まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

イ・ジョンソクとIUが?!( ゚Д゚)

2022-12-31 16:47:59 | 映画、ドラマ以外の韓国話題

驚きました

こんなニュースが飛び込んで来たんですもん

『イ・ジョンソク、IUとの熱愛認める!』

まったく予想できない組み合わせでしたよ、あたくし

 

これもDispatch

1月1日じゃなくて、大晦日の今日。

昨日のジョンソクssiの受賞コメントも、同時に知りましたよ、あたくし

動揺収まらないなか、誰かに言いたくて、記事にしました。


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『智異山~君へのシグナル~』15話まで

2022-12-31 16:33:41 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

2020年

ヒョンジョの両親は、息子の生命維持装置を止める決心をしました。

その前に、家族皆で智異山に登りました。

ヒョンジョが愛した、そして懸命に仕事をした場所を見ておきたかったのでしょう。

 

明後日、機械を止めます・・・と担当看護師からイガンに連絡が入りました。

覚悟してはいたものの、やはり呆然としてしまうイガンでした。

そんな時、イガンに会いに来た人がいました。ヒョンジョの妹スンアです。

 

スンアはヒョンジョが話してくれた場所をあちこち回って見て来たと言いました。

先輩の話を沢山していました、だから最後に絶対に挨拶がしたくて・・・とスンアは頭を下げました。

 

戻って来たイルへとグヨンにイガンは事情を全て打ち明けました。

イルへとグヨンはその信じられない話を信じました。事故にみせかけてコムンダリゴル村出身の人たちが殺されている事、ヒョンジョの霊は、確かに山にいることを。

 

2019年

会う約束をした日、智異山には大雪が降りました。

ヒョンジョが突然約束を取り消すと言って来ました。終わったらすべて話すと言って。

ヒョンジョが雪山の装備をしてコムンダリゴル村に行ったと知ったイガンは、すぐに後を追いました。

そして途中で罠にはまって雪庇を踏み抜き、転落してしまったのです。

最初に発見したのは、ヒョンジョ。

すぐに洞窟に運んで応急手当をしました。が、そこでは電波が繋がらず、緊急通報出来ないため、洞窟から出て、電波の繋がるところまで行き、分所に通報したのです。

出たのはチョ分所長。

しかし、通話途中で後ろから何者かが岩でヒョンジョの頭を殴りつけたため、そのまま倒れてしまったのです。

犯人は何度も殴りつけました。ヒョンジョは、犯人の顔を見ていませんでした。

これが、事故の経緯でした。

 

2020年

イガン、イルへ、グヨンの3人は、これまでイガンが得た情報を元に、犯人を推理しました。

コムンダリゴル村の元住民が被害者であり、犯人も元住民の可能性が大だと考えたイガンたち。人々が移住していった1991年に、何があったのか、調べる事にしました。

 

しかし、生存している元住民は、誰一人として事情を話してはくれません。頑なに証言を拒否しました。

却って、何かあったと思わせられます。

ヤンソンの祖父は、ヤンソンの死でショックを受け、一気に認知症になってしまい、証言は不可能となっていました。

ホ・ジノクも既に亡くなってしまっていました。

キム・ソルも、以前ヒョンジョに話したのと同じように、幼かったから何も覚えていないと言いました。

 

イガンは、またチョ分所長に面会に行きました。

コムンダリゴル村について何か知らないかと聞きましたが、やはり何も知りませんでした。

ヒョンジョが明日旅立ちます・・・とイガン。

犯人が捕まってもヒョンジョは生き返りませんが、彼が追い続けた犯人をそれまでに見つけたいんです・・・と。

チョ分所長は、彼にとって最初の事故だったソル母の事件記録を今でも傍に置いていました。

それが役に立つかもしれないと、イガンに言いました。

 

分かった事がありました。

1991年当時、ケーブルカー設置にコムンダリゴル村の住民が反対したため、計画が流れたと聞いていました。しかし、本当は、違いました。

住民全員の同意書が発見されたのです。ソルの父で村長だったキム・ジェギョンのもありました。

計画が流れたのは、結局政府の許可が下りなかったためでした。

 

同意書を見たイガンは気づいたことがありました。サインしているのは、皆、野生動植物で生計を立てていた人たちだということです。当時、少し前に法律が改正され、山で動植物を採取していた人たちは打撃を受けたのです。

立退料を手にして山を下りたいと考えても不思議はありません。

しかし、養蜂業者は違います。ソル父キム・ジェギョンは養蜂業者でした。補助金ももらえていました。

 

セウク父の死は、事故死だと判明しました。犯人は捕まっていません。ひき逃げでした。

村人だけが使う山道での事故でした。容疑は村人にかかりましたが、結局、分からないままだったのです。

容疑がかけられたのは、キム警官の父だったようです。

 

キム警官から、キム・ソルにメールが届きました。

コムンダリゴル村3時・・・と。

先に到着したのは、キム警官でした。

そして事件が起こりました。

倒れたのは、キム警官でした。

犯人はキム・ソルだったのです。

 

その夜、イガンがソルの家を訪ねて行きました。一人で・・・。

 

コムンダリゴル村の話が聞きたいとイガンは言いました。

ソルは当然何も知らないと同じ答えを繰り返しました。

イガンは、ソルが犯人だと言う結論と、それに至った経緯を話しました。

 

1991年当時、ケーブルカー計画は、村人全員の同意が無いと推進することは出来ませんでした。

頑なに反対するソル父を翻意させようと、あれこれ村人たちは策を練りました。

井戸に獣の死体を投げ込んだのは、ホ・ジノクでした。

そして、ソル母の死は、村人たちが夫の説得を強要していたさなかに起きた事故だったのです。

一旦タガが外れてしまうと、もう誰も止められなくなってしまいました。

セウク父を撥ねてしまったのは、やはりキム警官の父でした。

ひき逃げを黙っている代わりに、同意書にサインをさせたのです。

 

あなたは全部覚えていた・・・とイガンはソルに言いました。

村人たちの私利私欲によって起こった惨劇を、全て覚えていた・・・と。

だから、セウクと一緒に復讐をはじめたんだと。


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イ・ミンギ&ナナのサイン入り色紙プレゼント♬

2022-12-30 10:22:39 | イベント、プレゼント関連

申し込み期間の前なんですが、忘れそうなので、ご紹介しておくことにしました。

 

「Oh!ご主人様~恋が出来ない僕とカノジョの同居生活~」が、ホームドラマチャンネルさんで1/10日より放送が開始されます。

詳細記事は、こちらから。

 

視聴者限定プレゼントとして、主演のイ・ミンギssiとナナさんのサイン入り色紙のセットと言う素敵なプレゼントが発表されています。

 

プレゼント数:2名

応募期間:2023年1月10日14:00~3月3日(金)23:59

※放送で告知されるキーワードの記入が必須です。

 

詳細はこちらから。


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「田代親世の韓流総決算2022」

2022-12-27 16:32:02 | 韓国以外の映画、ドラマ、番組のエトセトラ

やっぱり楽しかったですね~っ

そしてそして、私まぎぃ、コメントを読んでもらえました~っ

書いた本人しか分かりませんが

 

では、内容を端折りながら紹介していきます。

 

この番組、なんと、今年で18年目だそうです

久々に、活気づいてきた一年だと皆さんがおっしゃってましたし、視聴者さんのコメントも“踊ってる”と田代さんが仰ってました。

 

どっぷり症状2022のコーナー

 高橋尚子さん・・・「二十五、二十一」ドはまりした作品。特にペク・イジン(ナム・ジュヒョク扮)。

           熱のこもった作品のプレゼンが素晴らしかったです

 望月美寿さん・・・パク・ウンビンは天才的に魅力的。 ドラマの役ではなく、本人にドはまりした。

 小田香さん・・・「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「私の解放日誌」そして、「山河令」。

          パク・ウンビン推しだとか。 

 田代親世さん・・・今もなお「愛の不時着」&グルメ、ミュージカル。

 

韓流トピックス2022のコーナー

 1位 ジュンス、3年ぶりの熱演!

 2位 ジュノ、武道館に降臨

 3位 スターの入隊・除隊・・・ここで読まれたのが、私のコメントです 勿論、JINの事です。

 4位 待望の韓ミュ観劇!・・・まるで田代さんのような視聴者さんからのコメントがありました。

 5位 やっとテギョンに会えた・・・「推しは推せる時に推せ」と言う田代さんの標語が浸透してきた。

 6位 話題の韓ドラにハマる・・・Netflixの作品が相当にレベルが高い。「ウ・ヨンウ~」他。

 7位 すごい来ました!来日ラッシュ・・・チャ・ウヌ、アン・ボヒョン、スーパージュニアetc.

 8位 スターの結婚・・・ヒョンビン&ソン・イェジン、チェ・テジュン&パク・シネetc.

