まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

BTS (방탄소년단) 'Dionysus' Dance Practice

2019-07-31 14:47:34 | 映画、ドラマ以外の韓国話題

BTS (방탄소년단) 'Dionysus' Dance Practice

 

BTSは、SNSを上手く活用して来たと、言われています。

K-POP初心者の私は、他のグループやアーティストの活動をきちんと把握していませんので、比べて見る事が出来ていませんが。

ファンとのLIVE配信や、食事したり練習したり、話し合ったりふざけたり・・・というステージとは全く別の素の青年たちの表情や言葉が配信されています。

なかでも、ダンス練習の動画は、私はお初だったということもあり、とっても新鮮に写りました。

 

他にもたくさんの曲のダンス練習が配信されていますが、中でも、この曲は大掛かりなセットとスタッフの協力が必要ですので、練習は大変だったろうなぁと思っていました。

そんな時、発見しました、この動画

 

なるほどね~っ

 

舞台全般はこうなっていたのねと、把握することができました。

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ブルーベリージャム♪

2019-07-30 15:28:26 | 食べ物関連

ジャムの在庫が尽きかけたので、次の材料を何にするか、このところ迷ってました。

今の時期、店頭にはたくさんの果物が並んでいます。

桃、キウイ、ハウスもののイチジク等々。

お高いモノは勿体無いので、やはり、ジャム用の格安材料が最適。

で、見つけたのが、こちら

ブルーベリーくん♪

冷凍モノにしようかと思っていたのですが、農産物直売所に格安のを発見

早速、ジャムにしました。

甘酸っぱくて、さっぱりしたジャムになりました。


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花火 2019

2019-07-28 16:40:03 | その他

先日、地域の花火大会がありました。

台風の影響で、中止や延期のニュースが入っていましたが、このあたりは何の心配も無く、無事開催されました。

会場にも歩いて行ける距離に住んではいますが、なにぶん、物凄い人出。

ごった返す中に行く勇気が無くて、反対の方向に散歩に行き、小高い位置から見物することにしました。

心地よく風も吹いてきて、人もまばらで、静かに見る事が出来ました。

綺麗に写メ出来なかったのが、残念です。

仕掛け花火は、会場じゃないと見る事が出来ませんが、老夫婦には、まぁ、これで満足です。

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お久しぶり                       

2019-07-27 15:50:20 | 食べ物関連

“須崎食料品店”に行きました。

本当は、別の店を予定していたのですが、都合が悪くなって、急遽、目的地変更。

走っていたところから、一番近い店が、ここでした。

上が、アルフィーの“温 小+生卵”。

下が、私の“冷 小+生卵”。

 

釜揚げと冷やしの麺が、全く違う食感です。

角の立った太麺。

釜から上げたばかりの麺は、口当たりは柔らかいけど、伸びと弾力があります。

一方、冷やした麺は、固く締まっていて、何度も噛まないと飲み込めない感じ。

でも、固いだけじゃなくて、弾力やコシがあります。

美味しかったです。

ちょっと、先日行った“カマ喜ri”さんに似てる気がしました。

 

お店の内部が少々改装されていました。

後払いなのは変わりないけど、支払いは食料品店のレジでするようになっていました。

うどんを受け取る場所の混雑が緩和されていましたね。

あらかじめ注文を聞いてくれるので、スムーズに受け取る事が出来ました。

後ろに座って食べていた一団が、麺に感動したようで興奮気味に喋りたおしてました。

あ、そう言えば、駐車場もきれいに舗装されて、ラインが引かれていました。

随分、小綺麗になったものです。

ご馳走さまでした。


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ブックマーク追加しました

2019-07-25 09:36:40 | お知らせ

左下にある『ブックマーク』に、2つサイトを追加しました。

 

“KーPOP Generation”は、少し前に登録してありましたので、お気づきの方も多いかと。

本日、“JUST FANCY”を追加しました。

 

どちらも偶然見つけたサイトです。

最近の私の興味のベクトルの先がお分かりかと。

興味のある方は、是非ご覧になってみてください。


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『眩しくて(原題)』完観

2019-07-24 17:08:25 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

どこからが夢で、どこまでが現実だったのか、曖昧ではありますが、時間を巻き戻せるという時計こそが、ヘジャの望みだったように思います。

多分、いつもそういう思いを抱いて生きて来たんだろうと。

     

ヘジャは、記者のジュナと結婚し、テサンという息子をもうけました。

ジュナは、我が子の愛し方が分からず、戸惑いを見せました。彼は、ろくでなしの父親の元で愛されずに育ったので、父親として子供をどう愛すれば良いのか、知らなかったのです。

ヘジャは、自分も母親は初めてだと言いました。

だから、2人で一緒に頑張ろうと。

その言葉で、ジュナは救われました。

自分の指を握る赤ん坊、一生懸命に自分に向かって駆けてくる息子を、ジュナは心から愛することが出来ました。

 

ある日、その幸せが壊れてしまいました。

当時、言論統制が厳しかったことで、記者が一斉に逮捕されてしまったのです。

同僚は釈放されましたが、何故かジュナだけが拘留されたままでした。

 

何度も抗議に警察署に行ったヘジャ。

新聞社の上司の抗議もあって、一度は面会も出来ました。

その時、ジュナは傷だらけでした。暴力を振るわれたのは一目瞭然です。

シャネルおばあさんの殺害容疑をかけられたジュナが逮捕された時、ヘジャが血相変えて警官に詰め寄り、暴力を降るってるんじゃないの?!・・・と騒いだのは、この記憶のせいかと思われます。

まぁ、正確に言うと、このシャネルおばあさんの一件もヘジャの夢物語かもしれませんが。

 

この時、ジュナを取り調べていたのが、どうも、あの時計を持ってるおじいさんだったようです。若かりし頃の。

 

突然、ジュナの死亡通知が届きました。

肺炎を起こし、病院に連れていったが、手遅れだったと言われました。

そんなバカな事が!と、ヘジャとヘジャ父とが猛抗議しましたが、もう遅かった。

ところが、遺品の中に、ヘジャがプレゼントした時計が無いのです。

いつも腕にはめていたというのに。

 

あの担当刑事が盗んでいたのです。

刑事の腕にその時計がはめられているのに気がついたヘジャは、狂ったように飛びかかりました。

でも、証拠が無くてね。裏蓋のイニシャルを思い出していたら、取り返せたでしょうが、その時のヘジャに、そんな冷静に考える余裕はありませんでした。

騒動のさなか、刑事の手の甲にはヘジャがかきむしった傷がつきました。

 

ジュナが亡くなり、母と息子二人の生活が始まりました。

追い討ちをかけるような出来事が。

転がったボールを追いかけたテサンが、車に跳ねられて、片足を失ってしまったのです。

 

