斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

動橋駅

2024-03-10 19:25:11 | 鉄道
 北陸新幹線の敦賀延伸まであと6日になりました。新幹線の延伸に伴い、北陸本線の敦賀~金沢間が第三セクターに移管されますが、その区間の各駅を訪れてみて、一番印象に残った
 動橋駅
 を取り上げます。
 動橋駅は石川県内にある駅で、かっては北陸鉄道の2路線の連絡駅としてにぎわっていましたが、現在は普通列車のみ停車する小駅になっています。


 ホームの構成は単式ホーム2面2線で、中線は保線用となっているようで、ホーム側には柵がされていて列車が発着できないようになっていました。。昔は中線を待避線として使っていたのでしょうね・・・。




 上りホームとして使われている駅舎側の1番ホームです。動橋駅ではホームのかさ上げを行っているため、駅舎との段差を解消するためにかさ上げした部分としていない部分を柵で仕切っていました。このような柵は他の駅で見ることが出来ました。(客車列車時代の低いホームが残っている駅が多かったですからね・・・)



 下りホームとして使われている2番ホームです。駅舎からは跨線橋を渡る必要があります。2番ホームは大きな屋根そして古レールを転用した骨組がポイントです。それだけでなく、支え方も独特なんですよね・・・。あと、跨線橋にも古レールが使われているそうです。


 駅舎からホームへの入り口にはのりばの案内が掲げられていました。



 改札口です。2009年に無人駅化され、出札口と窓口が閉鎖され、窓がふさがれていました。その代わり、小さな自動券売機とICカードリーダーが設置されていました。かっては北陸鉄道との接続駅だったのがうそかのような寂しさでした。


 窓口跡に掲げられていた動橋駅の年表です。1897年に開業したのことで、約125年の歴史があるということになりますね・・・。そして、山代温泉や片山津温泉などへ向かう北陸鉄道が接続していたことから、特急「白鳥」や急行列車などの優等列車が停車する大きな駅だったのですが、北陸鉄道の廃止や優等列車停車駅の加賀温泉駅(旧作見駅)への集約に伴い、一気に地位が低下し、普通列車のみ停車する無人駅になってしまったんですよね・・・。
 近年まで北陸鉄道代替バスが発着していたそうですが、加賀温泉バスの路線整理で廃止されてしまったそうで・・・。


 駅舎内にある待合室です。やや広めの待合室がかっての栄華を感じました。売店もあったのでしょうね・・・。



 駅舎とは別に便所の建物もありました。内側と外側の両方から入れる構造になってました。


 駅標です。


 動橋に入線する福井駅行き普通列車です。普通列車は朝夕を除き1時間ヘッドで発着しています。かって優等列車が発着していたのがうそかのような寂しさです。

 以上です。

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