百島ファンクラブ 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

十年後の夢。

2022年12月31日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)

今日は、2022年大晦日。

また一年、また一年、今年も無事に終える事に感謝。

そして、この拙なるブログを一読された皆様に感謝の一言。

人間、十人十色、百人百様。

自分を変える必要無し、機嫌を変えるだけで最善の道となります。

昨日今日は、我が家での年末大掃除ではなく小掃除。

ほんとうに、この一年に感謝。

お腹が空いたので、年越し蕎麦の前にトンカツをいただきました。

夜になって、NHKの大晦日恒例の紅白歌合戦は観ていません。

NHK BS の「TGRトランス・ジャパン (日本アルプス大縦断レース)2022」を観ています。

このレース、2年に一度、日本海側の富山県魚津の海岸から北アルプス、中央アルプス、南アルプスの3000メートル級の山々の嶺を上り下り太平洋側の静岡市の大浜海岸まで全長415キロを、タイムリミット8日間内の大激走の記録。

今回の優勝者は大阪の消防署勤務の土井さん40歳、記録は4日間17時間33分の大新記録、凄い❗

四連覇した絶対王者と呼ばれた望月さん44歳、素晴らしかった❗

このレース、初めてテレビで観たのが、ちょうど十年前。

人間の走る意味、心身の限界を考えさせられます。

眠気、幻覚、フラフラになるまでチャレンジ、参加する意味は、「自分を輝かせる」との事。

レースは、人生同様に危険、脱落、棄権者続出。

そして、ゴールした者の涙溢れる歓喜。

今回の参加者の最長年齢は、福井県敦賀市在住の62歳の方。

残念乍、体力の限界で上高地の第2関門まで辿り着けずタイムアウトで失格。

この方も、10年前のTGRを観たのでしょう。

涙が溢れて泣きながら「十年間の夢が終わった」と言っていました。

貰い泣き、よく頑張りました❗

人生で、何を残したのかな?

人生で、何を残したいのかな?

敢えて、高齢者に問いたい。

あなたの次の「十年後の夢」は、何ですか?

明日正月一日から、仕事です。

来年は、絵本のような故郷百島には、何度帰省出来るかな?

皆様の来る年が、笑顔溢れるよりよい一年でありますように。


Happy X-mas ❗

2022年12月25日 | 福伝。

今年も残り、一週間。

今日は、ハッピークリスマス❗

昨日のクリスマスイブは、地元での小さな旅。

ふくい鉄道に乗って武生まで、行って参りました。

この「ふくい鉄道」、今、静かなブームになっているのです。

この電車、ゴトゴトと、街中、民家をすり抜けて、雪原を眺めながら、福井~鯖江~武生(たけふ)を往来するのです。

 

電車も、色々とすれ違い楽しそうに走っています。

因みに、他県から来た撮り鉄の方は、この修理中の電車の写真を撮っていました。

古くて、珍しいのだとか❗

海が見える鎌倉の江ノ電はとても人気があるけれども、福鉄は、それ以上になるポッテンシャル、可能性あり、乗っていて楽しいというコメントもありました。

特に、冬の時季の雪景色は、いいなぁ。同感。

武生到着。

この武生は、歴史満載の街。

平安時代、紫式部が暮らした地、それから現代文学だけで絞ると、児童文学者かこさとしさん、いわさきちひろさんの生誕地。

昭和では、歌人の俵万智さんが、高校時代の3年間、この福鉄を使って、武生から福井市内の田原町まで通学していたとの事。

因みに、昔の職場の同僚が、早稲田大学の放送研究会?に所属していて、当時同学年の俵万智さん、フジTV の軽部アナも一緒にいたけど、「あの頃には、その後の活躍は全く予測出来なかった」と言っていました。

人生は、分からないもの。

それでも、生き残らないとね。

首都圏と違い、圧倒的に人口の少ない北陸。

同じく、社運がかかる福鉄(ふくい鉄道)は、土日には、格安の一日フリーチケットを発売したり、他社えちぜん鉄道との協力、取り組みには目を見張るものがあります。

僕も、今回乗りたくなりました❗

アニメの聖地を目指しているようです。

故郷の備後商船にも期待。

ハッピー、メリー、クリスマス❗


クリスマス寒波

2022年12月23日 | 空木宝剣

五十六の  越後長岡  雪女

海軍大将 山本五十六 (1884~1943)の故郷、新潟長岡。

大雪の為、何キロに渡って車が立ち往生とのニュース。

気を付けなければならないのは、雪に囲まれた車での一酸化炭素中毒死。

一酸化炭素の比重が、空気とほぼ同じなら、雪海から潜望鏡のように伸びる煙突マフラーは、どうだろうか?

