こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
今回は、先日塾生が取り組んでいた等積変形の問題を取り上げます。
問題は、
「下図の△ABCにおいて、△XQB、△XBC、△XCPの面積がそれぞれ3cm2、7cm2、7cm2のとき、△ABCの面積を求めなさい。」
▲図.問題図
です。
いろいろな解き方があると思いますが、ここでは下図のように、AとXを結び、△AXQ、△AXPの面積をそれぞれSとTとし、等積変形を利用して立式するのが簡単そうです。
▲図.AとXを結び、△AXQ、△AXPの面積をそれぞれSとTとしました
まず、
△CXBの面積:△CXPの面積=7:7
=1:1
から
BX:PX=1:1
です。
したがって、
△AXBの面積:△AXPの面積=S+3:T
=BX:PX
=1:1
で、
S+3=T (1)
が成り立ちます。
次に、
△BXQの面積:△BXCの面積=3:7
から
QX:CX=3:7
です。
したがって、
△AXQの面積:△AXCの面積=S:T+7
=QX:CX
=3:7
で、
7S=3(T+7) (2)
が成り立ちます。
ここで、連立方程式(1)(2)を解くと、
7S=3(S+3+7)
から
S=15/2
T=21/2
です。
以上から、
△ABCの面積=S+T+3+7+7
=15/2+21/2+17
=35 cm2
で、これが答えです。
等積変形は中高入試の頻出事項なので、しっかりマスターしましょう。
今回は、先日塾生が取り組んでいた等積変形の問題を取り上げます。
問題は、
「下図の△ABCにおいて、△XQB、△XBC、△XCPの面積がそれぞれ3cm2、7cm2、7cm2のとき、△ABCの面積を求めなさい。」
▲図.問題図
です。
いろいろな解き方があると思いますが、ここでは下図のように、AとXを結び、△AXQ、△AXPの面積をそれぞれSとTとし、等積変形を利用して立式するのが簡単そうです。
▲図.AとXを結び、△AXQ、△AXPの面積をそれぞれSとTとしました
まず、
△CXBの面積:△CXPの面積=7:7
=1:1
から
BX:PX=1:1
です。
したがって、
△AXBの面積:△AXPの面積=S+3:T
=BX:PX
=1:1
で、
S+3=T (1)
が成り立ちます。
次に、
△BXQの面積:△BXCの面積=3:7
から
QX:CX=3:7
です。
したがって、
△AXQの面積:△AXCの面積=S:T+7
=QX:CX
=3:7
で、
7S=3(T+7) (2)
が成り立ちます。
ここで、連立方程式(1)(2)を解くと、
7S=3(S+3+7)
から
S=15/2
T=21/2
です。
以上から、
△ABCの面積=S+T+3+7+7
=15/2+21/2+17
=35 cm2
で、これが答えです。
等積変形は中高入試の頻出事項なので、しっかりマスターしましょう。
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