gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

明日香村を散策して

2020-11-14 23:03:10 | 日記・エッセイ・コラム


第二木曜日は月一回の休診日です。

 密を避けての日帰り旅行や水曜日の午後から1泊旅行が近場であれば可能です。

できるだけ時間を取り夫婦で出かけることにしています。

 今月は明日香村へ出かけて来ました。

 今回は水曜日の午後から木曜日の丸一日お天気は快晴で最高の散策日和でした。

先ず歩いて高松塚古墳の壁画を鑑賞したのち、日本棚田百選にも選ばれた稲渕棚田が見下ろせる朝風峠まで

登り、そこで絶景の秋の棚田を見下ろしながら道の駅で買った柿の葉寿司の昼食を摂りました。

 再び明日香駅に戻り、近くに駐車している車で蘇我馬子を葬ると言われている石舞台古墳を

見に行きました。

 今日の1日は飛鳥時代にタイムスリップしたようで、現実の喧騒を離れ、また自分たち以外に誰もいない環境

に身を置くことができ、古墳オタクの自分には最高の旅でした。

冬の香り

2020-11-06 22:48:46 | 日記・エッセイ・コラム

次第に寒暖の差が大きくなり,もう晩秋というより初冬です。

暦の上でも今日は立冬です。

もう一か月もたてば冬本番です。学生時代冬休みに入って、かれこれ四十数年前にもなるでしょうか、

実家から遠く離れた大学から帰省すると、朝に下宿を出ても家に着くのは陽も落ちて

辺りは真っ暗になっていました。

 両親は仕事の関係で朝は早く、夜は帰宅が遅いので、家には祖父が一人でいることが多かった

ように思います。

 幼い時からいつも小生の面倒を見てくれていたのが祖父でした。

 夜遅くに家に着くといつも居間で火鉢に炭を焚べて暖をとりながら煙管のタバコの煙を燻らせながら

テレビを観ていたのを思い出します。

 居間にいる祖父に帰って来たことを告げるや否や無言でただただ満面の笑顔で迎えてくれました。

その時に祖父のいる居間からかおる臭いが炭と煙草の混ざり合った心地よい香りとは到底言えませんが、

小生にとっては心安らぐ優しい臭いでした。

 今でも田んぼの稲刈りの後の野焼きや、焚き木の匂いを嗅ぐと祖父の優しかった顔が浮かんできます