 

推しの力によって一歩踏み出せる人生変わるのよと言う田代さんたちの力のこもったコメント。

「推しに出会えるってことが幸せなんだよね。推しがいる人は、人生勝ち組よ。」

と、望月さん。

「結婚してなくても人生勝ち組だから

と、田代さん。

爆笑です

うんうんと頷きながら見てる私を、苦笑しながらアルフィーが見ていました

 

今年のマイメモリーのコーナー

視聴者さんからの熱い長文のコメントがたくさん届いたそうです。

時間の関係で2通しか紹介できないとかで、本当に想いのこもった長文コメントの紹介がありました。

にやにやしながら、頷きながら聞きました。

 

 小田香さん・・・「スーパージュニアイベント」 元々大ファンだったそうです。

 高橋尚子さん・・・「ジュノ・ファンコン」「ちかちゃんねる韓流本舗」

 田代親世さん・・・「久々のイベント仕事」

 望月美寿さん・・・「望月美寿トークショー」「パク・ヨンハ12年」

   パク・ヨンハ13回忌と言う事で“僕らには思いだす歌がある”と言うタイトルで、パク・ヨンハメモリアルトーク&ピアノライブイベントが開催されたそうです。

   元々はファンが中心となって計画されていて、それに田代さんも関わっていたそうです。そして、パク・ヨンハと言えば、望月さんだろうと思い、高橋さんと望月さんに声をかけたんだとか。

   会うなり、ファンの方々が一斉にパク・ヨンハさんについてのエピソードや思いのたけを喋り始め、今だから言うけど・・・と言う話が飛び交ったと望月さんが仰っていました。

   これぞ、パク・ヨンハファンだと。そして、今でも愛されている証拠だと。

   望月さんが執筆したパク・ヨンハの本を買った人で、12年間まだ読めていないと言う人がいたと望月さんが仰ってました。まだ冷静になれないと言う事でしょうね。 

 

注目の若手スター

 小田香さん・・・ぺ・ヒョンソン ロモン イ・ジョンウォン ぺ・イニョク キム・ウソク ファン・ミンヒョン

 田代親世さん・・・キム・ウソク(「軍検事ドーベルマン」のノ・テナム) ファン・ミンヒョン キム・ジェヨン

 高橋尚子さん・・・ぺ・イニョク ファン・ミンヒョン ムン・サンミン ロモン ペク・ソンチョル チュ・ヨンウ

 望月美寿さん・・・チェ・ヒョヌク

     

スターのマイメモリー

 JUST B  ・仕事のマイメモリー・・・初の海外コンサート(カナダ)

                  ・私生活のマイメモリー・・・メンバーだけで夏にウォーターレジャーに行ったこと

 イ・ユリさん  ・私生活のマイメモリー・・・“うんどう”日本語で書いてくださいました。

          ・仕事のマイメモリー・・・“けっこん”「魔女は生きている」は結婚に重きを置いている作品だから。

 

スペシャルゲストのコーナー

 今年は、カン・ギヨンssiがゲストでした。

 ファンミ終了直後の収録だったようです。このファンミ、意外にも人生初だったんだとか。ホント意外です。

 とても幸せだったと仰ってましたね。

 「ウ・ヨンウ~」での大反響は、別格だと肌で感じたとか。老若男女問わず、たくさんの方に楽しんでいただけたと。

 

 そして、質問コーナーへ。

  本当に、友達によく相談される・・・✕ 最近は友達にあまり会えないからとか ほとんど家にいるそうです。

  本当に、家事が得意だ・・・✕

  本当に、理想の先輩(上司)だ・・・✕ 自分の口からは言えません、なりたいと思ってます・・・とのこと。ロールモデルは、チョ・ジョンソク、パク・ウンビン。

  本当に、人を笑わせるのが得意だ・・・○ パク・ウンビンは内向的でシャイな面があるが、笑わせたら肝が据わりました。今では若干押され気味です。

  本当に、誰とでも仲良くなれる・・・○ 「私の恋したテリウス」で共演したソ・ジソプも外向的な性格ではないが、息が合うので、相性の良さを表現できました。

  本当に、癒し系だ・・・○

  本当に、どんな役でも任せとけ・・・○ 本音とすると不安です。過激な露出シーンを要求されたら・・・なんて。しかし、様々な役を演じて見せるのが俳優の宿命なので、怖いからと断りはしません。

 

 マイメモリーは・・・

  仕事のマイメモリー・・・「ウ・ヨンウ」「次回作」「広告モデル」「ファンミーティング」

   「ウ・ヨンウ」の大ヒットのお陰で、俳優として初めて広告モデルのお仕事もいただけたし、ファンミと言う初めての経験もできたということです。

  私生活のマイメモリー・・・「健康」「家庭」「子供」「ファミリーカー」

   1歳になるお子さんがいらっしゃるそうです。以前から家庭で過ごす時間を大切にしていて、幸せな生活を維持するため、健康に気を付けているそうです。広告のお仕事をいただけたので、ファミリーカーを買うつもりですって

   大きな変化をもたらせてくれた忘れられない一年になると思います・・・と仰いました。

 

 ファンからの質問コーナー。

  「ウ・ヨンウ~」でチョン・ミョンソクを演じるにあたり、役作りは?

   これまでコミカルな役が多かったので、視聴者が違和感を覚えないかと不安になりました。外見からと思い、ダイエットもしましたが、大事なのは相手との呼吸なんですね。だから共演者と沢山話をしました。

   脚本家にキャスティングした理由を聞くと、バラエティでの姿を見て、ミョンソク役に合うと思ったと言われました。無条件に僕を信じてくれました。

  役作りの仕方は?

   以前は、役を“カン・ギヨン化”することが多かったです。でもそれだけでは演じきれないと思います。演技に対する深い研究が必要ですし、俳優として襟を正す事も必要かと。勿論、“カン・ギヨン化”も役を研究した結果です。

  ターニングポイントになった作品、思い入れの深いキャラクターは?(高橋尚子さんからの質問)

   一つ選ぶとしたら、「ウ・ヨンウ~」です。幸せなプレッシャーと表現したいです。

   思い入れの深いキャラクターは、「ああ、私の幽霊さま」の副料理長であるスーシェフの役です。世間に認知され始めた頃の作品で、意味があります。今思い起こすと、必死でした。今見ても、一生懸命演じてるのが分かります。

  座右の銘は?

   広告のコピーなんですが、「実現に必要な力は既に君に備わっている」です。ファンミも、ドラマの成功も、広告の仕事をいただけたのも不思議なことですが、この言葉が胸にあったから達成できたのかもしれません。

 

柔らかい笑顔でウィットに富んだ受け答えのカン・ギヨンssi。

沢山の作品でもうお馴染みの俳優さんですが、本当に優しく家庭想いの素敵な方でした

 

今回も盛りだくさんな内容でした。

コロナの規制緩和で、少しずつ以前のような活動が始まりかけています。

待っていた韓国ドラマファンの方がこんなにいたんだと、改めて感じた次第です。


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『韓流総決算2022』より素敵なプレゼント!

2022-12-26 09:23:25 | イベント、プレゼント関連

毎年恒例のこの番組が昨日放送されました。

一年を締めくくる意味で、私には無くてはならない番組の一つです。

まだ視聴していませんが・・・。

これからじっくりと視聴いたします

 

番組から、豪華なプレゼントが発表されました

 

プレゼント品:

 (A)スターの直筆フリップ(カン・ギヨン/イ・ユリ/JUST B)・・・各1名 

 (B)韓国TVドラマガイド103号・・・3名

 (C)韓国TVドラマガイド別冊「本当に好きな俳優」ベストドラマFILE・・・3名

 (D)もっと知りたい!韓国TVドラマVol.112・・・3名

 (E)韓流ぴあ 2023年1月号・・・1名

締め切り:2023年1月31日(火)23:59

※番組内で発表されるキーワードの記入が必須です。

 

詳細、申し込みは、こちらから。


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四国も雪

2022-12-25 22:28:12 | ご近所探訪

寒波に襲われているのは、雪国だけではありません。

ニュースでご覧になった方もいらっしゃるかとは思いますが、ここ愛媛でも大雪

私が住んでいる地域でも雪が舞いましたが、積もるまでには至らず。

 

暮れの忙しいときに、車が使えないと、本当に不便。

我が家の車は、冬用タイヤを装着していませんゆえ

いっそのこと、新しいチェーンの装着練習でもするかぁっ・・・と、覚悟を決めておりました。

雨戸を開けて、雪が積もっていないのを確認して、本当にほっとしました。

 

しかし、山はすっかり冬景色

てっぺん辺りだけ白くなっていたのが、一気に中腹辺りまで白くなりました。

吹き降ろす風が本当に冷たいです。

 


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『智異山~君へのシグナル~』14話まで

2022-12-25 21:54:03 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

2020年

救助要請は虚偽通報でした。

イガンを一人にするためだと気付いたイルへとグヨンは、必死に戻りました。

 

スタンガンを握りしめるイガンの前に、ヒョンジョの霊が。

イガンにも彼の姿が見えました。声が聞こえました。

でも、手に触れる事は出来ませんでした。

ダウォンが話していたのと同じ冬のレンジャー着で、血まみれでした。

 

どうして一人でここに?去る事もせずに、一人で山を彷徨って・・・とイガン。

去年の夏、あの後何があったの?・・・と。

 

2019年

3時を過ぎても、誰も現れません。

しかし、人影を見つけたヒョンジョは、必死に後を追いました。

捕まえてみると、なんと、キム・ソル。

 

「先輩が今まで殺人を?何しにここへ?答えてください!」

と、矢継ぎ早にキム・ソルに疑念をぶつけました。

しかし、キム・ソルは、ヒョンジョの言う事全てが理解出来ない様子でした。

彼も、3時に待ち合わせをしていると言いました。その相手は、なんと、キム警官。

キム・ソルは携帯のメールを見せました。

そこには、ヒョンジョが見た『コムンダリゴル 3時』と言うメールがありました。

 

キム・ソルの話から、キム警官もまたコムンダリゴル村出身だと分かりました。

そして、ジャガイモ爆弾の犯人として死んだセウクも。

 

キム・ソルは、ヒョンジョが叫んだ言葉の意味を聞きました。

ヒョンジョは躊躇しましたが、結局、話しました。誰かが事故を装って殺人を犯していると。

今日も人を殺そうとしました、多分狙いは先輩・・・とヒョンジョ。

何故君がそれを知ってる?と、キム・ソル。

ヒョンジョは自分の能力については打ち明けませんでした。セウクの事件の後、調査を続けて来たんだと答えました。

 