ヘジャは、テサンを厳しく育てました。

体が不自由になったからと言って、決して甘やかすことはありませんでした。

美容室を開いたヘジャは、朝から晩まで仕事に追われました。

テサンが甘えたくても、その隙が無いほどに働きました。

だから、テサンは、母に愛されていないと思うようになってしまったのです。自分は母にとって厄介者でしかないんだと。

テサンは、足を失ってしまった事のせいか、母への恨みのせいか、反抗期は長く続いたようです。

アルツハイマーになってしまったヘジャを、哀れに思う反面、厄介だとか、苛立つ存在として見てしまう理由は、そこにありました。

 

ヘジャが、テサンが義足だと知って、泣きながら謝ったこと。あれは現実にあったことのようです。

父さん、ごめんなさい・・・と、泣くヘジャを複雑な表情で見ていたテサン。

あれは、息子の自分を父親だと呼んだ事に対しての戸惑いだったのかもしれません。

或いは、事故に遭わせてしまったことへの母親としての後悔、詫びだ思ったのかも。

 

ヘジャの症状はますます進み、分かるのは息子のテサンと親友のヒョンジュくらいになってしまいました。

嫁は既に病院に勤務してる介護職員だと思っています。

テサンは、それを知った時、妻に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

でも、妻は、大丈夫だと言いました。私が分かってるから、いいの・・・と。

 

ある夜、あのおじいさんがヘジャの病室を訪ねて来ました。

泣きながら、時計を返そうとしました。

済まない・・・と。

でも、ヘジャはそれをおじいさんの手に握らせました。

もう必要無かったのでしょうね、ヘジャには。

 

ジュナの法事が行われました。

飾られた写真は、若いジュナ。その時からジュナの時間は止まったままです。

“私の人生は不幸だったと思っていました。悔しい思いでいっぱいでした。でも考えてみたら、あなたとの幸せだった記憶もあるし、不幸だった記憶もある。その記憶のおかげで今まで頑張ってこられたんです。その記憶が消えるかもしれないと思うと、怖くてたまりません。あなたが死んだ日よりも今の方が・・・あなたを忘れてしまうと言うことの方が私にとっては怖いんです”

ヘジャは心で呟きました。

「あなたの好きだった時計を持って来ようと思ったんだけど、やめたわ。残念だった?ごめんなさいね。それから、ずっと寂しかった人を一人で逝かせてしまってごめんなさい。」

若いジュナに向かって、ヘジャは言いました。

 

ある雪の日、突然ヘジャの姿が病室から消えました。

連絡を受けたテサンは、病院に駆けつけ、必死に探しました。

そしたらヘジャは、箒で病院の歩道を掃いているじゃありませんか。

何してるんだ!と、テサンが怒ると、ヘジャは言いました。

「息子は足が不自由なの。雪が降ると通学路が滑るでしょ。」

 

その瞬間、テサンは思い出しました。

雪の日、通学路はいつも掃かれていたことを。そのおかげで、自分は転ぶ事無く通れたということを。

掃いてくれたのは、近所の人だと思っていました。

でも、母だったのです

いつも厳しく当たっていた母だったのです。自分は愛されていないと思ってきたテサン。全然母の気持ちを分かっていなかったことに気づきました。

息子は知らないでしょ・・・と、テサンが言うと、

「知らなくてもいいの。息子が転ばなければそれでいい。」

 

テサンの目から涙がこぼれ落ちました。

着ていた上着をヘジャの肩に着せかけ、抱き締めて泣きました

息子さんは、一度も転ばなかったって、雪が降る日に一度も転んだ事が無いって・・・と。

良かった・・・と、ヘジャは本当に嬉しそうに微笑みました。

 

その姿を見た妻は、夫の肩を優しく撫でました。

我慢しないで泣いていいのよ・・・と。

テサンは、初めて妻の前で感情を露にしました。号泣しました。

 

そして、天気の良い日。

病院の中庭でテサンと話をしながら逝きました。

一番幸せだった日のことを話しながら。

愛するジュナとやっと再会できたのです。

 

“私の人生は、時には不幸だったし時には幸せでした。人生は単なる夢にすぎないと言うけれど、それでも生きられて良かったです。今の生活が苦しいあなた。この世に生まれた以上、そのすべてを毎日楽しむ資格があります。平凡な一日が過ぎて、また平凡な一日が訪れても人生には価値があります。後悔ばかりの過去や不安だらけの未来のせいで、今を台無しにしないでください。眩しいかぎりの今日を生きてください。あなたにはその資格があります。誰かの母親であり姉妹であり、娘であり、そして私だったあなたたちへ・・・”

キム・ヘジャさんが語るからこそ、重い意味深い助言です。

 

予想以上に、素敵な作品でした。

お勧めです

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『眩しくて(原題)』10話まで

2019-07-24 10:29:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

泣けた~っ

やっぱり、キム・ヘジャさん、凄いです。オーバーな表現をしなくても、心に沁みて来ます。

 

ヘジャは、ジュナにきちんと別れを告げることが出来、満足していました。

でも、未練が無いわけじゃありません。そう簡単に忘れることなんて出来ません。

ヒョンジュとサンウンは、そんなヘジャを元気づけるために、3人で旅行に行こうと提案。話しはすぐにまとまりました。

 

兄のヨンスは、自分も連れて行ってもらおうと、あれこれ画策。

まんまと車のトランクの荷物の隙間に潜り込んだのですが・・・。

その後に起こった大事件で、結局旅行は延期となり、ヒョンジュの知り合いから借りてたその車は、返されてしまったのです。

トランクに荷物を乗せたままだった・・・と、ヒョンジュたちが思い出したのは、随分後になってから。

事情を知らないヨンスは、トランクに入ったまま、車と共に船に乗せられてしまいました。行き先は、なんと、アフリカだとか。

ヨンス、どーなっちゃうんでしょう。

ま、ヒョンジュとヨンスの関係とか、コメディ満載ですからね。どーにかなるんでしょう。

ヨンスを演じてるソン・ホジュンssi、コメディ、イケます!

 

ジュナは、ホンポ館の地下室に閉じ込められていました。

相当暴行されて傷だらけですが、シャネルおばあさんの保険金は知らないと言い続けているようです。

キム・ヒウォンは、こうなったら、他の老人たちの保険金を狙うしかないと思いました。

で、一気に手に入れようとしたのです。

 

ヘジャは、偶然、ジュナの家の近くに行った時、ずっと明かりが点いたままだということを知りました。

入ってみると、荷物は置きっぱなしで、ジュナの姿はありません。翌朝まで待っても帰って来ません。

不安が募りました。

ホンポ館で聞いても、誰も姿を見ていないと言います。

 

その時、閉めた筈のホンポ館にたくさんの老人が集まっているのを知ったヘジャ。

翌日ハイキングに行くと言うじゃありませんか。

何か、引っ掛かるモノを感じました。

 

あの時計を持っているおじいさんが、必死にヘジャに何かを伝えようとしました。

イ・ジュナ・・・と、必死に声を絞り出そうとするおじいさん。

ヘジャが察して、ジュナがここにいるの?・・・と聞くと、頷きました。

 

ホンポ館には、入ってはいけないと言われた地下室があるのを、ヘジャは知っていました。

そこに通じる暗い階段に、ジュナのブレスレットの一部が落ちているのに気がつきました!

