ぼちぼちいこか。一緒に歩こう!

LDとアスペルガーのボーダーの息子と共に歩いている母の日記

毎日が苦しい・・・

2012年03月17日 | 仕事のこと
利用者さんに退職の話をして、訪問する毎日がはじまった
電話連絡の時、その事を伝えるので、事務所の中で、話すことになる
あまり、深くは話したくないけど、人事異動がきっかけで退職する事は事実なので
「どうして?」と聞かれれば、簡単な経緯を伝えないといけない

「他でやるなら、そこにお婆ちゃんを移すよ!」なんて簡単に言って下さる人もいるけど
ここの事業所のサービスを使っている人はやはり、ここのケアマネに見てもらったほうが
無難だと思うし、私が勝手に連れていく訳にはいかない・・・
「せっかく何でも分かってくれていたのに・・・私たちの希望は通らないんだね・・・」
「こんな風に、これからも変わるの?それじゃ、どこまで話していいかわからない
ずっと見てもらうつもりでいたから、何でも話したのに・・・今度の人が
どんな人でも、もう、今までみたいには話せない・・・。」
私としては、きちんと引き継ぎをしていきますので・・・としか言えない

この先この事業所がケアマネの人事をどうしていくのかなんて私にはわからないのだから・・・
でも、あまり深く関われなかったかな~とか、ケアマネは誰でもいい人達かな~と
思っていた人から、すごく残念がられると、
あ~私の事をそんなふうに思っていてくれていたんだと驚く事もある。
「反面、人事ならしょうがないね」と言う人もいるし
「妊娠したの?」「転勤?」「引き抜き?」などなど勝手に想像してくれて
今日は「結婚!?」って人まで・・・

でも、この作業は思った以上に精神的に辛い・・・
ずっと、アルコール依存で波がありながらも、今はノンアルコールビールで日中は我慢
晩酌で、ノンアルコール+焼酎(妻が薄めておいてある)で、ひどい状況にならないでいる
その御夫婦とは6年の付き合い
いろんな事があった。
拒食状態からアルコール依存になった方なので今もあまりまともな物が食べれない
「アルコールは薬です。やめません!!」とかたくな。
でも、とても好きだった。ご夫婦の夫婦漫才みたいな会話に笑いながら
少しずつ受け入れてもらい、何年もかけ、少しづつサービスを増やし、
なんとかいい状態で生活できるようになって一年・・・
この先、一緒にいられないのが残念
その方は、最後に私の退職の話をしてから下を向き
何も話してくれなくなってしまった。
頑固なその方が目頭を押さえていたのをみて、泣けてしまった。
頑固で怖そうでとっつきが悪いけど、本当はとても温かくて優しくて、そして小心者。
好きだったな~

できるだけ笑顔で別れたいと思っているけど、涙もろいので直ぐ泣けてしまう
いかんいかん・・・心で泣いているのに笑顔で別れる
本当にしんどい・・・