キム・ソルも、当時の村の事情について知っていることは殆どありませんでした。

なにせ、幼かったから。

最初に母が、次にセウクの父、最後は自分の父が死んだと言いました。母とセウク父は事故、父は自殺だったと。

ただ、悪い事が起きる前には、火の玉が必ず見えたんだと言いました。

そして、セウクについて一番知っているのは、キム警官だと。

廃村の後、自分とイガン、キム曹長は村を離れ、残ったのはセウクとキム警官だけだったからと。

 

ヒョンジョは派出所にキム警官を訪ねました。

いろんな犯人の条件が、全てキム警官には備わっている事が今、ヒョンジョは分かりました。

キム・ソルとの約束を破った理由を、急用ができたからとキム警官は言いました。

その時、キム警官は介護病院に向かっていたようですが・・・。これがどういう意味を持っているのかは、まだ分かりません。

ヒョンジョの中では、キム警官=犯人と言う結論が出たようです。

しかし、その動機が分かりません。

 

待ち合わせをしていたジノクが現れません。

ジノクは末期の膵臓癌を患っていて体調を崩してしまっていたのです。

結局、また話を聞くことは出来ませんでした。

 

イガンとヒョンジョはペアを解消し、ヒョンジョは別のレンジャーとタッグを組んでいます。

イガンは一人で活動してるのかな?たいていは2人で活動すると言ってたけど・・・。

そして、以前と同じように忙しい日々が戻って来ました。

 

ある日、ヒョンジョが軍の認識票を捜していると言うと、レンジャー仲間がどこかで見たと言うじゃありませんか。キム曹長の認識票です。

コムンダリゴル村でツキノワグマに追いかけられて逃げ込んだ洞窟の中で見たと言いました。

後に、注意文を設置しに行った時、洞窟の中を見回ったらあったと。

洞窟の中には、他にも蛇の罠とかロープとか、色々捨ててあったとか。

それで思い出しました。ヒョンジョもストックやアイゼンを見たことを。

その時は誰かが捨てて行ったゴミだと思いました。

しかし、それらはこれまでの犯行に使われたモノかもしれないと、ヒョンジョはこの時気づいたのです。

 

そういうモノは、遺失物として保管されることになっていました。

ところが、どこの分所にも片付けた記録がありません。他の誰かが片付けたんだろうと、皆思い込んでいました。重要なモノだとは思えないガラクタでしたから、特に気に留めていなかったのです。

犯人が持ち去ったに違いないと、ヒョンジョは思いました。

 

ヒョンジョは、この事をキム・ソルに打ち明けました。今はキム・ソルしか相談できる相手はいませんからね。

隠し場所に最適な場所を知らないかと尋ねましたが、キム・ソルは分からないと答えました。

それからと言うもの、ヒョンジョは暇を見つけては山を歩き回り、遺失物を捜しました。

 

イガンから久しぶりにメールが届きました。

翌日会わないかと言う内容です。

直後に、また脳裏に予知夢のような映像浮かびました。

雪の上に大量の血があります。誰かが倒れていました。

その時智異山地域に大雪警報が出されていました。

 

2020年

ヒョンジョの霊は、犯人はキム警官だと言いました。

しかし、イガンには信じられません。

ヒョンジョの霊は言いました、見たんだと。

キム警官が何かの植物を植えているのと、誰かが血を流して倒れているのを。霊も予知夢のようなモノを見るってこと

 

虚偽通報だと分かったイルへとグヨンは、必死にイガンの元に駆け戻りました。

彼らにはヒョンジョの霊は見えません。

グヨン背負われて下山するイガンを、ヒョンジョの霊はつかず離れずついて来ました。

イガンは時々振り向いてヒョンジョの霊を見つめていましたが、何も言いません。

 

どこまでもついて来れるわけではないようです。

ヒョンジョの霊は、山でしか存在できないようですね。麓で立ち止まってイガンたちを見送りました。

 

イガンは、イルへとグヨンに、被害者は全てコムンダリゴル村出身者だと話しました。

そして、翌日の夕方5時半までにある絶壁にカメラを設置してほしいとも。

理由を聞かれ、そこで人が死ぬかもとイガンは答えました。

何故分かる?とグヨン。またヒョンジョとの印か?と。

そうですよね、それだけじゃ、信じることは出来ませんよね。

「キム警官には言わないで。彼もあの村出身だから。」

その一言で、イガンがキム警官を犯人だと思っていると、イルへとグヨンには分かりました。

勿論、この瞬間もイガンですらキム警官が犯人だとは信じられません。

しかし、キム警官が山だけじゃなく、被害者を知り尽くしているのは事実です。犯人の条件に該当するのです。

 

確かに、怪しい行動をとっていました。

キム警官は、以前、違法登山で薬草を採取していた男性に、声をかけていました。ヒョンジョの霊を見て、自分も死ぬんじゃないかと、怯えていたあの遭難者です。

イガンにヒョンジョの霊の言葉を伝えた遭難者です。

もう今は薬草なんて取ってないと言いましたが、本当とは思えません。懲りて無さそうですもん。

その男性に、さりげなく、違法薬草が欲しい・・・なんて言ったのです。そしてこの事は秘密に・・・と。

これはもう罠を仕掛けたと言ってよいでしょうね。

 

翌日、イルへとグヨンが山に入りました。

 

ヒョンジョの霊が新たな予知夢を見ました。

前日、イガンに知らせた同じ事件ですが、場所と時間が変わっていました。

理由が分かりません。

 

イガンはイルへとグヨンを見送った後、分所で監視カメラの映像をチェックしていました。

コムンダリゴル村でヒョンジョの霊と出会った時の映像です。

勿論、ヒョンジョの姿は映っていません。でも・・・声は録音されてるの

まさかね。あれは、イガンの記憶にある声ですよね

 

よく見ると、それに、何者かの姿が写り込んでいるじゃありませんか

イガンがヒョンジョの霊と話しをしているのを、遠くから見ていたのです。

 

イルへとグヨンの耳に叫び声が聞こえました。

あの遭難者の男性です。

ヒョンジョの霊が見た新たな予知夢通りの時間、場所で転落して死んでいました。

イルへとグヨンが駆け付けた時、既に男性は息絶えていました。

 

知らせを受けたイガンは、時間と場所が変わった理由に気づきました。

イガンとヒョンジョの話を聞いて、変えたんだと。

ってことは、ヒョンジョの霊の声、聞こえるわけ

 

ヒョンジョの霊は、被害者が以前会った遭難者だと知りました。

その時、遭難者が言っていた言葉を思い出しました。自分と会った者は、皆死ぬと言う言葉を。

イガンと会った

ヒョンジョの霊は、必死にイガンの元に行こうとしました。

なんとしても、イガンに危機が迫ってると言う事を知らせたいと思ったのです。

 

その時、レンジャーが使う無線機が落ちているのを見つけました。

以前、ダウォンが落とした無線機には、触れる事も出来なかったわけですが、この時、渾身の力で無線機を叩くと無線機が反応したんです。

 

突然、耳をつんざくような混線した音が無線機から流れました。

グヨンたちは、思わず耳を背けました。

イガンも驚き、無線機を見つめました。

 

何度も何度も無線機を叩くヒョンジョの霊。

すると、ある瞬間、無線機に触れることが出来たのです。

スイッチを入れました。

 

先輩、聞こえますか?と言うヒョンジョの声が突然無線機から聞こえてきました。

「ここを離れて。山での出来事は忘れて去ってください。何もかも忘れて幸せになって。もう二度と戻って来たらダメだ。」

カン・ヒョンジョ

イガンが呼んだ次の瞬間、ヒョンジョの霊が消え、持っていた無線機が落ちました。

 

病院で眠るヒョンジョの肉体が限界に達しようとしていました。

涙が流れています。

そして、繋がれた機器が警報を鳴らしながら激しく反応しています。

 

泣けそうです。

ヒョンジョの必死さが切なく、辛いです。


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『智異山~君へのシグナル~』13話まで

2022-12-24 23:08:38 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

2019年

ヒウォンを救出しようと、ヤンソンがロープを伝って近づきました。

何とかヒウォンの場所までたどり着き、ヒウォンにベルトを装着させようとしたとき、ヒウォンがバランスを崩して足場から落ちそうになりました。

ヤンソンがそれを庇って、川に転落

悲鳴はヒウォンでした。ヤンソンは声を上げることなく、流れに飲まれてしまったのです。

 

その様子が無線を通して本部に伝わりました。

グヨンは本部を飛び出しました。

下流に先回りして、ヤンソンを見つけようと血相変えて駆け出しました。

しかし、無理でした。もうヤンソンの姿は何処を探しても見つかりません。

思わず流れに入ろうとするグヨンを、ヒョンジョたちが必死に引き留め、引き上げました。

皆、悔しくても、もうどうしようもありませんでした。

狂ったようにヤンソンの名を呼びながら泣くグヨン。こちらまで泣けそうでした。

 

また雨が降り出し、警報が鳴り響きました。

 

その時、別の場所でもう一つの事故が起こっていました。

イガン祖母たちを乗せたバスが、橋を渡りかけた時、橋が崩れ、バスは川の濁流に転落してしまったのです。

しかし、これ、事故ではありませんでした。

ヒョンジョが予知夢で見た通りになったのです。

何者かが、通行止めを示す標識を隠し、そちらにバスを誘導したのです。

 

バスに乗っていたのは、イガン祖母たちで、レンジャーたちに差し入れを持って行った帰りでした。

本当は、ケーブルカー推進のための生態調査をする人たちが乗って来たバスだったのです。

ヒョンジョが、荷物が多いイガン祖母たちのために、バスで帰ることを勧めたのです。

ヤン・グンタクたちが乗る筈だったバス・・・。おそらく、身代わりとなってしまったのでしょう。犯人はヤン・グンタクを狙っていた筈ですから。

 

イガン祖母たちバスの乗客の遺体は発見されました。

しかし、ヤンソンは最後まで見つかりませんでした。

泣く泣く捜索を中止しなくてはいけなくなったのです。

グヨンのショックは、言葉では言い表せない程で、呆然と立ち尽くすだけでした。

 

