2016年3月ダイヤ改正において、常磐緩行線、メトロ千代田線、小田急線において、メトロ車のみ3事業者の路線を直通運転していたものが、JR車と小田急車も同様に直通運転するようになりました。そのため、JR車が小田急線、小田急車がJR線に乗り入れるようになりました。これは三社直通列車の増発を行うにあたって車両の効率化を図るためのもので、JR車と小田急車に対して直通対応工事を行ったうえで運行開始した形です。ここでは
小田急4000形のJR乗り入れ
を取り上げてみます。
JR線に乗り入れた小田急4000形です。JR線に大手私鉄の車両が乗り入れるのは今回が初めてとなります。改正前までは綾瀬までで、JR線には入っていませんでしたが、改正後は常磐緩行線に乗り入れ、茨城県の取手まで足を延ばすようになりました。基本的に小田急線からの直通列車が乗り入れる形になっているようですが、中には常磐線から代々木上原までの列車にも充当されているようです(つまり、小田急線に乗り入れない列車です)。
これは4000形に対してJR乗り入れ対応工事を行った事によって可能になりましたが、4000形が登場した時、E233系をベースとした仕様になっている事からひょっとしたらゆくゆくはJR線に乗り入れるのではと思っていましたが、まさにその通りでした。
常磐線からの代々木上原行きの行先表示です。表示自体はE233系と似ているので、あまり違和感には感じませんでしたが・・・。
常磐線内での4000形の車内案内表示です。小田急車のフォーマットに常磐線各駅の表示が出ています。もちろん、ラインもエメラルド色ですね・・・。もちろん、千代田線の緑色も出ているのですが、エメラルドと緑は似ているせいか、区別が付きにくい感じでした・・・。
4000形の車内に掲示されている小田急線の停車駅案内です。千代田線のところにシール貼りで常磐線が追加されていました。4000形が常磐線に乗り入れるようになった証ですね・・・。
取手
での小田急4000形です。小田急車は我孫子までの乗り入れがメインですが、少数ながら取手にも足を延ばしています。取手は茨城県ですが、今回のダイヤ改正により大手私鉄の車両がついに茨城県に乗り入れるようになりました。元々茨城県には大手私鉄の路線が無いので、茨城県で大手私鉄の車両を見かけるなんて違和感ですね・・・。
4000形の運転台です。JR線乗り入れに合わせて乗り入れ対応工事を行ったのですが、JR用無線の取り付けとJR線用のATCの取り付けなどが行われています。JR線内ではJRATCの表示が出ていました。あと、JRが使用する情報モニタが天井からぶら下がる形で取り付けられていますね・・・。
今回の相互乗り入れは大手私鉄の路線にJRの車両、JR線に大手私鉄の車両が姿を見せるようになり、これまでに考えられなかった光景が見られるようになった形ですね・・・。
以上です。
小田急4000形のJR乗り入れ
を取り上げてみます。
JR線に乗り入れた小田急4000形です。JR線に大手私鉄の車両が乗り入れるのは今回が初めてとなります。改正前までは綾瀬までで、JR線には入っていませんでしたが、改正後は常磐緩行線に乗り入れ、茨城県の取手まで足を延ばすようになりました。基本的に小田急線からの直通列車が乗り入れる形になっているようですが、中には常磐線から代々木上原までの列車にも充当されているようです(つまり、小田急線に乗り入れない列車です)。
これは4000形に対してJR乗り入れ対応工事を行った事によって可能になりましたが、4000形が登場した時、E233系をベースとした仕様になっている事からひょっとしたらゆくゆくはJR線に乗り入れるのではと思っていましたが、まさにその通りでした。
常磐線からの代々木上原行きの行先表示です。表示自体はE233系と似ているので、あまり違和感には感じませんでしたが・・・。
常磐線内での4000形の車内案内表示です。小田急車のフォーマットに常磐線各駅の表示が出ています。もちろん、ラインもエメラルド色ですね・・・。もちろん、千代田線の緑色も出ているのですが、エメラルドと緑は似ているせいか、区別が付きにくい感じでした・・・。
4000形の車内に掲示されている小田急線の停車駅案内です。千代田線のところにシール貼りで常磐線が追加されていました。4000形が常磐線に乗り入れるようになった証ですね・・・。
取手
での小田急4000形です。小田急車は我孫子までの乗り入れがメインですが、少数ながら取手にも足を延ばしています。取手は茨城県ですが、今回のダイヤ改正により大手私鉄の車両がついに茨城県に乗り入れるようになりました。元々茨城県には大手私鉄の路線が無いので、茨城県で大手私鉄の車両を見かけるなんて違和感ですね・・・。
4000形の運転台です。JR線乗り入れに合わせて乗り入れ対応工事を行ったのですが、JR用無線の取り付けとJR線用のATCの取り付けなどが行われています。JR線内ではJRATCの表示が出ていました。あと、JRが使用する情報モニタが天井からぶら下がる形で取り付けられていますね・・・。
今回の相互乗り入れは大手私鉄の路線にJRの車両、JR線に大手私鉄の車両が姿を見せるようになり、これまでに考えられなかった光景が見られるようになった形ですね・・・。
以上です。
小田急車室内の路線図ですが、4000形のほか、以前乗車した3000形や8000形でも同様に常磐線の駅名が追加されていました。
コメントありがとうございます。
4000形の登場で、それをにおわせていましたが、まさか小田急、JR、メトロが相互で乗り入れるとは思いもしませんでした・・・。
コメントありがとうございます。
特急車による乗り入れの実例があった事が漏れていました・・・。確かに特急はありましたが、通勤車は初めてですね・・・。
路線図、3000形などでも反映されていたんですね。ありがとうございます。
UA−314様の書き込みに於いて、小田急電車と地下鉄千代田線との相互乗り入れ開始が、昭和45年(1970)となってましたけど、誠に遺憾ながら誤りであって、正しくは1978年(昭和53)に千代田線の代々木公園~代々木上原間の開通に伴い、小田急電車(9000形を使用)との相互乗り入れ開始が正解です。
以上をもちまして、私はこの辺で失礼します。