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投票できぬ歯がゆさ/政治が遠い 福島知事選 県外避難者の声(5)

2014-10-15 08:29:47 | 震災

河北新報より転載

投票できぬ歯がゆさ/政治が遠い 福島知事選 県外避難者の声(5)

「いまも福島県民だ」と自宅前で古里への思いを語る大沼さん=11日、茨城県古河市

◎双葉町から茨城県古河町 大沼勇治さん(38)

 「福島第1原発事故による被災県だからこそ、脱原発を争点に白黒はっきりするべきだ」
 福島県知事選が告示された9日。福島県双葉町に自宅がある自営業大沼勇治さん(38)は、いわき市で候補者の街頭演説を聞いているうちに、もどかしさを募らせた。
 自宅は帰還困難区域にある。昨年2月、避難先の茨城県古河市に住民票を移した。古里への愛着は変わらず、月に1度は帰宅する。投票はできないが、知事選候補者の政策を比較し、誰が福島の未来を担うべきか見極めるつもりだ。
 原発事故直後、妻は妊娠7カ月。混乱の中、親類のいる愛知県に逃れた。長男(3)と次男(2)が大きくなるまでは、双葉に帰って暮らすことは断念した。
 住民票の異動はやむを得なかった。住宅購入や太陽光発電の補助申請、子どもの予防接種などで不都合が生じたためだ。
 自宅と避難先。二重生活を送る県民は多く、双方に住民票があれば、さまざまな手続きを取りやすい。何より古里とのつながりを維持できる。だが、住民票の二重登録は認められていない。昨年の参院選と双葉町長選で、一票を投じることはできなかった。
 大沼さんの原発に対する考えは事故前と180度変わった。個人で太陽光発電事業を始め、茨城、栃木両県の空き地計5カ所で太陽光発電パネルを設置する計画を進める。原発事故による避難者として、講演で脱原発を訴える。
 「原発は全基廃炉にして、自然エネルギーで復興するしかない。国にはっきりものを言える知事が必要だ」。茨城から「福島県民」として福島を見続けている。

 

2014年10月15日水曜日

関連ページ:福島社会
 

「銀座マイタケ」収穫

2014-10-15 07:58:41 | 年金者

河北新報より転載

「銀座マイタケ」収穫

銀座のビルの屋上で収穫されたマイタケ(NPO法人銀座ミツバチプロジェクト提供)

 東京・銀座のビル屋上で、大館市の山あいにある山田集落で生産されたマイタケの原木から、季節の味覚が収穫された。マンション住民向け栽培キットの試験栽培の成果だ。2年目の収穫を無事に終え、地域の希望の芽が膨らんでいる。

 高齢者も自立できる集落を目指す山田集落は4年前、住民共同で原木栽培のマイタケ生産事業を始め、軌道に乗せた。栽培キット販売を次の目標に定め、気候が異なる首都圏での試験を、ミツバチ飼育を通じて都会の自然を考えるNPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」に依頼した。
 9月下旬、銀座中心地の二つのビル屋上で、原木を埋めた計四つの木製プランターから10株以上、大きなものでは両手で抱えるほどの原木マイタケが収穫された。NPO副理事長の田中淳夫さん(56)は「マイタケが小さな顔を出して1週間ほどで収穫と、いきなりクライマックスが来るのが面白い」と笑う。
 山田集落は、高齢化や人口減などの課題を乗り越えようと、共同事業を通じて生きがいや雇用を生み出す「コミュニティービジネス」として、マイタケ生産を始めた。初期投資が少なく、高齢者でも仕事ができる。
 冬、共有林からナラの木を切り出して植菌する。密封後に数カ月保管して菌を繁殖させ、土に埋めると菌糸が伸び、秋にマイタケが生える。集落の約200世帯のうち約50世帯が参加し、これまでに山や畑に1万8000本の原木を埋めた。
 マイタケは首都圏のスーパーに出荷したほか、地元の直売所で1キロ2000~3000円で販売する。原木を埋めた区画のオーナー制(5000円)も実施する。
 NPOは、全国の生産者とつながることで、消費だけで終わらない価値を生み出すことを試みている。田中さんは「大館の山で住民が努力したことを、東京で見える化できた」と手応えを語る。
 栽培キットの本格販売はまだ先だが、山田集落会の赤坂実副会長(64)は「いくらもうかるという計算は難しいが、集落を元気にしようと同じ方向を向くようになった。新鮮な感覚だった」と地域の変化を感じている。

 

2014年10月15日水曜日

関連ページ:秋田経済

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