こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
今回は、図形問題です。
問題は、
「下図のように、AB>AC の △ABC が円に内接している。
▲問題図
Aを通る接線とBCの延長の交点をPとし、∠BACの二等分線とBCとの交点をQとする。
AP=10、CP=6のとき、BQの長さを求めよ。」
です。
前回の図形問題(図形問題(38))は、相似、三平方の定理、方べきの定理のコンビネーションでしたが、今回は、方べきの定理、接弦定理、相似、角の二等分線定理あたりになりそうです。
まず方べきの定理から
が成り立ち、これに、PC=6、PA=10 を代入し整理すると、
です。
このとき、BC=PB-PCから、図1のように、
になります。
次に △ABPと△CAPに注目すると、接弦定理から ∠ABP=∠CAP、∠Pは共通なので、△ABP∽△CAPになり、したがって、図2のように、
になります。
▲図2.AB:AC=5:3 です
すると図3のように、角の二等分線定理から
BQ:CQ=AB:AC=5:3
です。
▲図3.BQ:CQ=5:3 です
したがって、
で、これが答えです。
簡単な問題です。
今回は、図形問題です。
問題は、
「下図のように、AB>AC の △ABC が円に内接している。
▲問題図
Aを通る接線とBCの延長の交点をPとし、∠BACの二等分線とBCとの交点をQとする。
AP=10、CP=6のとき、BQの長さを求めよ。」
です。
前回の図形問題(図形問題(38))は、相似、三平方の定理、方べきの定理のコンビネーションでしたが、今回は、方べきの定理、接弦定理、相似、角の二等分線定理あたりになりそうです。
まず方べきの定理から
が成り立ち、これに、PC=6、PA=10 を代入し整理すると、
です。
このとき、BC=PB-PCから、図1のように、
になります。
次に △ABPと△CAPに注目すると、接弦定理から ∠ABP=∠CAP、∠Pは共通なので、△ABP∽△CAPになり、したがって、図2のように、
になります。
▲図2.AB:AC=5:3 です
すると図3のように、角の二等分線定理から
BQ:CQ=AB:AC=5:3
です。
▲図3.BQ:CQ=5:3 です
したがって、
で、これが答えです。
簡単な問題です。