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コロナウイルスとともに

2023-07-22 15:43:24 | 日記・エッセイ・コラム

コロナウイルス感染症が2類から5類になり季節性のインフルエンザ同等の感染症扱いになり2ヶ月が経過しました。

巷では海外からの旅行者もコロナ禍以前の人数を上回る勢いで増えてきました。

日本でも多くの方がコロナウイルス感染症の毒性が減弱し、危険性が低いウイルスに変化したように捉えられてきており、

高齢者を除いては、辺りを見回しても、マスクをつけている方は少なくなり、大勢の人が集まる場所でも

普通に大きな声で会話をされている方達が多くなって来ました。

レストランなどの外食や観劇なども客が戻って来たようです。

社会経済上は日本にとっては大変喜ばしいことではあるのですが、いまだに医療機関は従来通りの体制で,

発熱の方とそれ以外の患者さんとを時間的空間的に分けて診察しているのが現状です。

世間ではコロナウイルス感染症に対する不安が軽減した事は事実ですが、自分や家族が発熱した際は非常に不安が強くなり、

その日に医療機関を受診する傾向にあるように感じます。

コロナウイルスが医学的にみてインフルエンザ並みの危険度に落ち着いたかどうかの明確な国からの指針が示される事なく、

単に感染症としての医療機関に課せられた報告義務と管理区分が制度として変えられただけにもかかわらず、

世間の認識の変化と、脳裏から離れない恐怖心が払拭されない相反する感情が見て取れます。

この4年間、国民に具体的な医学的な情報が示される事なく、行動指針が先走って策定された反動で,

医療機関と国民は右往左往しているのが現状です。

この4年間で何も学んでいなかったのは小生だけでしょうか