明日、キミと DVD-BOX1 | |
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「僕の未来がもっとこじれてしまった。」
と、ソジュンが言うと、
「未来の心配はせず、今に集中して生きろ。」
と、ドゥシクは言いました。
でもね、未来を知ることができるソジュンは、もう未来に待っている不幸に対して対策を立てずに生きることなんて考えられないのです。
その時、ドゥシクは、マリンに気が付きました。
で、そそくさと逃げるように去って行こうとしました。
ソジュンは、後を追いかけて捕まえました。何故逃げるの?・・・と。
ドゥシクは、心を決めたようにソジュンに向き直り、聞きました。
未来を知ることができて、幸運だと思うか?今日を台なしにしていないか?・・・と。運命をもっとややこしくしていないか?・・・と。
知らなかったら悲惨でしたとソジュンは言いました。
「今年の冬、僕は失踪する。2年後の生死も分からない。最悪の未来が事前に分かって良かったと思うよ。」
知れば知るほど、2人は不幸になるかもしれないんだぞ・・・とドゥシク。
何のこと?何を知ってる?・・・とソジュンは思ったでしょう。
「俺を信じて、1カ月だけ未来に行くのは止めろ。未来で何を見ても、俺が不可解な行動を取っても俺はお前の味方だ。それだけは最後まで信じろ。」
ソジュンは、信じないと言いました。自分の妻は自分が守る・・・と。
ドゥシク、何をしようとしてるの?
ゴンソクの夫キム常務の提案に多額の投資をしようとしています。
この案は、ソジュンは反対していました。それがキム常務は不服でしたので、ドゥシクが声をかけると、一も二も無く話しに乗って来ましたよ。
大丈夫
マリンは、ソジュンの事がますます分からなくなっていました。
外で会っていた男性・・・ドゥシクは、一体誰?ですよね。
もしかしたら、北朝鮮の諜報員?・・・とか。あれこれ余計な推測をしたりしてます。
マリンは、ソジュンが話してくれるのを待っていました。
でも、ソジュンもマリンの気持ちが全く分からないのです。と言うか、隠す事が多くて、マリンの思いまで気が回らないのかもしれません。
マリンを大切に思っていることは確かなのに・・・。
ゴンソクは、夫からソジュンのことを調べろと言われ、夫の秘書であるファン秘書にソジュンの事で何か知らないかと聞きました。
そしたら、ファン秘書、とんでもない事を吹き込んじゃった。
ソジュンが親友のギドゥンと怪しい関係じゃないか?・・・って
ま、いろいろと特別待遇してるので、親友とは名ばかりで、本当は恋人なのではないか?・・・なんてね。
ゴンソク、すぐに信じちゃった。そして、マリンに憐みのこもった眼でその話を吹き込んじゃったよ。
マリン・・・バカバカしいと思いながらも、つい、調べてしまうんですよ。
そしたら、ソジュンが嘘をついてギドゥンの家に行ってるのを見ちゃった。会社で仕事をしてると言ったのに、ギドゥンの家から出て来たんですもん。
あいやぁ~っですよ。
仲直りしたくても、これじゃぁねぇ。
だけど、ソジュンも、これじゃいけないと思ったのでしょう。
ハピネスの活動には資金は出すけど、関わらない主義だったのに、新しい福祉の家の完成イベントにやって来ましたよ。
マリンがカメラマンとして参加していたのでね。
慣れない引っ越し作業の手伝いをするソジュン。
マリンは、その姿を見て、心がほぐれて行きました。
セヨンは反対でした。
ソジュンへの想いをギドゥンにばれてしまったことも気まずいのに、マリンと顔を合わさなきゃいけないのも気分が悪いし。
その上、今まで関わったことのないソジュンが、マリンのためにハピネスの活動に参加するなんて・・・。
嫉妬しないわけがありません。
ギドゥンが宥めていますけどね。
仲直りできるかと思ったけど、マリンがなかなか頑なでね。
ソジュンはそれまでの彼には考えられないほど、マリンに合わせようと努力してるんです。
だけど、マリンにしてみれば、ソジュンは肝心な事を隠したままだという思いが強いんですよね。だから素直になれないんです。
流石にソジュンも苛立ちました。
どこまで合わせろと・・・と怒ったのです。努力してるだろ・・・と。
ハピネスにも近寄りもしなかったのに、分かるか・・・とソジュン。
「分からないわよ。話してくれないんだもの」
と、マリン。
あなたに一番近い人になりたかったの・・・と。
私が欲しいのはあなただけなの、それもだめなら、どうやって愛すれば良いの
マリンは、一緒に帰ろうと言うソジュンを振り切って一人でバスに乗りました。
ところが、マリン、倒れてしまったのです。
リンパ節炎だとか。数日の入院が必要と言われました。
連絡したのはソリだけ。
ソジュンには連絡しないでくれとマリンは言いました。
帰ってこないマリンを、ソジュンは本当に心配しました。
翌日、さりげなくマリン母に連絡してみましたが、実家に帰ってないのは明らかでした。
そんな時、ソリから連絡が入ったのです。
ソジュンは仕事を放り出して病院に駆け付けました。
あなたを家族と思えない・・・とマリン。苦しくても隠したくなる、あなたのように・・・と。
一人でいたいの、帰って・・・とマリン。
ソジュンは、何と言えば良いのか、分かりませんでした。
マリンといつ仲直りできるのか、タイムスリップして確かめようと地下鉄の駅に行きました。
でも、引き返したのです。そんなやり方はダメだと思ったのでしょうね。
食べたい物は?・・・とマリンに聞きました。
「野イチゴ。」
と、マリンは言いました。今の季節・・・秋には売って無いモノでした。
「買って来る。待ってろ。」
ソジュンはきっぱりと言いました。
そして、買って来たのです。
マリン、流石に驚きました。
遠いところまで行って来た・・・とソジュンは言いました。
他には?・・・とソジュンが聞くと、今度は、“カレイのスープ、天然ものの”とマリンは言いました。それも、秋には無いものなんだそうです。
だけど、ちゃんとソジュンは持って来たのです。
そして、春の花フリージアの花束も。チューリップも。
「サクラ牡蠣がほしい。」
と、マリンがメールしたのは夜中。
ソジュンが電話して来ました。流石に夜中は・・・と。
ソジュンは、地下鉄事故の慰霊碑の前に立っていました。慰霊碑を見ながらマリンに話しました。
地下鉄事故の日は、両親とハピネスの活動に参加した帰りだった・・・と。
後片付けを頼まれていたんだけど、それが嫌で、マリンとのいざこざをチャンスと思って電車を降りたのです。
その直後の事故です。
「両親が最期に見た僕の姿は、大人げないものだった筈・・・。がっかりして死んだ。」
だから、あの日の事は思い出すのも話すのも嫌だった、今から行っても良いか?会って話そう・・・と。
早く来て・・・とマリン。
やっとソジュンが胸の内を話してくれたと感じました。
やっとやっと仲直りできました。
心からお互いを愛しいと思って抱きしめる事ができました。