その内、全ての車が電気自動車になれば心配無用の事だが、未だ負荷に弱いリチウム電池が問題。

一晩中立ち往生しても、凍死も一酸化炭素中毒死もない、安全シェルター自動車の登場が待たれる。

団塊が青春の頃、パンタロンブームがあった。

チリ沖の海水温度が上昇し、オーストラリアの羊の飼料となるアンチョビ(片口鰯)が不漁。

羊毛相場を高騰させたのが、エルニーニョ現象だった。

冷夏暖冬エルニーニョ時代。

いつしか、若者は、コートを身に付ける事を忘れた儘、季節は過ぎていった。

2022年現在、地球温暖化。

暑い夏、寒い冬のラニーニャ現象が、チリ沖からパプアニューギニア。五十六元帥の没したブーゲンビル島まで、海水温度を下げる。

戦争に明け暮れ、金儲けに奔走する人間様は、コロナ禍を避けて、デカメロン雪女十話のボッカチオ(1313~1375)。

全てが重なり繋がる大地の子。

天体である地球の心配をするは、おこがましい事かも知れない。

ホワイトハウス
ホワイトオンリー
ホワイトアウト
ホワイトクリスマス⛄🎄❄️てか。


滅私奉公。

2022年12月19日 | 空木宝剣

ワールドカップ
カタール2022
アルゼンチン優勝

サッカーや  滅私奉公  アルゼンチン

メッシのアルゼンチンか?
エムバペのフランスか?

3対3の同点決勝。

PK戦で、アルゼンチンの勝利。

コロナ禍足掛け4年。

世界のストレス。国家のストレス。仕事のストレス等。

世の中は、ストレスで溢れている。

カタールのサッカー熱量は、何億人のストレスを溶解させた事か?

Nスぺによれば、世界は先進国と後進国。

それに、工業力で成功した日本と、豊かな農業国が、工業化で失敗したアルゼンチンに代表されるとの事だったが、今は昔の話。

今回のサッカー決勝トーナメント。

アルゼンチンと日本の差違は、ハングリー精神の有無かも知れない。

昭和とともに、去っていったハングリー精神。

本能的に躊躇なく、ブチ蹴る潔さが懐かしい。

宙を仰ぎ、神に滅私奉公の感謝の言葉を吐いたメッシ。

さぞや、ブエノスアイレス出身、第266代教皇フランチェスコも、ご満悦に相違ない。

グラッチェ
       アーメン


百島千両、万両、南天の園。

2022年12月17日 | 日本の百々巡り。

昨日、百島までとんぼ返りの日帰り帰省。

先日、妙な夢を見たのです。

蝸なのか?巻き貝なのか?

突然、その欠片が、天から僕の掌に落ちて来て、その小さな欠片の中に白い小さい小さな生き物が入っているのです。

うわぁ❗何だこれは?と思い、宙に投げ捨てたら、宙を舞い戻ってブーメランのように再び僕の掌に舞い戻って来ました❗

ぎゃぁ❗そこで目が醒めて、手のひらを広げて見ると、ちょうど帯状疱疹の瘡蓋(かさぶた)が取れたところでした。

夢と現の何かの因果関係でしょうか?

その日から、車のハンドルも不自由なく今まで通り操作できるように復活。

その御陰様で、昨日、百島まで日帰り帰省出来ました。

先々月に訪ねた長野県分杭峠の小石を持ち帰りました。

僕は若い頃から、日本各地(世界各地)のパワーストーンみたいな小石を見つけると拾う趣味があります。

ストーンヘンジ、セントラルパーク、セーヌ、テムズ、金門橋の下、聖サクラダファミリア等々・・あれもこれも、百島の実家の庭には、ゴロゴロと転がしています。

船乗りの父親が、あの庭石は北海道産、四国産、九州産だとか言っていましたが、これもDNAなのかな?