扉には鍵がかかってて、先に進むことは出来ません。

鍵を探しに事務室に行くと、テーブルの上には、老人たちの保険の書類。

キム・ヒウォンの様子等を考え合わせて、ヘジャはひとつの結論に達しました。

キム・ヒウォンたちは、借金の返済のために、老人たちを事故に見せかけて殺して、その保険金を一気に受け取ろうとしていると。

ホンポ館で入った保険の受取人は、全員、キム・ヒウォンにしてありましたから。

 

ヘジャを好きなヒョンおじいさんは、フットワークも軽いけど、頭の回転も早いんです。

ヘジャの疑惑をすぐに理解してくれ、仲間を集めてくれたのです。

皆、保険に加入していない老人たちでした。ハイキングの誘いは彼らにはありませんでした。

これで目的ははっきりしましたね。

 

ここからが、コメディ。

老人たちは、それぞれに得意分野がありました。

何でも懐にしまっているおばあさん、歩くのが超遅いことで、人の動きも超遅くすることができるおばあさん、盲目なので真っ暗な場所でも辺りの状況を感じとる能力にたけているおじいさん、双子のおじいさん、どんな犬でもなつかせる事の出来るおじいさん等々。

それらの一種の特殊能力を駆使して、ヘジャたちはジュナと時計のおじいさんを救出することに成功するんです。

勿論、集められていた保険加入者の老人たちを逃がすのも忘れていません。

 

これが痛快でね。

キム・ヒウォンたちだけじゃなく、彼らが借金してるヤクザの手下たちがたくさんいたのに、まんまと逃げ切ることが出来たんですから。

まぁ、出来すぎの感はありますが、痛快だったので、ヨシとしましょう。

でもね、ヤクザの手下たちも、相手が老人ということで、多少の遠慮が見えるのも面白いところです。こういう世界の人にも、年上の人を敬うという古くからの教えが浸透しているということでしょうか。

 

ヘジャたちは、用意してあったバスに乗り込み、そのまま小旅行に行きました。

海が見えて来ました。

明るい太陽が、沈みかけています。

海が輝いていました。

老人たちは、皆、自分の若かりし頃を思い出していました。

それぞれに若い時があったのを、忘れていました。

今は、見ている夕日のように、沈みかけているのかもしれないけど、自分たちにも高い空で輝いていた時期があったわけです。

 

浜辺に着いて、バスを降りて、海を眺めました。

何も言わず、皆、ただ眺めていました。

その時、時計のおじいさんが、腕から時計を外し、ヘジャに差し出しました。

ヘジャが受け取らなかったので、時計が下に落ちました。

ふと見ると、時計の裏蓋に文字が刻まれていました。

“HJ”

ヘジャとジュナだから“HJ”でしょ・・・と言う、ヘジャ自身の声が聞こえた気がしました。

 

ヘジャの脳裏に、ジュナと自分の結婚式のような映像が浮かびました。

ジュナの腕には、その時計。

強烈な頭痛がヘジャを襲いました。

気づくと、周囲の様子が一変していました。

 

「母さん!」

と叫びながら駆け寄ってくる両親。

お葬式の雰囲気の若いヘジャと子供の姿。

 

ヘジャは救急搬送されていました。そばにいるのは両親。でも、ヘジャを母親と呼んでいます。

ジュナそっくりの主治医もいます。

アルツハイマーでした。

これまで見たのは、夢だったのか、現実だったのか、彼女には分かりませんでした。

若い自分が年老いた夢を見たのか、年老いた自分が若い自分の夢を見たのか・・・。

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『眩しくて(原題)』11話まで

2019-07-24 07:37:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

キム・ヘジャは、おばあさん。

元美容師で、息子が一人。息子と言うのが、前話までの父親で、嫁が母親です。

そして、夫がジュナ。

 

若かりし頃、ヘジャはジュナを愛し、やっとのことで結婚までこぎ着けました。

決して周囲の反対があったとか言うのではありません。

ジュナがオクテだったんです。

kissもなかなかしてくれないし、プロポーズもなかなか。

ヘジャは、あれやこれやと手を打ちますが、全く上手く行きません。

まぁ、当時とすると、そんなものだったのかもしれませんが。

それでも、ヘジャはジュナと結婚し、幸せでした。

 

そして、親友のヒョンジュとサンウンがいつも一緒でした。

ヒョンジュは、ヘジャの兄ヨンスと結婚し、サンウンは占い師の言葉を信じて名前を変えると、いきなり歌手として売れ始めました。

年をとった今でも人気は衰えていないようです。

 

アルツハイマーとなったヘジャの担当医が、ジュナに瓜二つのキム・サンヒョン。

キム医師は、ヘジャの息子に、辛い宣告をしていました。

治る可能性は無く、進行を遅らせることしかでません・・・と。

 

息子は、妻と離婚しようと思いました。

これまで苦労ばかりかけてきた上に、姑が認知症になってしまって。これ以上負担はかけたくないと思ったのでしょう。

息子から聞いてはいなかったようですが、ヘジャも同じ考えだったようです。

これまで本当に優しく仕えてくれたと嫁にお礼を言いました。

貧しい暮らし、足の不自由な夫という大変な環境で、大変さが分かっていたのに、自分のことで精一杯で全然気を配ってあげられなかった・・・と。

今後は自分の事だけ考えて自由に生きて・・・と、ヘジャ。

どういう選択をしても、私はあなたの味方よ・・・と。

この言葉、娘だったヘジャが母に言った言葉ですね。

 

でもね、嫁は離婚するつもりはありませんでした。

夫が用意した、判を押した離婚届を破り捨てました。泣きながら。

 

嫁も、姑であるヘジャに救われて来たのです。

認知症になったからと捨てられる筈はありませんでした。

でもね、アルツハイマーは徐々に進行していました。

ある日、ヘジャは嫁を認識出来なくなってしまいました。

嫁は、一人、病院の隅で泣きました。

 

ヘジャが入院しているのは、ホンポ館の建物です。

その地下室に、あの時計をはめているおじいさんが入院しています。

キム医師は、ヘジャを地下室に行かせないようにと、息子に注意していました。

その理由は分かりません。

でも、ある夜、ヘジャは階段を降りて地下室に入って行ったのです。

おじいさんの腕には、あの時計がはめられていました。

 

実は、その時計は、ヘジャが逆プロポーズするために買ったモノでした。

だから、ジュナの腕にあったのです。

 

いったいどういうこと?