イガンは合同葬儀を拒否しました。

そして一人で葬儀の準備をし始めました。

これで本当に一人になってしまったイガン。唯一の家族でしたから。

慰霊祭に参加せずに制止を振り切って出て行ったのが、最後になるなんて思いもよりませんでした。

 

心配してやってきたヒョンジョが言いました。

「辛いときは一人で抱え込まず、誰かに・・・僕にでもいいから話して。」

その言葉が終わるか終わらないうちに、イガンが冷たく言いました。

あなたのせいよ・・・と。

バスに乗らなけらば、死ななかった・・・と。

「帰って

ヒョンジョは、何も言葉が出ませんでした。

 

ぼんやりとするグヨンを慰めたのはイルへ。いつもは喧嘩ばかりしている二人ですが。

世の中のほとんどの人が、何があったかなんて知らない・・・とイルへ。

「でも俺たちは違う。何があったのか、忘れちゃいけない。誰があの山に登って、どんな目に遭ったのか。山はどれほど危険な場所か。どれほど癒してくれるのか。その山を守るために誰がどんな犠牲を払ったのか。全部覚えておかないとな。ヤンソンの最期はカッコ良かった。最高に立派なレンジャーだった。」

グヨンは静かに泣きました。

 

ヒョンジョは今回の事故の記録をつけようとしていました。

しかし、手が付きません。

そんな時、キム警官がやって来ました。

水害の日の勤務日誌を見せてもらいたいと言いました。

バス転落事故を捜査していると言いました。崩落の危険がある橋で封鎖されていた筈なのに、何故バスが突っ込んだのか、通行止めのフェンスも消えていたし・・・と。

その時の状況を目撃した職員がいるかもしれないので・・・と、キム警官は言いました。

ヒョンジョ、予知夢を思い出しました。

黒い手袋をした人物が何か指差していた光景を思い出しました。

山での事故ではなく、この事故だったと分かりました。

 

ヒョンジョは、バスのルートを辿りました。

そして確信しました。

事故じゃ無かった。あいつが殺した、僕のせいだ・・・と。

イガンが言うとおり、自分のせいで、彼らは死んだんだ・・・と。

 

復帰したイガンにチョ分所長が言いました。

「辛かったら異動させてやる。」

でも、イガンはキッパリと言いました。

「ここに残ります。両親と祖母が眠る場所なので。ここにいたいんです。」

一度はこの場所を離れようと思ったイガン。バス停まで行きましたが、乗る事は出来ませんでした。行く宛てが無かったからです。

 

待機所に欠員が出たとチョ分所長が言いました。

僕が行きます・・・とヒョンジョ。過酷な勤務だと分かった上での立候補でした。

あの日以来、ヒョンジョはイガンとまともに話をしていません。

グヨンも、イガンも、ほとんど必要なこと以外話をしなくなりました。空気は重いままです。

ヒョンジョは一人心に誓っていました。必ず犯人を捕まえて見せると。

 

ヒョンジョは被害者遺族を訪ね、被害者同士のつながりを見つけようとしました。

そして見つけました。

全員、コムンダリゴル村出身だったのです。

キム・ソルもそうだと聞いていました。

 

チョ分所長に、コムンダリゴル村について聞きに行きました。

何故廃村となったのか、何があったのか・・・。

質問する理由を聞かれ、いつか説明するとヒョンジョは答えました。

チョ分所長は、ケーブルカー推進問題に絡む様々な事件を説明しました。しかし、詳細な事情は村人じゃないから分からないと。

 

本所に残る資料で、コムンダリゴル村の移住名簿で、確証を得ました。

被害者は全員コムンダリゴル村出身だと。

しかし、イガン祖母は違います。

その時、察しました。犯人が狙ったのは、ヤン・グンタクだと。廃村になる前と同様、今回もケーブルカー推進を計画しているからです。

 

名簿にホ・ジノクと言う人物がいました。

なんとこの人、先日洞窟で倒れているのをヒョンジョとイガンが発見した女性でした。

ユーチューバーが見捨てて行った人物です。

ヒョンジョは、ジノクから話を聞こうと連絡しました。

すると、翌日山に行く予定だからその時に・・・とジノクが言いました。

しかし、その予定がなんか怪しい。非通知のメッセージがジノクに届いていたのです。

『コムンダリゴル 3時』・・・と。

 

ヒョンジョがまた予知夢を見ました。

携帯の画面に『コムンダリゴル 3時』と言うメール画面が出ています。その上を血が流れて、誰かが血まみれで倒れ、犯人らしき人物が黒い手袋をはめた手で携帯を持っています。

 

ヒョンジョはコムンダリゴル村に急ぎました。

3時に犯人が来る・・・と。

 

2020年

イガンはグヨンに背負われて、イルへと共にコムンダリゴル村に来ていました。

 

犯人を明らかにできる証拠とはなんだ?と、グヨンが聞きました。

分からないけど、ここにある筈・・・とイガン。

 

グヨンもイガンとイルへの態度に不審を抱いていました。何か隠している事があると気付きました。

問い詰めようとすると、反対にイルへが聞きました。

ダウォンが死んだ日、何故山にいた?・・・と。

ヤンソンを偲びに・・・とグヨンが言いました。

一緒に上った峰に行き、花を供えて思い出に浸っていたのです。忘れちゃいけないと思っていますから。

 

その時、遭難者の通報が入ったと無線が入りました。

グヨンとイルへが向かいました。

イガンは一人残りました。

そんなイガンを何者かが、見つめています。

イガンは自分がいる辺りが映るように、監視カメラを設置しました。

不審な物音がするので、イガンはスタンガンを構えました。

 

ヒョンジョの霊が目覚めました。

イガンが1人で山にいる事を知りました。

イガンの元に急ぎました。


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『智異山~君へのシグナル~』12話まで

2022-12-23 15:22:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

2019年

麓ではいつもと変わらない穏やかな日常がありましたが、山の奥深く、山頂近くでは雨が降り出していたのです。

ヤン・グンタクたちとキム元所長たちを案内して渓谷にいたイルへは、危険を察知し、避難を大声で呼びかけました。

その直後、警報がけたたましく鳴り響いたのです。

 

渓谷や川で遊んでいた人たちは、警報と職員の指示で一斉に川から上がり、避難しました。

イガンも警報を聞き、急いで分所に戻ろうとしました。

ところが、途中の道でがけ崩れに遭い、引き返すしかありませんでした。

 

あちこちで取り残された登山客がいると言う報告がもたらされました。

現地本部には、レンジャー、警察、消防等が参集。

手分けして救助に向かいました。

イガンとヒョンジョは、ヤン・グンタクとキム元所長の救出に向かいました。がけ崩れに巻き込まれ、ヤン・グンタクが負傷、キム元所長と二人、取り残されてしまっていたのです。

 

救助に向かう途中で、ヒョンジョがイガンに言いました。

「被害者は皆1995年の水害と関係しています。犯人はあの水害と関係があるようです。心当たりはありますか?犯人が何故ここまでするのか。」

 

イガンの脳裏に、当時の事が浮かびました。

両親を失っただけでも相当な衝撃なのに、その死がもしかしたら自殺だったかもしれないと保険会社の人に言われた時、イガンはショックと同時に、罪悪感も感じたのかもしれません。

実は、イガンの父は、他人の借金の保証人になったせいで財産の全てを奪われてしまって、祖母の住む実家に戻って来たようです。

イガンは、突然学校や友人から切り離されて馴染みのないこの地に来るしかなかったわけです。

父に対して反発する原因がそこにありました。

そのせいで、両親は保険金目当てで自殺したのではないか、それで自分に対して遺言を残さなかったのではないか・・・そう考えたのかもしれません。

イガンがその事故に関して関わることを一切拒否するのは、大きな悲しみを思い出したくないのと共に、それを引き起こした自分への怒りもあるのかもしれません。

 

あの日山にいたのは、運が悪かっただけ・・・と、イガンはヒョンジョに言いました。

「今日も一緒よ。何が起こるかは予見できない。」

 

イガンとヒョンジョは、キム元所長とヤン・グンタクを発見。

ヤン・グンタクは折れた木で腹部を怪我していました。

ヒョンジョが背負い、キム元所長と共に下山。

イガンはもう一人の足を怪我した遭難者と共にその場に残る事になりました。急いで下山しなくてはヤン・グンタクの容体が危険になると言うので、慣れていない人には却って危険だとキム元所長が判断したのです。

 

イガンは、遭難者を洞窟に連れて行き、怪我の応急手当をしました。

その時になっても遭難者は、一刻も早く下山しなくちゃ命が危ないんじゃないかと、動揺しまくり。

その理由が分かりました。

なんと、その遭難者、1995年の水害の時、イガン両親が流された建物に一緒に避難していて、途中で出て行った一行の一人だったのです。

当時の自分の判断が正しかったから、今自分は生きているんだと言う意識があったのです。

イガンは、遭難者の話から、すぐに事情を察しました。

遭難者は、イガンの制止を振り切って、洞窟を出て行きました。

イガンは必死に後を追い、引き留めました。

「彼らは残ったから死んだんじゃありません。運の悪い選択をしただけです。」

それでも、遭難者は、イガンを突き飛ばし、行こうとしました。

イガンは転んで意識を失ってしまいました。

 

イガンの意識が戻った時、傍に居たのは遭難者でした。

イガンを洞窟まで運んでくれていたのです。

済みませんでした・・・と遭難者が謝りました。

と言うのは、イガンが指摘した通り、崖くずれが起こっていたのです。我を通して下山していたら、自分の命は無かったと分かったのです。

 