昨日は、朝7時前に百島到着。

そのまま、朝早くから、裏の雑木林を伐採。

赤い実は、野鳥も蝸も大好物。

野鳥が、種を運ぶようです。

いつの間にか自然アート、小さな千両、万両、南天の園が出来上がりました。

ラジオをつけて、独り折り畳み椅子に座り、コーヒーを飲みながら、自己満足、陶酔時間を過ごしていました。

そのうち、昼食。

朝早く福山で買った弁当と相性がよくなかったみたいです。

昼過ぎて、お腹が痛いので、早めに福井に戻る準備。

そうこうしていると、同級生のトシ君がやって来てお話。

さらに、昔、近所に居た由美子姉ちゃんと50年ぶりくらいに再会。

南天は、難を転じる縁起物、血尿、喉、健康によい薬草にもなるとか❗

我が家の庭に植えてある南天。

そして、クロガネモチとピラカンサ。

どれも、赤い実をつけていました。

クロガネモチは、別名フクラシバ「福来」だとか❗

松竹梅、金木犀銀木犀、千両万両南天、感謝。

無事に福来、帰福。

南天の鳥か、蝸か、巻き貝からのお誕生日プレゼントか。

年老いても、故郷は有り難きもの。

お墓参りして、15時15分のフェリー便で帰福。

50年ぶりに会った由美子姉ちゃん、甘酒ありがとうございました❗

充実した日帰り帰省でした❗


百米走者。

2022年12月09日 | 日本の百々巡り。

カタール・ワールドカップ大会決勝は、12月18日深夜。

NHK は、三都主アレサンドロさん、解説者宮澤ミッシェルさんを交えて、福井でパブリックビューイングを開催するとの事。

それは兎も角として、スポーツは、エンターテイメントだという思いを強くした今回のサッカー日本代表の活躍ぶり。

決勝トーナメントのトップ16には進出出来ましたが、トップ8にならず敗退。

四年後、さらなる世界の高みを目指すとの事。

来年からは、サッカーは欧州リーグでの旗手怜央選手、野球は米国大リーグでの吉田正尚選手の活躍を、一喜一憂しながら見守り、応援をしたいものです。

両選手の共通点、身長173センチと小柄なれどもパワフル、センスの良さ、もっと単純な理由は、広島と福井という故郷郷土、ちょっと縁のある地元愛です。

はて、最近100メートルを走ってみました。

実際、短距離よりも、どちらかと言えば、中距離800メートルが得意種目。

中距離、長距離は、お医者さんからドクター・ストップされているので、せめても100メートルならばと、トライアル、試みました。

100メートルを恐る恐る清々しく、駆け抜ける事が出来ました❗

久々の100メートル計測タイムは、30秒台。

もっと本気で走った場合、20秒台になると思いますが、転倒骨折、血管が切れてしまうようで、全力疾走は怖くて出来ません。

因みに、M65(65歳~69歳)の日本記録は、12秒72。

昨年、90歳の青森県の男性が、100メートル、16秒69という驚異的なスピードで走られたのです(世界新記録樹立)。

参照までに、マスターズ陸上の日本記録保持者の100メートル記録です。

M65 12.72 伊藤 恒夫 65 福岡 1997
M70 13.26 山崎 雅彦 70 千葉 2017
M75 13.73 中村 勝利 76 大分 2018
M80 14.42 泥谷 久光 80 宮崎 2012
M85 15.08 田中 博男 86 青森 2017
M90 16.69 田中 博男 90 青森 2021
M95 21.69 原口 幸三 95 宮崎 2005
M100 29.83 宮崎 秀吉 100 京都 2000
M105 42.22 宮崎 秀吉 105 京都 2005

高齢者の驚異的な走力図です。

百歳の日本記録29秒83、現状の僕はそれよりも遅いという悲しい現実です。

走力は、平和な日常維持、健康寿命と大きな関連性があるのには間違いないです。

四年後の高みを、70歳代でせめて20秒台の百米走者になりたいものです。

さもないと、80歳代、90歳代は歩くのさえ覚束なくなるという気付き、発見でした。

お腹周り、灯油ポリバケツ20リットル分、約20キロ以上の脂身を削らないとね❗

 


トラベルナース

2022年12月09日 | 空木宝剣

中井貴一扮する九鬼 静と、岡田 将生演じる那須田 歩ちゃんのナース物語。

「病気を見て人を見ず」「医は仁術か算術か」

武見太郎(1904~1983)日本医師会長  以来の命題である。

ナイチンゲール(1820~1910)やシュバイツァー(1875~1965)は、供に90歳の天寿を全うした仁術の人。

現在でも、無料低額医療の赤ひげ先生が存在するという。

病院は、山崎豊子(1924~2013)の白巨塔ではなく、安心 信頼の支配する聖地であるべき。

最終回の結末は、九鬼水軍の苗字を頂く主人公、九鬼静の難病。

残された時間を座して待つより、他者に施す事によって、己れも救われるかも知れないというハッピーエンドだった。

ドラマも人生も、終わり良ければ全てよしが、ええじゃろうのう。(九鬼の広島弁は意外だった)。


スペイン無敵艦隊 (Invincible  Armada)。

2022年12月02日 | 空木宝剣

師走にて 昭和は遠くなりにけり   草田男の明治は 遥かなり

スペイン国王フェリペ2世(1527~1598)は、レパント海戦(1571年)にて、トルコ艦隊を破り、地中海の覇者となった。

が、エリザベス1世(1533~1603)から後にサーの称号を与えられるキャプテン・ドレイク率いる海賊に敗れる。

日本も、イギリス同様、島国であるから、倭寇から村上水軍といろいろあるが、神風吹いて村神様が現れるか?

近代では、ロシアのバルチック艦隊を日本海にて、Tの字作戦で撃破した 東郷平八郎(1847~1934)率いる大日本帝国艦隊。

旗艦 三笠は、あのビッカーズ固さで著名な、英国ビッカーズ社にて造船。

1900年11月8日進水。

全長132米の船体 は、今も横須賀に。

今朝4時からワールドカップ。

サムライジャパンとスペイン無敵艦隊の対戦。

コスタリカを7対0で破ったスペイン。

コスタリカに1対0で敗れた日本。

どんな贔屓目にしても、勝ち目はなさそうだが、勝負は時の運。

やって見なければ分からない。

東郷元帥は、薩摩出身のイギリス仕込み。

島津の関ヶ原での正面突破を模したTの字作戦。

それに、海賊戦法で食らい付いて行けば、ひょっとするかも知れない。

あと10分、まもなくキックオフ❗