ここに来て、時間の前後があって、本当の話の流れがどこにあるのか、分からなくなりそうです。

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『眩しくて(原題)』9話まで

2019-07-23 22:35:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

シャネルおばあさんが死にました。

海外に行こうとしていたジュナは、空港で警察に止められてしまいました。

容疑者とされているのかと思ったら、この時は参考人としての事情聴取ということでした。

シャネルおばあさんが、最期に会ったのが、ジュナだと思われたからです。そして、一番事情を知っていると思われたからです。

 

ジュナは大きなショックを受けました。

信じられませんでした。

彼がシャネルおばあさんと親しくなったのは、お互いが寂しい者同士だったからです。シャネルおばあさんもそう言ってました。寂しい者は寂しい者が分かる・・・と。

シャネルおばあさんは、いつも薬を持ち歩いていました。死ぬための薬を。

夫が死に、息子がアメリカに行ってしまった後、うつ病になってしまったそうです。その薬をずっとためていたんだとか。

それだけの量を飲めば死ねると分かっているけど、飲む自信が無いと言いました。

「死ぬ自信はおろか、飲む自信も無いの。持ち歩くのは度胸の無さを忘れずにいるためよ。必要なら貸してあげるわ。」

その時、お互いが似ていると思ったのでしょう。分かり合えると。

 

実は、シャネルおばあさんの息子はとっくに帰国していて、ソウルにすんでいたのです。

古い知り合いから住所を聞き出したシャネルおばあさん。

これから会いに行くと、ジュナに話しました。口にはしなかったけど、一人で行くのが怖かったのかもしれません。ジュナが送って行くと言うと、断りませんでした。

 

息子の家に向かったシャネルおばあさんは、30分も経たずに、待っているジュナのところに戻って来ました。

明るい笑顔を見せながら、今週末、一緒に食事をする約束をしたと言いました。孫も大きくなっていたと。

帰りの車の中で、シャネルおばあさんは興奮したように息子のこと、孫のことを話し続けていたのを思い出したジュナ。あれは、必死に悲しみを堪えていたのだと、この時初めて知りました。

息子との間に何があったのかとジュナが聞くと、

「私からは言えません。母親というのは、そういうものです。」

とだけ刑事は言いました。

 

ヘジャは、母からシャネルおばあさんが訪ねて来たと聞き、すぐにモーテルに訪ねて行きました。

ところが、既に引き払っていて、行き先は分からないと言われたのです。

不安が募りました。

本名も分からない老女を探してくれと言われても、警察も困りました。

でもね、ある日、ニュースで知ったのです。シャネルおばあさんが死んだと。

自殺の可能性があると、TVでは伝えていました。

ショックでした。自分に会いに来たということは、何か話があったに違いないとヘジャは思いました。

止められたかもしれないのにと、ヘジャは自分を責めました。

 

食事もとらないで落ち込んでいるヘジャに、母が食事を持って来ました。

死とはこういうものなの?と、ヘジャが呟きました。

「むなしいわ。昨日まで話をして体温が感じられたのに、存在しなかったかのように夢を見ていたかのように・・・。私も死んだら・・・。」

母は、ヘジャを抱き締めました。

自分より先に逝ってしまうかもしれない娘をしっかりと抱き締めました。

 

ジュナが逮捕されました。

事情聴取に素直に応じていたジュナが、証言を終えて帰ろうとしたとき、突然、情報が入ったのです。

シャネルおばあさんは、最近入った生命保険の受取人をジュナにしていたのです。

保険金目当ての殺人の疑いが出てきたと言うのです。

 

一旦、そういう報道がされてしまうと、世間は一気にジュナの敵となります。

ホンポ館でジュナを気に入っていた老人たちも、口々に非難しました。

でも、一人のおばあさんが、ジュナにどれだけ優しく親切にしてもらったかを忘れて!・・・と、激怒。

「人間というのは恨みを忘れても恩を忘れてはいけない!」

この言葉、今、全世界の人に言いたい言葉だと思いましたよ、私。

 

ヘジャも、この事を知りました。

ジュナには誰もいない、自分しか味方になるものはいないとヘジャは飛び出しました。

警察に駆け込みましたが、受け付けて貰えません。

それでも、何とかしないと・・・と、ヘジャは動きました。止めてもダメだと悟った両親は、ヘジャと一緒に担当の警察署に赴きました。

 

ジュナは、取り調べにはきちんと応じていました。

問われた事には隠さず答え、自分に不利になることですら、答えて、一切の自己弁護をしませんし、黙秘権を行使することもありませんでした。

刑事も、その理由が分かりません。

 

ヘジャが警察署の玄関先で担当刑事と押し問答しているとき、ジュナの味方がたくさんやって来ました。

皆、ホンポ館でジュナに関わった老人たちでした。

ジュナは無実だ、釈放しろと書いたプラカードを掲げて。静かに警察署の前に立ったのです。

ヒョンジュとサンウン、そしてヘジャの兄が付き添っていました。

刑事にも、ジュナと彼らの関わりが分かりました。

 

そこに、シャネルおばあさんが最後に投函した手紙が届いたのです。ジュナ宛でした。

自殺することを、謝っていました。

ジュナの疑いは晴れました。

 

シャネルおばあさんのお葬式が執り行われました。

ところが、喪主が現れません。

係りの人は、ジュナに喪章を渡しました。ジュナは3日間、喪主を努めたのです。

息子が現れたのは、出棺の時でした。

 

ヘジャは、ぼんやりと座るジュナに言いました。

「むなしいわね、70年以上生きてきて、いろんな経験をしてきた筈。でも残ったのは写真だけ。私は自分が大切なの。こんな老いぼれにはもう将来の期待もないし公開しても意味が無いわ。あなたも自分を自分の人生をいとおしく思ってほしい。」

ジュナは泣きました。

シャネルおばあさんの人生が悲しいのか、自分の人生が哀れなのか・・・。

 

ヘジャは、うどんをおごって・・・と、ジュナを訪ねて行きました。

どこに行こうとしてたの?と聞くと、ロシアだとジュナ。

オーロラを見に行くつもりだったと。

 

ヘジャが憎くないの?と聞いたヘジャ。

僕にとっては恋しい存在です・・・と、ジュナ。

僕の人生を思って、心から泣いてくれたのは、ヘジャが初めてでした・・・と。

ジュナは祝福されない存在としてこの世に生まれた自分が嫌でたまらなかったのです。

そんな自分のことを心から思って泣いてくれたからと言いました。

 

行きなさい・・・と、ヘジャ。

そして戻って来たら、どれ程泣いたか話して聞かせてと。

 

ところが、ジュナ、ロシアには行けませんでした。

一難去ってまた一難。

キム・ヒウォンがシャネルおばあさんの保険金を狙って、ジュナを拉致したのです。

受け取っていないと言っても、信じません。

なにせ、キム・ヒウォンはその時、やくざに借金の返済を要求されてて、自分の命が危ない状況だったのです。

まぁねぇ、キム・ヒウォンssi(役名も同じなんです)、どちらかと言うと、悪役することが多いのに、今回は珍しく善良な役なのかな?と思ってたんですが。やっぱりねって感じ。

ジュナやぁ~っ!!!