遭難者は、死ぬために山に来たと言いました。事業に失敗して家族も失ったと。

しかし、智異山に来て、また生きたいと思った・・・と言いました。

この遭難者、1995年の水害の時の大学生の1人だったのです。

当時の思い出話をしました。出会って話をした相手が、イガン父でした。イガンはそれに気づきました。

イガンの両親は、積石のところで一生懸命祈りを捧げていたようです。自分の失敗を告白し、家族さえ一緒なら立ち直れると言ったようです。おそらく自分自身に言い聞かせていたのでしょう。

 

イガンはやっと両親があの日山に行った理由を知ることが出来ました。

両親は、家族と一緒に立ち直ろうとしていたということです。

決して保険金を残すために死にに行ったんじゃないと言う事を、イガンはやっと確信出来ました。

生きて帰るつもりだから、遺言を残さなかったんだと分かりました。

他人にそう陰口をたたかれて反発しても、心のどこかで信じてしまう自分がいて・・・。イガンはそれが自分のせいかもしれないと言う罪悪感に苛まれ続けて来たのです。

だから、水害のことを忘れてしまいたかったのです。

でも忘れるなんてこと出来る筈ありません。

会いたい、お母さんとお父さんに会いたい・・・と初めて泣きました。

ヒョンジョは、そっと肩に手を乗せました。

 

グヨンたち一行が、助けを求めている女性を発見。宝くじを捜していた女性ヒウォンでした。

偶然、探していた宝くじを発見したのもつかの間、嵐で崖の上に孤立してしまったのです。

しかし、グヨンたちはその崖にたどり着く事は出来ない位置にいました。

その旨本部に連絡しました。

その時点で救助に割ける人員は残っていませんでした。

ヤンソンが名乗りを挙げました。

ずっと、グヨンに訓練してもらっていたからと。

チョ分所長は、迷った挙句、もう一人のレンジャーと共に救助に向かわせる決心をしたのです。

 

雨が止みました。

救助はほぼ終了しました。

イガン祖母たちが、活動をねぎらうために、食べ物を持ってやってきました。

 

ヒョンジョは、遭難者に1995年の水害の時の話を聞かせてくれと言いました。

しかし、彼の記憶は曖昧で、民間消防隊のメンバーに関しても、さほどの記憶は無さそうです。

争いとか、何か無かったかとヒョンジョが聞きましたが、生きるか死ぬかの状況だったので覚えていないと言いました。

ホントちょっと引っ掛かります。

 

ヤンソンたちは、ヒウォンを対岸に発見しました。

川の中州のような場所です。

ロープを銃で撃ち、木に結んで張り、それを伝わって救助しようとしました。

その様子は、無線で本部にも聞こえていました。

グヨンは、嬉しそうに聞いていました。

皆嬉しそうに、ヤンソンの初出動を聞いていました。

しかし、その直後、悲鳴が


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『智異山~君へのシグナル~』11話まで

2022-12-21 14:24:35 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

2020年

イガンは、車いすのまま山に登ろうとしました。ヒョンジョに会って・・・霊であっても、話を聞きたいと思ったのです。

土台無理な話です。入口で躓き、車いすから転げ落ちてしまいました。

なのに、体を起こすことも出来ません。

イガンを発見したのは、キム・ソル。

助け起こし、分所に連れ帰ってくれました。

別れ際に、キム・ソルが言いました。

「手袋なんて、誰でも持ち出す事が出来ますよね。分所で洗濯するんだから。職員なら持ち出せますよ。」

チョ分所長が取り調べを受けているとキム・ソルも知っていました。イガンを慰めるための言葉だったのかも。

その言葉で、イガンは見方が変わりました。

 

イガンはチョ分所長に面会に行きました。

一つだけ質問があるとイガンは言いました。ダウォンが死んだ日、何故現場近くにいたのかと言う事です。

俺もあの日彼女に何があったのか、知らないと、チョ分所長は言いました。

イガンは、血の付いた黄色のリボンを保管しているのを知っていると言いました。

チョ分所長は、その言葉でイガンが戻って来た理由に気づきました。殺人者がいると知った上で戻って来たと。

「イルへに会え。あいつに何もかも話した。」

と、チョ分所長は言いました。

 

イガンにヒョンジョの病院から連絡が入りました。

容体は悪化の一途をたどっていて、脳死の判定を下される可能性があると看護師は言いました。

家族も覚悟していて、近々生命維持装置を外す決断をするかもしれないと。

「ヒョンジョを見送る事が決まったら、その前に私にも連絡をください。」

イガンが静かに言いました。

 

犯人を逮捕することが出来なかった後悔が、ヒョンジョを山に留めているとイガンは思いました。

だから、もしも自分が犯人を捕まえられたら、目を覚ますかもしれないと。

山はヒョンジョを生かしたいと言う自分の切なる願いを叶えてくれるかもしれないとイガンは思いました。

 

イルへはその時、本所に異動していました。

やはり膝が悪くなって、レンジャーとして現場での活動は出来なくなったようですね。

 

イガンはイルへと共にグヨンに話をすることにしました。

既にグヨンを疑っていると、イルへには打ち明けていました。

証拠があると言えば、自分を狙う筈だから、そこを捕まえると。

イガンが危険だとイルへは反対しましたが、イガンの決心は変わりません。

 

イガンは、戻って来た理由は、山で誰かが殺人を犯していると知り、犯人を捕まえたかったからだとグヨンに言いました。

イルへも、チョ分所長が同じ考えだということを言いました。

チョ分所長が疑念を抱いたのは、ヤン・グンタクの死亡事故が切っ掛けでした。

調べている時、変な場所に巻かれている黄色いリボンを見つけたのです。血がついているのもありました。

遭難場所とは違うところで遺体が発見された事件は他にもありました。その時も、黄色いリボンがあったのです。

誰かが誘導した、危険な場所に・・・とイガン。

そしてもう一つ、乳酸飲料です。

 

隊長の憶測かもしれないと、グヨンが言いました。

 

「ヒョンジョは犯人を知ってた。」

と、イガン。

そして、自分たちが雪山に行った理由を教えてあげると言ったのです。

 

2019年。事故の日。

ヒョンジョが1人で犯人を追って雪山に行ったと知ったイガンは、すぐに後を追いました。

待避所に行くと、ヒョンジョの姿は無く、連絡も取れません。

山に続く雪の上に残された足跡をたどったイガン。

赤いストックを見つけました。

待避所に緑のストックが残されていたのを思い出したイガン。

辺りを見回した時、足元の雪が崩れ、イガンは崖を転落。重傷を負ったのです。

罠だった

 

意識が戻った時、傍にはヒョンジョ。救助して応急処置をしてくれていました。

無線機が使えないので、電波の届くところまで行って救助要請して来ますとヒョンジョが言いました。

イガンは、切れ切れに、雪庇の上にストックがあったと言いました。

それだけで、ヒョンジョには分かったようです。

 

2020年

そのままヒョンジョは戻ってこなかった・・・とイガンは言いました。

 

2019年

確かに、ヒョンジョからの救助要請の電話は分所にかかっていました。受けたのは、チョ分所長でした。

コムンダリゴルだと叫ぶように言った後、連絡は途絶えました。

危機を察知したチョ分所長たちレンジャーが駆け付けた時、既にヒョンジョは血まみれで意識が無い状態。

イガンも救助されました。

 

2020年

「あれは事故じゃなかった。他にも誰かが山にいた。」

と、イガンは言いました。朦朧とする意識の中で、ヒョンジョではない誰か・・・“レンジャー”が自分の様子を窺うように見ていたのに気づいていたのです。

勿論、警察に話をしました。

しかし、誰かがいたと言う証拠は勿論、ヒョンジョを害した証拠も無かったので、信じては貰えなかったのです。

「犯人を捕まえないと、隊長の汚名はそそげない。」

と、イルへが言いました。

 

方法はあるとイガンが言いました。

事故直前、ヒョンジョはコムンダリゴルにいたと分かっていました。証拠が残っている筈だと。

私を連れて行って、一人じゃ無理なの・・・とイガンはグヨンに頼みました。

 

グヨンはイガンを背負い、イルへが補助として付き添って山に登りました。

 

言葉の端々で、グヨンは自分が疑われていると察したかもしれません。

 

2019年

ヒョンジョは、犯人が何故山で殺人を犯しているのか、その動機が分かりません。

 

また遭難者が発見されました。

通報を受けてイガンが駆け付けた時、既に息絶えていたようです。

ヒョンジョが到着した時には、イガンは呆然と傍に座り込んでいる状態でした。やはりまだ遺体に対して冷静には対処できないようです。

ヒョンジョは労わるように自分の上着をイガンに着せ掛けてあげました。

 

遭難者の手には、花が握られていました。

その花にイガンは見覚えがありました。

昔、花言葉は“幸せ”だと父が教えてくれた花です。イガンは、その時、父から渡されたその花を、足元に投げ捨てました。

 

夏季の災害に関する会議が開かれました。

ところが、イガンが参加していません。聞きたくないんだろうとグヨンが言いました。

夏季の山の災害で最も気を付けなければいけないのが、豪雨でした。

イガンの両親が豪雨災害によって亡くなったので、思い出したくないのでしょう。

 

イガンの両親が亡くなったのは、1995年の水害でした。水害の代表的な例として挙げられていました。

イガンの両親は、避難した建物ごと流されてしまったのです。

避難場所での会話を記録した資料が金庫から発見されていました。

皆、残された家族に遺言を残していたのですが、イガンの両親だけは残さなかったようです。それで、イガンは長い間苦しんでいたとグヨンが言いました。

 

今年も、その水害の慰霊祭が開かれました。

が、イガンは敢えて参加せず、どこかに出かけてしまいました。

慰霊祭の準備の手伝いをしていたヒョンジョは、飾られている集合写真に目が留まりました。

“民間消防隊”という垂れ幕を持った男性たちが写っていました。

その中の3人がヒョンジョが追ってる殺人事件の被害者だったのです。

 

