オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

湯の宿と演歌

2016-05-17 | Weblog

5/17(火) 今朝、目覚めると雨になっていた。昨夕から雨の予報であったが、落ちてくるのが遅くなったようだ。

昨夜の出撃は二十時過ぎ、例によって「ローカーボ」に寄るとオヤジ軍団のパトロール隊がカウンターにたむろしている。元気な声で喋るので、一体何を言ってるのか判らん?この調子じゃお迎えはまだまだ先のようだな・・・・。

                                                

半年ほど前から、佐賀の大将NAKAMURAさんが「伊豆へ行こうよ!キャンピングカーで繰り出そうよ」と、繰り返していた。キャンピングカーじゃ、運転手は飲めないぜと、この案は引っ込めてもらったが、伊豆に行のは継続審議となっていた。

NAKAさんが伊豆に拘るのは、「温泉に浸かり、わしゃ演歌を唄うのだ」とのこと。女の宿・熱海の夜・城ケ崎ブルースetc。伊豆と温泉、女は演歌の定番だが・・・。それを湯の宿で唄いたいと、言い続けてきた。そこまで云うなら叶えてやろうと、具体的になったのが、先週の金曜日のこと。

『伊豆のことなら私に任せなさい』と、プラン策定をその場で引き受けた。そして昨夜、日程の検討に入った。日・月の一泊二日、6月5・6日に討ち入り決行と定まったのである。

梅雨入りまじかだが、湯に打たれるのも雨に濡れるも大した違いじゃねえ・・・・。露天風呂にそぼ降る雨、耳障りな演歌が響くのは雨水と湯音に流そう。と云う次第だが、伊豆と言ってもいささかひろうござんす。何処にするか、どういうルートで行くか、思案六方の為所だ。

海辺か山間か、街に近い方が・・・カラオケは何処で唄うのか?芸者はどうする?喰い物はなにがいい?と、言い出し訊き出したら決まるものも決まらんな。そこらは独断と偏見、蛮勇を決して決める。のは私?

東回りの電車、西回りの船、電車とバス(車)利用の真ん中ルートと、行き方でもこれだけあるのだ。ましてや温泉場の数は数知れず・・・・。今夜までに二・三の案を作ってみるか・・・・。

伊豆へは暫く行ってない、楽しみでもあるが、それほど美味い食いものに有りついたことはない。金目・イカ・鰺・イサキと、何処にでもあるし、美味いものは東京に集まるのだ。ましてや、伊豆山中の猪鍋?猪も鹿も要らん。

この短い人生ながら、これまで喰った伊豆の美味いものと云えば、下田の食堂で喰った「小鯵の開き」。これに勝る食いものに出会ったことがない。

それは、記憶も朧な過去の夏のことで、HIROさんと女史の三人で、今井浜辺りの海に遊んだ時のことだ。昼過ぎであったろうか、下田に降り立って、ビールでも飲もうと店を探すが、飲み屋らしきものはなく、小さな食堂に入った。

この食堂でビールの摘みに頼んだ「鯵開き」が、抜群の味だった。十センチ程の小鯵だったが、塩加減、干し塩梅、焼き加減と抜群、「これやぁ美味いね!」と御代りをし、ビールが進んだ。この時の味(鰺)が、伊豆の旅百回を誇る私の中で最高、五つ星である。あんな「鰺の開き」に出合いたいものだが・・・・・。

それが駄目なら、伊豆への入り口「三島」で桜家の柵鰻でも食し、頼朝公に因んで三島大社に参拝。湯ヶ島あたりの温泉宿に泊まって湯の香と山のオゾンを満喫するとか・・・・、翌日は湯ケ野辺りにでて伊豆の踊り子気分で、七滝を巡り下田へ。下田でお吉さんの気分になり、温泉饅頭を買って帰る?

或いは、熱海か伊東辺りに宿を取り、芸者ワルツなんて云う世俗的なプランもある・・・・。HOYA兄いもNAKAさんも、色気よりは飲み気、唄いっ気の方か?悪徳チャンあたりは色気の方かな・・・・。

 

 ―間違い電話から―

遊び話は打ち止めにし、間違い電話からひょんなことになった話だ。土曜日、携帯に登録してない番号からの着信履歴があった。普段なら放置するのだが、高校同窓会の連絡番号にしてあったので折り返しの電話をした。が、留守電になっていた。

その方から翌日、電話が入った「電話を貰いまして」と。その相手は同郷で、サラリーマン時代の同僚のH・IKEDA氏であった。『昨夕、私の電話に着信があったので電話をしたんだけど』と云うと、「間違って電話をしたんだ。すまんすまん」と云う。

久しぶりに声を聞いたので『元気でやってるの?』と訊くと。なんと「四月二日に蜘蛛幕下出血をやって、今リハビリで入院してんだ。未だ四週間ほど入ってる」とのこと。あの元気者のIKEちゃんが、と驚いた次第。それでも声はしっかりしているし、本人はリハビリの必要もないぐらいだと元気な話しぶり。

ひょんなことから、友人の様子が判明した。先輩のMASUDAさんと、今週にでもお見舞いに伺うこととなった。その旨を連絡すると「大したことはないし、もう大丈夫だから」と、遠慮するので『お互い何時逝ってもおかしくないから、会える時に会っとくよ』と返した。

本社時代に係長として同じ職場で過ごし、当時のメンバーで時折飲み会をやっているが、ここ暫くご無沙汰であった。元気そうなので安心だが、何時何があってもおかしくない、実感するねぇ・・・・。

 

で、今朝の弁当も一人分だった。「鶏肉と根菜の旨煮」「茄子・ピーマンの豚味噌炒め」「冷凍シューマイ」、最後に「出汁巻卵焼」でお仕舞。

                          

以上でした。

 

 

 

 

 

 

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