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『眩しくて(原題)』8話まで

2019-07-23 17:11:33 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

 おじいさんは、やはりジュナの顔を見ると、怯えたように叫び、パニックになってしまいます。

ある時は、そばにあった鉛筆立てでジュナを殴り付けましたよ。

ジュナには、その理由が分かりません。

おじいさん、時計を巻き戻して若返ったことで、代償に老いてしまったのでしょうか。

そしたら、若い頃、ジュナと何か関係があったということでしょうか。

 

ヘジャは、時計を取り戻すことを諦めました。

と言うことは、25歳のヘジャは、もう戻っては来ないということです。

ジュナにヘジャがもうすぐ戻って来ると言ってしまった事を、どう訂正しようか、悩みました

 

サンウンが、ようやく作曲家の目に留まり、アルバムを出せる事になりました。

ずっと売れないアイドル志望生だったサンウン。やっと日の目を見れそうです。

そのお祝いだと、ヘジャとヒョンジュ、サンウンの3人は町に繰り出しました。

ところが、ヘジャ、精神的には25歳なんだけど、肉体的には70越えの老人です。歩く速さも違うし、興味の方向性も違ってきていることに気づいたのです。

楽しくカラオケに行っても、疲れてしまって、徹夜で騒ぐことも、もう出来なくなってしまいましたしね。

 

町で見かけたポスターに書いてあったように、10才若く見られるようになりたいと思ったヘジャ。

美容外科に行ってみました。

そこで、シャネルおばあさんとばったり。

若い人に変な目で見られるので躊躇していたシャネルおばあさんですが、ヘジャという心強い仲間が出来て、嬉しそうです。

老人が美容外科にということで、馬鹿にしたような目で見る若者。写メに撮って、こそこそと笑うのを見て、ヘジャは堂々と抗議。

自分は年をとらないと思ってるの?!・・・とね。

すっきりですよ。

 

シャネルおばあさんと一緒のヘジャを見つけたサンウン。

つい、ヘジャが他人行儀な態度を取ってしまったのを見て、サンウンは不安を感じました。ヘジャが自分といるより、他の老人と一緒の方が楽しそうなのが、不満だったのです。

 

ヘジャは、ジュナにきちんと話しておかなくてはいけないと思いました。

で、いつもの食堂にいるジュナの前に座ったのです。

焼酎をがぶ飲みするヘジャ。お酒の力を借りないと言えないと思ったのです。

「戻れないの・・・。ヘジャが謝ってたわ。」

ヘジャがそう言うと、ジュナの表情が固まりました。

本当にごめんなさいと、一生戻れないかもしれないと。いいところに就職できたみたいで、何年か勤めれば、市民権が出るの。そうしたら、そのままそこで暮らすらしい。

一生懸命に考えて来た言い訳でしょうね。

小さく頷きながら聞いていたジュナ。

平気よね?と聞かれ、はい・・・と、答えました。

もしかして、待ってた?・・・と、ヘジャ。

25歳のヘジャと、その食堂で過ごした時間を思い出しました。短かったけど、楽しかったその思い出を打ち消すようにはっきりと答えました。

「いいえ、おめでとうと伝えて。」

良かった、待ってたんじゃないかと心配だったの・・・と、ヘジャは言って店を出ていきました。

今のジュナにとっては、唯一の希望が消えた瞬間だったかも。

ヘジャが見たがってたオーロラを自分も見に行こうかと思うようになっていましたから。

 

ジュナは、ホンポ館を辞める決心をしました。

家も売るつもりのようです。そのお金を父に渡し、本当に縁を切る決心をしたのでしょう。

父親は、まだ祖母の保険金がある筈だと勘ぐっていますけどね。

 

シャネルおばあさんが、息子に会いにアメリカに行くと言い出しました。

仕事が忙しいみたいだから、自分が行くの・・・と、嬉しそうに言いました。

慌てたヘジャは、すぐにジュナにその事を伝えました。

ジュナも困惑しました。まさか、こんな事になろうとは、予想していなかったでしょうからね。

 

翌日、シャネルおばあさんがジュナにチケットを買ってほしいとお金を渡しに来ました。

こうなったら、もう真実を打ち明けるしかありません。

ジュナは、倉庫にシャネルおばあさんを連れて行きました。

そこには、自分が送った筈の荷物や手紙。

それを見て、シャネルおばあさんは、全てを察したのです。

ジュナは、心からの謝罪をしました。

 

その時から、シャネルおばあさんの姿がホンポ館から消えました。

 

サンウンは、ずっと心に溜め込んでいた不安をヒョンジュに吐き出しました。

ヘジャが自分たちを捨てて、新しい友達を選ぼうとしていると泣きました。

それを聞いたヘジャは、二人に言いました。

「あなたたちが決めて。これからも友達でいるかどうか。」

そして、本心を打ち明けたのです。

体力的に辛いし、あなたたちは楽しくないでしょ。気を遣うわ。もう25歳には戻れない。

「休みたくなったら、そう言って。何十分だろうと待つし、座る場所が必要なら確保しに行くわ。25歳じゃなくても、私たちにはヘジャが必要なの。独占したいわけじゃない。悲しいのは、他の人たちのために私たちを捨てそうなことよ。」

3人は、やっぱり友達に変わり無いとお互いに納得しあうことができました。

 

ホンポ館にシャネルおばあさんは相変わらず顔を出しません。

ヘジャは心配でなりません。

 

シャネルおばあさんは、ジュナに会いに行っていました。

何を話にいったのか。

その後、川辺で倒れていたのは、シャネルおばあさんよね?!

何があったの!

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『眩しくて(原題)』7話まで

2019-07-23 11:29:30 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

時計は動いていました。

ヘジャが捨てたのは、時計が動かないのに、修理も出来ないと知ったからです。

もしかしたら、そのおじいさんが拾って修理したのかも・・・と思いました。

確かめようと話しかけたのですが、おじいさんは何も反応を示しません。

思い違いで、別の似た時計なのかも・・・と、投げ捨てた場所を探してみたのですが、見つかりません。

 

その時、ビルの屋上にいるジュナを見つけたヘジャ。

上がって行きました。

何かと親しげに話しかけてくるヘジャが、ジュナは鬱陶しい感じです。

孫のヘジャに関心を持ってもらいたいから?というジュナに、他人でも心配くらいするとヘジャは答えました。

もし、孫のヘジャが帰って来たら?・・・と、ヘジャ。

一瞬ジュナがドキッとしたように見えたのは、気のせいでしょうか。

でも、何も変わらないと言うジュナ。

ヘジャは、がっくりしました。自分の想いが情けなく感じたようです。

 

ジュナは次にヘジャに会った時、さりげなく25歳のヘジャのことを聞きました。

元気にしてますか?

