ドル指数・金利他 １２月１４日２０１７年

　日本の所得税改正では、年収８５０万円以上のサラリーマンは富裕層と決めつけられ、大幅な増税となる見込みです。

　「仮面を被った共産主義」日本の面目躍如です。

　対岸のアメリカは、海外子会社留保金をアメリカに還流しても非課税とする案で可決されそうです。

　そうすると１５０兆円がアメリカになだれ込む、と見込まれています。

　一大投資ブームの到来が予感され、こちらは「資本主義のメッカ」の面目躍如といえます。

　また、FRBは利上げを行いました。

　来年２０１８年は３回の利上げを見込む、と報道にあります。

　これも資金の流れを促進する要因となります。

　
　さて、１２月４日～８日のドル指数・金利などをみておきます。

◆ドル指数は、始値９３．４２．高値９４．０９（８日）、安値９３．０３（５日）、終値９３．９０でした。

　前週末終値９２．８９に比べ、１．０１高くなりました。

　ドル円は、始値１ドル１１２．２５円、高値１ドル１１３．５９円（８日）、安値１１１．９９円（６日）、

　終値１ドル１１３．４７円でした。

　前週末終値１ドル１１２．２５円に比べ、１．１８円のドル高円安でした。

◆米国債３年物利回りは、終値１．２８１％でした。

　前週末終値１．２７１％に比べ、０．０１０％高くなりました。

　米国債２年物利回りは、終値１．７９８％でした。

　前週末終値１．７７４％に比べ、０．０２４％高くなりました。

　米国債１０年物利回りは、始値２．４１０％、高値２．４１３％（４日）、安値２．３１２％（６日）、

　終値２．３７５％でした。

　前週末終値２．３６３％に比べ、０．０１２％高くなりました。

　米国債３０年物利回りは、終値２．７６７％でした。

　前週末終値２．７６３％に比べ、０．００４％高くなりました。

　２年物と１０年物の利回り差は、０．５７７％でした。前週末の０．５８９％に比べ、０．０１２％狭まりました。

　２年物と３０年物の利回り差は、０．９６９％でした。前週末の０．９８９％に比べ、０．０２％狭まりました。

◆TLT（米国超長期国債ETF）は、始値１２５．９１、高値１２８．２３（６日）、安値１２５．８２（４日）、

　終値１２６．６９でした。

　前週末終値１２６．５５に比べ、、０．１４高くなりました。

◆日本国債１０年物利回りは、始値０．０４０％、高値０．０７２％（６日）、安値０．０３６％（４日）、

　終値０．０４９％でした。

　前週末終値０．０３４％に比べ、０．０１５％高くなりました。

　日本国債１０年物利回りと、米国債１０年物の利回り差は、２．３２６％です。

　前週末での差２．３２９％に比べ、０．００３％狭まりました。

◆JNK終値は、３６．７６でした。前週末終値３６．７５に比べ、０．００１高くなりました。

　HYG終値は、８７．３５でした。前週末終値８７．３５に比べ、０．００３安くなりました。

　LQD終値は、１２０．９８でした。前週末終値１２０．７２に比べ、０．２７高くなりました。

　JNKの対LQD相対価格は、０．３０４です。

　JNKの対TLTの相対価格は、０．２９０です。