斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

大井川鐵道 普通客レ

2024-01-21 17:39:07 | 鉄道
 昨年の夏から12月にかけて大井川鉄道で普通列車の一部を電気機関車牽引による客車列車、いわゆる
 普通客レ
 として運行されました。急行ではなく料金の要らない普通列車としての運行のことなので、客車列車の味を味わいたくて乗りに行ってきました。


 家山側に付き、下りで牽引を担当した
 E101
 です。大井川鐵道プロパーの機関車です。製造から70年以上経ったデッキ付きの古典機関車ですね・・・。それでも現役とはすごいですね。


 金谷側に付き、上りで牽引を担当した
 E32
 です。2010年にE33とE34とともに西武からやってきたものです。西武時代そのままで使われているのことです。何かEF81形を小型にしたようなスタイルですね・・・。




 1号車は
 オハフ33 469
 です。元国鉄で「かわね路号」用として大井川鐵道に輿入れしてきたものです。戦後製の半切妻車で、近代化改装車のことです。なので、車内も比較的近代的なものになってました。
 なので、3両の中で一番人気が低かった感じですね・・・。




 2号車は
 オハフ35 559
 です。元国鉄で「かわね路号」用として大井川鐵道に輿入れしてきたものです。戦前製の丸屋根構造です。近代化改装されていないので、車内はニス塗りが残るなど原型を留めています。
 なので、3両の中で一番人気が高かったです。





 3号車は
 スハフ43 2
 です。元国鉄で「かわね路号」用として大井川鐵道に輿入れしてきたものですが、所有は日本ナショナルトラストのことです。1951年に特急用として製造されたもので、デッキが1ヶ所のみ、一方の固定クロスシートになっていることがポイントです。ただ、クロスシートは向かい合わせで固定されていました。座席はくたびれていたものの、特急用とあって快適でした。個人的にはここがお気に入りでした。


 車内から撮影したカーブの光景です。旧型客車による列車はこういう感じなんだなと感じさせました。客車れっっ者独特の雰囲気も味わえました。


 あと、普通客レは午後に数往復する形で運行されていたため、一部は夜にまたがってました。なので、夜汽車の雰囲気も味わうことが出来ました。白熱灯であればベストかなと思ったのですが、残念ながら3両とも蛍光灯に改造されており、味わうことが出来ず・・・。

 そんな普通客レですが、11月末に連結器が外れるという事故が起き、それ以降運転を休止?してしまったのは残念ですが・・・。
 以上です。

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