調べてみると、避難出来た人の中に、3人の名前がありました。チョ分所長の名前も。

そして、死亡者名簿に、イガンの両親の名前がありました。

グヨンが言っていた避難所での会話の記録も保存されていました。

細かく時系列に被害状況が記録されていました。

 

1995年

最初はかなり多くの人々がその建物に避難していたようです。

建物にいたのは、足を骨折した老夫婦とイガンの両親、学生3名、民間消防隊の3人、公園職員のチョ分所長とキム・ナムシク。

本所に連絡をして救助を待ち続けましたが、救助隊は来ず。

雨量はどんどん増し、周辺の橋が壊れてしまう状況に、脱出についての話し合いが始まりました。

 

建物の窓も壊れ、パニックになりかけ、今脱出しなければと言う意見が大勢を占めました。

しかし、無理な状況の人もいます。

結局、チョ分所長が嵐の中、脱出したいと言う人々と共に建物を出たのです。

動けない老夫婦がいるので、職員のキム・ナムシクは残ると言いました。そして、イガンの両親も、キム・ナムシク一人では無理だと、残る決心をしたのです。

記録を残したのは、キム・ナムシク。

老夫婦は、遺言を書き残しました。

しかし、イガン両親は書かないと言いました。必ず生きて帰るからと。

 

この、職員キム・ナムシクは、なんと、ヒョンジョの部下キム曹長の父親だったのです。ヒョンジョに不思議な能力が備わる切っ掛けとなった事件の。

 

2019年

ヒョンジョは、事件の被害者は全員1995年の水害事故に関係していると気付きました。

 

慰霊祭のその日も、智異山には様々な目的で登る人々がいました。

ヤン・グンタクが進めようとしているケーブルカー建設に関して生態調査をする人々、反対するキム元所長を中心とした環境団体の人々、そして、1年ほど前に宝くじの当たり券を失くして以来、ずっと探し続けている女性も。

 

突然けたたましく警報が鳴り響きました。

避難警報です。

麓は好天ですが、山の上では豪雨だったのです。


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BTS新作映画!

2022-12-20 14:07:10 | 韓国映画のエトセトラ

今年10月に釜山で行われた『BTS in BUSAN』の記録映画が公開決定です

 

タイトルは、

『BTS:Yet To Come in Cinemas』

 

公開日:2023年2月1日(水)

前売り券:2023年1月11日(水)より販売開始

公式サイトは、こちら

 

まだ、上映館の情報が出ていません。

行ける映画館で上映されますように


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『智異山~君へのシグナル~』10話まで

2022-12-19 21:42:08 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

1991年

 

まだキム元所長とチョ分所長が若かりし頃。

智異山繁栄会と言う組織がありました。その会長をしていたのが、ヤン・グンタクでした。

彼は当時もケーブルカーを通そうと言う計画を立てていました。

ヤン・グンタクは、コムンダリゴル村に行き、立退料を払うから村から出て行くよう持ちかけました。

しかし、村長のキム・ジェギョンは頑として受け入れません。他の村人たちも同じでした。

後悔しても知りませんよ・・・と言う捨て台詞を残し、一旦は帰って行ったヤン・グンタク。

 

ある夜、キム・ジェギョンの息子が青い火の玉を見ました。

その後、村の共同井戸に獣の死体が投げ込まれるという事件が発生。

キム・ジェギョンはヤン・グンタクの仕業だと主張しました。しかし、証拠はありません。

キム元所長とチョ分所長は、自分たちが巡回を強化するからと、何とか村人たちを宥めました。

 

井戸が使えないので、村人たちは崖を降りて川まで水くみに行くしかありませんでした。

ある日、キム・ジェギョンの妻が水くみに行ったっきり、行方不明になりました。

分所に遭難者発生の連絡が入り、キム元所長とチョ分所長が駆け付けました。

職員総出で捜索しましたが、なかなか見つかりません。

村の周辺は職員でも道に迷うほど分かりづらい場所でした。

探し始めて何日か目、やっと発見された時、妻は瀕死の状態。結局、手遅れで亡くなってしまいました。

発見された場所は、チョ分所長が何度も通った所でした。

チョ分所長は、罪悪感に苛まれました。自分がもっと気を付けていれば、早く発見でき、命を取り留めたかもしれないのに・・・と。

 

お葬式の夜、息子はまた青く光るものを見ました。

 

村人たちは、村長のキム・ジェギョンと息子を残して、皆去りました。

キム元所長が何度説得しても、キム・ジェギョンは頑なに動く事を拒否しました。

しかしある日、キム・ジェギョンは自殺してしまったのです。息子一人残して。

見つけたのは、チョ分所長でした。

 

自分の責任が大きいとチョ分所長は落ち込みました。

その姿を見たキム元所長が言いました。

「仕事を辞めたいのか?辞めても何も変わらない。死んだ人の姿が目に浮かび、罪悪感だけが積もる。山からはそう簡単に逃げられない。詫びたいのなら、ひたすら懸命に人を助けろ。それが俺たちの仕事だ。」

 

2019年

 

ユーチューバーの映像を見て心配になったヒョンジョ。

チョ分所長に、遭難しているかもしれないから、探しに行くべきでは?と進言しました。

が、救助要請が無いと言う理由で、チョ分所長は許可しませんでした。

イガンも、再生回数を稼ぐための嘘じゃないかと言いました。98%嘘だと。

「2%は気になるんですね。」

と、ヒョンジョ。

結局、2人はコムンダリゴル村に向かいました。

イガンは祖母から貰ったお札をヒョンジョに渡しました、一応、厄除けってことで。

 

その頃、ユーチューバー(あくまでも、そーいう類の人という意味です)が保護されました。

怪我は酷くはありませんが、完全にパニック状態。

火の玉を見たと、大騒ぎしました。

 

病院で治療を受け、回復し始めたユーチューバーは、山で出会った遭難者を見捨てて来た事を思い出しました。

流石に罪悪感が湧いたのでしょう。

遅くはなりましたが、分所に遭難者の情報を通報しました。

あれこれ言い訳をしましたが、見捨てた事に変わりはありません。

チョ分所長は、すぐさま、捜索をレンジャーに指示しました。

 

コムンダリゴル村は、既に廃村となっていました。

声をかけて見たものの、何の反応もありません。ユーチューバーの姿もありません。

しかし、携帯が落ちていました。

イガンとヒョンジョは周辺を探し回りました。

ふと気が付くと、2人は同じ場所をぐるぐる回っているだけ。完全に道に迷ってしまいました。

GPSも反応しません。

ヒョンジョが、遠くの藪の中に青く輝く二つの光を見つけました。

危険よ、走ってと、イガンが叫びました。

ツキノワグマだと判断したのです。

 

必死に走り、洞窟に逃げ込みました。

ツキノワグマらしきものの目の光が、洞窟の前に見えました。見張っているようで、イガンたちは動けません。

携帯も圏外で繋がりません。

 

洞窟の中を調べていたヒョンジョが、倒れている女性を発見。これが、ユーチューバーが見捨てた遭難者でした。

意識が無いのが分かると、イガンたちは、一刻も早く山を下りようと、意を決して洞窟を飛びだしました。

ヒョンジョが女性を背負って、必死に駆け下りようとしていると、途中でイルへとグヨンと遭遇。

彼らは、連絡が取れなくなったイガンたちを心配して、やって来たのです。

イルへたちもイガンたちも、今度も道に迷って同じところを回ってばかりいたようです。

元の洞窟に戻るしかありませんでした。クマに狙われていますからね。

 

遭難者の容体は悪化の一途をたどっていました。

その時、チョ分所長から無線が入りました。

チョ分所長の指示に従って、イガンを先頭に、山を下りる事になりました。

昔、キム・ジェギョンの妻を捜している時に、同じように道に迷った経験があるチョ分所長。発見が遅れて死なせてしまった経験は、大きな後悔として残っていました。

お互いを信じて前だけを見て走れとイガンに言いました。4人なら大丈夫だと。

 

遭難者の女性は助かりました。

 

ヒョンジョは後日一人でもう一度コムンダリゴル村の洞窟に行ってみました。

そこで思いもよらない人と出会いました。

公園職員のキム・ソルです。

ここは子供のころのアジトだったんです・・・とキム・ソルが言いました。

「ここは僕の故郷です。」

もしかしたら、キム・ソルが、キム・ジェギョンの息子

元々自然や山の説明できない空気感や思いなどに興味がありそうなことを話していましたよね。

「村が消えたのは、ケーブルカーのせいでも無ければ、強制退去でもない。火の玉のせいです。悪い事が起きる前には、火の玉が見えるんです。」

まさか・・・キム・ソルが犯人

なんか、誰も彼もが怪しく見えてしまいます。

 

ヒョンジョが洞窟に来たのは、探し物があるからだとキム・ソルに言いました。

何かを探していましたが、見つからなかったようで・・・。

その代わりにまた予知夢が見えてしまいました。

 

あれは・・・川?滝?

