あくまでも伝聞であることを断っておきます。ある有名な政治家が地元のN高校に講演に行ったそうです。
講演の主は現在コロナ感染対策及び行政を担当しておられる官僚出身の大物政治家らしいです。
講演終了後ある生徒さんに「将来何になりたい」と聞いたそうです。
彼は「将来父親のような地域の方達に尊敬していただける医師を目指しています。」と答えたそうです。
その政治家は「何て小さな夢なんだ。医者を動かしているのは厚生労働省の役人だよ。もっと大きな夢を持ちなさい。」って言ったそうです。
小生がその時の学生なら、貴方は大変立派で絶大な権力もお持ちでしょうから、貴方が一言発しただけで多くの医師を
思いのまま動かせるかもしれませんが、たった1人の国民の方にだけでも
「立派な政治をしてくださって有難うございます。」って心より感謝されたことがありますかと聞いたと思います。
神無月も中旬に入り朝晩が過ごしやすくなってきました。我が家の庭先でもコオロギや鈴虫がないています。
昼間もツクツクボウシの鳴き声で秋を感じさせてくれ、コロナ騒動など他所のことと、み間違うぐらいに落ち着いた気分にさせてもらっています。
小生が開業している地域でも5月より始まった集団接種も市の保健婦さんや看護師さん、担当職員さん、地区医師会の先生方の
土日返上しての奮闘のおかげで職域接種や大学接種も含め多くの方たちの2回目接種の終わりが見えてきました。
集団接種も11月中に終了し地域の診療所での個別接種に移行しつつあります。
ワクチン接種については未だ賛否両論ありますが、コロナウイルスそのものの増殖を抑えるような経口薬がない今は、
やはり重症化を予防するためのワクチン接種が大事な人を守る唯一の手立てと考えます。
あくまでも任意接種であることを前提に、しっかりと自分で考えたのちに、接種するかどうかを決めてもらいたいと思っています。
若い人たちが納得して接種できるよう説明を尽くしながら、当医院では個別接種のお手伝いをさせていただきます
