百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

鉄の風景。

2016年10月31日 | 百伝。
昨日、京都日帰り。

午前中、高台寺界隈散策。

午後、京都の鉄道博物館に行く機会を得ました。



前々から、知人から「面白いよ」と話しには聞いていましたが、ホント!・・楽しい場所でした。

一日中、居ても飽きないだろうなぁ・・と思いながら帰宅しました。



車内レストランもあり、休憩室もあり・・ヨカッタ。



レールの仕組み、運転手体験、多くのパネル、写真展示。

大人にも、子供にも優しい鉄道博物館でした。




いろんな列車を見るたびに・・郷愁に惹かれました。



これは、瀬戸大橋が架かっていない頃、賑わっていた岡山県宇野港と高松港を結ぶ宇高連絡船の宇野港・・懐かしいなぁ。

連れて行ってくれた父を思い起こしました。



新幹線のグリーン車・・若い頃、とても乗れなかった。



グリーン席に初めて座ったのは、社会人1年生か2年生でした。

あの頃は、グリーン車のお客さん・・とても裕福な方ばかりに映りました。

朝日新聞の記者だった友人が、新大阪から東京までグリーン席を予約して、グリーン車の席に交代で座らせてくれた淡い優しい思い出が蘇りました。



屋上のテラスに行くと、ほんとうの新幹線、在来線が走るのが見えるのです。





天気もよくて、気持ちよかったなぁ。





英国で始まった産業革命。

とりわけ、鉄道と造船という鉄の進化、その輸送手段が国力を富ませ、今の日本があるのでしょう。

スコットランドをも思い起こせた楽しい京都散策でした。

何かしらに感謝。

ミケルアンジェロ (1475~1564)

2016年10月30日 | 空木宝剣
秋刀魚食い 三昧耶戒の 利他修行

「戦い終わって日が暮れて」という小説があった。
今年の日本シリーズ・・カープは、第二戦のビデオ判定で審判のジャッジを覆してから、対戦相手は日ハムプラス審判となってしまった。
第六戦で、ジャクソンが、必要以上に間をとり、打者との勝負より審判との勝負に固執。
執拗な牽制球で集中力を欠き、逆転満塁ホームランの最後の審判を食らってしまった。


野球の神様

2016年10月28日 | 空木宝剣
神ってる 神は出雲に 神無月

日本シリーズ。
カープ、北海道で三連敗。
日ハムが王手。
野球で面白いのは、タイムリーヒット。
逆転ホームラン。
今年のカープは、ペナントではそれらを存分に楽しませてくれた。
十月に入ってから、神ってるカープ打線に凡打が目立つ。
新暦とはいえ神は今、出雲に集結の神無月。
「神ってる」を取り戻して、広島で二連勝するには、安芸府中の出雲分社詣か、赤い厳島神社か、護国神社か、比治山神社か、仁保姫神社か、旭山神社か、神頼み。

歩く権利。

2016年10月28日 | 百伝。
芽(目)が横に、花(鼻)は縦に、口の中の葉(歯)が出て、実(耳)が両側に、体は幹(から)であり、手足を昔は枝と言い、根は「秀(ほ)」で秀根(ほね)、すなわち骨だとか。(地元新聞コラムから)

英国には、「歩く権利」というものがあります。

一昨晩のNHKBSの「一本の道」・・興味深い番組でした。



第二次世界大戦以前の英国は、富裕層、大地主、貴族等々が、広大な土地を所有して、労働者階級は、その土地の中へは立ち入り禁止でした。







昔、昔、大昔・・土地は、誰のものでもなく、人間は、自由に歩けたはずです。

その「歩く権利」が生まれたきっかけを昨晩の「一本の道」は、解説していました。

マンチェスターの工場勤めの数百人の労働者が、とある日に、先に見える丘まで歩きたいと思いつき、大勢で向かった所、そこは富裕層の土地で立ち入りを禁止されていたとのこと。

しかし、労働者は、それを無視して丘まで歩いて進んだとのこと。

時に、1938年4月24日。



その時の記念プレートです。

英国では、運河の水上ルートにも驚かされますが、フットパスという網の目状態の歩く道の存在にも驚かされます。



「歩く権利」ということは、生きていけないと悩む心を打ち消す「生きる権利」かもしれません。



足の裏が湧泉だったかな? 