もうすぐ戻ってくるわ・・・と、ヘジャが言うと、やはりかなり心が動いたようです。嬉しいと思ったのか、今の自分では会えないと思ったのか。

そのどちらもでしょうね。

 

とにかく、おじいさんが持ってる時計が自分の時計かどうか、確認しなくてはとヘジャは思いました。

そう考えると、もうそれしか頭になくなります。まぁ、誰しもそうかもしれませんが、年をとると、それがいっそう強くなるように思います。

ホンポ館で、おじいさんに話しかけました。

時計を見せてくれますか?・・・と。

反応は無しです。でも、そっと隠す素振りを見せました。

ならば、世話をして少しでも親しくなろうとヘジャは考え、食事の介助等で近づこうとしました。

で、あなたの時計じゃないでしょ?・・・と、小さい声で話しかけた途端、おじいさんが暴れだしちゃった!

パニックになったように暴れだしたので、なんとか職員が宥めて、事なきを得ました。

ところが、翌日からおじいさんがホンポ館に来なくなってしまったのです。

焦るヘジャが心配だから、様子をチェックしないとと言っても、以前もこう言うことがあったし、個人情報だからと教えては貰えませんでした。

 

ホンポ館に来てる老人たちに聞いても分かりません。第一、名前すら知らない人ばかり。

警察に探してもらおうとしても、やはり個人情報の壁は高く、何の収穫も得られませんでした。

がっくりしていたとき、おとしたコインを拾ってくれた男性を見て、驚きました。

見たところ、30代ほどにしか見えない男性だったのですが、あの時計をはめていたのです!

絶対に、あのおじいさんだ!・・・と、ヘジャは思いました。

時計を戻したんだ!

そう確信したヘジャは、後を追いました。でも、見失ってしまったのです。

その男性、もしかしたら、警察関係者?だって、警官と敬礼して挨拶してたもん。

時計を巻き戻せば、元に戻れるかもしれない!

ヘジャは思いました。希望が湧いて来ました。

 

そんなとき、ヘジャは偶然、両親の離婚届を見つけてしまったのです。

母の欄にだけ署名がありました。

ショックでした。

両親が生活に疲れきってることが改めて分かりました。

自分に何ができるのか、ヘジャは分かりません。

すぐに兄の部屋に行きました。

 

相変わらず、兄はネットでリアル配信をしていました。

いつまでそうやって生きるの?!

私の代わりに親孝行することを考えてよ!

私が何を考えたか分かる?生命保険に入ろうかとまで考えたの。そうしたら、長男の代わりにお父さんとお母さんの老後の資金を作れると思ったの。

部屋でパソコンばかり見てないで、家族がどんな状況か少しは考えてよ!

流石に、兄も何も言い返せませんでした。

 

で、根は真面目な兄は、すぐに行動を起こしました。

派遣の日雇い労働をしたのです。

ところが、日頃まったく体を動かしていないため、あっという間に怪我してリタイア。日当も貰えなかったんでしょうね。

 

ホンポ館に、あのおじいさんが現れました。

ヘジャは、また甲斐甲斐しく世話をしました。

ところが、おじいさん、今度はジュナの顔を見た途端、パニックになって大声を発し始めたのです。

他の職員が対応して、大事にはなりませんでしたが、ジュナには理由が分かりませんでした。

 

ヘジャは言いました。

可哀想、私が。あなたも・・・。気の毒よ。待ってて、私が助けるわ。いや、ヘジャが助けてくれる。ヘジャに任せて。戻せるわ。本当よ。

そう呟くヘジャを、ジュナは見つめました。

以前、25歳のヘジャが酔っぱらって時間を戻せると騒いだことを思い出しました。

「ヘジャが戻ると?いつ?」

ヘジャは、それには答えませんでした。でも、何かを決意した表情でした。

 

でもねぇ、老人のヘジャに出来る方法はこっそりと取り返すことだけ。

休息の時間、皆が昼寝している時を狙って、おじいさんの腕から時計を外そうとしたんです。何と無謀な!

 

当然、おじいさんが気づいて、大騒ぎに。

ヘジャは、自分の時計だと言って奪い取ろうとするし、おじいさんは奪われないように大騒ぎするし。修羅場ですわ。

ジュナたち職員が必死に引き剥がし、ヘジャを別室に連れて行き、事情を聞きました。

でも、ヘジャは、震えながら時計は自分のモノだと言うだけで、ジュナたちには理解出来ません。

 

ジュナはキム・ヒウォン代表の意向を伝えました。

もう、ここには来ない方が良い・・・と。

自分のためだけにしたことじゃないと、ヘジャは言いました。

ジュナは思いきったように言いました。

「助けてくれなくていいです。気の毒に思わないでください。もう疲れました。」

 

元に戻さなくちゃいけないのに、私一人じゃ無理なの、あの時計が無いと・・・と、ヘジャは泣き出しました。

 

この経緯をヒョンジュとサンウンに打ち明けたヘジャ。

二人はヘジャの気持ちを理解してくれました。

このままでいてはダメなの?と、サンウンが聞きました。私たちは大丈夫だから・・・と。

「自分だけのためじゃないの。何もかも取り返しがつかないほど滅茶苦茶になってしまったの。二人には分からないわ、私もこうやて年老いて無気力になるまでは・・・。」

 

ヘジャは、父の足が義足だということを知りました。あの事故のせいでしょうね。

あまりにも何も知らないでいた自分がいっそう情けなく思えました。

世の中は、等価交換の法則で回っていると、ヘジャは常々思って来ました。

父の死と自分の若さ、夢、愛が等価だと思っていました。でも、違ったのです。父の足まで加えても、もしかしたら等価にはならないのかもしれないと感じたのです。

もし時間を巻き戻して自分が若くなっても、また何かが犠牲になってしまうなんて事が起きたら、もう耐えられないとヘジャは思いました。

だとしたら、今の自分を受け入れるしかないと思ったのでしょうか。母の代わりに家事をし始めました。少しでも負担を軽くしてあげようとしました。

母と一緒に買い物に行ったり、食堂でうどんを食べたり。

母の母親だと周囲に言われても、それを受け入れました。

そして、何があろうと、自分は母の味方だと言いました。

娘の気持ちが分かったのでしょう、母も泣いていました。

 

ヘジャはホンポ館に行きました。

周囲の人たちは、ヘジャはもう来ないと思っていたので、意外でした。

だって、ヘジャは時計を盗もうとしたと思われていますからね。

 

おじいさんは、若さと何を交換したの?・・・と、ヘジャは聞きました。

時間を戻して何を変えたかったの?・・・と。

家族の幸せ?失ってしまった健康?叶わなかった恋?

