こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
今朝少しの間、激しい雨が降ったのですが、今は梅雨らしい雨になりました。気温も低く梅雨寒です。明日の午後は晴れ間が見られるかもしれないと天気予報で言っていました。
中学の英語授業では、定期的にスペリング・コンテスト(英単語の書き取りテスト)を実施して、英単語力の向上を図っていますが、なかには難しい綴りの英単語も少なくありません。特に、黙字(発音されない文字)がある場合など間違えやすいものです。
中1で出てくる “foreign”(外国の)などは、その代表例でしょう。中学生用英和辞典にあるカタカナ表記では、「フォ(-)リン」とあって、“g” が発音されないことが判ります。
インターネットで調べると、この黙字の起源はいくつかあるようで、 “foreign” の場合は、「後付け的に挿入された黙字」にあたるようです。
これは、英語ではしばしば語源を意識して綴りを変えてきて、 “foreign” は、
“foranus”(ラテン語)→ “ forain”(古フランス語)
と “g” とは関係ない単語だったのですが、同じような語源をもつ、
“regnum”(ラテン語)→ “reignier”(古フランス語)→ “reign” (英語、[名詞]治世、[動詞]在位する)
を意識して “g” を追加したそうです。
そこで、他の “・・・eign” という語尾をもつ単語とその語源を調べてみると、
“dignare”(ラテン語)→ “degnier” (古フランス語)→ “deign” (英語、もったいなくも~してくださる)
“fingere”(ラテン語)→ “feindre” (古フランス語)→ “feign” (英語、~を装う)
“super”(ラテン語)→ “soverain”(古フランス語)→ “sovereign” (英語、主権を有する、最高の)
などがありました。
これらの語源は、すべてラテン語→古フランス語ですが、特に、最後の “sovereign” は、“foreign” と同様、「後付黙字」ですね。
勝手に黙字を入れて判りにくくするなよ、と言いたい人も少なくないと思いますが、それを言っても仕方ないので、頑張って覚えるしか手はないようです。
今朝少しの間、激しい雨が降ったのですが、今は梅雨らしい雨になりました。気温も低く梅雨寒です。明日の午後は晴れ間が見られるかもしれないと天気予報で言っていました。
中学の英語授業では、定期的にスペリング・コンテスト(英単語の書き取りテスト)を実施して、英単語力の向上を図っていますが、なかには難しい綴りの英単語も少なくありません。特に、黙字(発音されない文字)がある場合など間違えやすいものです。
中1で出てくる “foreign”(外国の)などは、その代表例でしょう。中学生用英和辞典にあるカタカナ表記では、「フォ(-)リン」とあって、“g” が発音されないことが判ります。
インターネットで調べると、この黙字の起源はいくつかあるようで、 “foreign” の場合は、「後付け的に挿入された黙字」にあたるようです。
これは、英語ではしばしば語源を意識して綴りを変えてきて、 “foreign” は、
“foranus”(ラテン語)→ “ forain”(古フランス語)
と “g” とは関係ない単語だったのですが、同じような語源をもつ、
“regnum”(ラテン語)→ “reignier”(古フランス語)→ “reign” (英語、[名詞]治世、[動詞]在位する)
を意識して “g” を追加したそうです。
そこで、他の “・・・eign” という語尾をもつ単語とその語源を調べてみると、
“dignare”(ラテン語)→ “degnier” (古フランス語)→ “deign” (英語、もったいなくも~してくださる)
“fingere”(ラテン語)→ “feindre” (古フランス語)→ “feign” (英語、~を装う)
“super”(ラテン語)→ “soverain”(古フランス語)→ “sovereign” (英語、主権を有する、最高の)
などがありました。
これらの語源は、すべてラテン語→古フランス語ですが、特に、最後の “sovereign” は、“foreign” と同様、「後付黙字」ですね。
勝手に黙字を入れて判りにくくするなよ、と言いたい人も少なくないと思いますが、それを言っても仕方ないので、頑張って覚えるしか手はないようです。
堀田隆一さん という方が 詳しいです 。→https://www.kenkyusha.co.jp/uploads/history_of_english/series/s06.html
中学生でも この構造の事を 話してやると 理解が早くなる人が いると思います 。