入った。

この喫茶も、先ほどのイカ焼きの出店も、
岸壁に一番近いところに位置している。
海もおだやか、のんびりと過ごせた。

すこし雲が出始め、更に気温も下がってきて、
久しぶりの東尋坊を後にした。
次は越前水仙を見たい。
昨日の、小さな旅。

 

 

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大雪

2018年01月15日 | 日記

不気味なくらいに、シーンとした夜。
風の音も何も聞こえない静かな夜。
きっと雪、そう思い玄関へ。

やはり雪が積もり始めていた。

数日前から雪が降り積もり、大雪になった。
雪つりをしていない庭、庭木は重い雪を背負っている。

どれくらいの積雪か、測ってみた。

前日までは50センチ余りだったが、
更に降り積もって66cm、多いところで69cm。

5,6年ぶりの大雪で、行動がままならない。
朝から夕方まで、汗をかきつつ雪かき(雪除け)を行った。
家から道路までの30メートルは、歩く分だけ雪除けをした。
大雪を予想して、車は敷地の入口に停めた。

昨日、強烈な寒波がようやく去り、
あさ、久しぶりに、本当に久しぶりに太陽が顔を出してくれた。

この青空、何日ぶりだろう。
東京から帰って初めて見た青空だ。

太陽が姿を見せても、雪は一気にはとけてくれない。
車で外出できるよう、車の周りだけは雪を除けてある。

これ以上積もったら、
屋根に上って雪落としをしなくてはならない。
近年雪が少なくホッとしていたが、5年ごとに大雪かも。

それにしても、空の青さがうつくしい。

 

 

 

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応接室、そして野菜たち。

2018年01月10日 | 日記

新しい年になって早くも10日、
あっという間に時間が過ぎてしまう。
個展の片づけが終わってから、つぎは家の掃除。
掃除ならば気も遣わずに簡単に出来ると思っていたが、
結局、新年8日まで掛かってしまった。

狭い我が家、陳列室も作品の荷造り場と変化し、
中々片づけることができなかった。
どうせ遅れたのなら、と徹底的に掃除をし、
他の部屋までもきれいさっぱりと整理を行った。
好きな小花の鉢も買ってきて、飾り付けた。

それはそうと、いまだに天気が良くない。
晴れの日が全く無いのだ。
敷地内に植えた秋冬用野菜、
どうなっているか、ミゾレの昨日、観察してみた。

きっとうまく育つ、と植えた白菜、
なぜか成長が止まったままの状態、加えて葉がかたい。

ポトフに、そして千枚漬けにしようと植えた赤カブ、白カブ、
何でこんなに小っちゃいのか? 何を間違えたのか?
小っちゃいままの状態。

去年、実家の畑に植えた野菜たちは大きくなり、
毎日楽しむことができたが、今年は完全に失敗かも。

ただ、ブロッコリーだけは何とか大きく育ち始めている。
11月15日のブロッコリーは、こんなに小さかったが、
きのう見た大きさは、何倍にもなっている、そろそろ食べごろ。

とにかく天気が悪い毎日、
昨晩から雷にアラレ、夜中もゴロゴロと雷が鳴っていた。
あさ起きると、約7センチ余りの積雪。
庭に出てみると、飛び石も雪の下。

ま、これくらいは大したことは無いが、
運転には気をつけなくてはならない。

そして昨日確認したブロッコリー、
うっすらと雪が積もり、早く食べて、と言っているみたい。
このまま放置していると、雪焼けになって茶色く変色する。
早めに収穫して食べなくては。

野菜は、何とか、まかなえるけれど、肉、魚が無い。
時々スーパーに出かけてみるが、野菜の高値にはビックリ。
上手に作れなくても、育たなくても、自家製を食べられること、
これは本当にありがたい。

本格的な雪の季節を前に、庭の野菜を見守っている。

 

 

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