何であれ、それだけの価値があったのならいいけど。もうご存じだと思うけど、どんなこともそれだけの代価が伴うの。

おじいさんは、黙ってヘジャの言葉を聞いていました。

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オンマとうどん遍路♪

2019-07-22 21:14:50 | 食べ物関連

毎年恒例の、夏の元気なご挨拶をするために、両親の実家に行って来ました。

まずは、父方の実家。

そして、母方の実家に行く前に、オンマが楽しみにしていたランチ。

勿論、うどん。

行ったのは、以前から気になっていた『カマ喜ri』さん。

トップの写真は、店舗。

上が、オンマの“わかめうどん 小”。

下が、私の“醤油うどん 小+とりちく天”。

久々の極太麺。

なかなかの噛み応え。しっかり、何度も噛まないと飲み込めない感じ。

角が立ってて、綺麗な麺です。

出汁が、ものすごくあっさりしていました。昔、よく食べていたイリコ出汁。全く生臭さは無く、色は薄いけど、物足りなさは感じられません。

全部飲み干せるほど。

一見すると、量が少ないようですが、満足感はしっかりありました。

美味しゅうございました。

 

店舗が、よくあるうどん屋とは全く違う雰囲気です。

オシャレなカフェ風。

ひっきりなしにお客さんが来ていて、家族連れからお一人様、年齢も幅広かったです。

結構他県ナンバーもありました。かく言う私たちも、他県ナンバー組。

満足、満足です。

ご馳走さまでした。


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使い慣れない言葉

2019-07-21 13:51:46 | 今日のつぶやき

 今朝、ふとアルフィーに向かって

「大丈夫?」

と、言葉をかけることがありました。

かけた理由は大した事じゃなかったのですが。

その時、ふと、違和感と言うか、何だか居心地の悪さを感じたのです。

その感覚の理由が、気になりました。

しばらく経って、気づきました。

アルフィーに対してあまり使った事が無かったと。

勿論、全く使った事が無いわけじゃありません。

他の人には、よく使ってます。子供たちも含めて。

でも、一番近しい人である筈のアルフィーには、あまり使ったことが無かったのではないかと。

 

そう考えると、人は、対象によって使う言葉がとても偏っているのではないかと思えてきました。

仕事上での付き合いならば、当然その方面の専門的な単語が多くなるでしょうし、私的な単語を発する割合は少ないでしょう。

家族等であれば、殆どが私的な単語になると思われます。

家族のような近しい人、その中でも、対象によって使う単語には偏りがあるのではないかと私は思ったのです。   

対象との関係性が大きな要因となっているのは、想像に難くないです。

なんとかして、調べる方法は無いかと、思った次第です。

 

パンとコーヒーの朝御飯を食べながら頭に浮かんだ、私の新説です。


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「TSUTAYAアジアMAGAZINE」2019 8月号

2019-07-19 14:17:27 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

梅雨入りが遅れ、真夏のような天気が続いていた四国の瀬戸内側も、このところめっきり梅雨めいて。

短時間の大雨だったり小雨だったり、曇り空だったりして、鬱陶しい毎日が続いています。

来週末には、梅雨明けするかも・・・一人期待しているまぎぃです。

7月も半分を過ぎ、世の中は夏休み。

町の中に子供たちの姿をたくさん見かけるようになりました。

外で遊べない分、DVD視聴の時間が多くなってるのでしょうか。レンタル店内にもたくさんの親子連れがいました。

 

観たらハマる!最新時代劇

俳優“今コレ”!ユン・シユン特集 「不滅の恋人」・・・8/2レンタル開始 ブログでの記事は、こちらから。

不滅の恋人 DVD-BOX1
ユン・シユン
ポニーキャニオン

 

今月のイチオシ!

俳優“今コレ”!ユン・ギュンサン特集 「おしえて!イルスン」・・・8/2レンタル開始

おしえて! イルスン DVD-BOX1
ユン・ギュンサン,チョン・ヘソン,チャン・ヒョンソン,チェ・ウォニョン,チョン・ソンウ
TCエンタテインメント

 

その他レンタル情報

「恋の記憶は24時間~マソンの喜び~」・・・8/2レンタル開始

「魔女の愛~チョホンは恋愛中~」・・・8/2レンタル開始

「ラブリー・スター・ラブリー」・・・8/2レンタル開始

「私だけに見える探偵」・・・8/2レンタル開始

「復讐のカルテット」・・・8/2レンタル開始

「金持ちの息子」・・・8/2レンタル開始

「ボイス2~112の奇跡~〈スペシャルエディション版〉」・・・8/2レンタル開始

「ロマンスは必然に」・・・9/3レンタル開始

「キム秘書はいったい、なぜ?」・・・9/3レンタル開始

 

2019年上半期アジアTVドラマレンタルランキング発表

1位 「黒騎士」ブログでの記事は、こちらから。

2位 「王は愛する」ブログでの記事は、こちらから。

3位 「黄金の私の人生」ブログでの記事は、こちらから。

4位 「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」ブログでの記事は、こちらから。

5位 「あなたが眠っている間に」ブログでの記事は、こちらから。

6位 「推理の女王2~恋の捜査線に進展アリ?!~」

7位 「花遊記<ファユギ>」日本編集版

8位 「カネの花~愛を閉ざした男~」

9位 「この恋は初めてだから~Because This is My First Life」

10位 「オクニョ 運命の女(ひと)」ブログでの記事は、こちらから。

 


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『眩しくて(原題)』6話まで

2019-07-19 10:27:20 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヘジャの兄ヨンスは、相変わらず動画配信をしています。それがどのくらい収入に繋がってるのかどうかは不明。

ただひたすら“キャンディ”を集めてます。要するに、“いいね”なんでしょう。これが報酬になるようですが・・・。

でも、48時間連続爆睡とか、くだらないモノばかり。

ある朝目覚めてチェックしてみると、今まで見たことの無い数のキャンディがクリックされているじゃありませんか!

それがヘジャのお陰だと知ると、思わず嬉し涙を流すのです。

ヘジャは、つい、自分が本当は25歳で、突然老人になってしまったとカメラの前で喋ってしまうのですが、それを真実だと受けとる視聴者は全くいなくて、却って面白い話をするおばあさんと興味を持たれてしまったってわけ。

こういうところ、普通のドラマには無いですよね。

通常ならば、秘密はひたすら隠し通すというストーリーになるのでしょうが、ヘジャ自身がそんなつもりは無いのでね。自分を分かってほしいと思っているので・・・。

だから、気づかれたらそれで良いし、周囲の近しい人には理解して受け入れて貰いたいという気持ちの方が大きいのです。

 

両親は、娘を哀れと思う気持ちがやはり一番強いみたいです。

戸惑い、不安がない交ぜになっていて、慣れて来たとは言え、胸の奥に重い石を抱えてる気分でしょうね。決して解消されることはありません。

自分より早く年老いていく娘。近い将来、自分で立つことも出来なくなるかもしれないし、誰かの手助け無しには生活していけなくなる可能性もあります。

徐々に老いて行くのなら、もっと簡単に受け入れられたかもしれないと呟くヘジャに、赤ん坊に戻ると思えばいい・・・と、母。

そう言いながら、母は隠れて涙をぬぐっていました。

ヘジャも、赤ん坊なら可愛いけど・・・と、思いました。この思い、リアルです。

だから、父はやはり笑顔を見せないし、母は苛立ってることが多いです。

 