身体の中心が、丹田。

頭のてっぺんが、百会。

目の上の眉をあげて、足踏みをして、五感を感じる番組でした。

福沢諭吉 (1835~1901)

2016年10月27日 | 空木宝剣
星ふる夜 霜ふりて肉 喰らうなり

「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」
百年たっても「土人」発言。
一体どこから学んだ発言か?
学校では教えてない筈である。
フィリピンのドゥテルテ大統領来日。
「天は、国の上に国をつくらず、国の下に国をつくらず、馬鹿にするなよ」。
フィリピンのトップは、それを言いたいのかも知れない。

座禅学。

2016年10月25日 | 千伝。
天高く馬肥ゆる秋。





「人生は、まさしく一度きり」・・そんな想いのする時季です。

1975年(昭和50年)、世界最高峰エベレストに世界初の女性登頂、さらに女性で世界初の七大陸最高峰登頂者の田部井淳子さんが亡くなられました。

20代半ば、一度、田部井さんのお話を直接聞かせて頂く機会を得ました。

イメージとしては、とても登山家とは思えない・・ご自身が山のような大きな方でした。

それから数年後、何かのきっかけで、家族内で、僕が当時の田部井さんとの思い出を話題にしていると、なんと、兄が、田部井さんと仕事絡みで懇意にしていただいているとのこと・・以来、田部井さんが、とても身近な存在に思えたものです。

「病気になっても、病人になりたくない」と言葉を残された田部井淳子さん、享年77歳。

心より深くお悔やみ申し上げます。合掌

さて、昨日は、県庁へ。





それから・・永平寺町にある県立大学まで回遊して参りました。



雲一つ二つある青空でした。





来週末は、京都、もしくは、飛騨の高山へ。

心も晴れ晴れですが、まもなく11月。

50代半ばから、毎年11月に入ると、目が痛くなり、結膜炎ならぬ強膜炎となる時季に入ります。

そして、これから来年の春まで・・体調の変化を気遣う日々が続きます。

でも「健康に生きたい」という欲求ばかりが強くなると、毎日が苦しくなります。



「生老病死」・・変化する本質そのものが人生也。



今風に言えば、現代社会は進歩、人間社会は右肩上がりの前進こそが、豊かな幸福生活のキャッチスローガン。

では、成長とは、何?

・・今日学んだこと。

前進のみでは、壁にぶつかる、谷に落ちる・・進歩そのもが美徳ではありません。

退歩も、立派な行持なり。

座禅とは、「手を曲げて足を折って、一切の活動を停止した人間の退歩の姿」とのこと。

三匹の侍 (1963~1969)

2016年10月24日 | 空木宝剣
三匹の 侍 散って 桔梗かな

団塊が中学の頃、「三匹の侍」というテレビドラマがあった。
丹波哲郎の柴左近。
長門 勇の桜 京十郎。
そして、平 幹二郎の桔梗鋭之介。
白黒の時代、人を斬るのに、実際の肉を斬っての音響効果が斬新だった。
それぞれ個性的な三匹の侍だが、桔梗鋭之介は、眠狂四郎にも似たニヒルさだった。
平 幹二郎さん、広島市中区出身 上下町の上下高演劇部から俳優座との事。
享年82歳 (中国新聞) 合掌

道友。

2016年10月22日 | 千伝。
今朝の散歩想。

今日も、小白鳥を観ることが出来ました。



ここ数年・・シベリアからの渡り鳥が飛来している数値が増えているという傾向があります。



・・寛ろいでいるのかな?



この位置取り・・何だろう?

回遊魚も然りだけど、渡り鳥も・・互いに、ぶつからず泳ぐ、飛ぶ。

・・迷わず自分の故郷を目指す磁石的な位置感覚が発達している。

戻る道を誤らない・・凄いね!



子供たちが、走ってきた。



この子供たちが、この国の未来を、この世界を形作るんだ。

この子供たちが、高齢者を支える未来の大人たちだ。



だから、少々、子供たちが泣きわめいても、公園でうるさくしても、目くじらを立てません。



行く道を誤るなよ。

この子供たちの未来に、大いなる幸いあれ!