誰かが何かを指差しています。手袋をはめた指で。

ヒョンジョは洞窟を飛び出しました。

キム・ソルが危ないの


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『智異山~君へのシグナル~』9話まで

2022-12-19 09:57:57 | 韓国ドラマのエトセトラ

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2020年

 

ダウォン、結局、戻って来ませんでした。

レンジャーたち、警官、そして警察犬も導入しましたが、見つかりません。

イガンは、ヒョンジョとの印の場所を確認してほしいと言いました。

グヨンは信じていません。それで遭難者の場所が特定できるなんて、普通は信じられないでしょう。

でも、そこには、確かに印がありました。

それを見て、イガンはある場所を捜索してほしいと言いました。

そして、イガンが指定した場所にあったのです。血まみれになったダウォンの携帯が。

 

ダウォンの携帯には、音声データが残されていました。

録音されていたのは、ダウォンとチョ分所長の声。

何でもない会話ですが、ダウォンの声は緊張していました。

黄色いリボンを持っていたこと、事件があった日は必ず非番だったことを考え合わせると、イガンにはチョ分所長が怪しく思えました。

グヨンは、そんなイガンの考えを一蹴しました。

重苦しい雰囲気になったその時、チョ分所長が戻って来ました。

 

ダウォン発見の報告が飛び込んで来ました。

既に亡くなっていました。

 

イガンは大きなショックを受けました。自分が殺してしまったように感じたのでしょう。

少なくとも、イガンが監視を頼まなければ、死ぬことは無かったでしょうね。

遺体が運ばれて行くのを、呆然と見送りました。

 

キム警官が、チョ分所長に話を聞きたいと言いました。

ダウォンの録音だけが理由ではありませんでした。亡くなったダウォンが、手に握っていたのは、チョ分所長の名前の入った手袋だったのです。

「隊長がダウォンをヒョンジョも

と、イガンが泣きながら叫びました。

ダウォンを行かせたのは、お前だ、何も言うな・・・とグヨン。

チョ分所長は、何も言わず、パトカーに乗りました。

 

グヨンは、イガンに言いました。

1年前、ヒョンジョと事故に遭った場所に行った理由は何かと。ダウォンと何をしていたのかと。

そして、どうして戻って来たのか・・・と。

「これだけは分かる。お前が戻ってきて、めちゃくちゃになった。何故戻って来た。」

 

イガンの泣き声がヒョンジョの霊に聞こえました。

目を覚ましたヒョンジョの霊は、動くことが出来るようになっていました。

ダウォンが何者かに突き落とされるシーンが脳裏に浮かびました。

印を残そうとしたとき、ヒョンジョの霊は気づいたようです。自分が残した印とは違う印が、そこにあることに。

何者かが、彼らの印とは違う印を残している様子が脳裏に浮かびました。

その時、近くで悲鳴が

ヒョンジョの霊が見えるあの遭難者です。またも違法登山中、出くわしてしまったってわけ。

悲鳴を上げながら必死に逃げる遭難者。

ヒョンジョの霊は難なく追いつき、その男の前に立ちはだかりました。

 

「頼む。助けてくれ。」

と、命乞いする男に、言いました。

「ソ・イガンに伝えてくれ。あの印は僕じゃないって。」

血相変えて分所に飛び込んで来た男は、イガンにそれを伝えました。

 

イガンは、ダウォンの死が単なる墜落死じゃないと察しました。

で、聞いてみると、ダウォンがイガンの指示で設置したカメラも、ダウォンの手帳も無かった事が判明したのです。

山には、確かにヒョンジョの想いが存在すると確信しました。

会わなければと思いました。話を聞かなければと。が、彼女の体は思うように動きません。

 

ふと思ったのですが。

グヨンの手の動きが、犯人と思われる人物の手の動きと似てる気がするんですが・・・。

微妙に震える指の動きが。

ダウォンが行方不明になった時、直前に山を下りて来たのは、グヨンでしたし。

まさか・・・ねぇ。

 

2019年

 

イガンとヒョンジョは相変わらず過酷な仕事に頑張っています。遭難者は減らず、休む間もありません。

でもその仕事を通じて2人の間には信頼感と共に、愛情もはぐくまれているように見えます。

 

グヨンとヤンソンは、順調に交際を続けています。

ヤンソンは自分が体力のない事に常々引け目を感じていたようで、グヨンに頼んで登山を少しずつ教えてもらっています。

2人は将来についても考えるようになっているようです。

ヤンソンは今度の山神祭に母が来るので、会ってもらえないかとグヨンに言いました。

グヨンは勿論異論はありません。

でも、少しでも自分の立場を良く見せたいと思いました。それには、昇進することだと。

それ以来、昇進試験に向けて勉強を始めました。

 

チーム長のイルへは、膝に爆弾を抱えていました。

過酷な仕事です。休む時間もあまりとれません。ましてや、治療は・・・難しいかもしれません。

イルへは、同僚には膝の状態を話していません。

 

国立公園を辞職した元所長キム・ケヒは、公園のガイドをしていました。智異山保存協会長も務めています。

要するに、智異山からは離れられないと言う事です。

そんなキム元所長を、チョ分所長が訪ねて来ました。

チョ分所長は、仕事に限界を感じているようで、話を聞いてほしかったようです。

それと、ヤン・グンタクと言う人物についても。

 

ヤン・グンタクは、ケーブルカー推進委員会の会長を務めている人物です。

智異山にケーブルカーを作り、もっと簡単に登山をと、訴えているのです。

今回が初めてではありませんでした。

以前にも、一度声をかけて来た事があって、その時、大きな事件が起こったようです。

 

キム元所長は、署名活動をしているヤン・グンタクに詰め寄りました。

生態系を壊してしまうと反対するキム元所長と、ヤン・グンタクとは主張が対立しています。

「コムンダリゴル村を忘れたのか。」

と、キム元所長が言いました。二度と繰り返させない、私が止めると。

 

山神祭が始まりました。

その初っ端に突然上り旗が折れました。

皆、不吉な感じを抱きました。

 

イガンの祖母は、不吉な気を追い払おうと、お札を用意してイガンに持たせました。

今年は北から悪鬼が入って来るらしいと。

「特に、コムンダリゴルには近づくんじゃないよ。」

 

ヒョンジョは、妹からの連絡であるユーチューバーの動画を知りました。

智異山の幽霊村についてレポートしている動画です。

ところが、生配信の途中で、突然、ユーチューバーは恐怖の叫び声をあげて駆け出し、配信が切れてしまったのです。

きゃぁ~っ


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『智異山~君へのシグナル~』8話まで

2022-12-17 23:41:00 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

山火事の映像が本当にリアルです。間近に火が迫っている緊迫感漂うシーンの連続です。

 

消防、警察、レンジャーの総力を挙げての消火活動、住民避難等の活動が行われました。

なかなか火の勢いは衰えず、広範囲に延焼していました。

この活動シーンが本当にリアル。

山火事のニュースはたまに見ますが、我々の知らない地道な消火活動がこうやって命を懸けて行われているんだと、初めて知りました。

頭が下がります。

 

ヒョンジョと子供たちが閉じ込められている倉庫に、油のようなモノがまかれ、火がつけられました。

怪我をしてる足を引きずりながら、必死に子供たちを逃がす方法を探すヒョンジョ。

それを見て、子供たちはヒョンジョを信じるようになりました。これまで、父親の事もあって、レンジャーに警戒心を抱いていたようです。

しかし、必死な姿を見たら、信用しますわな。

1人の子供が、壁に穴があると教えてくれました。

で、ヒョンジョは子供たちを逃がしました。

が、その穴、小さいんです。子供は通れても、大人は・・・無理かも。

穴からはい出した子供たちの上に、燃えて折れた木が倒れ掛かって来ました。

その様子が、ヒョンジョの予知夢と被りました。

ヒョンジョ、絶望感に押しつぶされそうになりました。でもね、寸でのところで、子供たちは無事だったんです。そのまま山を登って行くのが見えました。

 

この倉庫は、山火事の現場からは離れている場所だったようです。

だから、気づかれずにいたのですが、ようやく近所の主婦によって目撃され、大騒ぎとなりました。

すぐに消防が駆け付けたのですが、燃え盛る火に、消防もなかなか救助に向かえません。

でも、何とか消火し、倉庫に突入。

その時点で、既にヒョンジョも倉庫から脱出していて、消防隊に救助されました。

が、子供たちの行方が分かりません。

 

風向きが変わりました。

この倉庫側の山に火が移り始めました。

子供たちは、洞窟に避難している可能性があると、親が言いました。

レンジャーたちが出動しようとしたとき、ヒョンジョがイガンの姿が無い事に気が付きました。

イガンも火災に巻き込まれている可能性があると皆が緊張しました。

 

洞窟まであと200メートルと近づいた頃、イガンからの無線が入りました。

無事だと判明し、皆ほっとしました。

イガンも洞窟に向かいました。そして一足早く子供たちを発見。

しかし、その洞窟にも火が迫り。

イガンは近くにあった防火設備を利用しようと、子供たちを奮い立たせて洞窟を出ました。

そして、防火備品を使って子供たちを火災から守ったのです。

レンジャーたちは、イガンと子供たちを発見し、救助しました。

 

ジャガイモ爆弾事件でこじれた関係になっていた被害者の妻も、イガンたちによって子供たちが無事に救助され、やっと考えを変えました。素直になりました。

これで違法な事をしなくなれば良いんだけどね。

 

イガンが発見した白骨死体は、セウクのモノでした。

火災によってDNAは検出できなかったようですが、歯の鑑定で本人だと断定されました。

死因は滑落死だと断定されました。

これで終わったね・・・とイガンが言うと、ヒョンジョはメモを示しました。これまでヒョンジョが予知夢で見た事件が書かれていました。

智異山での死亡事故は、ヒョンジョが最初に見たキム軍曹の事件から25件ありました。

しかし、ヒョンジョが見たのは、その内5件だけ。

残り20件は、純粋に事故だった可能性が高いと分かりました。

つまり、ヒョンジョが見たのは、事故を装った殺人だということです。

全部セウクが?と、イガンが聞くと、ヒョンジョが言いました。

「共犯者がいたようです。」

その理由として、今回の倉庫の火事を挙げました。放火だったんだと。

勿論、警察にも話はしたのですが、倉庫の鍵は開いていたし、放火の痕跡も無いと言われたそうです。

え?油みたいなモノがまかれていたのに発見されなかったの

 