父がヘジャの足の爪を切るシーンがあります。

これがとても切なくて、胸が苦しくなります。

自分で切るわ・・・と遠慮するヘジャ。

それを、目も悪いだろ・・・と優しくヘジャの足を取り切り始める初老の父。

ごめんね・・・としか言えないヘジャでした。

 

ヘジャは、ある日、スーパーの店長から声をかけられました。

卵売りのアジョッシから話を聞き、売り上げに一役かってほしいと思ったようです。

まぁ、店内放送や店頭でのリアル放送みたいなもんです。

一応、アナウンサーを目指していたわけですから、普通の人よりはかなり上手いですからね。店長も大喜びです。

ヘジャは、報酬として商品を貰うことにしました。

 

そこで、あのシャネル好きなおばあさんを度々見かけるようになりましてね。

シャネルおばあさんは、もう1年もの間モーテルにすんでいることを知ったのです。

ヘジャは、シャネルおばあさんのモーテルの部屋を訪ねました。兄と一緒に。

モーテルの部屋の壁にプラハの町並みの映像をプロジェクターで映し出してあげました。

シャネルおばあさんは、モーテルの従業員に“プラハ”と呼ばれていました。

プラハは、おばあさんがご主人と一緒に行った思い出の地だと聞いていたのです。

プロジェクターは、スーパーの報酬で兄にプレゼントしたものでした。狂喜乱舞した兄は、ヘジャの頼みを聞いてくれたのです。

 

シャネルおばあさんは、懐かしそうに映像を見ていました。

頑なで人と距離を置いていたシャネルおばあさんですが、ヘジャの心遣いが身に沁みました。そして、ヘジャに心を開いたのです。

つらつらと話をするうちに、ヘジャはジュナの話を聞かされました。

 

ヘジャは、ジュナと父親のやり取りを聞いていたのに、どうもちゃんと理解していなかったようです。自分の事で手一杯だったのでしょうね。

ジュナの真実を知らなくちゃいけないと思いました。

そんなとき役立ったのが、ホンポ館でヘジャに一目惚れしたあと、付きまとっているウ・ヒョンおじいさん。

体に入れ墨なんぞが入ってて、お金持ちみたいだし、警察とも馴染みがあるようだし、何やら裏稼業的な人です。でも明るくて、ただひたすらヘジャを慕ってます。

その恋心を利用して、ヘジャはジュナに関する情報を集めさせました。

そしたら、あっという間に収集してきましたよ。

ろくでなしの父親のせいで、相当な苦労をしてきた事が分かりました。

 

ヘジャはすぐにジュナに会いに行きました。誤解していたことを謝りたかったのです。

ところが、ジュナは留守。

 

ジュナはシャネルおばあさんを訪ねていました。

このところ、ホンポ館に顔を出さないので、誘いに来たのです。まぁ、営業?

シャネルおばあさんは、ジュナに息子への手紙を託しました。

返事は無いかと聞かれ、ジュナはまだ・・・と、答えました。そう言うしかできませんよね。

 

その時、同僚のビョンスが突然現れ、いちゃもんをつけてきました。

常々、ビョンスは代表のキム・ヒウォンがジュナを特別扱いしていることが気にくわなかったのです。同じ詐欺をしているのに、ジュナは偉そうだとか、健康食品以外の商売には協力しないとか。

気を付けてください、こいつは怖い男です・・・と、ビョンスはシャネルおばあさんに言いました。

ジュナは、シャネルおばあさんをモーテルの部屋に戻しました。

そして、無視して帰ろうとしました。

そこに、ヘジャが。

 

ヘジャを見たビョンスは、もう一人ジュナに騙されてる年寄りが居たと思ったのでしょうね。

今度は、ヘジャに向かって言いました。

この詐欺師には気を付けて・・・と。すると、

「あなたがどれだけ誠実か言ってみてよ。たたけば誰でもほこりが出るの。罪の無い人間はいないわ。同僚なら助けあわないと!」

と、ヘジャは負けずに言い返しました。

同僚でも、父親をたたいて祖母を死なせる男は嫌です!・・・と、ビョンス。

その瞬間、ヘジャがビョンスの頬を叩きました。怒ったビョンスがヘジャに向かおうとするので、ジュナがつかみかかろうとしました。

ヘジャが、必死にジュナを止めました。

 

両手でジュナの頬を挟み、叫びました。

やめて!殴っちゃダメ!!手を出さないで!

 

ヘジャは会いに来た理由を言いました。

誤解していた・・・と謝りました。

ジュナは、一度は記者になったようですが、その後諦めたんだとか。それは父親の事?それとも、祖母の死?

両親がろくでなしなんだから、息子もそうなんだと、自棄になったように言うジュナ。

そんなことは無い・・・と、ヘジャが言うと、ジュナは叫びました。

「死にたくても何とか耐えているのに、最悪の状態から抜け出せと無責任に言わないで!この目を見てください。これ、生きてる人の目ですか?孫に伝えてください。昔のジュナは死んだと。」

ヘジャは、何も言えませんでした。

 

必死に神に祈りました。

過去に戻って元通りにできたら・・・どうか、一度だけ・・・

 

そしたら奇跡が起こりました。

目が覚めたら、鏡の中には25歳のヘジャがいたのです。

時間が戻っていました。父の事故が起こる前に。

自分は25歳で、父も元気で、母の美容室にも客がたくさんいて、ジュナ祖母も健在。

そして、ジュナが自作自演の暴行事件を起こそうとするのを、阻止することが出来たのです。

 

ジュナが石で自分の頭を殴ろうとしたのを、ヘジャが必死に止めました。

やめて!痛いじゃない、苦しむわ!

泣き出したジュナを、ヘジャは抱き締めてあげました。

ジュナは初めて思いっきり泣くことが出来ました。

 

二人は恋人同士になりました。

年に似合わない不器用で純情な二人でした。

 

でも、これ、やっぱり夢でした。

目覚めたらやはりヘジャはおばあさん。

だけど、気分の持ち様は変わりました。

後悔しない生き方を選ぼうと思ったのかもしれません、もう二度と戻れないのなら。

 

シャネルおばあさんを誘って、ホンポ館に行きました。

ジュナは冷たい目で見ていますが、気にしない事にしたようです。

他の利用者の世話も躊躇せずにするようにしました。

そこで、ヘジャは一人のおじいさんを見かけたのです。

ぼんやりと車イスに座っていました。胸のエプロンを直してあげたときのことです。

おじいさんの腕に、あの時計がはめられているじゃありませんか!

直せないと、どこの時計屋にも断られ、自棄になったヘジャが捨てたあの時計です。

それも、動いているじゃありませんか!

 

このおじいさん、頑固で意地悪でお風呂にも入らないため、利用者に敬遠されていました。

もしかしたら、ヘジャと同じように突然老いてしまったんじゃ?!


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