Glim Spanky

2016年10月22日 | 空木宝剣
ホメロスや グリム兄弟 月の道

昭和ノスタルジー、深夜便の歌。
歌は世につれ、世は歌につれ、
人は、いつも歌っている。
スッピンで聞いたグリムスパンキーの「褒めろよ」を褒めたい。
♪ 褒めろよ いつか世界が掌返すのみたいなら~
褒めろよ でかい野望で敵を味方にかえてしまえよ
褒めろよ 踊る阿保と踊るふりしてみる阿保~

けんか腰の政治屋連中が、立場の違いで争っている。
同じ立場になれば、同じことをする性を少し譲って、
三つの内に一つくらい褒めれば、世の中の品が少し上がる。
最近使わない「一日一善」を励行すれば、褒められる事も少しは増えるかも知れない。

神様の手拭い。

2016年10月21日 | 百伝。
大和盆地を眺めて参りました。

大和三山も見えます。

右手下にある大鳥居が、大神(おおみわ)神社の一の鳥居です。





この場所が、古代日本の都であったかと思うと、懐かしい気持ちが心のどこかの部分を過ぎります。

・・振り返れば、30年前。

三輪素麺とか、美和神社とか・・神(みわ)に繋がる不思議な禁足の地(鎮座されている山)を想い描いていました。

それが、日本最古の神社とも言われる大神神社の御神体でもある三輪山です。



昨日の早朝・・三輪山登拝のため、大神神社へ参拝しました。



日出る御来光を待ち構えていたのですが、鬱蒼と覆われた神木で見えません。



その時、気が付いたのは、この神社での御来光とは、三輪山そのものであるということです。





参道方向へ振り返ると、驚いたことに真正面に朝の月が浮かんでいました。



鳥居構えから映し出される神々しいほどの朝の冴える月の光景です。



平日なのに、多くの老若男女善人・・次々と礼拝して大神神社の神域へと吸い込まれています。

まずは、拝殿まで。





鎮魂詞を、そのまま唱えます。





さて、三輪山登山口のある摂社・狭井神社へ。

「因幡の白兎」という物語とも深い関係があります。



途中・・多くの製薬会社が寄贈、植林している薬草薬木のある「くすり道」を通り過ぎます。





狭井神社です。





この神社には、三輪山からの御神水が湧いており、聖水として少し飲ませていただきました。





平日なのに・・次々と、この「御神水」を求めて、参拝者が途絶えません。

この場所に到着したのが、朝八時ぐらいでした。

登拝受付時刻は、九時からです。

一時間ほど・・ずっと登山口を眺めていました。



九時から登拝における注意事項と説明がありました。

カメラ撮影禁止、飲み水以外、飲食禁止、草木・土・石ころ一つでも持ち出し禁止、楽しいハイキング・登山気分は罰当たり等々。

あくまでも、神域であることを理解して参拝・祈りのための登拝認識を。

まぁ・・いろんな規則を厳しく説明をいただきました。

その後、トイレに行ったりして・・独り、ゆっくりと九時半頃、登拝開始。

頂上まで約4キロ・・1時間ぐらいの行程です。

山中での体験、不思議な面持ちは、口外禁止とは言われなかったです。

登山難易度・疲労度としては、富士山富士宮口七合目から八合目まで登るレベルでした。

頂上には、石が盛り上がって、軍殿山の頂上のような雰囲気と十文字山の頂上のように周りに鬱蒼とした樹木が壁となっていました。

驚いたことは、一般の多くの参拝者が裸足で登っていたこと。

足に裏側に、直接・・神さまからの運気、温もりが伝わってくるとのこと。

途中途中・・そのような雰囲気が存在していたのは、事実です。

さらに、一番驚いたことは、上る時間・気分よりも、頂上から下る時間の方が、遥かに長い時間に思えたことでした。

これって・・何だったのかな?

三輪山入山中に、僕が体験した個人的な不思議な体験。

入山中・・腰に巻いた手拭いを、どこかで落としてしまいました。

それに気が付いたのは、もうすぐ下山を終える時でした。

手拭い一枚のために引き返そうかどうか思案して、このまま下ると決めて1~2分歩いていると、ナントです!