「僕を殺そうとしたんです。」

ヒョンジョは部屋と分所の机が誰かに探られた事に気づいていました。

殺し損ねたから、また狙う筈だとヒョンジョは言いました。

「警察に行こう。」

と、イガンが言いました。

でも、信じてもらえるはずがないとヒョンジョは言いました。

僕で良かった・・・とヒョンジョが笑顔で言いました。

「犯人は知りません、僕たちの秘密を。犯人が僕を狙うなら、山がまた見せてくれるはずです。」

・・・と。

必ず捕まえられるとヒョンジョは言いましたが、イガンは不安でたまりません。

これからは、常に一緒にいようと約束しました。

 

2020年

 

イガンはダウォンに、犯人は職員或いはレンジャーの中にいると話してありました。

これは、1年前に事故に遭った時から分かっていたのかしら。ヒョンジョがそう確信していたのかもね。

 

ダウォンは、非番に生態カメラのチェックをしていました。

イガンは、危険な仕事ゆえ、ダウォンには十分気を付けるよう忠告していました。

犯人はあらゆる方法で殺人を犯してきています。ロープに切れ目を入れて墜落させるよう仕向けたり、毒入りの乳酸飲料を置いたり。

 

ダウォンは、注意を怠ることなく、カメラのデータチェックをしています。

ヒョンジョの霊が何か印を残していないかも。

 

ある日、イガンは、ヒョンジョの霊を見たと言っていた遭難者が警察に捕まったのを知りました。

山野草の違法採取をしていたのです。

彼らは人間の邪魔をする悪霊が動けないと言われている日だけ山に登っていました。

怖いんですね、やはり霊が。

その男性は、イガンに言いました。その幽霊を見たら死んでしまう・・・と。

実際、幽霊を見て死んだ人を2人知っているし、あと1人は、ロープが切れて死にかけたと。

九死に一生を得た人物に会いに行ったイガン。

その人物も、ヒョンジョの写真を見ると、恐怖の声を上げました。

 

イガン・・・心配になりました。

ヒョンジョの霊を見た人物は皆事故に遭って、2人を除いて死んでいるというのが。

と言う事は、ダウォンは・・・ですよね。

 

悪霊が動けない日があると言うのは迷信ではありませんでした。

その日、ヒョンジョの霊は動けないでいました。起き上がる事も出来ません。

しかし、ダウォンが何者かに襲われる場面を予知夢で見ました。

 

ダウォンは、その日・・・ヒョンジョの霊が動けない日、山に入って生態カメラのチェックをしていました。

誰かが追ってくる事に気が付き、必死に逃げだしました。

転んでしまったダウォンが、恐る恐る振り向くと、そこにいたのは、レンジャーの服を着た人物。手に乳酸飲料の入った袋を持っています。

ダウォンも顔見知りの人物です。信頼している。

 

イガンは登山道の入り口でダウォンを待っていました。

不安でした。

連絡も取れません。

動かない自分の足が歯がゆくてたまりません。


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『智異山~君へのシグナル~』7話まで

2022-12-17 16:29:13 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

2020年

 

ダウォンは、イガンの指示通り、あちこちに生態カメラを設置しました。

イガンはずっとドローンでダウォンの行動を見守っていますし、トランシーバーで通話し続けています。

 

ある日、深い森にダウォンが入っていったときのこと。

ふいにダウォンの悲鳴が聞こえました。森の中なので、上空を飛ぶドローンでは見ることが出来ません。

ダウォンの目の前に、ヒョンジョの霊が現れたのです

今度は、ダウォンの目にもヒョンジョの姿が見えました。

ダウォンが落としたトランシーバーからは、無事を確認するイガンの声が聞こえています。

ヒョンジョの霊は、そのトランシーバーを掴もうとしました。イガンと話したかったのでしょう。

しかし、掴めません。

悔しさにヒョンジョの霊は、何度も何度もトライしますが、出来ません。悔しくて地面を叩きました。

地面を叩く事は出来るのです。

“ソ・イガン

霊は激しくトランシーバーを叩きました。しかし、霊が叩いたのは地面でした。

 

その時、入院しているヒョンジョの生身は、鼻血を流し始めていました。

霊が地面を叩いた右手には、青い痣が浮かび上がっています。

 

ダウォンは恐怖のあまり、駆け出しました。悲鳴を上げながら山を駆け下りて来ました。

尋常じゃないダウォンの様子に驚いたイガン。

「レンジャー服を着た人が・・・冬のユニフォームを着た人を見ました。服も手も血だらけで・・・。」

イガンは、以前やはりレンジャー服を着た幽霊を見たと言った遭難者の話を思い出しました。

ヒョンジョの写真を指差したのを・・・。

ダウォンも、ヒョンジョの顔を確認しました。

消えました・・・とダウォンが言いました。

 

イガンは、すぐにヒョンジョが入院している病院に確認をしました。

容体が良くありません・・・と看護師が言いました。

 

イガンはダウォンと共に病院に行きました。

看護師の話では、これまでにも同じような状況になったことがあったようで。

発作を起こすたびに、容体は悪くなっていると看護師は言いました。

「心の準備をしてください。」

 

ダウォンは眠るヒョンジョが確かに森で会った人だと断言しました。

信じられない・・・と。

イガンはヒョンジョの不思議な能力をダウォンに話して聞かせました。最初から信じられない人だった・・・と。

「彼は死を防ぐために山へ来たの。」

ダウォンは言いました、ヒョンジョは寂しそうな表情だったと。そして、イガンの声を聴いて、話したがっていたと。ずっとイガンを待っていたんだろうと。

 

2019年。イガンとヒョンジョに一体何があったのでしょう。

雪山で倒れるイガンを、ヒョンジョが必死に助けていました。

その後、2人とも救助されたのですが、ヒョンジョの意識は山に残ったままだったようです。

ヒョンジョは意識が戻った時、自分が霊魂だとは思わなかったようです。

肉体は病院のベッドの上。しかし、はっきりとした彼の意識は、山に残りました。

が、誰も気づいてくれません。

人工物にヒョンジョの霊魂は触れる事が出来ませんでした。

触れようともがく度、ベッドの上の肉体は発作を起こしてしまっていたのです。

彼が触れるのは、草や木、岩と言った自然のものだけでした。

それに気が付いたヒョンジョは、イガンと決めた印を残し続けているのです。イガンに死を止めてほしくて。

 

2018年

 

山火事統制期間が始まろうとしていました。

ヒョンジョは最近見た予知夢が、その時の事ではないかと考えていました。

山火事統制期間を告知する垂れ幕が見えたからです。しかし、場所はどこか分かりませんでした。

それでも自分が防がないという気持ちが強くて、焦っていました。

山火事は一旦発生すると手が付けられなくなるから、皆で監視し、皆で防がないといけないとイガンは言いました。一人で抱え込むことはないと。

何か月も予知夢を見ることが無かったので、ヒョンジョはもう悲劇は終わったのかと思っていました。期待していたわけです。

「山の贈り物でしょ。」

と、イガンは励ますように言いました。

それによって救われた人は何人もいるわけですからね。

 

何者かが、ヒョンジョの事を調べています。もしかしたら、部屋にも侵入した

ヒョンジョは何か部屋に違和感を感じたようです。

分所の中を調べているのを見ると、関係者の一人ですよね。簡単に入る事が出来ているから。

 

山火事統制期間が始まりました。

レンジャー、職員総出で監視に当たる事になりました。

直前のレクリエーションで足を怪我したヒョンジョは内勤に入りました。

 

恐れていた山火事が発生しました。

火はあっという間に燃え広がりました。

イガンたち分所だけじゃなく、本部からも総動員となりました。

地上では防火線を作り、上空からはヘリが飛んで水を掛け、一旦は鎮火しました。

この時は、風も少なく、比較的燃えにくい林だったため、それ以上の延焼は、何とか防ぐことが出来たのです。

 

一旦は鎮火したと言っても、残り火があります。

それを3日間ほど監視し続けるようです。

 

ヒョンジョはふと気づきました。今年の垂れ幕の字は赤で、自分が見た予知夢の文字は緑だったことに。

調べてみると、過去の垂れ幕は、廃棄処分されるのですが、たまに、薬草取りの人が防水機能のある垂れ幕を持って帰ることがあると分かりました。

報告を受けたイガン、それをついさっき見たのを思い出しました。

違法薬草取りのオバサンたちが、摘発され、リュックの中から取り出したのが、垂れ幕で包まれた薬草だったのです。緑の文字でした。

よりによって、オバサンの中に、じゃがいも爆弾事件の被害者の妻がいました。

事件は解決し、イガンたちレンジャーのミスではなかったと判明していますが、オバサンは今でもイガンに対して反感を抱いているようですね。

と言うか・・・ まだ違法な事をしてるって事に、あたしゃ驚きましたよ

 

イガンは、残りの垂れ幕の在りかを聞き出しました。

以前、蛇を入れていた倉庫に置いてあると被害者の妻は言いました。

イガンとヒョンジョがすぐに倉庫に向かいました。

 

先に到着したのはヒョンジョ。

倉庫の中には、子供が3人。親の仕事が終わるのを待っていたようです。

ヒョンジョが声をかけて倉庫の中に入った直後、何者かが倉庫のドアを閉め、鍵をかけたのです。

この倉庫がねぇ・・・案外頑丈な建物なんですよ。

ヒョンジョがいくら体当たりしても、ドアは開きません。

 

残り火が大きな炎となりました。

また、山火事発生です。

 

倉庫に向かっていたイガンも、火事を発見。よりによって松という燃えやすい林に火が迫っていました。

風向きを考えると、民家も危険だと思われました。

 

倉庫の外にあったモノに火がつけられました。こちらは放火です。

火に包まれている事に気づいたヒョンジョ。

 

イガンも必死に倉庫に向かって走りました。

途中で足を滑らせて崖を転落してしまいました。

怪我は無かったようですが、思いもよらないものを発見してしまいました。

白骨死体です


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