ぼちぼちいこか。一緒に歩こう!

LDとアスペルガーのボーダーの息子と共に歩いている母の日記

緊張をどうする!?

2010年04月08日 | 子供のこと
入学式を控えた息子が「すごい緊張しそう。緊張しないようにするにはどうしたらいい?」と言う。「今までに、すごく緊張するようなことでも、うまくいった事は何?」と私。
中学の卒業式の時、自分の名前を呼ばれ、誰よりも気持ち良くおおきな声で返事ができていた息子だったので、やればできる!と私は思っていた。

「例えばどんな事?」と息子
「卒業式の時はどうだった?あの時の返事は誰よりもよかったよ」と私。
「あ~!」と息子の表情が変わり、あの時どんなふうにして前を向き、どこを見るようにしていたか、等々説明してくれた。
「すごいすごい!じゃぁその時みたいに見るところを決めて、卒業式の時のイメージでやってみれば!!」と私。
さあ、乗せ乗せ大作戦!
本番は明日、私の方が緊張するかも。そして間違いなく泣くな(><)
楽しみなようでドキドキの入学式。

初ネクタイ

2010年04月08日 | 子供のこと
高校の入学式を控え、入学式の予行練習(?)があり、今日から制服をきて高校へ。
昨夜あわてて、ネクタイの締め方を旦那に教わっていた。
始めてのネクタイ、何度も分からなくなり、やり直し。旦那の厳しい指導にも関わらず
頑張って覚え、合格をもらっていた(^^)
自分で結んだネクタイ。嬉しそうにもう一度自分でやってみせてくれた。
親ばかだけどなかなか決まっていてカッコいいじゃん!!
中学の学生服の時も、大きくなったなぁ~とじんわりきたけど、高校の制服はまた格別のものがあるな~。
春が本当に来るのか・・・本当に真っ暗闇だった日々にはこんな日が来るとは思えなかった。
まだまだ、「ここから」がスタートだけど今はこの『春』を思い切り喜びたい。

今日の登校は午後からだったので、一人でネクタイを締め出掛けなければならなかった。
心配はしたけれど、今朝も一人でネクタイを締め旦那の合格をもらっていたので、きっと一人でも大丈夫!と思いつつ、ちゃんと出かけられたかやっぱり気になってしまった。

帰宅すると、早めに出掛け、ネクタイも問題なかったようで一安心。すごいドキドキしたけど無事予行練習も済ませてきた。親は心配し過ぎ・・・!でも、頼もしくなったな~。

普通に成長している子の親には理解できないような心配が沢山あったし、トラブルも沢山あった。予防しようとしてもできない(何故と思われるかもしれないけどできなかった)ことが多くて、学校での子供の様子を見るのは、いつも辛い気持を抱えていた。

同じ悩みを持つお母さんが「小学校での卒業式でみんなと同じように歩き、そわそわ動かないようにしている子供を見て、もうそれだけで感動して泣けたよ~」と言うので、分かる分かる!!と私。他のお母さんたちは、「へー何でー??」と全く理解できないらしかった。
息子の特徴や今までの経過、諸々をよく知っている人でさえ、やはり分からないのだっと逆にこちらも驚いた。
小さな成長でさえ、感動が大きい。『みんなと同じようにやる事』を子供が自覚し頑張る姿を見るのは、本当に本当にうれしい。

息子が遅刻しないように時間を逆算し余裕を持って出かける事、ネクタイが締めれるようになるまで癇癪も起こさず練習し続けた事、等々当たり前の事のようでいて、これだって私にしては感動的な事。

初ネクタイを締めて得意げな息子、『春』を感じた。