どなたかが、分かりやすく、持ち主に気付かせるために、意図的に、木の枝に、そのタオルを掛けてくださっていました。

・・見事です。



無事に登拝成就。

感謝礼拝です。

この手拭い・・三輪の明神さまから授かったような面持ちなのです。



神さまは、心の中に宿る存在なのでしょう。

ミニ・ストップ 卑弥呼の里まで。

2016年10月20日 | 千伝。
一昨日、卑弥呼の墓とも伝わる箸古墳(倭迹迹日百襲姫大市墓)まで。

とても狭い山道を潜り抜けて、忍者が通り過ぎて行くような酷道をドライブをして参りました。

滋賀県の甲賀の里、信楽のタヌキを眺めながら、服部半蔵の川を越えて、三重県の伊賀の里へ。

途中、月ヶ瀬梅渓(桃香野)を経由。



そして、奈良県の柳生の里へ。

ほんとう・・人がほとんど雲隠れしているかのような道中の風景でした。



柳生の里・・勿体無い。

剣豪への道(柳生街道)は・・活かされていないのかな?

狭い峠道を越えて、大和盆地へと入った時には、ホッとしました。

卑弥呼の墓とも呼ばれる箸古墳の周りをウロウロ。





福井県には、ほとんど無いコンビニエンスストア「ミニ・ストップ」を見つけて嬉しくなりました。



ミニ・ストップで、買って食べたベルギーのソフトクリームが、美味しかった!

奈良公園近くの宿泊先から眺めた月夜。



翌日・・三輪山頂上まで登拝。

三輪そうめんを土産物にして、昨日の夜、無事帰福、帰宅。

今度は、元気があれば、山の辺の道を歩きたいものです。

大神(おおみわ)神社の御神体でもある三輪山登拝感想。



若い頃・・あまり勉強しなくてヨカッタ!

大きな夢も、あまり持たなくていいと思う。

神様は・・心の中に宿るものです。

三輪山登拝の見聞感想・・続く。

私と仏。

2016年10月17日 | 千伝。
お月様が、浮かんでいる・・不思議だなぁ。

一昨日までの冬が来たような寒さが嘘のように、今日は、とても暖かくて、体調もよく、気持ちのよい一日でした。

寒いと・・どうも体調に変調が加わります。

明日も、明後日も、暖かいという天気予報・・有り難い。

今朝、川沿いを散歩していると、コハクチョウが水面で戯れていました。



シベリアから飛来して、少し休んでいるとのこと。

この後、琵琶湖方面まで飛んでいくようです。



書店に行けば・・早くも来年のカレンダーも手帳も店頭に並んでいました。

2年後は、明治維新150年だとのこと。

1968年(昭和43年)、明治100年の頃・・はっきりと憶えています。

それを考えると・・まぁまぁ生き延びたという実感もあります。

還暦が近づくと・・「譲る」という言葉が、とても大事に思えます。

「奪う」ではなく、譲れば・・善きことも悪しきことも「私心」が捨てられて、楽になれることに気がつきました。

私と仏・・私心と仏心・・よく似た文字です。



お天道様だけではなく、お月様からも見られているような秋の夜半です。

電通残酷物語

2016年10月16日 | 空木宝剣
電通の 鬼十則や 破れたり

電通に労働局立ち入り 社員自殺過重労働 実態調査 (中国新聞)

(電通吉田社長鬼十訓)
1. 仕事は、自ら創るべきで与えられるものではない。
2. 仕事とは、先手と働きかけるもので、受け身でやるべからず。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事は、己を小さくする。
4. 難しい仕事を成し遂げるところに、進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずると引きずられるでは、長い間に天地の開きが出来る。
7. 長期の計画を持てば、忍耐と工夫と努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも厚みすらない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って一分の隙もならぬ、サービスとは、そのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな。摩擦は進歩の母、積極の肥料。でないと君は、卑屈未練となる。

数字を見て人を見ずの、非情の世界が果たして、そこになかったか?
鬼は外にあるべきで、内にあるべきでない。
そうでないと、君の会社には福は来ない。

時代は変わる。

2016年10月13日 | 千伝。
今日の午後、NHKBSで懐かしい映画を観ていました。

「愛と青春の旅立ち」1982(昭和57)年制作 原題:(Conduct unbecoming) an officer and a gentleman.

