暑いぐらいのゴールデンウイークとなりました。体を動かせば昼間はシャツ一枚でも汗ばみます。
本日付の読売新聞朝刊に読者の方の投稿記事に、ある子供さんが母親から激しい叱責のあと
「お前なんか死んでしまったらよいのに」という言葉を浴びせたり、子供の頭をいきなりぶったりしているのを
目の当たりにして、とても愛する我が子にかける親の言動とも思えず、愕然としたと同時に
この子供の心のよりどころは、どこにあるのだろうと危惧されていました。
この投稿された方の仰る通り、これらの親御さんの子供に対する躾の方法に一抹の不安は感じますが、
小生の医院でも、時折これに似た言葉を浴びせる親御さんはいます。
しかしながら、このような言動の親御さんにしても、しっかりとこどもの異変に気付き受診をしてくれます。
いや、そんなに心配しなくてもよいのにとこちらが思うほどに、不安げな様子で来られる方がほとんどです。
子供に対する言葉遣いや対応が少し過激であっても、自分が親から愛されていて、慈しみを持って育てられていることに
確信をもっている子供は心配なく、心のよりどころはしっかりとあると思います