この映画・・何度も観ていますが、主人公のリチャード・ギアが若い!

以前にも、このブログで映画感想を書いた記憶もあります。

35年前の昭和57年、この映画を通して、当時の日本の若者の世相それよりも、格差社会に鬱屈したアメリカの若者像を想像することが出来ました。

そして、今日・・この映画を再び観て、より考えさせられることが多かったです。

恋愛映画というよりも、地域、貧困の社会格差から抜け出そうするアメリカの若者群像の映画でした。

現在の日本の子供たち若者世代・・これから、どうなる?

社会の所得格差が広がるばかりで・・どんどんと生活保護待ちのホームレスが、増えていくのでは?

でも、若者たちは、大丈夫だ。

そして、我々の世代・・多くが介護難民となる時代が近づいているような気がします。

そう、我々世代は、大丈夫かな?

今日・・今年のノーベル文学賞は、アメリカのシンガーソングライターのボブ・ディランでした。

「時代は変わる」という曲があります。

The Times They Are A-Changin' : Bob Dylan (壺齋散人訳)

  仲間を求めるがよい
  どこにいようとも
  君の周りでは
  流れが渦巻いてる
  だから気をつけろ
  でないと溺れるぞ
  もし君に
  未来があるなら
  ちゃんと泳ぐんだ
  沈んでしまわないように
  時代は動いていくのだから

  作家や批評家たち
  予言者を自認するものよ
  目を見開きたまえ
  時代をよく見るんだ
  早急な物言いはするな
  歯車が回らないうちに
  誰が勝者で誰が
  敗者かというな
  今負けたものが
  明日には勝つこともある
  時代は動いていくのだから

  上院議員や下院議員
  謙虚であれ
  威張り散らすのが
  能ではない
  世の中は色々で
  人々もさまざまだ
  議会の外では
  嵐が渦巻き
  君たちの足元を
  掬わないとも限らない
  時代は動いていくのだから

  お母さんやお父さん
  国中の大人たち
  嘆いてはいけない
  自分の理解を超えたことを
  あなたたちの子供たちは
  あなたたちには理解できない
  あなたたちの生き方は
  通じないのだ
  余計な世話は無用だ
  できないことはできないのだ
  時代は動いていくのだから

  ラインが引かれると
  呪いが放たれる
  足の遅いやつだって
  早くなることもある
  今新しいことも
  明日には古くなる
  秩序だって
  混沌に変わる
  正義だって
  悪徳になる
  時代は動いていくのだから

The Times They Are A-Changin' : Bob Dylan

  Come gather 'round people
  Wherever you roam
  And admit that the waters
  Around you have grown
  And accept it that soon
  You'll be drenched to the bone.
  If your time to you
  Is worth savin'
  Then you better start swimmin'
  Or you'll sink like a stone
  For the times they are a-changin'.

  Come writers and critics
  Who prophesize with your pen
  And keep your eyes wide
  The chance won't come again
  And don't speak too soon
  For the wheel's still in spin
  And there's no tellin' who
  That it's namin'.
  For the loser now
  Will be later to win
  For the times they are a-changin'.

  Come senators, congressmen
  Please heed the call
  Don't stand in the doorway
  Don't block up the hall
  For he that gets hurt
  Will be he who has stalled
  There's a battle outside
  And it is ragin'.
  It'll soon shake your windows
  And rattle your walls
  For the times they are a-changin'.

  Come mothers and fathers
  Throughout the land
  And don't criticize
  What you can't understand
  Your sons and your daughters
  Are beyond your command
  Your old road is
  Rapidly agin'.
  Please get out of the new one
  If you can't lend your hand
  For the times they are a-changin'.

  The line it is drawn
  The curse it is cast
  The slow one now
  Will later be fast
  As the present now
  Will later be past
  The order is
  Rapidly fadin'.
  And the first one now
  Will later be last
  For the times they are a-changin'.